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かんたーたさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 594
性別 男性

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21.  靴みがき 《ネタバレ》 
「自転車泥棒」のレビューは山ほどあるのに、こっちは一つもないというのがちょっと虚しいので観てみました。こんなことを言うと人間性を疑われそうですが、個人的には「自転車泥棒」並の不幸を期待していたので実際にはそれほどでもなくてちょっとガッカリしてまいました。確かに悲惨であることに変わりはないけれど。「自転車泥棒」では単純に自転車を盗まれるということから主人公にも感情移入ができたけど、こちらはそもそも自分が靴みがきの世代ではないので親近感も湧かず…、平和ボケというやつですね。最後も無理矢理くっ付けた感じのオチでしっくり来ないし、イタリアン・ネオリアリズムがどうこうと言う以前に普通に少年二人の物語として観た方が面白かったです。全ての原因の発端がたった一頭の馬というところも象徴的。
7点(2005-02-03 12:39:13)
22.  石の花 《ネタバレ》 
ロシア映画お得意の民話をベースにしたファンタジー・ストーリー。緑を基調にした鮮烈な映像が実に綺麗で、また蝋燭による時間の経過や季節の移り変わりを一瞬で表してしまうところの演出も上手く、画面一面に花が咲き渡るシークエンスなどはそのイマジネーションの豊かさに思わず感嘆してしまいます。ついでにセットもかなり凝っています。はっきり言って石の花のデザインはけっこう俗悪だと思いましたが…、個人的にはダニーラが作った植木鉢の方が好みです。やや古めかしく子供向けな感は否めませんが、たまにはこういう映画も良いものです。ところで最後はめでたしめでたしで終るから良いんだけど、そういえばこれって回想録じゃありませんでしたっけ?嗚呼、「新ガリバー」が観たい。
7点(2005-02-02 00:18:31)
23.  サリヴァンの旅 《ネタバレ》 
そうかこの監督の名前プレストン・スタージェスって言うんでしたね、観終わった後素でサリヴァンだと勘違いしていました。マイケル・J・フォックスが著書『ラッキーマン』の中で触れていたので気になって観たのですが、どうやらこのプレストン・スタージェスという人は恐ろしいほどのセンスの良さの持ち主のようで。登場人物のユーモアとウィットに富んだ会話、前半のトレーラーチェイスでのスピード感、そして映画開始数分後に画面にTHE ENDの文字を出してしまう演出の粋さ。肖像画の表情がチラホラ変わるところはコーエン兄弟の『レディ・キラーズ』でも引用されていましたね、というか『兄よ、いずこ』=『オー・ブラザー!』か。そもそもこの手のテーマは今の時代だからこそと思っていたのだけれど、まさか半世紀以上も前から持ち上げられていたとは 驚きです。後半はいよいよ笑い事ではなくなってきましたが、コメディ映画がコメディであるということの意味をしっかりと教えてくれる素晴らしい作品だと思います。「コメディばかり観ていると頭が馬鹿になる」とか言ってやたら小難しい映画ばかり観ている輩に是非とも見せてあげたいですな。それにしても「キャプラみたいな映画を撮りたい」だとか「ルビッチなんて知らん」という発言は随分とまあお茶目な監督だこと。
8点(2005-01-29 22:47:27)(良:1票)
24.  桃色(ピンク)の店 《ネタバレ》 
TSUTAYAで唯一借りることができるルビッチ作品、しかしまさかこれがクリスマス映画だったとは…。去年の内に観ておくんだったと後悔しつつも心の中はすっかりクリスマス気分♪(要はいつでも良いんだろ)。前半はシガレットケース云々の話でコミカルに描きながらも絶妙なペーソスを交えつつ、それを後半で昇華させる演出ぶりはお見事。それからあれは絶対に誰もが夢見る理想の職場!心優しき年長者に愉快な年少者、途中で追い出された嫌な男でさえもどこか面白味があります。これをEメールに置き換えるという発想は良いけど、さすがにトム・ハンクスじゃジェームズ・スチュアートには成りきれなかったようで。「サイコロジカル」という専門用語でさえこの人の手にかかれば忽ちお洒落な言葉に早変わりしてしまう、今まさにこのルビッチ・タッチに魅了されつつあります。
8点(2005-01-28 17:28:18)(良:1票)
25.  逃走迷路
「怖いわ」なんて言いつつも、しっかりとラブストーリーよろしくダンスを踊っている二人に7点。
7点(2005-01-28 17:10:02)
26.  カバーガール
「近道は落ちるのも早い」って良い言葉ですね、やっぱり人生はコツコツと地道にやって行かないと。そういえば本格的に意識してリタ・ヘイワースを見たのは今回が初めてなのですが、確かに彼女は一際輝いていました。女の足にしか興味が無いというジーン・ケリーも毎度のことながらユーモラスで、特に二人のジーン・ケリーが夜の街を踊るシーンは画期的で面白いです。個人的にはだだっ広~いホイートン劇場よりも、小さいけどギミックに凝ったダニー・マクガイアのクラブの方が好きですね。これからカキを食べる時は「カモーン、パール!」の掛け声も忘れずに。
7点(2005-01-15 00:17:46)
27.  ギルダ 《ネタバレ》 
映画自体よりも『ショーシャンクの空に』で知名度が高い作品かと思われますが、まさか囚人たちにこんなものを見せていたとは…。例のシーンが出てきた時には思わず笑ってしまいました、モーガン・フリーマンが「色っぽい」と言う気持ちがよく分かります。物語はフィルムノワールの古典ということで興味深く観られ、主人公のナレーション形式で進行していくところも渋かったのですが、最後が上手い具合にまとまりすぎて 散々引っ張った挙句に「なんじゃそりゃ」と思わず突っ込みたくなりましたが、放浪紳士チャーリーさんの仰る通り「ストーリーなんてどうでも良いんじゃ!」と叫びたいのが正直な本音かもしれません。
7点(2005-01-12 21:50:01)
28.  紳士協定
これで7点とか無難な点数を下したら、やはり怒られてしまうのでしょうか?
