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21.  ザ・メキシカン 《ネタバレ》 
銃のシリンダーがハート型と言うだけで、構造的に思わずツッコミたくなりますが、所詮は映画っぽく創られた映画に過ぎません。二転三転も…四転五転もするストーリー展開は、過度に創り込み過ぎ。行き当たりばったりなストーリー進行も、理由が後付けのようになっていてメリハリがありません。ラストはあれでいいのか…? 誰が誰を殺しても終わり良ければ全て良し…と言うラストはどうしたものでしょう…。銃にも恋人にも終止振り回されっぱなしだったブラッド・ピット。終止不満を打ちまけていたジュリア・ロバーツ。この二人が恋人同士と言うだけでもうミスキャスト(姉と弟にしか見えない)。唯一、音楽は勿体無いぐらい良かったですが。
4点(2004-06-02 14:56:50)
22.  アニマトリックス
マトリックスの持つ独特な世界観を、日本アニメのクリエイターに依頼し、創られたもう一つのマトリックスの世界。…とは言え、元は「攻殻機動隊」からのオマージュで創られた世界観なので、こちらから観れば“鮭は生まれた川に帰る”…と言う様な感じでしょうか。オムニバスにして、個性的な作品はそれぞれ実に興味深い。やはり、一番良かったのは“ビヨンド”ですね。元からある“虚構と現実”の世界観を“レトリック”と言う名のオブラートに包んだ印象。空間の表現がとても素晴らしく、不思議な感覚に陥ります。乗り物酔いならぬアニメ酔い。インタビューで、森本晃司監督は物事を斜めに見ている…と外国のスタッフが言っていましたが、まさにその通りで、人の見る視点を真っ向から崩して創る独特な世界観がとても心地よい。彼の作品が唯一このマトリックスの世界を拒絶しているような印象があります。…ただ、非常に残念なのは、こうした日本アニメと外国アニメのギャップが、より一層浮き彫りとなってしまった事。いかに日本のアニメが優れているか。これに気付かされた一方で、世界でも認知されている“ジャパニメーション”を大切に扱って来なかった日本文化との対比。故に、ウォシャウスキー兄弟が日本アニメに報謝の念をもって製作した作品だ…なんてTVで聞きましたが、クリエーターに活躍する場所を創りたかった…と言う試みは決して悪くなく、日本のアニメーターが全く育たない…と言った日本の現状では、こうした活動の場所が得られる…と言うだけで貢献度は大きいのでしょうが、日本の技術を得て成長する外国作品に脅威を感じれば、個人的な評価は非常に難しい。個人的には、日本のアニメーターの悲鳴のようなものをこの作品から感じてしまいました。
5点(2004-06-01 18:25:58)
23.  千年女優
“千年”と言う想いの時を、アクトレスを通して描かれる女性の心理描写も、不思議とトリップ感漂うイメージを鑑賞者に与える。素晴らしいまでにハイクオリティな個々の描写は、細部までキチンと丁寧に作られており、そういう意味では実に見応えがあります。“過去の出来事が走馬灯のように過る”と言うが、まさにそれ。目紛しく変化する舞台と状況にやや戸惑いましたが、それもこれもクオリティの高さは一目置きたい。たった一言で通してしまいそうになる言葉だけで、これだけ長時間を掛けて表現する奥深さはそれだけで独特なアニメーションの様に感じる。女性の生きた証のようなものを一定の時間でレトリック化した表現は面白い。
7点(2004-04-19 00:54:39)
24.  少林サッカー
こ…これはサッカー映画…? それとも「ドラゴンボール」…? おバカリズムなノリや笑いに置いて行かれるものの、決して嫌いでは無い魅力もありますが…とにかく有り得ないッ! そんなアホなッ! こんな事を連発する事間違い無しのデフォルメ描写の数々にただ驚愕…。それぞれのカット割りは様々な映画のパロディか引用か。こんな映画やアニメからパロッた演出のせいで部分的にめちゃくちゃ。日本アニメに影響されてるとしか思えぬ過度な試合描写はなんとも破天荒。“少林”と“サッカー”の合わせ技は実にユニークで独特な面白さはあります。ちなみに“バナナの皮”は万国共通なのですね(さすがに古いと思うが…)。
