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かんたーたさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 594
性別 男性

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21.  歌うつぐみがおりました 《ネタバレ》 
「月曜日に乾杯!」や「素敵な歌と舟はゆく」の監督オタール・イオセリアーニのデビュー当時の作品はどんなものだったんだろう?と思ったので観てみました。ある特定の人物を基盤にして様々な人間ドラマが描かれていくというのは前述した二作品と同じですが、こちらはモノクロであるせいか作品全体の空気からややスリラーめいた印象を受けました。一応ジャンルはコメディとのことですが。何処へ行っても邪魔者扱いされる主人公、幾度となく危険な目に遭う彼の姿を見て遠い記憶の中で昔観た「鬼火」の主人公の面影がチラ付きます。街の風景を荒々しく切り取ったヌーベルバーグ調の撮り方もセンスの良さを感じさせ、最後の展開は衝撃的且つ運命的でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-03 18:20:02)
22.  四月 《ネタバレ》 
グルジアの巨匠オタール・イオセリアーニの脅威のデビュー作!…はっきり言ってこれは傑作だと思います。俳優の台詞を一切排除し、字幕もオープニングのタイトルとクレジットだけに抑えた、まさにムルナウの「最後の人」をそのまま地で行ったような作品。“音と映像が一体になってこそ、そこに初めて映画が生まれる”という監督の信条通り、サイレントのような静謐さとトーキーにある力強さを合わせ持っています。後半、主人公二人が移り込んだ無機質なアパートに次々と持ち込まれる家具類の数々、物質主義の批判とも取れるこれらの品々を見ていると、まるで無声映画に割り込んできた音声<トーキー>のようにも思えます。そして驚くべきことにこの無駄な家具が増えていくに連れて、何と主人公たちも無駄な言葉を発するようになる!モンタージュやスローモーションなど古典的な技法を用いつつ、撮影法も一見シンプルに見えて実はかなり工夫されているように感じました。実際かなり実験的な作品ではありますが、恐ろしく完成度が高く、もしかしたら彼(イオセリアーニ)の最高傑作かもしれません。兎に角僕のつまらないレビューなんかよりも早く本編を観て下さいというのが正直な本音です。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2006-03-03 18:04:07)(良:1票)
23.  暗黒の恐怖
TVシリーズ「24」の原型的な作品。伝染病の感染を防ぐ為に、菌の保有者である殺人犯を追う二人の政府役人の姿を描いた犯罪サスペンス。衛生局の調査官と警察の刑事が互いに反目しながらも、一つの目的の為に協力し合い友情を育んでいくというバディ・ムービーの古典でもあり、また名匠エリア・カザンのキレの良い演出と、鋭いフィルムノワール調のモノクロ撮影が絶妙な効果を上げています。確かに今の時代から観れば多少物足りないかもしれませんが、後に多くの模倣を生んだことを考えればその元祖というだけでも評価に値するのではないでしょうか。それにしてもこの作品、原題も邦題も何だかB級っぽいんだよなぁ…。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-03 17:43:26)
24.  グッドナイト・ムーン 《ネタバレ》 
ジェナ・マローンが若い!というか幼いと言うべきでしょうね、最近ではあまり見かけませんがやっぱり彼女は良い演技をしています。最初は登場人物が皆自分のことしか考えていない自己中心的なやつらで嫌気が差したけど、そんな人々が他人への思いやりと愛情に目覚めていくのがこのドラマの見所なんですね。自分も見習いたいです。しかし毎度ながらのクリス・コロンバス調とでも申しましょうか、良い話なんだけど何か決定的なものが物語に欠けているような、そんな懐の虚しさを感じてしまいました。問題が脚本なのか、はたまた演出にあるのかは分かりませんが…。ただ俳優の演技は申し分無かったです。特にレストランでのジュリア・ロバーツとスーザン・サランドンの対話は、まるで「私の方が上よ!」とでも張り合っているかのように双方泣きまくっていて見応えがありました。それから最後はスーザンが死んで感傷的な終わりを迎えるのかと思いきや、前向きな気持ちで爽やかに締め括ってくれたので良かったです。欲を言えばちょっと泣かせ所が多かったかな?もうちょっと削った方が感動も浮き立つと思うのですが。
[地上波(字幕)] 6点(2006-02-28 17:00:11)
25.  河内山宗俊 《ネタバレ》 
おー、オープニングからカッコ良い!山中貞雄監督の作品は「丹下左膳」も良かったけど、こちらも良いですね。一見脈絡の無いストーリーが、様々な事件と因果して予想だにしない展開へと発展する。何と言ってもこの個性的な登場人物が江戸の狭い町内で忙しなく行き来する面白さ!行き当たりばったりのように見えて、実はかなり緻密に計算されとるのでしょうなぁ。クライマックスのチャンバラも見応えがあったし、主演男優二人の男気も素晴らしかったです。金子の「俺は初めて人間というものになれたような気がする」という台詞は奥が深い…。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2006-02-28 16:50:07)(良:1票)
