301. ミシシッピー・バーニング
テレビをつけると何回もやっていて、最後まで見るつもりはなくても結局見てしまう縁のある作品。ロードショウでも観ていたのですが。アランパーカー独特の色彩も効いていて重い。陰湿で残酷な差別にたいしての勇気と根気を持った捜査は大変。最後はこれで良しと思わせる荒療治でしたね。 7点(2003-09-10 12:48:39) |
302. 現金に体を張れ
以前テレビで何気に見たのですがこれは面白い。キューブリックの作品でこれはもっと有名で良いはず。細かく巧みな次々に繰り広げられる仕掛けにまたまた尊敬の念が。二転三転とはこれ。 8点(2003-09-10 12:17:58) |
303. ギルバート・グレイプ
決してへこまず、人のせいにせず、淡々と行動する主人公の強さに感心してしまう。しかし出来過ぎには描かず、誘惑に負けたり怒りを出してしまうなんて人間らしくていい描き方でした。出演者皆いい味。心に残る作品。 9点(2003-09-10 12:04:12) |
304. アタック・ナンバーハーフ
おかまを題材とするならもう少し脚本が練れるのではないでしょうか。でもマァ~いいかぁ~あまり多く語っても~♪それそれ~。 5点(2003-09-10 02:19:07) |
305. 太陽がいっぱい
サスペンスロマンのお手本。いい脚本and音楽and映像。ラストの解決は秀逸。ダブル太陽ではなくメニーメニ―太陽だぜ。 アランドロンの汗、目つき、口調、しぐさは悪事をも味方につけて魅力的。被害者はたまったもんじゃない。 8点(2003-09-10 02:13:16) |
306. ボウリング・フォー・コロンバイン
やりすぎアメリカの暗部。射撃事件のビデオも含めエンターテイメント化されて見てしまっているアメリカ情報を、違う側面から見せてもらった感じです。右、左などイロイロな考え方はあるのですが、1万人以上の銃犠牲者数は明確で、由由しき問題だと思いました。殺人の件数や人口も比較して欲しかったのですが。物が氾濫すると不安という刺激を追求してお金を回さなければやっていけなくなるのか。たしかに人間の欲望とは不安に裏打ちされているところは多分にありますね。不安を煽って利益を得ようとしている人は日本にもたくさんいます。それにしてもライフル協会はチャールトンヘストンの返答に弱ったのでは。それともアのくらいのレベルの人しかいないのか。このままだと一方的なので逆説的な作品も見てみたい。シューティングフォーボーリングフォーコロンバインてか。もしくはこの作品を中心とした討論番組見たい。 7点(2003-09-10 01:42:50) |
307. 呪怨 (2003)
これは幽霊の出し方の優秀賞。お笑いと一緒でアイデアやタイミングは大事ですね。ストーリーは、ないちゃ~ないのに隅っこオバケの活躍が光る。後半には慣れてきたが。咽喉の奥で鳴らすような‘カ・カ・カ・・’、貞子の髪形と共にいいキャラ作りになりますね。 7点(2003-09-08 22:17:58) |
308. トゥームレイダー
危機感がわかない。それなりに悪役が強そうでなくては。軟派なプレーボーイ2人では・・・。アンジェリーナジョーリーの格好良さだけが記憶に残りました。くびれと突出。 4点(2003-09-04 12:58:19) |
309. ストーリー・オブ・ラブ
《ネタバレ》 既婚者にとってはうなずけるシーンも多いのですが、どうも全篇ケンカと愚痴の羅列みたいであまり心を揺さぶられませんでした。解決の仕方も回想シーンによるありがちな方法。まずまずの幸せという柱を、妥協と子供と思い出のかすがいがギシギシいいながらも守っていくのですね。 5点(2003-08-27 12:30:16) |
310. ゴジラ×メガギラス G消滅作戦
最近のゴジラ映画は、ウルトラマンもしくは戦隊シリーズになっていたのか~~と思ってみればまあ良いか。しかし今の日本の特撮のレベルってこれ?。予算の問題もあるのかな?ゴジラから哲学や悲壮さが消えていく。 4点(2003-08-27 00:22:54) |