4点(2004-04-17 23:24:39)
25.  名探偵コナン 迷宮の十字路
バイクのアクションシーンと、極度に落ちるセルの枚数の継ぎ目でアラが目立つ作品。ただの観光アニメならば余程スペシャル版の方が良質。主人公を喰う準キャラ・平次が目立つストーリーもひたすら単調で、TVシリーズでも通じるようなありがちな進行。折角の新一登場も、カットが欲しいだけの演出で期待ハズレ(苦)。ここまで来ると、謎解きも犯人探しもどうでも良くなってしまいます。結局、平次の初恋の相手は…のオチがあまりにもベタ過ぎて観ているこちらが恥ずかしい。 
1点(2004-04-17 17:44:19)
26.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!栄光のヤキニクロード 《ネタバレ》 
まさか栄光の“ヤキニクロード”の先にあるものが熱海とは…(笑)。熱海を良く知る者として、見慣れた景色の数々に複雑な思いで観てしまいました。背景は実に良く描かれていて細かく丁寧な描写。熱海ビーチラインから熱海サンビーチ・渚町・和田浜南町を目の前にして「おおッ、熱海だ!」を連呼してしまいました。しかも、敵のアジトがアタミロープウェイの上にあったとは、知りませんでした…笑(確かあの上は“秘宝館”だったような)。ストーリー的にはめちゃくちゃで前作・前々作を真っ向から裏切る(?)ような内容。熱海を目指すその目的の理由になんの脈略も無く、ただ突っ走るストーリーは正直面白くなかったですね…(苦)。しかし、ヘンな所で凝ってる演出の多々。埼玉の(?)“タマちゃん”登場で、こおろぎさとみさんの配役とは…。「少年アシベ」でゴマちゃんを演じたパロディでしょうが、そんなものは普通では分かりませんよね。肝心の映画の方は、全くの菜食主義にて焼肉がキライな自分にはなんの感情移入も出来ずに終わってしまった。BSEの牛肉問題と衰退する熱海の合わせ技で、貢献度は大きいかも…?
3点(2004-04-12 23:59:03)
27.  ピカ☆ンチ LIFE IS HARD だけど HAPPY
映画公開翌年に放送されたTVドラマ「STAND UP!!」は本作が原型ですかねぇ。地区限定の舞台を主体に描く青春モノでも、独特でユニークな演出はドラマと同様、堤幸彦監督らしい所。中だるみはあるものの、“嵐”5人の個性を上手に引き出した意味では好感が持てる。ただ、「STAND UP!!」を先に観賞してしまえばドラマと映画の境界線が薄れ、これならばドラマスペシャルでも十分なのでは…と言う印象強し。一貫して“アイドル映画”の中では良作で、シリーズ2作の製作も聞けば頷けます。
5点(2004-04-12 20:39:03)
28.  パール・ハーバー 《ネタバレ》 
観れば酷評の嵐が頷ける作品。唯一フェイス・ヒルの曲は実に魅力的ですが、もっと良質な作品に曲提供をして頂きたいもの。ストーリー・内容・攻撃シーン…どれをとっても長い! 長い! 中島丈博に脚本を任せた方がマシ…と思うドロ沼三角関係には辟易してしまう。真珠湾攻撃のシーンは確かに迫力がありましたが…これはちゃんと史実に基づいて描かれているのでしょうか…? 聞いた話によると特攻隊は市街地は決して攻撃しなかったらしいですからね。映画公開時に、やはり日本の方が作品に対し同一のクレームを言っていました。まァ、真珠湾攻撃で負けて悔しいのは良く分かるが、これだけ美化され過ぎると逆に冷める。どうしても特攻隊の視点に立って観てしまうと、やはり感情移入は出来ませんね。奇襲攻撃で映画が終わってしまえば負けた事を肯定してしまうから、是が非にでも日本に対しての報復として日本への空襲を描かなければいけなかったのでしょうが、日本にやり返してやった!…と言う負け惜しみの様なラストがどこまでもアメリカらしい所か。…これでテロに対する報復行為が正しいのだ…と言われたくない!
