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21.  茄子 アンダルシアの夏
良く似ていますが、マッドハウス制作のアニメーション映画。実は背景のキャラクターはまんま浦沢直樹キャラだから(笑)。高坂希太郎監督は、「YAWARA!」で作画監督を…、「MASTER KEATON」では加えてキャラデザも担当していたので、その影響も強いのでしょう。あの水彩画で騙されそうになりましたが、キャラ描写は全く似て非なるもの。「マッドハウス」と言えば、TVアニメ「YAWARA!」・「はじめの一歩」…最近では「ごくせん」と、比較的に原作マンガのTVアニメ化作品を得意としていますが、世界的にも認知度の高い「千年女優」も手掛けた有名なアニメ制作会社なのです。そんなマッドハウス制作のアニメ作品と言う事で本作も当然期待して観賞。47分と短編でありながら、観賞のバランスは悪くなかったとは思うが、肝心のスポーツアニメも、バストアップで誤魔化すシーンも多々見られ、フカン描写もCGでチョロチョロ…と動かすだけ。要は車輪を動画で創るのは面倒…と言う事なのか。先のご指摘にもあったように結構雑な創りでしたね。映画よりもちょっと丁寧なTVアニメ的な印象だったカナ…と。ただ、ツール・ド・フランスを毎年夏になると視る程、好きなスポーツである自転車レースを取り扱っただけ、個人的には好きな作品でした。今後のマッドハウス制作のアニメ映画を期待させる作品では有ります。
6点(2004-03-10 01:58:21)
22.  ホーム・スイートホーム(2000)
神山繁が痴呆症の元オペラ歌手を演じる、介護問題を扱ったファミリーもの。…と言われて真っ先に浮かぶのは「花いちもんめ」ですが、本作はちょっと違った視点で描いていますね。ユニークでクスクス…と思わず笑える個々の描写。重い問題だけに、明るく描いていて、介護問題を苦しくなく笑顔で病気と向き合おう!…と言う制作側のメッセージ性を感じます。痴呆になっても、オペラの歌い方だけは忘れない…。元オペラ歌手と言う設定も、初めてとは思えない神山繁が見事に演じていました。 
6点(2004-01-15 16:40:04)
23.  恋人はスナイパー EPISODE2<TVM> 《ネタバレ》 
シリーズ2作目。要所要所で面白い場面が有り、前作よりも見せ場の多いカンフーアクション。前回よりも増してウッチャンと水野美紀のアクションシーンが多く、見応えも充分有るので今回の方が面白い印象だった。ちなみに、今回はなぜきなこがカンフーが得意なのかが分かる。それは家族揃ってカンフーを習っていたから(笑)。殺し屋集団に襲われる円道寺一家が、プロ級の腕前を披露したのはさすがにウケました。しかし、それ以上にラストのコー戦がもうスゴイッ!! まるでドラゴンボール並のデフォルメ処理には失笑(マンガじゃないんだから)。2作目にして飛躍した誇張描写はなんとも破天荒。…それにしても、二人は決して恋人関係では無いのに、何故“恋人はスナイパー”なのか…。除々に親密関係になっているのは確かな様ですが、その答えはまだ先に有る(?)。ちなみに、例の不倫騒動で危うくテレビ朝日追放になりかけたウッチャン。テレビ局との関係持続も劇場版の製作へと繋がる。劇場版に期待を込めて…と言う評価。
6点(2003-11-25 01:26:30)
24.  恋人はスナイパー<TVM>
「七人のおたく」で見事に壁蹴りムーンサルトを見せてくれたウッチャン。そんな彼の真骨頂(?)、カンフーアクションを売りにしたスペシャル版。TVMと言う事でオープニングから凝って創っている。あのウッチャンが格好良く見えるからスゴイ(笑)。見せ場はラストの王ときなこのワイヤーアクションか…。このスタジオセットは高低差を考えると、TVMにしては制作費がかかっている方。専門家をわざわざ呼んでのアクションシーンと言うで、結構な費用がかかっているらしい。全体的にはそこそこだが、個人的にウッチャンが好きなので本格アクションドラマに評価。
6点(2003-11-25 01:25:22)
25.  北の国から 2002遺言 前編・後編<TVM> 《ネタバレ》 
