361. デス・トゥ・スムーチー
ブラックな笑い満載でした。子供番組を巡ってのお話ですが、子供と観ると気まずい部分も多々あると思います(笑)。ロビン・ウィリアムスはここ数年の悪役キャラの中ではこの役が一番ハマっていた感じ。最後は(一部を除き)めでたしめでたしなところも好感。 7点(2004-07-19 22:22:28) |
362. ラスト サムライ
《ネタバレ》 上映時間は長いのだけど、内容はそれほど濃くなかったかな、という印象。ハリウッド映画にしては日本の描き方は良い方だと思うんだけど、あの時代の集落(?)ってあんなにのんびりしてのかな~とか、日本人の皆さんが英語ペラペラなのは不思議だな~とか、最後に敵全員が土下座するのは??だとか余計なことを考え過ぎてしまいました。渡辺謙はカッコ良かった。 6点(2004-07-19 22:06:54) |
363. クリクリのいた夏
主人公はクリクリではないですね(笑)。ガリーとリトンを軸とした、沼地に住む人々の日常を描いたほのぼの作品。物語的にはボクサーの一件以外は淡々と話が進むので、好みが分かれるかもしれませんが、個人的には好きな作品。ただ、導入がちょっと弱いかな。最初からおばあさんになったクリクリを出して、彼女が語る昔話・・・みたいな感じで引き込んでいったほうが良かったような気がしました。 7点(2004-07-19 22:00:59) |
364. オーロラの彼方へ
《ネタバレ》 邦題やビデオのパッケージの解説を見る限りでは「感動のヒューマンドラマ」みたいな感じなのですが、鑑賞してみてサスペンスだったのでちょっと驚き。最後はここまでハッピーエンドでいいのか?と思いましたが(笑)、現代版の親父さんが出てきたのが嬉しかったので良しとしましょう。 7点(2004-07-19 21:57:17) |
365. ウォーターボーイズ
勢いのある映画。設定の荒さや役者陣の演技の拙さを力技で持っていった力量はかなりのものでしょう。最後のシンクロシーンは感動・・・とはいかないまでも、青春してるな~って感じで良いです。自分の高校時代はとっくの昔に過ぎ去ってしまいましたが、その頃を懐かしく思い出させてもらいました。 7点(2004-07-19 21:52:43) |
366. ラブ・アクチュアリー
この手のアンサンブルドラマは、数多い登場人物を把握してからが勝負だと思うので、1度ではなく、2、3度観直してみるとさらに面白いのかも。それぞれのキャラクターの恋愛模様を追いかけていくのは楽しかった(特に少年の片思い話)。どれもサブストーリーのような感じで、核を担う話がこれと言ってないのはちょっと残念。 7点(2004-07-19 21:49:48) |
367. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
バラバラになった旅の仲間三組それぞれの動きを上手い具合に編集してあって、その辺は飽きさせない。ただ、後半の戦闘シーンは壮大すぎるかな。ちょっと観ていて長いし観づらい(夜戦だから仕方ないけど)と感じた。主役はほとんどアラゴルンだったような気がする(苦笑)。 7点(2004-07-19 21:46:15) |
368. ウォルター少年と、夏の休日
邦題からは「感動の名作!」みたいなイメージが浮かぶのだけれど、意外とコメディックな要素が満載で驚いた。二人の大叔父の昔話の再現シーンはいかにも「嘘です」みたいな演出の仕方が一部されていて、最後の最後まで真偽のほどが分からないあたりはもどかしい(このまま真実が明かされずに終わるのかとも思った)。後味は悪くないので、笑ってほのぼのしたい人にお勧め。 7点(2004-07-17 23:27:28) |
369. ミスティック・リバー
《ネタバレ》 娘を殺されたジミーの悲しみと憎悪。過去のトラウマから逃れられずに大人になってしまったデイブの苦悩。ショーン・ペンとティム・ロビンスのそれぞれの演技(ケビン・ベーコンもね)が抜群に冴えていたし、音楽も良い。これだけなら9点ぐらい差し上げてもいい。ただ、肝心のストーリーのほうはあまりに救いがない上に、ラスト近くでジミーの後妻が「あなたは王様だから何をやっても許される」みたいなことを言い出したのには絶句。米国への皮肉なのかもしれないけれど、下手するとジミーの行為を正当化→美化しているように取られてしまいそうな演出がどうしても納得できずこの点数。最後のショーンのあの仕草は「絶対証拠揃えて捕まえてやるぜ」という意味があったものだと信じたい。 7点(2004-07-10 01:35:03) |
370. パピヨンの贈りもの
蝶を探しに出かける老人ジュリアンと、それに一緒について行く少女エルザの二人旅。ただそれだけのストーリー(周りの誘拐騒動もあるにはありますが)ですが、一緒に旅する二人の心の距離が、些細な会話や出来事で近づいたり離れたりする、そんな感情の機微をじっくりと時間をかけて描いていた点が好感。流れる音楽も聴きごこちが良く、山の風景とも合っていました。暖かい気分になりたい方にオススメです。 [映画館(字幕)] 7点(2004-06-27 22:25:47)(良:1票) |
