3921. クアトロ・ディアス
ブラジルで実際に発生した大使誘拐事件を基にしているのだが、誘拐の場面にしろその後の仲間同士のやりとりや人質とのやりとりにしろ、変に粉飾せずにごく単純に描かれているため、かえって現実の生々しさを伴って訴えてくる。クライマックスの場面も、アイディアは単純だが、そのスリリングさはなかなか。ラストの結論がもたらす妙な余韻も印象的。 [地上波(字幕)] 6点(2005-12-24 02:32:28) |
3922. ブラス!
優雅で力強いブラスの音色に反して、内容的にはかなり陰鬱で気が滅入る話なのだが、音楽演奏の場面は極力ポイントのみに絞り、あとはひたすらメンバーの生活面を追い続けた描写に、制作者の強い表現意思を感じる。窮地に追い込まれても、みんなどことなく飄々として冷静でいるのが印象的。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-19 00:59:53) |
3923. ファム・ファタール(2002)
《ネタバレ》 単なる○オチではない、タイムトラベル的な要素も絡めた多重構造が面白い。また、それに輪をかけて楽しいのが、無意味なエロシーンや登場人物のいい加減な行動がもたらすインチキくささ。したがって、オチがあまりにも強引であるにもかかわらず、つい何となく納得させられてしまいます。伏線なのか何なのかよく分からない仕掛けをたくさん用意して、意味もなく深読みを誘っているのも楽しい。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-12 00:19:26) |
3924. ローカル・ヒーロー/夢に生きた男
いい話っぽいのに、登場人物の人格の造形が浅すぎて、何を言わんとする作品なのかが最後の方まで理解できない。工場開発と同時に天体観測に興味を示す上役というのも、無理矢理な設定という感じ。点数はスコットランドの田舎の風景に対して。 [DVD(字幕)] 4点(2005-12-11 00:59:36) |
3925. コップス&ロバーソン
肝心のキーマンのパパが駄目すぎで、笑えるはずの場面でも少しも笑えなかった。ドタバタの場面も、単に騒いでいるだけで、えらくもたついている感じ。ダイアン・ウィーストのシャワーシーンにどきっとしたので+1点。 [地上波(字幕)] 3点(2005-12-08 03:12:59) |
3926. サウンド・オブ・サイレンス(2001)
「精神科医が患者からキーとなる秘密を聞き出す」なんて、誰もがいろんなことを期待する設定だと思うが、結局はそのへんのサスペンス・アクションと何も変わるところがない。そもそも、本題に入るまでが長すぎです。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2005-12-04 23:31:12) |
3927. Mr.&Mrs. スミス
まったくどうということのない話なのに、最後まで退屈せずに見せきってしまったブラピとジョリーのタレント性には、改めて感心してしまった。しかし、この2人だからこそ、もっと馬鹿馬鹿しくコメディチックに決めるべきだったと思う。カーアクションやガンアクションのシーンなど、変に真面目に力を入れているせいで、せっかくの「巨大な夫婦喧嘩」という設定の意味が薄れている。 [映画館(字幕)] 5点(2005-12-04 23:23:25) |
3928. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱
敵味方の設定がきちんとしていて、前作よりはまだまし。しかし、あちこちで本筋と無関係に割り込んでくる無意味ギャグは何とかならなかったのかな・・・。食堂車のシーンなど、何の意味もなかったと思うが。孫文を自然な形で絡めているのは格好良い。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2005-12-04 03:11:34) |
3929. マイアミ・ガイズ -俺たちはギャングだ-
あのしつこいナレーションは何とかならなかったのか?それと、笑わせようとする部分で、ここぞとばかり大声を張り上げたり、「ここで笑うんですよ」と分かりやすく示してしまったりする慎みのないまねは止めてほしい(アメリカ人の癖なのだろうか?)。かえって笑えません。 [DVD(字幕)] 3点(2005-12-03 21:32:02) |
3930. ハリー・ポッターと秘密の部屋