やはり初期から中期のシリーズが良かっただけに、「北の国から」ってこんな感じだっけ?(笑)…と言う本作。副題の真意はどこに有るのか…、“遺言”そして最終章とくれば自ずと見える五郎の最期。それを逆手に取って使うのは…なるほど。面白い場面も多々有り、草太兄ちゃんが純の寝床に現れるなど結構笑い所も多い。…が、同時に作品のコンポジションが崩れ違和感を覚える。やはり、最終章なら泣かせてくれなきゃダメでしょう。これと言って感動的な描写も無く終わったのは残念。更に、個人的に中島朋子ちゃんが好きなので、役とは言え彼女が回を増す毎にドンドンとイヤな女になり、眉間にシワを寄せて激高する姿は正直あまり観たくない。…ところで、「北の国から'98 時代」で結婚した…と言うのはシナリオでの話だったのに、実生活でも(勿論別の方と)結婚した中島朋子ちゃん。今回は息子・快役に実のお子さんを配役するなど、ここまで来るとどこまで実話なのか…混乱してしまう。更に純と結ちゃんが結婚と言うシナリオも、これまた吉岡秀隆と内田有紀が結婚…そして富良野で挙式(スゴイ、倉本マジック!)。余談ですが、地井武男さんは撮影前に本当に奥さんをガンで亡くなられ、1度出演を断ったそうで…。例の鼻水ダラダラ、涙ボロボロ…と言うシーンはマジ泣きだったとの事。そう考えると、「北の国から」と言う作品はある意味限り無く実話に近い、トリビアリズム的雄編ドラマだったのでしょう。この作品が終わると同時に、一つの時代が終わってしまったんだなァ…としみじみ思う。
6点(2003-11-24 15:28:38)
26.  世にも奇妙な物語 SMAPの特別編<TVM> 《ネタバレ》 
SMAPによる5人の奇妙な物語を、それぞれ5話に構成したシリーズのスペシャル版。言っては悪いが「映画の特別編」よりもこちらの方が余程面白い。草ナギ剛・第2話「13番目の客」の床屋に迷い込んだ話は、インパクトが有りミステリアスで面白かった。香取慎吾・第1話「エキストラ」と、稲垣吾郎・第4話「僕は旅をする」はまァ普通かな…(ドラマシリーズでも似たような話が有ったので)。中居正広・第5話「オトナ受験」は、どこから“オトナ”なのか、境界線を設けようと言う意図はまァ悪く無いが印象薄し。個人的には木村拓哉の第3話「BLACK ROOM」が一番面白かった。久し振りに帰京した自宅がどこか変! 母親(樹木希林)が、冷蔵庫に食べ物を取りに行って来る…と言って、7ハンに跨がりフレームアウト。家の中なのにどこまで行ってるんだよッ…って言う木村拓哉のツッコミの繰り返しが笑える。タイトル通りブラックで異質な部屋だけで、ここまで創れるストーリー構成も演出も良かった。
6点(2003-11-24 00:29:53)
27.  名探偵コナンスペシャル 集められた名探偵!工藤新一VS怪盗キッド<TVM> 《ネタバレ》 
個人的にこの手のコラボレーション効果にとても弱いので、評価がどうしても甘くなってしまいます。序盤は、アニメでは滅多に観られぬ「まじっく快斗」の面々…アレレ、声のキャストは皆コナンからの使い回しじゃないか!(スタッフによる遊び兼キャスティング節約ですね) 確か以前TVシリーズに登場した時、快斗のガールフレント・中森青子の声は歩美役の岩居由希子さんが声の担当だったのに、今回は 高山みなみさんですか。甲斐甲斐しく女の子を演じられているので、コナン役とのギャップを考えると…イヤ別に良いんですがね。…ただ、工藤新一と怪盗キッド(快斗)の声を勝平ちゃんが演るのがどうにも…。声慣れしている自分には混乱してしまいます。…で、肝心なストーリーの方は青山先生のお話ですし面白かった…んですが、それも最初の30分限定。序盤のスピーディーな展開に比べ、後の謎解きはダラダラと感じて途中どうでも良くなってしまいました…。スタッフの悪い癖は、コナンに登場する犯人に大物声優を使う所(犯人バレバレ)。最後は結局美味しいトコ取りの怪盗キッド。そんなに怪盗キッドを出したいのなら、思いきって「まじっく快斗」も別にTVアニメ化してしまえ(笑)。
6点(2003-11-16 21:29:00)
28.  はじめの一歩~Champion Road~(TVM)
