21. ブルークラッシュ
いわゆるスポーツモノの作品は、観終わった後そのスポーツをしたくなったか否かで映画の出来を計っている(私は)。この作品は、そういう意味ではとっても良い出来で、私は今、海に行きたくてうずうずしている。冬に観てしまったことを後悔しつつ、来年の夏まで筋トレして体を作ることにした。それにしても、あの波すごいですねーーー。あの映像のおかげで、ハワイにも行きたくなってしまった。 7点(2004-10-17 21:43:06) |
22. 阿修羅のごとく
どうしても原作と比べてしまう。原作を読んで切ないと思った台詞、共感できた気持ち、人生の皮肉に腹を立てたシーン、殆どが生かされていなかった。単なる絵空事の世界にしか感じられなかった。この原作は二時間そこそこじゃまとめられない作品だと思うし、実際まとまっていなかったと思う。特に、深田恭子の演技にガッカリ。 4点(2004-10-17 21:33:24) |
23. デッドコースター
好きなジャンルが全く違うからかもしれないが、こういう映画の楽しみ方が分からない。 4点(2004-10-10 20:08:59) |
24. 幸福の鐘
好き。 この作品に対してはそれしか言えない。私の筆力で説明すると、安っぽくなってしまうから。 9点(2004-10-05 21:57:59) |
25. スクール・オブ・ロック
ロック……このジャンルについて言えば、私にとって未踏の地。今まで一度もカッコイーなんて思ったことないし、シビレル(?)って感覚も分からない。けど、S先生の親切丁寧な教育振りで、なんとなくロックが分かってきた。……ような気がする。ラストの父母一同となって熱狂するシーンは、多少ご都合主義のような気もするけれど、生ロックを感じたらきっとそうなるんでしょうね。思い返してみて、素直に面白かった作品。 8点(2004-09-25 18:10:26) |
26. ファイティング×ガール
《ネタバレ》 飛行機の中で観ました。いかにもアメリカ的な作り方で、始まったときからラストの想像がつきました。起承転結わかりやすく進んでゆき、涙を誘うクライマックス。一線引いて観ていたつもりなのに、ラストではついつい涙してしまいました。ラストの雰囲気は「ビューティフルマインド」に似てましたね。アメリカは意図的に泣かせるのが巧い! 7点(2004-09-12 13:10:19) |
27. サイン
観終わった後なにも残らなかった。ただ観ている最中は確かにサスペンスを感じた。不思議と「退屈」はしなかった。でもオチがあれじゃあ……ダメですね。 5点(2004-09-09 22:49:59) |
28. 人でなしの恋
女性らしい柔和な作品。自然の映像が多く、色を意識した撮り方をしている。映像美の作品には奇天烈なストーリーが合う。全体的に違和感なくまとまった良作。 7点(2004-09-09 22:44:31) |
29. マドレーヌ(2002)
《ネタバレ》 率直に、思いのほか良かった。主人公の女の子の強がりで弱いところが、まっすぐに伝わってきた。彼女を見ていて、「東京ラブストーリー」の赤名リカを思い出した。流産してしまうシーンは……痛かった。涙を誘われた。韓国映画は、真っ直ぐなところが良い。人の心情を大切にしている。変に複雑にしてしまわないし、一番に人と人の関わりを描いていると思う。映像で勝負できないから……じゃないですよね?(笑)違う、違う。違うってことにしておこう。 7点(2004-09-05 18:49:41) |
30. ラン・ローラ・ラン
難しいことはよく分からんのだけど、この作品好きです。どんな理由であろうと、何かに、誰かに、命をかけることは容易なことではありません。命を賭けた20分。ローラの潔さがカッコイイ。良い意味でも、逆の意味でも、ドイツ映画の潔いところが好きです。 8点(2004-08-30 22:40:24) |
31. 13階段
《ネタバレ》 ベッドで横になって観ていたということもあり、中盤くらいからウトウトと眠りの世界へ誘われました。が、レイプのシーンで一気に目が覚めました。残酷すぎるエピソード。殺意を抱くのに不足はないです。映画が終わってからもそのシーンと、離れてしまった二人の手が痛くて、なかなか寝付けませんでした。正直、そのシーンしか印象に残ってないです。 4点(2004-08-28 00:16:24) |
32. シュレック
「綺麗なお話」って言われればそうだし、「綺麗なだけではない話」って言われれば、そうでもある。ブラックコメディ的なシーンがディズニーではありえないことだし、リアリティがあってよかった。大人も楽しめるアニメ。 8点(2004-08-21 02:19:50) |
33. バンディッツ(1997)
ドイツ映画素晴らしき。独自の雰囲気、テンポ、気だるさ、とてつもなくクール。気だるいけどクール。しかもセックスシーンが超カッコイイ。エロティックだけど、これまたクールなんですね。目に焼きつきました。いやあ、クールだ。 9点(2004-08-19 22:50:39) |
34. ドアーズ
バンドの半生を追った映画って、決まってドラッグが出てくる。ダークな雰囲気が嫌い。でもそれが現実なんでしょうね。 5点(2004-08-15 19:13:54) |
35. 呪怨 (2003)
怖い。ホラー映画と言われているもの、嫌いです。 4点(2004-08-15 19:09:39) |
36. トーク・トゥ・ハー
誰の視点で見るかで、180度発言が変わってしまう。ペニグノに自分を置き換えてみたら、そこにはそれは犯罪じゃないと解釈している自分がいる。アリシアに置き換えてみたら、ペニグノのしたであろうことは確実に犯罪。虫唾が走る。どちらの立場が自分に降りかかるかで、人生も人格も変わってしまう。 7点(2004-08-12 22:43:18) |
37. 昭和歌謡大全集
《ネタバレ》 評判悪いですよね~。私は割りと楽しめました。何かを説く映画ではないのかも知れないけれど、漠然とした雰囲気ってゆうか、流れを感じられました。青年時代の青臭さや、おばさん特有のテンションにも妙なリアリティがあって、嘘臭くない。県境の店主や幽霊と話す女子大生もスパイスになるキャラで、「殺人」「復讐」の繰り返しで一歩間違えればダークになってしまう観客の心情を、うまく惹き付けている。何といっても、松田龍平の気だるい歌声は、映画を観終わった後でも耳から離れなかった。仮装して歌ってみたいなあ……なんて願望も生まれました(笑)。 8点(2004-08-10 22:26:40) |
38. ペパーミント・キャンディー
確かに、一回見ただけじゃ細部が理解できない。二回、見るべきかも。人間の弱さについて言えばとてもリアリティがあって、ソル・ギョングは演技をしているように見えない。あの人生を辿ってきた本人にしか見えなかった。それにしても……体当たり演技だよなあ……ソル・ギョングの熱さを感じる。脱帽。 7点(2004-08-08 22:28:38) |
39. スチームボーイ STEAM BOY
ファーストシーンとラストシーンの映像はよかった。というか、感心した。日本アニメのレベルの高さを物語っていた。「化学の進化」をテーマにしたストーリーは、インパクトが無かった為、後に残るものが少なかった。映画館を出た後、妙な脱力感があった。 6点(2004-08-08 15:43:56) |
40. フリーダ
一人の画家の生涯。ノンフィクションものって、面白いとか面白くないとかではなく、ただ単純に感動してしまう。そんな人生をたどった、一人の人が実在したわけだから。フリーダの時代まで気持ちはタイムスリップしました。 7点(2004-08-05 00:19:10) |