7点(2005-01-06 22:25:11)
29.  王将(1948) 《ネタバレ》 
良い映画だけど最後の泣かせ所がちょっとクドすぎる、なんて思ってしまうのは心が病んでいる証拠でしょうか?とか思っていたらまさかこれが実話だったとは…完全に参りました。最初はまるでアル中の映画みたいだったけど、後半の対局シーンは今にも居合でも始めそうなくらい凄まじい緊張感があった。ところで僕は八尾の朝吉さん以上に 将棋のルールもロクに知らない人間ですが、真の名画とはたとえ観客がそれを知らなくても楽しめるものだと思います。なのでやっぱりこれは良い映画です!(何やねん)。
7点(2004-12-29 00:32:10)
30.  三十四丁目の奇蹟(1947) 《ネタバレ》 
何と、まだ見ぬこんなにも素晴らしいクリスマス映画があったとは!クリスマスのWOWOWに感謝。これはおそらくサンタクロースに限らず、現実に囚われすぎてしまい信じることを忘れてしまった人々の悲しみを訴えかけた作品だと思います。特に母親(モーリン・オハラ)が自分の娘(ナタリー・ウッド)に「サンタさんなんて居ないのよ、あのサンタクロースは私が雇ってクビにしたわ」などと説明するシーンには唖然としてしまいました。そういう意味でこれは案外純粋な子供には見せられない映画なのかもしれません、なので個人的には是非とも夢を見ることを忘れてしまった大人の方々に観て貰いたいです。基本的には僕もサンタクロースを信じていない人間ですが、この映画を観てまた久しぶりに信じたくなりました。それにしても最後のあんな裁判がまかり通るのは世界広しと言えどもアメリカ映画の中くらいでしょう、そんなアメリカ映画の良さを再実感したのでした。
8点(2004-12-25 20:07:46)(良:1票)
31.  我が道を往く 《ネタバレ》 
映画の中で最も尊敬できる人物は誰か?と訊かれたら、普通なら『アラバマ物語』のアティカス・フィンチや『スミス都へ行く』のジェファーソン・スミスなどが挙げられるのでしょうが、もしかしたら僕の場合はこの何の変哲もない神父のチャック・オマリーかもしれません。それだけ彼は道を行くたびに愛と希望を振りまいていそうな気がします。監督のレオ・マッケリーも『我輩はカモである』なんて捻くれた作品よりも、こういうあるがままの純粋なコメディの方が好き(ってまだ二本目だけど)。そしてこれは個人的に世界で最も優しいエンディングのある映画だと思います。やたらやかましい音でジャジャーン!となるではなく、あくまで穏やかにTHE ENDという文字が出て終わる。これ以上の終り方があるでしょうか?「言葉は往々にして味気ない」というオマリー神父の言う通り、この真の感動は文字では表せません!(と言うか文章を書く能力がないだけ…汗)。それにしても後半以降がやたら眠くなるのは、度々挿入される甘美なメロディが子守唄効果になっているからでしょうか。あと少数の方がレビューして下さればベストランキングにも載れるのに惜しい、何にせよこの時期にこの映画を観ることができたのは幸せでした。
8点(2004-12-24 15:25:50)(良:2票)
32.  狐の呉れた赤ん坊(1945) 《ネタバレ》 
スラップスティック・コメディのようなノリの作品ですね。穏やかなタイトルバックから突如画面の文字がずり落ち、そのまま乱闘へと突入するという奇抜なオープニングから度肝を抜かされますが、何と言っても主演の寅さんこと阪東妻三郎さん(この人他の作品で見たことないんですが)が全篇に渡って走る、暴れる、転げ回る姿がとにかく凄いです。製作年代から見てまたやけにかしこまった映画かな?と思っていたのですが、全く飽きることなく観ることができました。ストーリーは今ではもうありきたりな感じの話ですが、やっぱり見せ方が上手いです。個人的には小津安二郎の『長屋紳士録』を思い出しましたが、寅八と善太の両名に嫌味らしさがない分、私的にはこちらの方が好みです。頭がゆらゆら揺れる虎の置物や、相撲人形で時間経過を表すところがユニークで、また最後の「子供のために死ねるか?」という父親の葛藤も感動を誘います。