26.  東への道
こういう映画を観るとトーキーの到来が至極当然のことのように思えてきます。これ以上何を作れというのか…、一つのメロドラマとして完璧に完成してしまっている。コメディパートやスペクタクルシーンなども秀抜の出来と言って良く、特にクライマックスの凍った川の上を流されていくリリアン・ギッシュのシーンは、既にジャンヌ・モローの撮った「リリアン・ギッシュの肖像」で観ていたにも関わらずやはり手に汗握ってしまった。それからこれはかなり私事で申し訳無いのですが、今回生まれて初めて生の活弁付きサイレントを観たということもありかなり興奮しております。その為本作への評価に多少なりプラスの影響が生じていることかと思いますが、どうか何卒ご容赦下さい(笑)
[映画館(字幕)] 9点(2006-02-23 14:20:38)(良:1票)
27.   《ネタバレ》 
これは今までに見たどんな短編アニメよりもインパクトのある一本でした。「長く生きながらえた者は鬼になる」という意味深な言葉から、鬼になってしまった母親とその息子たちが繰り広げる壮絶な不条理の物語。弓を射る時の人形の勇ましさ、鬼の形相の恐ろしさと言ったらとても作り物とは思えない迫力。どこかコミカルな猟師兄弟の動きもユーモラスで、雰囲気を盛り上げる三味線の音楽も秀逸です。
[映画館(字幕)] 10点(2006-02-21 16:25:52)
28.  死者の書
「した、した、した。かの人の眠りは覚めていった…」という岸田今日子の語りで始まる本作は、日本が誇る人形アニメの巨匠・川本喜八郎監督の最新作。原作は日本文学史に燦然と輝く折口信夫の名作「死者の書」とのことですが、僕は全く読んだことも無ければ今の今まで知らなかったのでストーリーについては語れません。ですが美術に関しては間違いなく今までの作品の中で最高峰!郎女の人形の持つ気高さと高潔さ、そして死者と化した大津皇子の恐ろしくも輝くばかりの精彩を放つ美しさ。これぞまさに川本美学の真骨頂!個人的には「鬼」や「道成寺」のように良い意味でもっと“暴れて”欲しかった気もしますが…。何はともあれ完成して良かった、師匠のトルンカも草葉の陰から見守っていることでしょう。それからひとこまサポーターの皆様も本当にお疲れ様でした。
[映画館(字幕)] 8点(2006-02-21 16:22:22)
29.  山椒大夫
地獄のようなストーリーだが、天国のように美しい映画。時代劇だけど、どんな国の人が観ても確実に楽しむことが出来るということを確信できる映画。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-02-16 14:15:19)
30.  学生ロマンス 若き日 《ネタバレ》 
サウンド一切無しバージョン(意図的にではなく)で観ました。いやはや、以前に「國民の創生」と「イントレランス」を音無しで観て死にかけた覚えがあるので心配していたのですが、何て事はない。全然面白かったです!オープニング、"都の西北で"という字幕が出て俯瞰状態のカメラが左へ左へと流れていく。やがて物語の主人公の一人である青年の住居へと辿り着くと、そこには破り捨てられた「貸間有ります」の紙屑の山が。またペンキ塗りたての柱を触ってしまい、通行人に手袋を落としたと勘違いされるシーンはまるでチャップリンやキートンのギャグを見ているようで面白いです。取って付けたような感じもするけど、遊び心に満ちていて楽しいです。というかもう一人の主人公が個人的にハロルド・ロイドに見えて仕方が無かったのですが、意識しているのでしょうか?後半のスキーの展開も丁度今回のトリノと重なってタイムリーだし、部屋の壁に映画の写真の切り抜きが飾ってあるところは如何にも洋画好きの小津らしくてご愛嬌。"第七天国"なんて言葉が出てきた時には思わず嬉しくなってしまいました。最後にカメラは元来た風景を右へ右へと流れて行き最初の位置に戻る、そして「終」の文字。何も変わっていないけれど将来は希望に溢れているという、まさに青春にピッタリのラストのような気がしました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-02-14 17:58:55)(良:1票)
31.  恋のラジオ放送 《ネタバレ》 
アメリカの良心ジェームズ・スチュワートとチャップリン映画のヒロインで有名なポーレット・ゴダード(主に「モダン・タイムス」や「独裁者」など)が競演したロマンティック・コメディ。音楽嫌いで町の皆から忌み嫌われている主人公の伯父という設定が、ちょっとキャプラの「我が家の楽園」を思わせますが、本作は傑作まではいかないにしろ精々佳作というところでしょうか。前半のミュージカルタッチも小気味が良く、後半の千$プレゼントの抽選法を必死に探し回るところ等は最高に面白いです!まさか善人ジミー・スチュワートがラジオ局の小賢しい職員を殴り飛ばすとは思わなかったけど(笑)
