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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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21.  ワースト☆コンタクト
「極道恐怖大劇場/牛頭」が「史上初のヤクザ・ホラー」なら、こちらは「史上初の極道SF」という触れ込み(主演は共に哀川翔兄ィ)。しかし徹底した不条理ホラー・コメディ(しかも、しっかりと作り込んである)を通した「牛頭」と違い、こちらは全くSFっぽくない小さくまとまったコメディでした。個々のシチュエーションだけ見れば面白くなりそうなのに、何故か全体としては面白くならず、やってることはコント・レベルなのに、台詞が少し説教臭いのも気になる。それに、こんなストーリーであんな人を殺しちゃいけない。それこそ笑えませんよ。せめて最後位は、単なる関西のおっさんだった板尾創路が如何にもな宇宙人に変身する様なSF的見せ場も欲しかったです。そういうことで、中々の活躍を見せてくれた有坂来瞳嬢に、3点献上。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2007-02-09 00:02:34)
22.  真夜中の弥次さん喜多さん
もっと中途半端なおふざけ映画を想像してたんですが、意外に悪くなかったです。一番感心したのは、しっかりとした作り込み。馬鹿映画だからってVFXに全く手を抜いてない。荒川良々のシーンなんて、かなり良く出来てますよ。そして私的には、初めて見た長瀬智也が好印象。「何でぇ何でぇ、どーしたんでぇ」という江戸弁のわざとらしい芝居が嫌味にならず、凄くマッチしてました(その代わり、非常に解り易い豪華キャストが少しウザい)。彼らの旅はお伊勢参りに向かう弥次喜多道中ではなく、自分の心の源流へと向かう「手前探しの旅」。この映画は最初から最後まで、薬によるトリップから遂にこっちの世界に戻って来られなくなった喜多さんと、彼が心の中に作り上げた弥次さんによる精神世界の彷徨なのです、7点献上。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-02-09 00:02:09)
23.  さよならみどりちゃん 《ネタバレ》 
この人は「ロボコン」みたいなメジャー系に食指を伸ばさず、最初からこういう映画だけを撮ってれば良かったんだと思う。構図を固定したシーンでも手持ちカメラ、手持ちだから意味も無くカメラをパンさせる等、ドグマみたいな自主映画癖が直ればもっと良くなる筈。で、本作は地味な題材と地味な(稚拙な)撮影技法がマッチし、かなりリアルさを感じさせる恋愛映画に仕上がってます。それなりに濡れ場のシーンがあったのに全く裸を見せることなくきた主人公は、最後の最後に貧弱なヌードを披露する。つまりこれは、心も裸になって初めてユタカにぶつかった訳です。相手がどんなにダメ男でも、自分からは決して別れることが出来ないダメ女の逆説的別れ話。ぬるま湯の関係が心地良かった男は当然去っていく。思い切り歌が下手な主人公は、生き方も恋愛も下手。しかし生き方も恋愛も歌も「上手い」人なんて、そうは周りにいないもんですよね、6点献上。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2007-02-09 00:01:42)
24.  サヨナラ COLOR
話自体が陳腐で面白くないから、本来なら演出や俳優を見せる映画として作るべき。しかし竹中直人の演出は淡々としてるだけで盛り上がりに欠ける。また、所々に「オシャレな」小物等を配してあるものの、それが映画の個性としてまでは昇華されず、単なる小手先の飾りつけにしか見えない。そして最も大きなマイナス点は、肝心要のヒロイン・原田知世が全然魅力的に撮られていないこと。病気の時も回復した時も、笑ってる時も悲しそうな時もずっと一本調子。この人の持つ他に類を見ない「透明感」や「爽やかさ」が全く活かされないまま終了。こりゃ勿体ないです、4点献上。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2007-02-09 00:01:18)
25.  スクールウォーズ HERO
連日の様に報道される児童・生徒・教師の自殺、過労・心身症で休職する教師達、ろくに子供を躾けられない上、給食費も払わないくせに要求ばかり過剰な親達…。そう、今やこれはファンタジーかパロディにしか感じられない。最初の内は、この恥ずかしい程のアナクロニズムに身体が痒くなりそうでもあった(元のTVドラマは知らないので、私は「飛び出せ!青春」辺りを連想)。しかし照英が何度も何度も泣きじゃくってる内に、こちらも自然と泣けてきてしまう。洗練されてはいませんが、悪い映画じゃありません。本作にはリアリズムも演技力も不要。ストーリーは実話なんだから、どんなに臭かろうが納得するしかない。そして、今現在この主人公を違和感なく演じられるのも、熱く無骨な照英しかいなかったでしょう、6点献上。
