21. 刑事コロンボ/ルーサン警部の犯罪<TVM>
ドラマを撮影中にコロンボが窓の外から現れるところとか、面白いシーンは結構あるのだが、色んな要素を盛り込みすぎで全体的にバランスが悪くなってしまっているのが残念。犯人の犯罪計画も現実味に乏しいし、アリバイ工作にしてもやりすぎの感があった。 5点(2004-06-11 10:47:26) |
22. 刑事コロンボ/さらば提督<TVM>
↓なるほど!気づかなかったけど、そう言われてみれば最終回っぽい作品ですね。最も印象的だったのは、コロンボがボートに乗って去っていくラストのショット。「カミさんを乗せてやろうと思ってね、せめてこのボートに」って、どこまで行くんですか~?警部~! 7点(2004-06-11 10:31:35) |
23. 刑事コロンボ/忘れられたスター<TVM>
ちょっと納得のいかない事が一つありまして・・・犯人は(ミュージカルの)出資の話を持ち出す前から夫を殺すつもりだったのか? だって、夫の部屋へ行く前に戸棚から睡眠薬を取り出していましたよね? 出資さえ断られなければ殺す理由もなかったはずなのに・・・・・どうしてもここが納得いかないのです。 6点(2004-06-11 10:20:57) |
24. 刑事コロンボ/5時30分の目撃者<TVM>
殺害の証拠などは一切無視して、徹底的にアリバイ崩し一本で勝負に出たコロンボの引っ掛けトリックが素晴らしい! 犯人もまるでコロンボの催眠術にかかったみたいに見事にハマッてくれましたな。強引だけど、面白いからよし! 7点(2004-06-11 10:12:50) |
25. 刑事コロンボ/ビデオテープの証言<TVM>
手を叩く音に反応して開く扉、ヘンテコな芸術品の数々、監視カメラ、とハイテク満載の屋敷が凄い。ただ、ラストの謎解きに関してはあまり意外性は感じられなかった。あれだけビデオに頼って捜査していたんだから、絶対証拠が映ってるに違いないと思ったから。 7点(2004-06-11 09:59:10) |
26. 刑事コロンボ/歌声の消えた海<TVM>
船という限られた空間を最大限に利用した見応えのある作品ですね。鑑識もなしに一人で捜査をするコロンボが新鮮です。何より、同じ船にカミさんが乗ってるってだけでワクワクしちゃいますよね! 7点(2004-06-11 09:37:32) |
27. 刑事コロンボ/自縛の紐<TVM>
鉄の棒を首に押し付けて殺すなんて!鍛えられた犯人だからこそ出来た荒業だろう。そう、今回の犯人は健康クラブのオーナーでもあるマッチョな筋肉野郎である。さあさあ、今回の相手は手強いぞ!コロンボはいかにして落とすのか? というわけでこの作品も犯人対コロンボの対決の快感が十分に味わえる作品となっています。最初は犯人のもの凄いトレーニングに引っ張られて主導権を握られていたコロンボですが、オフィスに乗り込んでからはさりげなく犯人の火傷について指摘したり、どんな些細な手がかりも見逃さず犯人を追い詰めていきます。こうなりゃ完全にコロンボのペースだ!犯人の所有する健康クラブにトレーニングをしに来て「まだやり始めて20分ですが、もうう生まれ変わっちゃったみたいだ」なんて言いつつ、ちゃっかり犯人のオフィスに乗り込む手際の良さは拍手ものです(笑) そして、いよいよラストの対決!犯人の些細なミスを突いた見事な謎解きでした。これには唸りましたね。いや~、今回ばかりは私の完敗です(いつもだけど) 8点(2004-06-09 13:02:20)(良:1票) |
28. 刑事コロンボ/第三の終章<TVM>
ダイナマイトの炸裂と共にクレジットが出るオープニングがクール!犯行場面での3分割画面が凄い!そして、ジャック・キャシディ再登場!しかも、前と同じような役柄で、悪役ぶりにもさらに磨きがかかっている!プロットはかなり複雑で入り組んでいるものの、完成度はかなり高い!おまけに高級レストランはチリも高い! 8点(2004-06-08 11:51:25) |
29. 刑事コロンボ/意識の下の映像<TVM>