1つ1つのシークエンスが不必要に長すぎ。よって、どんなに視覚効果や美術関係で贅をこらしても、ダラダラした印象しか残らない。中身のなさは否めない話なのだから、もっと凝縮した表現を心がけるべきでは? [ブルーレイ(字幕)] 4点(2005-12-03 21:28:48) |
3931. エクセス・バゲッジ/シュガーな気持ち
いろいろな意味でイライラする内容であり、見た後の印象点は非常に悪い。相手のお嬢がどうみても不細工なのも悪印象。 [DVD(字幕)] 2点(2005-12-01 04:27:44) |
3932. アット・ファースト・サイト/あなたが見えなくても
手術後に初めて視覚を使用する際の描写とか、その後の症状の推移など、医学的な部分については力を入れている様子が窺えるのだが、それに寄りかかりすぎて、肝心の2人の心理的なやりとりに関しては、ごく平凡な内容に終始している。ただし、ミラ・ソルヴィーノの誠実で堅実な演技は印象的だった。 [地上波(字幕)] 5点(2005-11-27 20:35:18) |
3933. マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
《ネタバレ》 ライカ犬云々の部分は作為的で逆に鼻につくが、そんなことよりも、少年を取り巻く人たちの魅力溢れるキャラクターぶりが素晴らしい。屋根の修理ばかりしているおじさんとか、覗きがばれても叱らないお姉さんとか、アダルト広告を枕元で朗読させるおじいさんなど、ほとんど天才的な創造力です。大人はこうでなくてはいけませんよ。少女サガの、子供から少女への成長の描写も絶妙です。淡々とした進行の中にも、息をひそめてじっと主人公たちを見守っているような、制作者の熱い観察眼を感じます。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-27 01:54:49) |
3934. エア★アメリカ
中身もしょぼすぎて話にならないが、主役のはずなのにメル・ギブソンの見せ場が異様に少なくないか? [DVD(字幕)] 2点(2005-11-26 15:57:03) |
3935. インフィニティ/無限の愛
紹介文ではラブストーリーとなっていることが多いが、実際の中身は、恋人との関係を描いた部分の比重はそれほど多くはなく、むしろ日常生活の部分の描写が多い。純然たる伝記物にしたかったのか、恋愛関係に焦点を当てたかったのか、中途半端な感じ。細切れのエピソードを積み重ねている部分が多いのもマイナスイメージ。 [地上波(字幕)] 5点(2005-11-26 15:50:58) |
3936. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明
とにかく筋立てが適当すぎて、その割に中途半端なキャラがごちゃごちゃ出てきていて、誰が何をしたいのかがほとんど分からない。この内容にしては尺も長すぎ。 [ブルーレイ(字幕)] 3点(2005-11-24 01:29:14) |
3937. パリのランデブー
全3話のオムニバス構成なのだが、どれについても、起伏の乏しい会話が適当に続いて、適当なところではいおしまい、という感じ。シチュエーションが全部会話で説明されており、それ以外の特段の装飾もないため、この内容であれば、舞台でも表現できるわけだし、映画という形にする意味は何もない。 [地上波(字幕)] 3点(2005-11-23 02:13:32) |
3938. スパイダー
目新しいところが何もなく、サスペンスのレベルとしてはテレビの2時間ドラマ並。ペネロープ・アン・ミラーが見られて嬉しかったことに対して3点。 [DVD(字幕)] 3点(2005-11-21 01:09:06) |
3939. 天使にラブ・ソングを2
面白くないわけではないのだが、1で自ら作り上げた世界に寄りかかりすぎて、新鮮味が何もない。人物の設定が安直で、先が全部読めてしまうのもマイナス。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-20 13:07:49) |
3940. マン・オブ・ノー・インポータンス
戯曲、演劇、乗合バス、同性愛、宗教といったアイテムを使って、人生の哀感と諦念を巧く表現した佳作。例えば、楽しく演劇をやっているシーンでも、どことなく滑稽味とわびしさが漂っているんですよ。こういった感覚はアイルランドならでは。ダブリンの街の風景がたっぷり観賞できるのもポイントが高い。 [地上波(字幕)] 7点(2005-11-20 02:56:14) |