301. ダウンタウンヒーローズ
《ネタバレ》 山田監督の映画には、自分的には有り得ない純粋無垢な青年達が度々登場するが、ひょっとしてその原点がここらの題材から取られているのかもしれない。そう思うととても興味深い。現在という設定では多分に違和感を与える集団だが、まったく自然に時代の良さが描かれている。多少、異質ながら原作はより傑作。 [DVD(邦画)] 7点(2007-01-26 01:08:44) |
302. 長い散歩
《ネタバレ》 とても丁寧というか、冗舌過ぎてテンポが今ひとつという感もあるが、とても上質な映画だと思う。ただ3つ気になったことが。終盤の雨の中を母親が歩くシーンは要らない。青年が自殺する必然性を感じない。監督自ら出なくても良い。 [映画館(邦画)] 7点(2007-01-22 01:26:14) |
303. THE 有頂天ホテル
《ネタバレ》 三谷作品特有の「芝居」の臭みがそれほどなく、ただ淡々と映画と共に時間を過ごしていくには快適な出来。同じくストーリーの中身が空疎というと、賞を総なめにはしたが、あざとさばかりが気になってしまったAlwaysよりは数段好み。 [DVD(邦画)] 6点(2007-01-19 01:00:32) |
304. トランスポーター2
スピード感で押し切られた。快感。 [DVD(字幕)] 8点(2007-01-19 00:54:50) |
305. オーロラの彼方へ
《ネタバレ》 この種の話は、整合性を保つため多少強引な流れになりがちだし、一旦それを意識してしまうと、観る側もとても疲れるものだと思う。この映画も例外ではなく、首を傾げながらという部分もあったが、オーロラの影響で30年前の父親と無線交信してしまう、そしてその有り得ない状況をあっさりと双方が信じてしまう、というところがそもそも荒唐無稽なのである、些細なことを気にしていても仕方がない。それ以上に父子ドラマの筋がしっかり通っていて、全体のバランスは満足いくものと感じた。 [DVD(字幕)] 8点(2007-01-11 23:44:25) |
306. ナチュラル
何が足りないんだろう。 [地上波(吹替)] 5点(2006-12-31 14:01:11) |
307. グッドナイト&グッドラック
《ネタバレ》 「赤狩りへの抵抗」このしんどさを、この感情移入させない余りに淡泊な描き方では、とても不満が残る。だが主人公は見事にはまり役。 [DVD(字幕)] 7点(2006-12-30 17:05:05) |
308. 悪魔を憐れむ歌
デンゼル・ワシントンはやはり上手い。無理に恐怖を煽らない悪魔像はこれはこれで良いのではないか。ストーンズが好きだから曲の使い方にも妙味を感じた。 [DVD(字幕)] 7点(2006-12-17 22:32:19) |
309. イン・ザ・プール
少なくともこの作品の松尾スズキはダメでしょう。 [DVD(邦画)] 4点(2006-12-10 19:37:21) |
310. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
《ネタバレ》 スパロウ船長の存在意義が今ひとつ分からない。 [DVD(字幕)] 6点(2006-11-30 23:20:05) |
311. 単騎、千里を走る。
《ネタバレ》 中国、素人、この二つの特色が自分の中では逆に消化不良。健さんが空回りしているようにしか思えなかった。 [DVD(邦画)] 5点(2006-11-26 23:25:34) |
312. ポセイドン(2006)
《ネタバレ》 この手の映画に深みを与えるのは、小賢しい、鬱陶しい人間ドラマにあると思う。そこを手抜きするとこうなる。 [DVD(字幕)] 5点(2006-11-12 23:20:08) |
313. サマータイムマシン・ブルース
《ネタバレ》 難しいことは捨て置く。タイムマシンがクーラーのリモコンを救うためというこれ以上ないショーモナイことに使われても良い。それぞれのキャラも成立している。ただ導入部の悲惨なカッタルさは捨て置けない。これからこの映画を見ていくという気にまったくさせない非力な演出。つまらないスピンオフばかり作ってないで、この作品最後の「名字って変えられないのかなァ」というセリフから1作品作れるんじゃない? [DVD(邦画)] 6点(2006-11-12 23:12:15) |
314. Vフォー・ヴェンデッタ
これは大昔、昔、今、近未来をご都合主義で繋げまくっているに過ぎない。 [DVD(字幕)] 5点(2006-11-12 21:44:50) |
315. 男はつらいよ 幸福の青い鳥
《ネタバレ》 葛飾区役所のシーンで一点上乗せ。「男はつらいよ」における寅と源公の完成された形。脱帽。 [地上波(邦画)] 6点(2006-11-08 19:23:51) |
316. 父親たちの星条旗
《ネタバレ》 とてもベタな感想を持った。ともかく反戦を語られた。自分はアメリカ一国正義、イケイケ映画をイデオロギー抜きで単純に楽しむ術を持っていると思う、だが、小手先のおためごかし映画には嫌悪を感じることが間々ある。この作品はひょっとすると恐ろしく正攻法なのか。日本側から見たという「硫黄島からの手紙」を鑑賞するまで評価を留保すべきなのかもしれないが、現在、先の戦争に対し勇ましい独善的解釈を多く見かけることに対し、本当にその場所、戦場に居た人間は多くを語らないという強烈なアンチテーゼである。相手を直接見るでもなく、おそらくボタン一つで戦争が始まり、間髪入れず終わる時代である。だから尚のことこの切り口を大切に思う。 [映画館(字幕)] 8点(2006-11-01 01:22:21) |
317. 16ブロック
《ネタバレ》 僅か16ブロック行くだけなのに・・・。売り文句の割にはそこをうまく描けていない。「人間は変われる」に重きを置きたいがためか、緊迫感に乏しく、とても物足りない仕上がり。 [映画館(字幕)] 5点(2006-10-30 20:40:11) |
318. トランスポーター
もちろん多少強引に映るが、ツカミは完璧、極力贅肉をそぎ落としたテンポ重視の手法に爽快感。 [DVD(字幕)] 8点(2006-10-24 00:43:50) |
319. 男はつらいよ 寅次郎恋愛塾
ちと辛いが「年に二回の風物詩」としてだけの存在作品。 [地上波(邦画)] 4点(2006-10-22 21:19:54) |
320. ヴェラ・ドレイク
イメルダ・スタウントン、恐るべし。 [DVD(字幕)] 7点(2006-10-20 23:48:24) |