3801. 処刑ライダー
原題は『生霊』ですか。邦題の方が味があるゾ。アクションはなかなか気合い入ってます。カッチョいい。が、せっかくなのでもっとオドロオドロしい雰囲気を出してくれれば、真に忘れがたい迷作になったのではないかという気もします。 7点(2003-07-06 15:24:58) |
3802. 侠女
巨匠キン・フー入魂の、二部構成三時間に及ぶ大作。後にカンヌでも上映されて、観客の度胆を抜いたそうな(アクションに関してはそれ程のもんかどうか)。坊さんの背後に後光が!って、逆光で撮ってるだけやんけ。でも何だか後光に見えてくるからフシギ。活劇でありながら、地から天へ、混沌から浄化へ、というテーマを背景に持つことで、独特の世界を築いています。 8点(2003-07-06 15:09:45) |
3803. アイランド(1980)
ピーター・ベンチリー原作の冒険映画、ってのが売りですが、ベンチリー自身も『ジョーズ』しか売りがないのが悲しいところ。マイケル・ケイン演じる主人公、踏んだり蹴ったりでとても可哀相ですが、クライマックスはちょっとした(ほんとにちょっと)カタルシスを味わえます。 6点(2003-07-06 14:40:55) |
3804. ネバーセイ・ネバーアゲイン
晩年の馬場プロレスみたいなもんで、コネリー=ボンドが観られる事自体がまず幸せではあるのですが中身もなかなかのもんです。米映画ですが、アクション、ユーモア、キャスティング、すべて本家に負けてません。バーバラ・カレラが殺し屋。怖い。ところで、この映画のタイトルは、S.コネリーの奥さんの言葉だとか(「もうやらへん、なんて言わんといて!」)。 7点(2003-07-06 13:08:07) |
3805. 悪魔の毒々モンスター
アチラの世界の人、トロマ総帥ロイド・カウフマンが贈る、確信犯による確信犯のためのサイテー映画。これぞ真のサイテー映画なので本物志向の方々にうってつけだ。そんなバカな。米映画界は厳しい世界だと思ってましたが、こんなラクチンな抜け道もあるわけですね。って言っても、最低限の志を有する人にはツトマリマセン。う~ん、ちょっとでも誉めると誉め殺しになりかねないので、うかつなコメントはできんなあ。というわけで類い稀なローセンス、トロマの毒々魂は21世紀も雑草のごとく健在です。 2点(2003-07-06 12:43:08) |
3806. アトランティス(1991)
よくこんな映像撮ってきたもんだと感心しますが、観ているとさすがにちょっと長く感じました。コレは何科の何という生き物でこんな習性があるんだよ、という説明があれば楽しく観られたかも知れませんが、それじゃNHKの番組と変わらんか。グラン・ブルー完全版の異常な長さを見ても、ベッソンの海への思い入れは、私などより数百枚ウワテなんでしょうなあ。 6点(2003-07-06 01:07:00) |
3807. プロジェクトA2/史上最大の標的
「この映画はナ、最初は『プロジェクトB』っちゅう題やってん」と昔友人が主張していましたが、真偽の程は、知りません。本作、充分面白いのですが、前作が前作だけに、インパクト不足は否めません。個人的には、ウラカン・ラナとおぼしき技を披露してくれた点を重視したいところですけどね。 7点(2003-07-06 00:42:40)(良:1票) |
3808. プロジェクトA
アクションもあっと驚く凄さですが、サイレント映画へのオマージュなど盛り込んでみて、オールドファンをもニヤリとさせる仕掛けになってます。その他色々、なかなかヒネリの効いた作品です。ジャッキーとサモ・ハンは大体いつも通りのキャラですが、ユン・ピョウは色んな役をこなしますね。 8点(2003-07-06 00:31:34)(良:1票) |
3809. 殺したい女
この設定にこの配役。キャスティングの段階でもう勝ったも同然でしょう。きっと楽しんで撮影したんだろうな、って感じがにじみ出てます。 7点(2003-07-06 00:23:41) |
3810. ミラクル・ワールド/ブッシュマン
今日の朝刊に、ニカウさん逝去のニュースが。というわけで、今日は本作へのレビューが殺到してるかも知れませんが、ワタシも追悼文を是非。当時圧倒的話題を集めた本作、笑いあり、アクション有りの楽しい映画で、特に例のジープのシーンは映る度に劇場内爆笑の渦でした。ワタシも勿論笑い転げたよ。しかしやっぱりニカウさんの存在なしではこの映画は有り得ません。他の映画に無い独特の微笑ましさがあります。まあ、現在でも通用する笑いかと言われれば、すこぶるあやしいけど・・・。 7点(2003-07-05 21:30:01) |
3811. ロスト・チルドレン
『デリカテッセン』はさすがに散漫な印象を受けましたが、本作はほどほどにストーリーがまとまってて、親しみやすくなってると思います。その一方で、悪趣味なテイストはちゃんと保たれてます。なんと言っても、特撮がほんとによく出来てますねえ。苦笑しながら観てるうちについ引込まれてしまう映画です。 8点(2003-07-05 21:06:28) |