[地上波(邦画)] 6点(2007-02-09 00:00:51)
26.  ドリームガールズ(2006)
(ちょっと長め) 全体的に少し駆け足気味の印象ながら、中盤以降は一曲一曲をじっくりと聴かせてくれる上、それぞれのパフォーマンスが素晴らしいので、満腹感の高い上質のブラック・ミュージカル映画に仕上がってると思います(前半の曲はストーリーを語る様に構成され、後半は登場人物の心情を切々と語る)。カーテンコール風のエンド・タイトルも中々洒落てます。そして特筆すべきは、アカデミー助演女優賞にもノミネートされた新人ジェニファー・ハドソン。物語的には彼女の演じるエフィが主人公と言っても良い位なので、むしろ主演女優賞候補でも不思議は無い。ジェームズ・ブラウンの「プリーズ、プリーズ、プリーズ」を思わせる“And I Am Telling You I'm Not Going”は圧巻。その後の“I Am Changing”も泣かせます。アカデミー賞俳優のジェイミー・フォックスも、主役扱いのビヨンセも彼女の前では霞んで見えます。時代性も良く再現されてるので、モータウン・サウンドが好きな人には特にお薦めします。ただ戸田奈津子には、もうミュージカル映画の翻訳はやらせないで欲しいと思いました…、7点献上。
[試写会(字幕)] 7点(2007-02-03 00:05:20)(笑:1票) (良:1票)
27.  マリー・アントワネット(2006)
フランス政府からヴェルサイユ宮殿での撮影を許可され、一種の「お墨付き」を貰った形になりながらも、フランス国民からは総スカンを食らったという、正にマリー・アントワネットの人生を地で行くアメリカ製フランス宮廷映画は、「ヴァージン・スーサイズ」風のポップな少女趣味と、「ロスト・イン・トランスレーション」風の浅い異国情緒をミックスさせた、全くソフィア・コッポラらしい仕上がり。しかも本物の宮殿や壮麗なセット、絢爛な衣装等をインディーズ風の発色の悪い手持ちカメラで撮影するという、「宝の持ち腐れ」も甚だしい演出。時代感と現代的なポップ感の融合も中途半端。また、彼女の心の変遷が全く伝わってこない脚本も、何が言いたかったのかさっぱり解りません。朝の「儀式」のリピートの最後は、つい頭の中で“It's showtime, folks!”と叫んでしまいました…。もうこの人は映画を作るのは止めて、女性誌の編集者にでもなった方が良いんじゃないの、4点献上。
[映画館(字幕)] 4点(2007-02-03 00:04:46)(良:2票)
28.  レクイエム(2004)
流行の「スタイリッシュな映像」をシーンやカットの繋がりを無視して切り貼りし、取り敢えず見た目だけA級風にしたり、いかにも監督の作家性が活かされてる様に見せかけてはありますが、この映画も他のヴァン・ダム作品同様、B級に違いはない。話の運びが唐突だったり設定に説得力が無い所(こんなチンピラの奥さんが、何で社会福祉士なの?)等は、チャイニーズ・マフィアが登場してくることもあって香港映画を連想させます。用心棒稼業に疲れ果て、最初からずっとテンションの低いヴァン・ダムに同じく、映画のテンションも遂に上がることなく終わってしまいました、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2007-02-03 00:04:21)
29.  コーヒー&シガレッツ
「いとこ同士?」を除いて、オチらしいオチの無い数分の短編11本で構成された、いかにもジム・ジャームッシュらしいモノクロのオムニバス。「ダウン・バイ・ロー」の後半のカフェでのシーンみたいなのが延々と続く感じでしょうか。最初の2本は流石に退屈でしたけど、3話目に登場する、話にならないトム・ウェイツと遠慮がちのイギー・ポップの会話が楽しく、また、全話に於いて出演者が非常に豪華だったこともあり(全員が「本人」役)、最終的にはそれなりに楽しめた様な気もします。ホッと一息つく時の定番アイテムがコーヒーとタバコ(この「定番」自体がかなり時代遅れの様な気もしますが…)。ジャームッシュとしてはその「ホッ」を狙った作品なんでしょうけど、1時間半も一息つきっぱなしってのもどうかと思いますね、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-02-03 00:03:53)
30.  ナショナル・セキュリティ