371. ストーカー(2002)
ロビン・ウィリアムスの見た目いい人的イメージを逆手に取った演技が圧巻。監督がPV出身の人らしく、日常の光景の中に前衛的な映像を取り入れられたりしていて新鮮でした。エヴァンゲリオンのフィギュアが出てくるあたりがさすがスーパーといった感じ(?)です。それにしても、原題をどういじったら「ストーカー」になるのでしょうか。確かにサイのやっている行為はストーキングそのものですが、幸せな(本人はそう思い込んでいる)家族をストーキングすることに至る過去の経緯や、これまでの人生でずっと孤独であった彼の心情の描写こそがこの作品の本質だと思うので、どうもこのタイトルは・・・。 6点(2004-06-27 21:49:26) |
372. バードケージ
ネイサン・レインのオカマっぷりに脱帽。彼(彼女?)のおかげで、ロビンの熱演も霞んでしまうほどだった。ただ、終始ドタバタしすぎでストーリーそのものはあまり面白くなかった(ネイサンの演技で視聴者を引っ張っていた?)感も。ところで、どうもロビンの一人息子にはあんまり感情移入できないような。育ての親に対してする仕打ちがなんかあんまりな感じを受けるんだよなぁ。 5点(2004-06-27 21:33:58) |
373. ハイ・フィデリティ
こういう登場人物がスクリーンの外の観客に話しかける演出のある映画(ギャグ系を除く)を観るのは初めてだったので新鮮だった。恋愛映画として観た点数がこれ。作中で出てくる音楽ネタを詳しく知っていればもっと楽しめたのかもしれない。ティム・ロビンスが出てきた時は彼の出演を前もって知らなかったのでビックリ。でも変な髪形だったなぁ(笑)。 6点(2004-06-27 21:28:43) |
374. クイール
クイールの名演もさることながら、訓練所の所長を演じる椎名桔平の緩急をつけた演技が良かった。彼の視点で物語をまとめていっても面白かったのではとも思う。観客を泣かせやすいとされる動物モノの種類に入る映画かもしれないが、大げさな「泣かせ」の演出などはほとんどなく、むしろ次々と起こる出来事をできるだけ淡々と演出していったところが、逆に涙腺を刺激させられてしまった。日本映画も悪くない。 8点(2004-06-27 21:19:18) |
375. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
監督が交代したのがプラスの方向に働いたと思う。前作までのエピソード詰め込みすぎで窮屈な印象が今回は感じられなかったし、クライマックスに向かう途中のドキドキ感も以前の二作よりもアップしていた。原作のエピソードをバサバサ切り捨てているらしく、原作のファンの方々からは「いろいろ端折られていた」という不満の声が、観終わった後の映画館でチラホラと聞こえてきていたが、二時間半の作品としてまとめるならばこれぐらいの情報量やストーリーが一番ピッタリくると感じた。エンドロールの足跡も結構面白かったし、何よりも観ている途中で飽きなかったというのがポイント高い。それにしても子役達はみんな大きくなりましたな。ハーマイオニーも大人っぽくなっていて驚いたけど、マルフォイの急激な成長にビックリ。 8点(2004-06-21 22:53:35)(良:1票) |
376. ジュマンジ
時間の推移関係(ゴールしたら時間が巻き戻る?)には少々疑問が残るものの、最後はハッピーエンドで終われたので良かった。派手な動物CGも見所ですが、地味~に細々と描かれる親子関係にも注目。 6点(2004-06-19 23:19:08) |
377. 魔女の宅急便(1989)
冒頭のラジオからユーミンが流れるシーンで入るタイトルバックに鳥肌が立った。この場面が一番感動しました(おい)。周りの人もほとんどがいい人だし、キキは良い環境にめぐり合えたよなぁ。余談ですが、英語版のジジの声がおっさんでかなりショック。 7点(2004-06-19 23:14:05) |
378. 少林サッカー
アホらしいけどつまらなくはない。キャプテン翼並みの超人サッカー技の数々は観ていて面白い。コメディにしては残酷描写が多めでやや引いてしまったのでこの点数。 5点(2004-06-19 23:05:16) |
379. 戦火の勇気
役作りのために顔がやつれまくっているマット・デイモンに役者根性を感じた。ストーリーは可もなく不可もなくでしょうか・・・。 5点(2004-06-19 23:03:01) |
380. 僕たちのアナ・バナナ
日本人である身としては、宗教観というのがピンとこなかった。それをテーマに映画を作っている以上、三角関係のもつれやそれからの和解についても理解しづらかったように感じる。ダーマでおなじみのジェナ・エルフマンがバリバリのキャリアウーマン役を演じていたのに違和感をおぼえた(笑)。 5点(2004-06-19 23:00:57) |