森川ジョージ先生の同名原作マンガは未読ですが、その存在は知っていたのでTVアニメは初回から観ました。深夜の時間帯だと言うのにクオリティはレベルが高い! ゴールデンタイムに放映しないのが非常に勿体無い作品でした。スペシャル版では、未見の方にも観れるようにストーリー構成をしていますが、幕之内 一歩のこれまでの道程を見ずには、作品の面白さも半減するでしょうね。ただ、やはりハイクオリティにして試合描写を丁寧に創っているのは感動もの。真田一機にヤマちゃんの配役も手伝って、試合過程も楽しく観られました。ちなみに、ダウンから立ち上がってファイティングポーズ…これで試合続行が可能なのは一昔前までのお話。TKOが通じる現在、一歩の10カウント寸前の立ち上がりで何故TKO負けにならないのか…と言うツッコミを言いたくて仕方ありません(笑)。どうでも良いが、「…ダニ」の口癖キャラ・猫田銀八はウッチャンがやっていたキャラがモデル…? 森川先生はポケットビスケッツのファンだったのでしょうか。ところで、本物のボクシングの試合を観賞していた際、インタビューで勝利者が「はじめの一歩に憧れてボクサーになりました」…と言ったのを聞いて、嗚呼…もうジョーの時代は終わったんだなァ…としみじみ感じてしまいました。
6点(2003-11-09 18:58:50)
29.  ウォーターボーイズ
埼玉県立川越高校・水泳部の実話を元に映画化された作品。自分は予々“女子シンクロが有るなら、男子シンクロが有っても良いのでは”…と思っていたので、本当にそんな事をやっている高校が有ったとは当時ビックリしました。見れば思っていた程キモチ悪くなかったし、女性の可憐さや優雅さが無い代わりに力強さは有りました。映画ではラストのシンクロ演技が、TVで視た川越高校・水泳部の演技に割りと忠実に再現されていて見応えも充分。やはり、この歳になると二度と戻れないこの手の青春映画にグッと来てしまいます。…ただ、マンガ調で過度な演出が随所に有るのが気になって仕方無い。コミカルタッチに描くのは悪く無いが、もっと忠実に映画化して欲しかった…。イルカの調教とは訳が違うんだから、なんとなく(シンクロが)出来ちゃった…の曖昧な描写は手抜きにしか見えない。まァ、個人的には楽しめましたが。
6点(2003-10-29 21:26:43)
30.  インビジブル(2000)
誰もが一度は憧れる“透明人間”。男ならば透明人間になったら…と考えると、どうしてもエロスな方へ走ってしまいますが、映画なんだから透明人間で出来る事…と言うのを、エロ以外でちゃんと観たかった(別にいくらでもやる事あるだろうに)。日本のマンガでも透明人間になって女風呂覗く…なんてやりたい放題の話が有りましたが、まだそちらの方が良かった。まァ、要するにその道に走るなら徹底的にやれ…って事ですよ(笑)。随所に盛り込まれるシーンが、ただ先を観せるだけの“繋ぎ”でしか無く非常に中途半端だし、そういう制作側の意図がイヤらしい。ちなみに、透明化のシーンは、毛細血管の一本一本まで精密にCG再現され、技術はホントにスゴイと思う。どうでも良いが、クライマックスで半透明になったセバスチャン・ケイン(ケビン・ベーコン)の微妙なシーンに、ちゃんとモザイクがかけられていたのには、ちょっと笑ってしまいました(CGなんだからモザイクかける前にごまかせるだろう)。それだけリアル描写に力を入れていたのか…CG技術以外は辺鄙なストーリーでした。技術に力を入れる前に、ストーリー展開にもっと力を入れるべき。ちなみに、もしも自分が透明人間になったら…毎日映画館へハシゴ! コレしかないね(…なんて言うとまた叱られるか)。
6点(2003-10-28 22:12:03)(笑:1票)
31.  ピンポン