これはアイディアの勝利でしょう。犯人の大胆な犯行も素晴らしかったが、コロンボはさらにその上を行ってました。もう、してやられたっ!て感じ。 7点(2004-06-08 11:40:36) |
30. 刑事コロンボ/野望の果て<TVM>
これも犯人とコロンボの対決が十分に味わえる作品ですね。しかし今回のコロンボはしつこい!(いつもだけど) 中盤、犯人とオフィスで対決する場面なんか、「あと、もうひつだけ」って3回は言ってますからね。よく犯人も怒らないで耐えていたもんだ。それにしてもこの犯人はダメですな。何がダメかって、まず動機がイマイチ。殺すほどのことでもないでしょう。それにコロンボと話しているとき、顔に出すぎ!あれじゃあ犯人だってのがバレバレですよ。 それから、気になったシーンがひとつ。コロンボが洋服屋でスーツの布を選ぶシーンに注目していただきたい。「警部!葉巻葉巻!焦げてますよっ!」 7点(2004-06-08 11:35:18) |
31. 刑事コロンボ/毒のある花<TVM>
《ネタバレ》 私もあのオチにはちょっと納得いきませんでしが、なかなか見ごたえのある作品だったと思います。シワ取りクリームのために人を殺し、結局は自分の身を守るためにそのクリームを捨ててしまう・・・なんとも皮肉な話じゃないですか。全編を通じて犯人の心理状況が良く伝わってきたので、少なからず犯人に共感して見ることができました。特に印象に残っているのは、犯人とマーティン・シーンがやり取りする場面。あれは2人とも名演技でしたねぇ。凄くスリリングで面白かったです。 7点(2004-06-07 12:25:29) |
32. 刑事コロンボ/二つの顔<TVM>
これはかなりお気に入りの作品です。なんと言っても犯人が双子という異色の設定が面白いし、笑えるシーンもたくさんあるんです。 まず最初に笑えたのが、コロンボついに怒られる!のシーン(笑) いやぁ、いつか怒られるとは思ってましたけどねぇ、今回はもう徹底的に怒られてます。ペックさんという被害者の家の家政婦さんなんですけどね。コロンボのやることなすことに常に腹を立ててまして・・・まあ、それだけコロンボも無礼なことをしてるんですけどね(笑) 今回のハイライトシーンは、ペックさんの怒りが頂点に達した時、ついに「殺してやる!」と叫ぶシーンでしょう(笑) 次に笑えたのが、コロンボがテレビのクッキングコーナーに出演してしまうシーン。これはとにかく面白いですよ。最初は緊張して手が震えるコロンボでしたが、段々と馴れてくるにつれてカメラ目線を意識したりしてね(笑)タマゴの黄身を分けるのを褒められてゴキゲンになったり、ジョークも飛ばしたりするもんだから、お客さんに大ウケです(笑) 私はこのシーンが見たいがために何回もこの作品を借りてしまったほどでして・・・とにかく面白いシーン満載なので必見ですよ! 8点(2004-06-05 13:08:57)(良:1票) |
33. 刑事コロンボ/断たれた音<TVM>
オープニングの悪夢のシーンが強烈でした。犯人が自信を失い、段々と追い詰められていく様子が巧く描かれていたと思います。ただ、オチがいまいちでしたな。耳が聞こえないという設定を使いたいがために無理矢理用意したような感じで・・・多少の強引さを感じました。 6点(2004-06-05 12:45:21) |
34. 刑事コロンボ/アリバイのダイヤル<TVM>
氷で殴って殺すまでは良かったんだけどねぇ・・・。そのあとのアリバイ工作も入念に行っていましたが、最後の最後で詰めをしくじっちゃいましたね。う~ん、惜しい。 6点(2004-06-05 12:37:25) |
35. 刑事コロンボ/黒のエチュード<TVM>
《ネタバレ》 いくらなんでもそりゃないだろうと思ったのは、犯人が事件現場でさりげなく花を拾うシーン。だって、あの部屋にはすでに警察が来てたんですよ?もし先に花を発見されてたらどうするの?拾った瞬間、容疑者ですよ! 7点(2004-06-05 12:25:50) |
36. 刑事コロンボ/死の方程式<TVM>