0点(2004-03-29 00:58:58)(良:2票)
29.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
ただでさえ分かりにくいのに“灰色”から“白”に格上げされたら、サルマンと見分けがつかないじゃないか(笑)。そんなガンダルフと魔物・バルログのバトルから始まる冒頭のシーンは、以前読んだ小説「渚ボーイ」と「多恵子ガール」を思い出してしまいました。本作の貢献度はなんと言っても“ゴラム”に有り。こんなナイスキャラをCGで見事に…そして丁寧に創っただけ完成度が高くなっている。ただ、ゴラム以外CGの創りは少し雑な印象。前作の旅の目的から3分割されたパーティの場面構成をそのまま3つに切り替える事で、あまり長さを感じずに観賞に耐えらましたが、パーティが割れた事でやや消化不足に終わった観有り。しかも、知らぬ間に戦闘へと勃発。ここまでの背景があまり事細かに…そして丁寧に描かれていない為、前作のストーリーのバランスに比べて端折った印象に見える(スペシャル・エクステンデッド・エディションを観ろ…と言う事なのか…?)。ちなみに、ゴラムを演じた俳優・アンディ・サーキス曰く、ゴラムの声は“風邪をひいた猫の声”なのだそうですが、猫を飼ってこのかた16年の私もあんな声は聞いた事が有りません(笑)。
7点(2004-03-12 01:49:33)
30.  ロード・オブ・ザ・リング
RPGの影響が強い自分にはまずまず楽しめました。だが、なんとなくCG表現がどこかで見たような創り…。烈火を放つ魔物・バルログなどFFのイフリートに見えるから(勝てば召喚獣をゲットか…?)。ゲームのムービーの方が遥かにクオリティが高いので、比較してしまうと案外ちゃっちい創りなんですけどね。“RPGの聖書(バイブル)”である原作は実は未読。“エルフ・ドワーフ・魔法使い・剣士”と聞けば思い出す…あの「ロードス島戦記」などに強く影響を齎した意味でも存在は知っていましたが、予備知識ゼロな自分は吹き替え版の“ホビット族”という言葉を“コビット族”と聞き違え、“小人”などとはなんと差別的な表現を…と途中までドえらい勘違いをしていた程(汗)。とりあえず、ここまで来るともうそのまま全部楽しめるだけで良い映画。てっきりCG合成かと思ったホビット族と他種族の“絡み”も、“強制遠近法”を利用する…更に身体を小さく見せる為、ホビット族の役者に特殊メイクの大足を付ける(←とても痛かったそうです)など、画像の工夫には感心。これだけ長い物語も3部作に分けると、もはやドラマ枠で1シーズン出来てしまう程。そんな先の長い長いストーリーを想像するだけで、長編作品の苦手な自分は本作だけでやや辛かった(長編を嫌うアメリカ人に、良くこれだけの映画が耐えられたものだ)。それもこれも配役の…この贅沢なキャスティングはやはり胸踊る。原作の、無いモノを得ようとする事よりも、有るモノを放棄するの事がどれだけ大変なのか…現代にはある意味アイロニー的なメッセージに見えたのは私だけでしょうか。
7点(2004-03-12 00:55:12)
31.  茄子 アンダルシアの夏
良く似ていますが、マッドハウス制作のアニメーション映画。実は背景のキャラクターはまんま浦沢直樹キャラだから(笑)。高坂希太郎監督は、「YAWARA!」で作画監督を…、「MASTER KEATON」では加えてキャラデザも担当していたので、その影響も強いのでしょう。あの水彩画で騙されそうになりましたが、キャラ描写は全く似て非なるもの。「マッドハウス」と言えば、TVアニメ「YAWARA!」・「はじめの一歩」…最近では「ごくせん」と、比較的に原作マンガのTVアニメ化作品を得意としていますが、世界的にも認知度の高い「千年女優」も手掛けた有名なアニメ制作会社なのです。そんなマッドハウス制作のアニメ作品と言う事で本作も当然期待して観賞。47分と短編でありながら、観賞のバランスは悪くなかったとは思うが、肝心のスポーツアニメも、バストアップで誤魔化すシーンも多々見られ、フカン描写もCGでチョロチョロ…と動かすだけ。要は車輪を動画で創るのは面倒…と言う事なのか。先のご指摘にもあったように結構雑な創りでしたね。映画よりもちょっと丁寧なTVアニメ的な印象だったカナ…と。ただ、ツール・ド・フランスを毎年夏になると視る程、好きなスポーツである自転車レースを取り扱っただけ、個人的には好きな作品でした。今後のマッドハウス制作のアニメ映画を期待させる作品では有ります。