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-02-11 19:09:02)
32.  女の中にいる他人 《ネタバレ》 
これは奥さんが気の毒ですね~。考えてみればタイトルの「女の中にいる他人」って彼女のことだったのか、最後には思わず犯罪に肯定してしまいます。それよりも主人公の身勝手な行動が鼻に付く。親友の奥さんと浮気して殺しておきながら、妻と相手の夫に告白しながらも、まるで自分が被害者であるかのように一言も謝らないのが良い(笑)。優柔不断の極みとも言える小林桂樹の表情はまさにハマリ役。作品的には同年の「ひき逃げ」と同様、成瀬作品の中では異色のサスペンスですが、あちら(「ひき逃げ」)が視覚的に驚かせていたのに対しこちらは心理的にジワジワと追い詰めていきます。何故か告白する時はいつも暗闇という、停電及びトンネルのシーンも恐怖を煽っていてグー。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-02-08 16:49:48)
33.  ベルヴィル・ランデブー 《ネタバレ》 
これは凄い!まるでジャン=ピエール・ジュネの世界をアニメにしたような映像。途轍もなく巨大な貨物船、とことんディフォルメ化されたマフィアの用心棒、目も眩むような大都市"ベルヴィル"の俯瞰ショットと、アニメでしか表現し得ない世界を創り上げているところには好印象。また伏線やストーリー演出も冴えていて、「キリクと魔女」と言い最近のフランスアニメは本当に元気が良いということを実感させられる。日本のアニメもいい加減ヤバくなってきたんじゃないの?…それにしてもまさかフレッド・アステアをクサすとは思わなんだ、タチ伯父さんまでもが画面に登場した時は思わず感激しました。カエルのスープは流石にゲーだったけど、あれがベルヴィル三姉妹のバイタリティを保っている秘訣かもしれませんね(笑)
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-28 12:20:42)
34.  ペリカン文書
タイトルは有名だけど、まだ観ていなかった映画。原作がジョン・グリシャムなので、てっきり法廷ドラマかと思いきや、まさかこんな銃弾が飛び交う犯罪サスペンスだったとは…。如何にもアラン・J・パクラが好みそうな題材で、その硬派な作りから多少観客が飲み込めない部分があっても物語に引き込んでしまう勢いがあるのですが、さすがに二時間半の間緊張のしっ放しではこちらもストレスが溜まってしまいます。作品の性質上仕方無いのでしょうが、例えばヒッチコックの「北北西に進路を取れ」とかだったら同時間全く疲れることなく楽しむことが出来るのですが。ただ主演のジュリア・ロバーツとデンゼル・ワシントンの好演、そして最後の静かな余韻は観ていて気持ち良かったです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-27 17:19:21)
35.  いとこ同志 《ネタバレ》 
うぜ~、何なんだアイツら。散々邪魔しておきながら「何で落ちたの?」とか抜かしやがるし。オマケに信頼していた本屋の店主に「女遊びはやめろ」とか訳の分からない忠告をされたら、そりゃ自殺もしたくなるわな。一方ちっとも勉強しないで遊び呆けていた従兄弟がカンニングして楽々合格するというのもまた皮肉、勉強嫌いの自分にとっては「勉強の無意味さを証明した」という点で妙に嬉しくなってしまいましたが(汗)。そんな訳で主人公のどうしようもない苛立ち、絶望感は見事に表現されていましたが、如何せん物語としてはちっとも面白くないんですよね~(^_^;。こんなの観せられてどうしろと言うのか…。今の受験シーズンにはピッタリな内容ですが、もし落第生に観せたら本当にこの映画の主人公と同じ行動を起こしそうな人が出てきそうで怖い。技術面では撮影のアンリ・ドカエの室内セットを巧みに利用した映像が素晴らしいとのことですが、素人の自分にはよく分かりません。ただ最後のオチはなかなか気に入りました。文字通り陰気な空気に止めを刺しながらも、それが主人公の自殺によってではなく偶発、しかも憎きジャン=クロード・ブリアリに負い目を負わせて終了したのでスカッとしました。「ヌーヴェル・ヴァーグの金字塔」と言われている作品らしいですが、その理由も納得できます。結果、最後のドンデン返しに8点です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-27 17:13:48)(良:1票)
36.  驟雨 《ネタバレ》 
原節子が結婚について哲学している…。「晩のおかずは何だい?」「晩は未定です」これが夫婦の会話かい!まるで他人の家庭を除いているような余所余所しさがありますが(実際そうなんですが)、ある意味ではこの上なく平和的で安心感があります。胃袋を切り落とすとかいう話が始まってからは、こちらも胃を締め付けられる思いでしたが。それから「これだから日曜日は嫌いだ」という佐野周二の台詞には思わず納得してしまいます。自分も何故か日曜は切なくて遣る瀬無くて、一週間の内で一番嫌いです。人生は惰性的ですが、そんな中にも転がり込んで来る風船がある…。明日よ明日の風を吹け!
