321. オースティン・パワーズ:デラックス
幼なじみで中学時代のボーイフレンドが「面白いよ~」ってビデオを貸してくれました。鑑賞後、その彼に「ワタシがアレ観て、腹抱えて笑うと思ったの?」と訊ねるとにっこり笑って「うん!」と。私のイメージって一体…???ま、確かにちょっとは笑ったんですけど。 4点(2003-05-14 13:16:37) |
322. 交渉人(1998)
ただのアクション映画に無理やり頭脳戦を入れようとして、あまり成功できなかったように見えました。タイトルからしても、もう少し息詰まる心理戦を丁寧に描いてほしかった。そもそも主人公が自分の無実を訴えるためにとった手段は明らかに不法行為。ネゴシエーターとして「それでいいんかい」「もっと頭脳的な打開策思いつかんかい!」と思った時点で白けてしまいます。それにしてもこれだけいい役者使って、もうちょっと何とかならなかったのかな~。残念。 4点(2003-05-01 11:14:37) |
323. I am Sam アイ・アム・サム
ショーン・ペンの演技は素晴らしかったけれど、作品全体がそれに頼りすぎの感も。あのようなラストを持ってくるならば、長い裁判シーンは必要だったのか疑問。魅力的な登場人物も生かしきれず、結局映画としてイージーな展開だったのでは。何よりすっきりしなかったのが、この映画の中の「笑い」には罪悪感がつきまとう点だろう。 4点(2003-04-29 11:31:35) |
324. インデペンデンス・デイ
バカバカしい内容をかっちょいいCGで表現する、これぞエメリッヒの真骨頂。 突っ込みどころの多さは、鑑賞後の会話を弾ませてくれることでしょう♪ [映画館(字幕)] 4点(2003-04-27 17:19:26) |
325. 小説家を見つけたら
個人的には、「批評家の存在等を理由に文壇を去った天才作家」という設定が致命的でした。ショーン・コネリー演じる老人のバックボーンに何ら共感を覚えられず、従って感動もせず、退屈でした。残念なんですが。 4点(2003-04-23 11:58:28) |
326. バードケージ
小ネタはぼちぼち笑えるんだけど、余計な描写が多すぎる。設定の面白さとキャストが生きていない感じでした。唐突なハッピーエンドにもげんなり。 4点(2003-04-22 14:05:52) |
327. ローマの休日
うーん。世間の評価とこんなにもかけ離れてしまう自分に問題があるのかも。オードリーの可憐な美しさは確かにそれだけでも観る価値あるとは思うんだけど、設定、結末ともに凡庸でやや退屈な作品だった。 4点(2003-04-17 15:42:50) |
328. 天使のくれた時間
別の人生を歩むという設定は興味深いんですが、人生って、幸せって、二者択一じゃあないです。ってコトで、不満の残る脚本に減点。ラストもrealityなく、陳腐な感が否めません。。。 4点(2003-04-05 15:42:23) |
329. インシテミル 7日間のデス・ゲーム
言うまでもなく「そして誰もいなくなった」とか「十角館の殺人」を模した舞台設定であり、凶器のカードや小道具なんかもそれに倣ったものだったのだけれど、それらになんの意味も持たせてないというのが、ある意味いちばんのミステリー。 藤原達也は悪い役者ではないが、本作では演技がやや煩いように感じた。 [地上波(邦画)] 3点(2011-10-15 12:25:18) |
330. コレクター(1997)
モーガン・フリーマンは、根拠の曖昧なプロファイリングが妙に的中するかと思えば、不用意な捜査で犯人を取り逃がしたり、一体どういうキャラクター設定なのか理解に苦しむ。 犯人の動機も不明瞭で、ラストまで観てもモヤモヤ感が増すばかり。 もう少し頭使って映画を作ってもらいたい。 [DVD(字幕)] 3点(2011-09-18 19:58:04) |
331. パラレルライフ
並行理論ってのはいい着眼点だし、なかなか真相にたどり着かない展開も凝ってるっちゃあ凝ってるんだけど、後半からラストにかけてはもう漫画かっ!って言いたくなる突っ込みどころ満載。 いくらなんでもそんな薬あるかっていう(笑) [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-09-12 23:38:59) |
332. 運命のボタン
まぁ…ワンアイデアムービーにはありがちなんだろうけど、とっ散らかっちゃったお話に収拾がつかず、中盤以降完全に失速状態。 家族の障害>他人の死というエゴを描きたかったのかもしれないけれど、こんなに持って回った言いまわしせんでももっとシンプルにできなかったのか??と、正直誰もが思うんじゃないだろうか。 っていうか「あなたの知らない誰かが世界のどこかで死ぬ」という状況というのは、現実に我々の責任の元、毎日起きていることなのであって、それを否定するにはちょっと物語を矮小化しすぎ。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-09-04 09:43:34) |
333. 海角七号/君想う、国境の南