この犯人は・・・マヌケすぎでしょう(笑) わざわざゴンドラ内という密室の中で謎解きやってるんだから、これは何かあるなと罠に気づいて欲しいもんです。それにしてもコロンボはよく頑張った!高所恐怖症なのによく耐えた! 6点(2004-06-05 12:17:18) |
37. 刑事コロンボ/もう一つの鍵<TVM>
《ネタバレ》 犯人がどのように犯行に及ぶか、まずシュミュレーションを見せてから、計画通りにはいかなかったという実際の犯行を見せるところが面白かった。それにしてもあの犯人は強引ですねぇ。あんな方向に発砲しちゃって、ちゃんと命中したからいいようなものの、外れたり貫通したりして壁に当たったらどういい訳するつもりだったんだろう。しかも、兄を殺したというのに、過失になったからといってあんなに大喜びするのはいかがなものか。この犯人には全く共感できませんでした。さらに、今回は主に犯人の主点で描かれているので、コロンボの影が薄いのも残念である。 本日の名文句:「死んで一番得をする人物が犯人である」 4点(2004-06-04 17:10:39) |
38. 刑事コロンボ/指輪の爪あと<TVM>
殺人のシーンをスローモーションで捉えたり、犯行後に後始末するシーンを犯人の眼鏡に映したり、映像が凄く凝ってて面白かった。ただ、観客への隠し事があまりないため、推理する楽しみがなく、少々退屈だった。それにしても、なにも教わらないでナイスショット決めちゃうコロンボには参りました(笑) 6点(2004-06-04 16:47:10) |
39. 刑事コロンボ/構想の死角<TVM>
ジャック・キャシディはいいですねぇ。あのいやらしい顔!もう出てきた瞬間にこいつ犯人だな?ってのがバレバレですよ(笑) それにコロンボのしつこい捜査にも、終始余裕たっぷりなのがいいね、堂々としてて。ストーリー的にも見ごたえたっぷりですよ。テンポ良くて飽きさせないし、伏線の張り方もGOOD!です。 8点(2004-06-04 16:35:36) |
40. 刑事コロンボ/殺しの序曲<TVM>
おっ!こちらですか?コロンボファンが大勢集まるという部屋は・・・(笑)お邪魔します!そして皆様よろしくお願いします。 さてさて、この作品も名作ですねぇ。コロンボが犯人に敬意を抱いて、勉強する(クイズを解く)という行為でもって犯人と対等な関係に持ち込むというのは、「別れのワイン」におけるコロンボと犯人の関係に通じるものがありますね。 また、天才だけあってその仕掛けたトリックも凄いですねぇ。辞書を落とした音があんなにでかいのかはちょっと疑問だったけど、銃声の音のトリックは素晴らしい!これは最後まで観客にも伏せてくれているので、謎解きを楽しめます。そうそう、自殺説を唱えていた人の推理は面白かったなぁ、伸縮自在のゴムを使って銃を飛ばしたというね。いくらなんでも無理ありすぎでしょう。あの人も天才だったっけ?とても世界の2%とは思えない(笑) <注:ここからネタバレ> さて、なんと言ってもこの作品の魅力は、犯人対コロンボの対決が存分に味わえるということでしょう。全てのトリックを見破ったが、決め手のないコロンボはいちかばちかの賭けに出たんですねぇ。犯人が忌み嫌っているクラブの仲間を持ち出すことによって、そんな奴には解けるはずがない!と逆上させたんですね。「君にそんなたわごとを信じさせた奴は救いようのない馬鹿だ!」という叫びは、見事犯人がコロンボの術中に落ちたということを表しているでしょう。そして犯人に自ら犯行を再現させるよう導くなんざぁ、お見事!としか言いようがない。 それからもうひとつ、謎解きの前にコロンボと犯人が部屋で語り合うシーンは、この作品屈指の名場面と言えるでしょう。大勢の秀才達を見てきたというコロンボが、いかにして刑事になったのかという自らの生い立ちを語り、犯人は天才だったが故に孤独な子供時代だったと打ち明けるのである。この場面には2人の性格、人生そのものが集約されており、だからこそ、その後の2人の対決が、これまでにない緊張と激しさを持ち合わせた素晴らしいものとなり得たのだろう。 8点(2004-06-01 09:36:00)(良:1票) |