361. 夏の嵐(1954)
ヴィスコンティの映画って、面白いですかねぇ・・・ なんか似た様な作品が多いですし。 [ビデオ(字幕)] 4点(2007-10-12 16:58:17) |
362. 悪魔のような女(1955)
確かに最後のトリックはびっくりしました。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-12 16:38:13) |
363. ローマの休日
オードリー・ヘプバーンものとしては、『麗しのサブリナ』の方が好き。 [DVD(字幕)] 5点(2007-10-12 00:37:34) |
364. 羅生門(1950)
黒澤作品の中では一番好きですね。 DVDで鑑賞したとは言え、1950年の作品とは思えない程、映像が美しい。 雨の中の静寂。 画自体が既に詩を語ってます。 [DVD(邦画)] 7点(2007-10-12 00:17:58) |
365. ライムライト
モノクロのチャップリンしか知らなかったので、本作のチャップリンにギャップを感じた。 [DVD(字幕)] 6点(2007-10-12 00:16:13) |
366. 荒木又右衛門 決闘鍵屋の辻
前半のストーリーがやや分かりづらく、やや辟易した。 しかし、終盤の鍵屋の辻における決闘シーンは、異様なまでの緊迫感が出ていて圧巻。 チャンバラ的なノリを徹底的に排し、無様とも言えるほどのリアリティな決闘が演出されていて見事。 加東大介も人間らしい弱みを見せる役どころで、全くもってかっこよくないのだが、これが素晴らしいリアリティを生んでいた。 終盤の緊迫感だけでここまで見せる映画は初めて観た気がする。 『切腹』に匹敵する、異色時代劇の傑作であろうことは間違いない。 [ビデオ(邦画)] 8点(2007-10-11 00:06:45) |
367. いとこ同志
クロード・シャブロルの泣くコも黙る代表作! 、、、という割には満足感は並であった。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-10-04 10:57:47) |
368. 抵抗(レジスタンス) 死刑囚の手記より
ジャック・ベッケルの傑作脱獄モノ『穴』と似たテイストの作品。 しかしながら映像的にはブレッソン・スパイスがガンガンに効いている。 全体的に硬派な作りになっており、最後の終わり方も渋くて良い。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-10-02 14:40:59) |
369. 麗しのサブリナ
《ネタバレ》 とてもいい話なんだけどな~・・・ 特に後半になるにつれよくなる。 しかしどうもビリー・ワイルダー的演出が鼻につく。 作り手を観る者に意識させてしまう演出。 これが良いのか悪いのかは別にして、個人的には苦手な作風だ。 ただ、終り方はなかなか良い。 あのひっかけた傘が何を意味していたのか瞬時には分からなかった。 でもしばらくして意味が分かり、「う~ん、鼻につくけど巧いなぁ・・・」と言わざるを得なかった。 二人の間をいったりきたりしてしまう恋愛真っ最中の不安定な心情は、個人的には経験があり、とても共感できた。 これら、ラストの傘のシーンと共感できた部分を考慮して7点を献上したい。 [DVD(字幕)] 7点(2007-09-28 17:04:34) |
370. 武蔵野夫人
テンポが少々悪い気はしたが、話自体はなかなか面白い。 武蔵野が舞台とあって、野川のほとりや村山貯水池や恋ヶ窪などが登場して、非常に興味深く観ることができた。 [ビデオ(邦画)] 5点(2007-09-21 16:55:42) |
371. 野菊の如き君なりき(1955)
ベタではありますが、さすがに名作と謳われるだけあって、最後は泣かせます。 [ビデオ(邦画)] 6点(2007-09-21 08:18:33) |
372. 水の話
かつて朋友だったゴダールとトリュフォーが結束して撮った作品。 [ビデオ(字幕)] 4点(2007-09-20 23:56:42) |
373. 肉体の冠
ベッケル作品の中では比較的、一般な評価が高い作品である。 しかし、個人的にはイマイチ乗り切れなかった。 シモーヌ・シニョレが自分の好みに合わなかったせいであろうか?? うーん、よく分からない。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-20 23:24:19) |