3812. 乱
私の周りにもこの映画に批判的な意見の人が多くて、まあ図星だな、と私も思うだけにつらいものはあります。中学の頃親に連れられて観に行った本作が最初の黒澤体験でして、鮮烈な印象を受けた(特にラストシーン!)のが忘れられません。当時の私は何をトチ狂ったか、たまたまシェイクスピアばかり読んでたんですが、『リア王』のスケールのデカさは、この映画にも感じることができました(ちなみにワタシの能力では、『リア王』はスケールがデカ過ぎて一読では理解できなかった。トホホ。今ではとても好きだけど)。まあ、実際には、『リア王』ではなく「三本の矢の教え」が映画の発想の原点だそうですが。とにかく雑なところも目立つ映画ですが、やっぱり圧倒的な存在感のある貴重な映画には違いないと思います。あと、武満徹という作曲家を知ったのも、この映画がきっかけで、何となくイイなあ、と思ってたんですが、あまり打楽器を好まなかった武満さんにとっては異色の試みでもあったんですね。 9点(2003-07-05 20:54:45)(良:1票) |
3813. レモ/第1の挑戦
『ブレイド』『マトリックス』よりも先に弾丸をよけた男、レモ。ってこちらはフライングしてるけど。なんかやる気のない主人公のキャラがユニークで好感持てます。自由の女神のシーン、『逃走迷路』への単なるオマージュとはもはや言い切れない、とんでもないスタントを見せてくれてオドロキ。 7点(2003-07-05 12:08:11) |
3814. ザ・カー
悪魔の運転する車が人々を襲う(しかも何故か防弾処理が施されてて装甲車並み)という必然性の欠片も無い勇敢な映画。さしずめ水野晴郎大先生なら「車社会への警鐘」とか超絶深読みなさるところかも知れませんが、我々凡人には理解の外。悪魔が運転してる所がミソで、意外にもヘナチョコな弱点が! でも、さあヤツをやっつけるゼ、と立ち上がる辺りからのクライマックスは、なかなかのもんですよ、これは。 6点(2003-07-05 11:12:29) |
3815. カスパー・ハウザーの謎
実在した人物カスパー・ハウザーを描いた映画。文明批判からさらには人間存在の不安をつくようなシブいテーマで、あまり救いの無い話ですが、途中「一休とんちばなし」風のユーモラスな趣向もあって、バランスが保たれています。映像で惹き付けて中身で楽しませて最後は考えさせる、よく出来た映画ではないでしょうか。 8点(2003-07-05 10:51:13) |
3816. カンニバル!THE MUSICAL
トレイ・パーカー在学時代の殺人スプラッターミュージカル。もう信じられないくらいクダラナイので大笑いしてしまったではないか。バカヨシキ所長の訳詞も素晴らしい。映画とプロレスは5秒以内の反則は反則ではないということがよくわかります。なんのこっちゃ。 8点(2003-07-05 10:16:42) |
3817. チェンジング・レーン
ある事件の起きた「一日」を描く中に、人生の重みを折り込んでいくあたり、ソール・ベローの『この日をつかめ』にもつながるものを感じさせます。これにサスペンスというスパイスが加わるることで、娯楽として充分楽しめる作品になってます。特に、微妙な心理の揺れ動きによってサスペンスを盛り上げており、単なる勧善懲悪モノにはない魅力があります。 8点(2003-07-05 01:14:33)(良:1票) |
3818. リバイアサン(1989)
昔窓口で前売り買ったらポスターくれたので、袖の下受け取った以上は何とかこの映画を誉めたいところですが、いやはや。エイリアンに物体Xを足して深海に沈めた「だけ」の映画。スタン・ウィンストンによるクリーチャーもイマイチ魅力不足。もう、わざわざ秒読みしないでいいよ!ところでコスマトス~クレンナ~ゴールドスミスってのは、ランボー2つながりですな。 6点(2003-06-29 16:36:26) |
3819. デモンズ
こりゃ驚くべき作品。出色のホラーです。閉息状況の中で、デモンズに侵食されていく焦燥感を徹底的に味わわせてくれますが、実はこの閉息感というのは、「都市生活の閉息感」そのものを、そのまんま投影しているんですね。実際、主人公達が劇場の屋上に脱出して周囲を見回した瞬間ですら、意外なほど解放感がなく、最初から逃げ場など無かったんだということに気づかされます。まあ屁理屈はさておき、ノストラダムスの墓を暴くなんていう発端や、数々の道具立てなど、意表をつく設定がスリル満点で、痛快でもあります。 9点(2003-06-29 14:01:51) |
3820. アリゲーター(1980)
下水道で巨大化したワニが、発砲スチロール、じゃなかったアスファルトの地面を突き破って地上へ。人々を襲いかかります。『ジョーズ』と違って陸まで追いかけてくるのがミソですが、犠牲者の中には、自分の不注意で事故を起こしただけじゃないの、ってなケースもあって、やや無理が。まあ、ワニ映画業界の一つのスタンダードです。 7点(2003-06-29 11:12:56)(良:1票) |