「市民の安全は俺達が守る!」なんていうアクション映画風のコピーに騙されてたら、たぶん私の評価ももっと低かったでしょうけど、お馴染みのバディ・コメディとして観れば充分面白いと思いますよ。白人警官による黒人への暴力を笑いの種にするセンスが好き。人種問題に対し過剰に反応する黒人社会もしっかり揶揄してる(これはかなり危ないんじゃないかな)。それに合わせてマーティン・ローレンスのキャラクターも、徹底した黒人至上主義者(黒人被害妄想者?)。白人男が黒人女と付き合うのは許せないが、その逆はOKという身勝手さも笑えました。あと、確かにビデオ撮影されたシーンは蜂を追い払ってたんでしょうけど、スティーヴ・ザーンが無実の市民に暴力を働いたのは間違いないんじゃないですか? 6点献上。
[地上波(字幕)] 6点(2007-02-03 00:03:26)
31.  さよなら、さよならハリウッド
「ハリウッド」というよりも、「観客も含めた映画に携わる全ての人」への皮肉に満ちたバック・ステージ・コメディ。才能の枯れ果てた嘗ての巨匠、利益のことしか頭にないプロデューサー、言葉の通じないカメラマン(しかも中国共産党員?)、口八丁手八丁のエージェント、そして、盲目の監督が撮った駄作でも「芸術」の一言で許容してしまうアート映画信仰。こんな環境で「良い映画」なんか出来る筈がない。私は「フランスが存在してて良かった…」って台詞が一番笑えました。また、一見いい加減に見えるストーリー自体も、「安易な家族再生もの」や「都合の良いラヴ・ストーリー」への皮肉なってる。もしかして2002年度の作品でモノラル音声ってのが、現在の映画製作に対する最大の皮肉だったのかもしれません、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-02-03 00:03:01)(良:1票)
32.  クン・パオ!燃えよ鉄拳
カンフー映画好きの人は、そのパロディとして楽しめるかもしれませんし、みうらじゅんみたいな人には受けるかもしれませんけど、そうじゃない人は全くお呼びでないリサイクル・カンフー・コメディ。やってることは映像版「空耳アワー」。オリジナル映画の「それらしく見えるシーン」を脚本に合わせて繋ぎ直したり合成したりして、30年前の香港映画を新作馬鹿映画にレストアするという前代未聞のプロジェクト。たぶん昔のアメリカでの「吹替えのいい加減さ」もパロディになってるのでしょう。「衣装よ、赤になれ。黒に戻れ」って部分が結構好き。こういう無理矢理な部分をもっと残しておいた方が更に笑えたと思います。それにしても、スティーヴ・オーデカークの凄くビルド・アップされた身体も合成なんでしょうか…? 4点献上。
[地上波(字幕)] 4点(2007-02-03 00:02:34)
33.  スコルピオンの恋まじない
つまらない映画ではないんですけど、本作ではウディ・アレンのスタイルが、単なる懐古趣味みたいに感じられて「粋」には見えない。もちろん往年の映画へのオマージュかパロディのつもりなんでしょうけど、この後向きの姿勢は少し気になる。ちょっと前まで「最先端の現代作家」だったのに、「昔を懐かしむだけの頑固な老人」みたいになってて良いのか? それに、若い頃は「美女(シャーリーズ・セロン)と冴えない小男」のギャップもそれなりに絵になってましたけど、この歳だと単なるスケベじじいにしか見えん。路線を変えたらしい「マッチポイント」が気になりますね、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-02-03 00:02:08)
34.  トムキャッツ/恋のハメハメ猛レース
大人しめの「アメリカン・パイ」って感じでしょうか(「アメリカン~」ではプレイメイト並の肢体を披露してたシャノン・エリザベス嬢も、こちらではヌード無し)。下ネタのオン・パレードはそれなりに楽しかったですけど、今一つパンチが足りず、私は大爆笑には至らなかった(タマキンってあんなに弾むものなんだろうか?)。トムキャッツの面々も活躍せず、直ぐに二人だけになってしまうし、SMの館に住むお婆ちゃんと娘みたいなキャラも、あと2~3組は欲しい所ですね。それにしても、一体いつからジェイク・ビジーは「ジェイク・ビューシイ」なんて見慣れない表記になったんだ? 5点献上。
[地上波(吹替)] 5点(2007-02-03 00:01:35)
35.  オーロラの彼方へ 《ネタバレ》 
何か「バタフライ・エフェクト」が中途半端で、どうにも腑に落ちないまま終わってしまった。父親が助かることの波及が、「連続殺人の被害者が3人から10人になる」程度で済むのか? もしかしたらこのお陰で、どこかで起こらない筈の紛争が起こり、数万人規模の死者が出てるかもしれない。しかもその後も、殺される筈の被害者を救い、母親を救い、更に肺癌で死ぬ筈の父親をまたも生かす。これはとんでもない歴史の改変。普通だったら無事で済んでないと思いますよ。また、主人公だけに改変前と後の記憶があるのに、周りの人は改変後の記憶しかないとか、突っ込み所も多すぎる。こういうことが気になって、一家族だけの幸せを見せられても素直に感動できませんでした。そういったことで、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-02-03 00:00:54)(良:1票)