6点(2004-03-10 01:58:21)
32.  ターミネーター3 《ネタバレ》 
これはジェームズ・キャメロンが監督業を拒否したのも頷けますな。ジョン・コナーがターミネーターと再会するも、良く考えれば別の機種なら意味が無いような気がする(これだけでもうゲンナリ)。更にサラ・コナーがいない未来と、肝心な主要キャラは不在でなんの為の…誰の為の続編なのか疑問を感じる。ラストから「1」へとまた戻る…要は“メビウスの輪”と言う事でしょうが、だからどうした…と言わずにはいられない。こういうラストでなければ、「1」「2」を否定してしまう事になる訳だから、是が非にでもあのラストにしなければならなかったのは良く分かるのだが、余計なお世話と言いたい。人気があるから作った…としか思えぬシリーズ続編も、圧倒的に支持される「2」に泥を塗っただけ損をした印象。
5点(2004-03-09 20:58:27)
33.  チャーリーズ・エンジェル(2000)
ビル・マーレー演じるボスレーをチャーリーだと今まで思い込んでいた程、TV版を含めて予備知識ゼロの私に本作が楽しめるのか…観る前はかなり不安でしたが、それなりに楽しめました。3人のコスプレに終始した内容も、目の保養になれば許せます。…ただ、先の意見同様、やはりハシャいで騒いでワァ―ワァ―言っている彼女たちを客観的に見ると幻滅する(特にナタリー)。やはり、知的で教養に溢れる女性3人組として描き、マジメなアクション映画に仕上げて欲しかった気はする。この有り得なさとバカバカしい程のノリノリイケイケ映画も、やはりBGMの良さは一目置きたい(そう言えば“ディスチャ”はいずこへ…?)。そんなアホな!…と連呼する事間違いナシのデフォルメ演出の多々はやはり一喝したい所。 
3点(2004-03-09 01:54:27)
34.  ベッカムに恋して 《ネタバレ》 
邦題からして単なるスポーツラブコメディなのかと思いきや…実はそうでは無い。序盤のシーンは思わずギョッ…としました(笑)。英国在住のインド家庭…と言う設定も観ればなるほど。保守的で厳格な家庭に育った少女がサッカー選手を夢見れば、必然的に付いてくる“障害”も乗り越えてこそ本物なのでしょう。それもこれも定義される差別問題を描いている点が良い。上手にまとまっていて面白い作品でしたが、あれだけ定義された個々の問題が一気にクリアしてしまうラストに、肩透かしをくらった観有り。それでもこれを機に女子サッカーに興味を持ちましたから。いや…ベッカムに恋した少女はとても素敵でしたよ。
7点(2004-03-08 21:28:55)
35.  ホーム・スイートホーム(2000)
神山繁が痴呆症の元オペラ歌手を演じる、介護問題を扱ったファミリーもの。…と言われて真っ先に浮かぶのは「花いちもんめ」ですが、本作はちょっと違った視点で描いていますね。ユニークでクスクス…と思わず笑える個々の描写。重い問題だけに、明るく描いていて、介護問題を苦しくなく笑顔で病気と向き合おう!…と言う制作側のメッセージ性を感じます。痴呆になっても、オペラの歌い方だけは忘れない…。元オペラ歌手と言う設定も、初めてとは思えない神山繁が見事に演じていました。 
6点(2004-01-15 16:40:04)
36.  インターステラ5555
ダフト・パンクが敬愛して止まない松本零士先生。フランスでも人気の高い松本アニメ作品はTV放映され、当然彼らは感銘を受けた訳です(でも、特撮ヒーロー仮面で登場するのはヤメて)。そんな彼らが自らの楽曲のプロモーション・ビデオの製作を、直接松本先生に依頼した事で実現したコラボプロモ。初曲「ワン・モア・タイム」のPVを初めて視聴した時には、松本キャラが青色人種でビックリ。次曲を聞いた時にはキレイに繋がっていて、一本の作品になる…と中村真理ちゃんに教えてもらったけど、カンヌ映画祭の監督週間の長編部門で上映されるとは思いませんでした(最初から企画されていたんですね…きっと)。音楽業界でアニメプロモは結構有りますよね(ゴリラーズとか…)。洋楽&アニメ好きな自分には何より嬉しい作品となりました。記憶に残る作品化された有名なアニメPVと言えば例えば「イエロー・サブマリン」がその例でしょうか。でも日本の漫画家をご指名での…しかも長編にまとめて1本の作品にしてしまうなど、今までには有りませんでしたよね。楽曲はオムニバスにして、松本零士先生とダフト・パンクのコラボレートされた映像と音楽の調和。原作・脚本ともダフト・パンクの二人が担当しただけに、内容はちょっと独特な感じ。青色人種にもちゃんとした意味がある訳だが、ストーリー構成は松本先生が直接関わっている訳では無く…と言うか、キャラデザも別の方が担当しているので、一体何をデザインして何を担当したのかは不明。両アーティストによるコラボ作品なだけあってファンの方には嬉しい本作も、逆にどちらも興味が無い方にはまず楽しみが半減してしまう事でしょう…。