[CS・衛星(字幕)] 9点(2006-01-24 17:52:10)(良:2票)
37.  アンナとロッテ 《ネタバレ》 
観る前は二時間以上もあるし、「また第二次大戦のナチ物かよ…」と思い辟易していたのですが、実際は何てことのないそこにあるのはただ二人の女性の純粋な人間ドラマでした。ドイツの貧しい農家に引き取られ叔父叔母に扱き使われる姉アンナと、一方オランダの裕福な家庭で育てられそこで勉学の才能を伸ばす機会に恵まれた妹のロッテ。観客の目から見れば、散々虐げられながらも必死に生きようとする姉アンナの方に人間的魅力を感じ、また不当な理由から妹ロッテに責められる彼女に同情しますが、だからと言ってロッテが悪いのかと言うと決してそうではなく、結局一心同体だった彼女ら二人を引き離したのは他でも無い"戦争"だったのでしょう。どちらか片方が怪我をすればもう一方も衝撃を受けるほど心同士で強く結ばれていた絆、それを破壊した運命、最後に再び一緒に寝ることが出来てアンナはこの上なく嬉しかったことでしょう。2003年のアカデミー賞外国語映画部門では「たそがれ清兵衛」と「みなさん、さようなら」の対決が話題になっていたようですが、自分的には本作に受賞して欲しかったです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-24 17:22:31)(良:1票)
38.  ピンク・パンサー3
このシリーズは初めて観たのですが、いや~ナンセンスですなぁ。てっきり主人公のピーター・セラーズがピンク・パンサーかと思いきや、当の本人は登場しないというユニークさ。と言うか「ピンク・パンサー」って元々映画から生まれたキャラクターなんですね、初めて知りました!個人的にマルクス兄弟やモンティ・パイソンなんかも好きなので、この馬鹿馬鹿しさはなかなか楽しめました。少なくとも007よりかはずっと好きです(笑)
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-24 16:40:08)
39.  アイアン・ジャイアント 《ネタバレ》 
オープニングの美しい宇宙の映像、そして嵐の中でのジャイアント登場シーンから早くも物語に惹き込まれてしまいました。差し詰め「E.T.」+「ドラえもん のび太と鉄人兵団」という印象ですが、ジャイアントの滑らかなCG、躍動感溢れる映像と、これぞまさしくアニメーションの醍醐味!クライマックスの暴走シーンも迫力が有り、またジャイアントの恐ろしさも感じた。時代設定が米ソの冷戦期間というのも心憎く、最後までジャイアントの正体が明かされないのも良いです。ただ惜しむべくは本作がブラッド・バードによるオリジナルストーリーではないということ、これさえクリアしていれば完璧だったのですが…。とは言えそんなことを補っても余りある程の魅力がこの作品にはあるし、後にピクサー社で「Mr.インクレディブル」なんかを撮ることを考えればやはり彼は偉大なのでしょう。日本の大量に氾濫したロボットアニメに抵抗を感じる自分にとっては、これは新鮮な衝撃を受けました。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2006-01-22 11:09:33)
40.  きいてほしいの、あたしのこと ウィン・ディキシーのいた夏 《ネタバレ》 
丁度引越しを終えたばかりの時にこの映画を観たので、思いっきり主人公の少女に感情移入してしまいました。差し詰めスヌーピーに出てくるペパーミントパティの内気な子版という印象ですが、演じているのは「チャーリーとチョコレート工場」で悪ガキの一人だったアナソフィア・ロブちゃんですか、才能有りますね~。個人的にはダコタ・ファニングよりもこれからの活躍を期待したいです(別にダコタ・ファニングが嫌いな訳じゃない)。物語の方はてっきり単なる少女と犬の友情物語かと思いきや、途中から町に住む人々の孤独が浮き彫りになっていったりと、ユーモアとペーソスを上手く使い分けています。そういえば監督のウェイン・ワンって、あの傑作「スモーク」を撮った人ですか。まだ現役だったんですね~(当たり前だろ)。さり気なく「波止場」や「北北西に進路を取れ」等のヒロインで有名な女優エヴァ・マリー・セイントが図書館の館主役で出演していたりと、映画ファンには嬉しい発見です。やはりどんな名優でも犬と子役には敵わないということで8点を献上します。それにしてもあのワンちゃん、本当に笑っているように見えるから不思議ですね。
[DVD(字幕)] 8点(2006-01-20 16:12:55)
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