中学の頃自分は卓球部に所属していて、先輩にラケットのグリップを削ってもらい、またラバーも貼り替えてもらったり…。更に子供の頃から通っていた卓球場が、タムラとそっくり…と言うかそのまんまで、思わずノスタルジーを感じてしまいました。感情移入は強く、松本大洋先生の原作と言う事で観賞。…とは言え、本作品は未読なので最初は出演者の面々を見て、大学生の話かと勘違いしてしまいました(やっぱりこの年齢は…)。試合表現がCGとカット割りでゴマかしているのが…ちょっと。卓球を経験した(或いは詳しい)方なら分かると思いますが、振りがやたらオーバーでどうしても気になってしまう。それもこれも上手に処理しているので、まァ目くじらを立てる程では無いですが…。唯一、試合の焦点がドラゴン戦に集中し過ぎて、最後の試合がラストカットなのは残念。音楽・セリフ・演出・映像など、全てがお洒落感に満ちていて面白いとは思う。…にしても、窪塚洋介のこのダラダラとした喋り方はどうにかならないのか。
6点(2003-09-25 20:02:05)
32.  スパイダーマン(2002)
昔のニコラス・ハモンド主演の「スパイダーマン(1977年)」を思い出しますね(アニメ版は再放送で観てた)。ここではあまり書いている人が少ないのでなんですが、見え見えの特撮がなんともショボかった(特にビルの壁這い)けど、子供の頃はワクワクして観てたっけ。日本でも劇場公開(78年)されていたからてっきり映画だと思っていたけど、実際はアメリカCBSネットワークで放送されたTVムービーでした。それでも当時は「スーパーマン」よりも、断然こちらの方がカッコ良くて大好きだった。何度も映画化の企画が出ては、特撮の限界で白紙になってしまった。卓越したCG技術の発展した現在、ようやく出来た映画だけあって期待して観ましたが、CGの作り方があまりにもアニメチック過ぎ。それと、先にある意見に同調。個人的に、キルスティン・ダンストに魅力を感じなかった。差別的用語を避けるとしても、もう少し可愛い女優を配役してくれればなア…。更に、初回の敵役としては少々地味なグリーン・ゴブリンがちょっとイマイチ…。良かったのは、主人公・ピーター・パーカーを演じたトビー・マグワイヤ。この俳優、穴馬じゃないかッ!!ところで、突然箱の中から出てきたあのコスチュームの衣装は、誰がいつ作ったのか…!? 前後を辿っても訳がわからない…(苦)。それとも“スパイダーマン-完全版-”とかで明らかにするつもりだろうか。ラストは、彼女との関係をあくまでも“友達”として貫く奥手なピーター。それとも、やはり続編に持ち込む為の制作側の意図なのか…。ところで…あッ、エンドロールに懐かしの「スパイダーマンのテーマ」がッ!!
6点(2003-05-31 00:25:37)
33.  2999年異性への旅 《ネタバレ》 
あまりにもくだらい内容も、途中まで真剣にシリアスだと思い込み鑑賞すれば意外に面白い。「ウィィィィィィィ―ン」と言う装着している下半身からの激しい機械音。お相手の女性の「何…? この蜂鳥が羽ばたくような音は…!?」と言うセリフには微妙にウケました。一見ベタベタなギャグも、セックス・コメディだとなんとなく許せてしまうのは、意外に設定が良かったからでしょうか。地球への飛来は飛行機を利用して…と言う所もヘンに説得力が有ります。後半から、子供が出来ないどこにでもある家庭事情のように脱線した後半のダルさを除けば、まずまずな作品。
5点(2004-11-14 20:28:05)
34.  バイオハザード(2001) 《ネタバレ》 
ビルの非常階段を見れば上がりたくなり…、設置されている消化器を見れば取りたくなる。そこら辺に生えている雑草もハーブに見えてしまう程、バイオシリーズにのめり込んだ…ゲーム経験者の自分には、まずまず観れた作品。ゲーム開始と同時に、この主人公のようにポ―ンとバイオハザードの世界に投げ出される感覚を、やや分かりにくい観もありますが一時的な記憶喪失という設定で上手く表現しています。慣れてくればスイスイと進めるゲーム攻略のような記憶回復とともに進行する独自のストーリーは悪くない。ゲームと言う複雑したストーリーも、ゲーム未プレイ者にも楽しめるように作ってあるのは感心。何よりバイオハザードの世界観に溶け込んでしまうミラ・ジョヴォヴィッチが、実に適役に加え好演でした。…ただ、雰囲気は悪く無くとも、ゲームの世界観があまり活きていませんね。ゲームではゾンビで溢れたラクーンシティと、(のちのちに分かる→)アンブレラの悪行を隠すために街ごと爆破するという設定で、生き残った主人公らが逃れるために、封鎖された街から脱出する…と言うようなストーリーも、劇中では全く逆で序盤からネタバレ。