36.  フリーダムランド 《ネタバレ》 
「ジュリアン・ムーアの息子が連れ去られる」というプロットで思い出すのが、忘れようにも忘れられない「フォーガットン」(監督のジョー・ロスはそれにも名を連ねてます)。本作はそこに「ドゥ・ザ・ライト・シング」を足した様な社会派サスペンス映画になってますが、テーマとして子供失踪のミステリーを強調したいのか、人種問題の緊張感を描きたいのかが判らず、中途半端で退屈な仕上がりでした。それに肝心の、ムーア演ずる母親の狂言の動機が理解できないので、物語として最後まで腑に落ちません。たぶん「黒人(若しくは黒人居住区)をサポートしている“良い白人”の心の奥底にも眠っている“偏見”」こそが本来のテーマだったんだとは思いますけど、とてもそんな映画にはなってません。という訳で、4点献上。
[試写会(字幕)] 4点(2007-01-19 01:05:18)(良:1票)
37.  ディパーテッド
出演交渉の際、自分の出番を増やすことを条件にしたそうですけど、とにかくジャック・ニコルソンが前に出すぎ! お陰でW主演である筈のレオ様とまっと・でぃもんの影が薄いこと薄いこと。その上、オリジナルにあった「無間感」を無視した脚本になってる為(西洋人には解り難かったかな?)、「潜入のサスペンス」としては極上の仕上がりでも、善と悪の間で揺れる「二人の苦悩」はほとんど伝わってきません(特にでぃもん=アンディ・ラウ役の方)。配役も豪華だし、2時間半以上の作品で最後まで緊張感を保ち続けるのは流石ですけど、余り心に残る映画ではありませんでした。ところで、ラストのマーク・ウォールバーグの行動は「個人的恨み」からなのか、「スパイだと見抜いた」からなのか? 誰か教えてください、6点献上。
[試写会(字幕)] 6点(2007-01-19 01:04:48)
38.  リトル・ミス・サンシャイン
何も問題の無い時には家族がバラバラでも、それこそ問題は無い。しかし一たび問題が起きた時にモノを言うのが「血縁の絆」であり「家族の結束」。肝心な時に他人は当てに出来ません。血は水よりも濃いのです。あのおんぼろマイクロバスこそ「家庭」の姿。全員の力があってこそ家庭を前へ進めることが出来、そして一人たりとも(文字通り「死んでも」)後に置いてはいかない…。どことなく「サムサッカー」と同じ様な雰囲気を感じましたが、私はそれよりもずっと感動しました。それにしても、ファンキーな爺さんの性格を考えれば判りきったことながら、満を持して披露されるオリーヴちゃんのステージ・パフォーマンスは中々の衝撃。確かに「下品」かもしれませんけど、北朝鮮でマスゲームをやらされてる子供みたいに、不気味な作り笑いを顔に貼り付けて猿回しの猿の如く「芸」をさせられる他の参加者に比べれば、遥かに子供らしくて愛らしい「ダンス」でしたネ、7点献上。
[映画館(字幕)] 7点(2007-01-19 01:04:19)
39.  エラゴン/遺志を継ぐ者
戦士に憧れる農民の若者が、偶然(物語上は「竜に選ばれて」)「竜騎士」となり、反乱軍を率いて悪の帝国と戦うという話。古より何度も何度も繰り返されてきた定番ファンタジーの焼き直しであり、100人が100人、想像した通りの映画になってる筈です。従ってストーリーは退屈(印象としては「ブレイブストーリー」に近いか)。映像的にも今更驚く様なシーンも無く、一応はA級作品なんでしょうけど、B級のバッタもん的匂いがプンプンします(私的には「ダンジョン&ドラゴン」の方が上)。そして、私が最も気に食わないのがドラゴンのデザイン。雌という設定の所為なのか、何だか迫力不足な感じでした。たぶん次回では、主人公が実は「偉大なる竜騎士○○の血を受け継ぐ者」だという出生の秘密が明かさることでしょう…、4点献上。
[映画館(字幕)] 4点(2007-01-19 01:03:53)(良:1票)
40.  マスク2
10年以上昔の前作は、確かに「当時最新のCG」を駆使した快作でしたけど、その最新CGに負けない程の「エフェクト」を発揮してたのがジム・キャリーの「顔芸」。あの芸があってこそのCG効果であり、「マスク」でした。しかして忘れた頃に作られた「マスクの息子」は、キャリーが抜けて今更感漂うCGのみで彩られた上、明らかに子供向けなのに、下品で痛々しいギャグを満載するというチグハグな凡作になってます。主演のジェイミー・ケネディもマスクを被った時より、素顔の時の方が表情が面白いという本末転倒なパフォーマンス(キャリーを意識し過ぎた所為?)。本作のストーリー同様、偉大な父は超えられないという結論ですね。それにしてもアラン・カミングは、もうこの手の映画にしか出ないつもりなのか? 3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2007-01-19 01:03:28)
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