311. 食神
「少林サッカー」に至る前にこの作品あり。「少林サッカー」よりは雑ですが、とにかくふざけまくり、でも丁寧さを失わないところがいい。チャウシンチーの良い所で重要視出来るのは、仲間の良い素質をそのまま生かそうとするところです。最後に出てくる少林の先生のわけ分からない面白さは、その人の持ち味がにじみ出ていた。ホント毎回誰だこりゃと笑かす人を見つけてきます。 7点(2003-08-26 19:31:59) |
312. 学校の怪談2
あら、こんな作りだったのですね。夏の暑さが出てきたので怖がろうと思って借りてきたのですが。NHKでも放送できそうな平和さでした。怖がりも笑いも出来ないというのは正解ですね。 4点(2003-08-25 22:04:28) |
313. うずまき
変な感じからくる怖さを期待したのですが・・。変なだけでした。「戦隊シリーズ」の作り方に似ているのですけど関係者いらっしゃる?。主人公のカレシ演技へたすぎ。子供がちょっと喜んでプラス1点。 5点(2003-08-25 21:59:27) |
314. ターミネーター3
ガガガ!バババ!ドドド!。スケールの大きいずっと騒いでいるどつき漫才を見ている感じでした。今回は2体のターミネーターのキャラと力量に斬新さと明確さがなくぼやけ過ぎ。よって感情移入は難しくハラハラしない。アクションとしては頑張っているから殆ど飽きずには見れます。しかし印象はガガガ!バババ!ドドド!。ジョンコナーにいたっては、最初出てきた時にC級ホラーで最初の方に殺されるルックスと思った。 6点(2003-08-25 21:44:05) |
315. AIKI/アイキ
《ネタバレ》 おさえ気味の演出、ありがち過ぎず奇をてらい過ぎないストーリーでしみじみ良かった。じたばたしつつも、何か前に進む方法を考えている主人公を加藤晴彦が好演。合気道の修行で精神面も落ちついてくる過程が、荒波から凪になる感じで清々しい。それと石橋凌が良い。あんな先輩欲しいですね。しかし最後は2人とも強くなり過ぎ。そこがやりすぎでスーパーマンもしくはチャンバラ入ってしまった感じです。 7点(2003-08-25 19:58:51) |
316. 凶気の桜
イデオロギーによって無軌道に走るのか、無軌道だからイデオロギーに走るのか。私は後者だと思いました。絶望的とも言えるサディズムに恐怖心がわいた。窪塚君が「GO」で同級生に言った「ただ暴れてえだけだろ!?」をこの映画の窪塚君に対して言ってもらいたい。ネオ任侠アクション映画(?)としての価値はあるかも。 6点(2003-08-21 13:29:26) |
317. 9デイズ
どんな路線でいきたかったのだろう。大変シリアスな問題なのに中味がスカスカ。アクションはグズグズ。クリスロックのトークはシラシラ。このような映画の場合、核爆発の危機感かアクションかコメディのせめてどれかひとつ秀でてないと難しい感じです。 5点(2003-08-21 02:29:25) |
318. 友へ チング
友情というよりも、いかに暴力社会の中で生きていくかに重きが移ってしまったと思います。前半と後半で焦点が変わってしまう。ヤクザ以外の二人の人生も描いて欲しかった感じです。映像やセリフの間など腰の据わった手法は、北野作品を少し思い出すみたいで好きです。 7点(2003-08-20 12:52:10) |
319. ズーランダー
笑えない。わざとらしい表情、動き。これはアメリカでうけているのか?このセンスはU.Sでも批判はたくさんあると思うのですが。私にとっては、日本の若手お笑い芸人の方が何倍も面白いです。 4点(2003-08-16 13:55:29) |
320. バーバー
ビリーボブソートンの表情がストーリーの魅力のなさを助けまくっている作品。逆に言うとビリーのたたずまいが決まりすぎて切なさが出なかったのかも。主人公の幼い行動、殺人調査・公判の曖昧な進み方、安易な考えで浮かびそうな事故の起こし方などカッコイイ人がやったからこそ拙さを感じるのだ。 6点(2003-08-14 04:48:45) |