プレイするとともに、アンブレラの全貌が除々に明らかになるワクワク感とは程遠い。更に、ゲームとは無関係なレーザー攻撃は残虐過ぎて引く。これは“恐さ”であって“怖さ”ではないんですよ。こうした“怖さ”と“恐さ”を取り違えた演出が多いのは、ホラーアクションと謳われる作品にしてはいただけません。独自のキャラクターと、ゲームとは逆に進行するオリジナルストーリーが確立出来るのは、あくまでもゲームの設定とシナリオが優れているからの話。個人的な感想としては、あれだけ素晴らしいゲームシナリオと設定をもってしても、こんなヤワな話になってしまうのか…と外国人のアレンジの下手さにはガッカリしました。大体、あれだけしつこいゾンビを女性のパンチ(しかも素手)とキックでブッ倒すのは、あり得ないの一言(ゾンビ犬なんて蹴り飛ばして済めば楽で良いなァ)。ゾンビの怖さがあまり伝わりませんね…。あの“リッカー”のショボイ映像処理もなんとかしていただきたいもの。ちなみに、ドラえもんもビックリな四次元・アイテムボックスは、さすがに映像化はされませんね(笑)。
5点(2004-09-05 00:26:37)(良:1票)
35.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 《ネタバレ》 
前・前々作で得たワクワクしたあの冒険心も感動も…、さすがに3作目ではその印象も薄れます。結局、後は捨てるだけ。別にどんでん返しもある訳でも無く、本当に指輪を捨て…後は副題の通り。ただ、それだけの為の3作目。この世界観がお好きなファンには嬉しい内容も…、客観的に観ればあまり意味の無い完結編に見える。これと言って心に残るようなシーンも無く、淡々と終わってしまったのは少々勿体無い気もする。これならば、前編・後編でキレイに纏めた方が余程無難。原作は未読につき恐縮ですが、それにしても起承転結の“結”だけでこの観賞時間は長過ぎる(苦)。ところで、これを観るとつくづく真の勇者はサムだ!…と思えてしまう。大蜘蛛との死闘の末に、こっそり指輪を預かるサム。以後フロドに返すまで、指輪に打ち勝ったサムの方が精神性は高いのでは…? そして、最後に山の火口まで“指輪を運ぶフロド様”を運ぶサム(笑)。結局、役目以上のものを全身で果たしたサムが、フロド・バギンズ以上に主人公であった。
5点(2004-08-13 01:29:28)
36.  それいけ!アンパンマン ルビーの願い
久し振りに観たアンパンマンシリーズ。さすが野沢雅子を慕うだけの事はありますな、工藤静香のルビー役。敢えて、どのキャラクターの声をやるか事前に調べずに観たら、これが結構分かりませんでした(汗)。ちょっと下手だがちゃんと声を作っていたので、さほど違和感はなく観れたのは意外。ありがちなキャラクターの成長と友情を、恥ずかしい程に描いているのでお子様にはピッタリな作品。 …しかし、観る度に思う。まさかチーズ(山寺宏一)とメロンパンナちゃん(かないみか)が結婚するとは思いませんでした(笑)。
5点(2004-08-01 01:42:05)
37.  アニマトリックス
マトリックスの持つ独特な世界観を、日本アニメのクリエイターに依頼し、創られたもう一つのマトリックスの世界。…とは言え、元は「攻殻機動隊」からのオマージュで創られた世界観なので、こちらから観れば“鮭は生まれた川に帰る”…と言う様な感じでしょうか。オムニバスにして、個性的な作品はそれぞれ実に興味深い。やはり、一番良かったのは“ビヨンド”ですね。元からある“虚構と現実”の世界観を“レトリック”と言う名のオブラートに包んだ印象。空間の表現がとても素晴らしく、不思議な感覚に陥ります。乗り物酔いならぬアニメ酔い。インタビューで、森本晃司監督は物事を斜めに見ている…と外国のスタッフが言っていましたが、まさにその通りで、人の見る視点を真っ向から崩して創る独特な世界観がとても心地よい。彼の作品が唯一このマトリックスの世界を拒絶しているような印象があります。…ただ、非常に残念なのは、こうした日本アニメと外国アニメのギャップが、より一層浮き彫りとなってしまった事。