台湾人男性と日本人女性のラブストーリーと、前座バンドの物語が軸だが、そこに、敗戦によって引き裂かれた日本人男性と台湾人女性の60年前の恋文が絡んでくる。 正直言って、序盤の唐突な場面展開やあまりと言えばあんまりなBGMにげっそりさせられたし、周囲の人々の人情劇もコミカルに描いているんだろうけれど、ほとんど笑えず、スベリっぱなし。 でも、虹が見える中盤あたりから俄然よくなり、ラストのライブシーンではなかなか魅せてくれ、爽やかな余韻を残してくれた。 映画そのものは決して褒められた出来ではないが、この映画が台湾で大ヒットしたということを聞くと、中国や韓国と似たような過去を持ちながら、台湾人の親日的な態度にはびっくりさせられる。 台湾の田舎、海辺の町はとてもキレイで行ってみたくなった。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-08-19 21:36:32) |
334. 紀元前1万年
「?」と無駄死にのオンパレード。 この人の映画は「うわっ、マンモスでけぇ~!」とか、「トラさん優しいっ!」とか、そういう風に純粋に楽しむものです。 エジプト(なんだよね?)文明は1万年前にすでに発達していたし、ピラミッドだって完成間近だったのです。そうに違いないんです。 何回観たらわかるんだよ、と、もはや自分に突っ込むしかない! [地上波(吹替)] 3点(2011-08-08 17:59:19) |
335. インビジブル2
透明人間モノって、どんな映像になるんだろ?って、それだけでも楽しみですよね。 人がひとりでに飛ばされたり引きずられたり。 だから冒頭10分で目的果たしてしまっていて、残りはずっと惰性(笑) 復讐心に燃える透明人間がモンスター化して…ってとこまでは良いとして、刑事がああまでして本質に迫りたがる心情にもイマイチ納得できないし。 まぁ、地上波でタダだし、ローラ・レーガンのショートカットはすごく可愛かったし、それなりに暇つぶしにはなりました。 [地上波(吹替)] 3点(2011-08-08 01:12:41) |
336. ゴーストライダー
契約がいい加減過ぎっ!ビジュアルがおマヌケ過ぎ!敵弱すぎっ! 落ちてる火を拾って投げつけるという、今までのヒーローものにはない斬新にしてしょぼい攻撃方法(しかも効果絶大)を見て、思わず吹き出しちゃいました。 これをニコラス・ケイジが演る理由がまったくわからん。 ってか、このヒーローはカーペンターズがお好きなんですよね。思い出の曲とかってワケでもなく。 こういう唐突さにいちいちウケます(^w^) [地上波(吹替)] 3点(2011-08-06 19:06:44)(良:1票) |
337. ジーパーズ・クリーパーズ
前半ドキドキ、中盤イライラ、後半失笑。色んな意味で楽しめたかも。 3点(2005-01-09 15:47:52) |
338. 愛のコリーダ
一体大島監督はこの事件の「何」を描きたかったのか。 濃厚な性描写はいい、それなくしてこの事件は語れないだろうから。しかし、定がああまで吉蔵の肉体に執着した心理などがまったく描かれていないのはどういうわけか。 例えば、定の生育歴や初体験、その後の境遇などから、女としての定の不幸を描く必要はなかったか。この犯行の背景として、私には必須とも思えるのだが。 また、実際ふたりは、一時別れており、それが定の吉蔵への執着を深めているが、その間の身悶えするような本妻への強烈な嫉妬などはほとんど描かれていない。おざなりに台詞で言わせているだけだ。 この事件の強烈な印象は、あくまでも「殺害」ではなく「局部切断」だが、この行為に至る定の心情にも一切触れていない。 実際の犯罪の奇矯さばかりに目を向けた監督の軽薄さが透けて見えるようだ。 あるいは、監督がこの事件を通して男女の究極のエロスを描きたかったのだとしたら、あまりにお粗末と言うほかない。 映画の中で徹底して繋がっている様は、あれは性愛と言うより交尾だ。 これでは「世間から変態のように云はれるのが口惜しう御座います」と供述していた定があまりに憐れだ。 思うに定とは、ある意味ある種の男性にとっての理想だと思う。 時に童女のようで、稀代の妖婦であり、儚く強く美しい。 この事件は、もっと美しくも、もっと猥褻にも、もっと哀しくも描けたはずなのに、とまったく残念に思う。 ただ、本作の公開によりその後法廷で争われることになる、わいせつ論争などは非常に有意であり、その功績にのみ3点献上したい。 3点(2004-05-10 17:26:53)(良:2票) |
339. 吉原炎上
花魁道中を美しく描くという点においてはのみ、まあ成功かな。 この作品もだけど、宮尾登美子原作の「櫂」なんかでも、どうも原作の大切な部分を蔑ろにして、客寄せのための衝撃シーンを繋ぎあわせている印象があり、五社作品ってどうも好きになれない。 画は美しいんだけどね。 3点(2003-12-07 22:40:32) |
340. 2001年宇宙の旅
なんとも冗長で傲慢。大風呂敷広げておいて抽象的な結末。この映画をキューブリックは神の視点で描いていることは間違いのないところだと思うが、やはり、彼は人間なのだ。原作や、数多の解説を読むたび、私のこの映画に対する評価は低くなる。時代背景を考えれば、その独創性は賞賛に値するが、端的に言って眠い。つまらない。 3点(2003-06-08 12:19:05) |