374. 現金に体を張れ
キューブリックの前作『非情の罠』と似たテイストの作品だが、それを上回る出来の本作。 85分というたださえ短めな上映時間なのに、更にそれを短く感じさせるスリリングな展開。 序盤こそゆっくりと始まるものの、数分後にはすっかり劇中の世界に力強く吸引されてしまった。 心地よく引っ張られた85分。 濃密というより、スピード感あふれる作品であった。 印象的なシーンを一つ挙げると、仲間の一人である太ったおじさんが、酒場で暴れるシーン。 わざとらしく上着が破れ、上半身がはだける演出はご愛嬌。 その後の展開には、目をスクリーンに釘付けにされた。 『非情の罠』での“マネキン倉庫格闘シーン”もかなり迫力だったが、この太ったおじさんが暴れるシーンは、その迫力を更に上回っていた。 重みのある体をうまく活かし、止めに入る警官達を次々に跳ね除けていく痛快なアクション。 決して格好のいいアクションシーンではなかったが、体格をうまく活かした躍動感溢れる格闘シーンに、他にはないリアリティを感じた。 ラストシーンも、思わず唸りたくなる様な巧い終り方。 鞄が落ちるシーンは少し強引さを感じたが、作品の締め方としては完璧であろう。 観ているこっちも、「あ~~~~あぁ・・・・」と茫然自失し、感情移入できる素晴らしいエンディングであった。 [ビデオ(字幕)] 8点(2007-09-14 10:29:02) |
375. 雨月物語
もやの立ち込める船上でのシーン。 あれには思わず息をのみました・・・ 美しい作品でした。 [ビデオ(邦画)] 6点(2007-09-13 10:55:48) |
376. 西鶴一代女
年代記として多数のエピソードが繰り返されるわけですが、そのせいかどうも作品全体にまとまりを欠いたような印象です。 [映画館(邦画)] 5点(2007-09-13 10:54:46) |
377. 近松物語
香川京子の魅力が満載。 特に香川京子の“かかと”に惚れた!(危) [ビデオ(邦画)] 7点(2007-09-13 10:53:11)(良:2票) |
378. めまい(1958)
ミステリー的な部分に着目すれば出来は完璧。 ただ特別に楽しいとは思えなかった。 めまいの演出がすごいすごい!と前評判を聞きすぎていたせいであろうか・・・ [DVD(字幕)] 6点(2007-09-11 05:34:04) |
379. 街の恋
未見のアントニオーニ作品なんかもう観れないと思っていた。 それが叶ったのだから、ワクワクを超えてドキドキもんである。 アントニオーニの短編は二番目だった。 しかし、私にとっては不満足な作品だった。 得てして「期待過剰」だとこんなもんだ。 仕方ない。 意気消沈しながらも、残りの4作品を観ていった。 そこで、衝撃の作品に出会った。 4番目の短編だった。 作品名は『結婚相談所』。 それは、かのフェデリコ・フェリーニの作品だった。 彼の名前がクレジットされていたのは知っていたが、何しろアントニオーニの名前にばかり気を取られていて、ノーマークだったのだ。 フェリーニの作品群の中で、一番好きな作品と言えば『崖(1955)』であり、それ以外で好きなフェリーニ作品を挙げれば、『寄席の脚光(1950)』や『青春群像(1953)』や『甘い生活(1959)』である。 これらは全て“1950年代”の作品だ。 自分が大好きなフェリーニ作品は、絶対的に1950年代の作品なのである。 そこでこの『街の恋』が作られた年をチェックしてみたら・・・ 見事なまでに1950年代の作品であった。 どうりでストライクなはずだ。 1950年代のフェリーニ作品における“必殺技”である、「純粋な少女(女性)」がまたしても登場。 完全にノックアウトされてしまった。 「感動に打ちひしがれた」 まさにそんな感じ。 3時間を越える大作にも負けない素晴らしき一編であった。 晩年に“悪ノリ”しまくるフェリーニであるが、初期の初期にこういう短編を作っているのだから驚きだ。 フェリーニ作品は、短編を含めて全て観たが、最後の最後でこの名作に出会えたことを嬉しく思う。 [ビデオ(字幕)] 8点(2007-09-10 10:00:08) |
380. 浪人街(1957)
最後の最後で、タダごとならぬ迫真の演技に緊迫するも、どうも肌に合わず。 [ビデオ(邦画)] 4点(2007-09-09 00:11:26) |