いかに日本のアニメが優れているか。これに気付かされた一方で、世界でも認知されている“ジャパニメーション”を大切に扱って来なかった日本文化との対比。故に、ウォシャウスキー兄弟が日本アニメに報謝の念をもって製作した作品だ…なんてTVで聞きましたが、クリエーターに活躍する場所を創りたかった…と言う試みは決して悪くなく、日本のアニメーターが全く育たない…と言った日本の現状では、こうした活動の場所が得られる…と言うだけで貢献度は大きいのでしょうが、日本の技術を得て成長する外国作品に脅威を感じれば、個人的な評価は非常に難しい。個人的には、日本のアニメーターの悲鳴のようなものをこの作品から感じてしまいました。
5点(2004-06-01 18:25:58)
38.  ピカ☆ンチ LIFE IS HARD だけど HAPPY
映画公開翌年に放送されたTVドラマ「STAND UP!!」は本作が原型ですかねぇ。地区限定の舞台を主体に描く青春モノでも、独特でユニークな演出はドラマと同様、堤幸彦監督らしい所。中だるみはあるものの、“嵐”5人の個性を上手に引き出した意味では好感が持てる。ただ、「STAND UP!!」を先に観賞してしまえばドラマと映画の境界線が薄れ、これならばドラマスペシャルでも十分なのでは…と言う印象強し。一貫して“アイドル映画”の中では良作で、シリーズ2作の製作も聞けば頷けます。
5点(2004-04-12 20:39:03)
39.  ターミネーター3 《ネタバレ》 
これはジェームズ・キャメロンが監督業を拒否したのも頷けますな。ジョン・コナーがターミネーターと再会するも、良く考えれば別の機種なら意味が無いような気がする(これだけでもうゲンナリ)。更にサラ・コナーがいない未来と、肝心な主要キャラは不在でなんの為の…誰の為の続編なのか疑問を感じる。ラストから「1」へとまた戻る…要は“メビウスの輪”と言う事でしょうが、だからどうした…と言わずにはいられない。こういうラストでなければ、「1」「2」を否定してしまう事になる訳だから、是が非にでもあのラストにしなければならなかったのは良く分かるのだが、余計なお世話と言いたい。人気があるから作った…としか思えぬシリーズ続編も、圧倒的に支持される「2」に泥を塗っただけ損をした印象。
5点(2004-03-09 20:58:27)
40.  インターステラ5555
ダフト・パンクが敬愛して止まない松本零士先生。フランスでも人気の高い松本アニメ作品はTV放映され、当然彼らは感銘を受けた訳です(でも、特撮ヒーロー仮面で登場するのはヤメて)。そんな彼らが自らの楽曲のプロモーション・ビデオの製作を、直接松本先生に依頼した事で実現したコラボプロモ。初曲「ワン・モア・タイム」のPVを初めて視聴した時には、松本キャラが青色人種でビックリ。次曲を聞いた時にはキレイに繋がっていて、一本の作品になる…と中村真理ちゃんに教えてもらったけど、カンヌ映画祭の監督週間の長編部門で上映されるとは思いませんでした(最初から企画されていたんですね…きっと)。音楽業界でアニメプロモは結構有りますよね(ゴリラーズとか…)。洋楽&アニメ好きな自分には何より嬉しい作品となりました。記憶に残る作品化された有名なアニメPVと言えば例えば「イエロー・サブマリン」がその例でしょうか。でも日本の漫画家をご指名での…しかも長編にまとめて1本の作品にしてしまうなど、今までには有りませんでしたよね。楽曲はオムニバスにして、松本零士先生とダフト・パンクのコラボレートされた映像と音楽の調和。原作・脚本ともダフト・パンクの二人が担当しただけに、内容はちょっと独特な感じ。青色人種にもちゃんとした意味がある訳だが、ストーリー構成は松本先生が直接関わっている訳では無く…と言うか、キャラデザも別の方が担当しているので、一体何をデザインして何を担当したのかは不明。両アーティストによるコラボ作品なだけあってファンの方には嬉しい本作も、逆にどちらも興味が無い方にはまず楽しみが半減してしまう事でしょう…。
5点(2004-01-02 01:58:26)
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