5点(2004-01-02 01:58:26)
37.  ナトゥ 踊る!ニンジャ伝説
…まるで拷問にあっている様。もしも犯罪者がコレを観せられたらアッサリ罪を認めてしまうのでは…と思う程の酷な映画だった。もはやバラエティ番組が現存していない為、2作目とは言え今観るとかなり哀しいものがある。エンディングの“ブランニュービスケッツ”の曲も空しい(それに浮いている)。途中までは何故か面白く感じてしまったのだが、あの“ニンジャ・フォース”という言葉が出て来てからが辛い時間…(苦)。どうでも良いが、すぐに気付いた吹き替えのミーナ役の矢島晶子さん。彼女の女性役は珍しい。田村えり子とパフィーぐらいしか知らないので、聞けただけでも良かった。…ちなみにナンチャンの相手役は、ビビアンの方がリアリティがあったのでは…??? (笑)
2点(2004-01-01 22:57:16)
38.  千年の恋 ひかる源氏物語 《ネタバレ》 
敢えて言うなら「紫式部解説付・源氏物語 on the 聖子ステージ・アンビリバボー!」とも言うべきでしょうか(苦笑)。“1000年余も前に書かれた世界最古の小説”も、これでは式部も浮かばれないでしょう…。演出も構成も、全てがトボしいものが有り、これならばTVスペシャルとして放送した方が余程マシとも言うもの。そもそも光源氏役に天海祐希…と言う時点で、“宝塚歴史劇”みたいになってしまう配役にも問題有り。折角女優としてガンバッている彼女を、無理矢理引っぱり出して男役やらせるのはさすがに酷な気がする。それに源氏の戯れをあんな風に演出するなんて…。女性同士だから余計にそう感じてしまうのか。ビックリしたのが松田聖子が唄って踊る場面。その瞬間に一気に興醒め。「ザ・ビーチ」の和版みたいな海中シーンも、水中バレイ団よりもヒドイ。当時のキャッチコピーは「日本映画が世界に誇る、空前の歴史絵巻」だそうですが、良くもまァ、ヌケヌケとそんな事を言えるものだとただ呆れるばかりなり。
1点(2003-12-29 19:59:13)
39.  模倣犯 《ネタバレ》 
ビ…ビックリしました。3…2…1―…発射!! ドッカ―ン! …で、首がフッ飛んだ瞬間…もう唖然(おクチあんぐり)。え…ッ、なんで周りにいた人は無事なんだ…? 首がフッ飛んだ後、目がパチパチしてましたけど…!? 一瞬、ギャグかと思ってしまった(苦笑)。イヤしかし、青い演出ですね。人間が爆発する程の火薬量と言ったら、あのフロアが丸ごとフッ飛ぶぐらいでしょう…普通。それに、無駄な配役を揃えて一見豪華にしている様ですが、どの人物にも焦点を合わせている分、主人公にピントが合っていないし、結局“人間の偽善さ”を表現したかったのだろうが、そのどれもが直接的過ぎて空回りする程に青いストーリー構成。“食”の演出は“犠牲”の対比で、要するに食するが為に生まれる犠牲と殺人によって生まれる犠牲は、どこが違うんだ…とでも言いたいのでしょうか…。大体、孫を殺されていてその犯人の子供を育てるもへったくりも無いだろう。なんて青い人間描写なんでしょう。その何もかもが青く全てをダメにしている。青い…そう、子供のケツと同じぐらい青かった。
1点(2003-12-28 23:28:39)
40.  池袋ウエストゲートパーク スープの回<TVM>
初見はTVシリーズを観ずに強引に観賞。TVシリーズを観て予備知識を充分につけてから再見したせいで人物設定がやっと分かり、さすがにチャンネルを変える事は無かったが、それでも全然面白くなかった…(苦)。やはり気になる「木更津キャッツアイ」のメンバー(個人的にこの手のコラボレーション効果に弱い)。しかし、…どうも堤幸彦演出のスペシャル版は期待すればする程、更にイタイ…。ちなみに、タイトルがカッコイイ!…と皆言うが、良く考えたら“池袋西口公園”だからねぇ(笑)。 …にしても、窪塚洋介のあのダラダラとした喋り方はどうにかならないのか。
0点(2003-12-25 16:22:17)
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