8点(2004-12-22 15:52:41)
33.  悪魔の水車小屋 《ネタバレ》 
トルンカの作品を観たのは今回が初めてだけれど、何よりもまず驚いたのがこれが短編アニメであるにも関わらず劇映画と変わらぬ迫力と演出力を持っていること。特に後半の水車小屋での影の使い方には度肝を抜かれた。人形の動きはほぼ完璧と言っていいほどの高い完成度を誇っており、さすがはパペットアニメーションの巨人と呼ばれるだけのことはあると思った。物語の方はミステリアスな雰囲気が良く本気でゾクゾクさせられる。悪魔のメタモルフォーゼから終盤にかけての怒涛の展開は、CGなどでは表すことの出来ない独特の生々しさが滲み出ていて良かった。
8点(2004-12-18 11:55:47)(良:1票)
34.  錨を上げて 《ネタバレ》 
歌って踊って恋する楽しいミュージカル映画のお手本のような作品ですね。まず最初に錨のマークが出てきた時から早くもやられてしまいましたが、「後髪を引かれる思い」での他の乗組員たちのブスッとした表情や、フランク・シナトラの「大人になったら分かるって言われたけど今でも分からない」という台詞には笑わせてもらいました。影の使い方もおしゃれでユニークだし、「どうだ凄いだろ」と言わんばかりにピアノの鍵盤を追い続けるカメラワークにも唸らされるものがありました。そして「トムとジェリー」のアニメパート、決して使い回しなどではなくこの映画のために作られたというのが凄い。一ファンとしては感泣ものです(ジェリーがジーン・ケリーに比べてやたら馬鹿でかくなってたけど)。他にも「どこが山賊やねん!」というジーン・ケリーの華麗な衣装など見所は多いです。しかしながらこんな簡単な内容であるにも関わらず2時間20分という上映時間はさすがに長い!この手の映画は個人的にせいぜい2時間前後が限界で、それ以上だとどんなに華麗な動きを見せられても逆に鬱陶しくなってしまいます。手法は目新しいけど話自体は極めて凡庸だったので平均の7点、良質のミュージカル作品ではあると思います。
7点(2004-12-08 19:12:30)
35.  マルクス捕物帖 《ネタバレ》 
マルクス兄弟の映画を見たのは初めてです。本当は『我輩はカモである』とかもっと有名なのから観たかったのですが、如何せん近所のビデオ屋にはこれしか置いていなかったので。そんなわけできっと最初は誰が誰だか全く区別が付かないだろうと思っていたのですが、びっくり!大体顔や性格を見れば「これがグルーチョだろ」とか「これがハーポだ」と直感的に分かるんですね。とにかく言いたいのは、マルクス兄弟が噂通りインパクトのあるキャラクターだったということです。しかし残念ながら物語の方にはあまり乗れず、どちらかと言うと後半場面になってからの方が素直に楽しめました。特にホテルの会場を滅茶苦茶にするシーンは最高に笑えた。そして中盤のチコのピアノ、本当に弾いているというんだから凄いですねぇ。ハーポのハープは普通に考えて必要以上に長いシーンであるにも関わらず、あまりのロマンティックさに思わず聞き惚れてしまいました。これから観る他の作品への期待という意味も込めて6点を献上致します。ちなみに僕が兄弟の中で一番好きなのは口八丁の三男グルーチョです、あの歩き方といったらもう…!
6点(2004-11-25 21:36:02)
36.  イースター・パレード 《ネタバレ》 
自分で登録しておきながら、この映画のことをすっかり忘れていました(汗)。大分前に観たので記憶がちょっとおぼろげなのですが、実は初めて本格的にフレッド・アステアを見たのがこの作品なんですよね。周りの人たちは普通に踊っているのに何故か画面中央のアステアだけはスローモーションというシーンがあって、「この人は自分の踊りを自由自在にコントールできるんだな」と感嘆しながら、そのステップの巧みさに強く心を惹かれたのを覚えています。共演のジュディ・ガーランドの方は失礼ながらあまり印象に残っていないのですが、アステアに「通行人を振り向かせろ」と言われて変な顔をするのが可笑しく、面白くてキュートな女優さんだったと記憶しています。後味はやはり良かったですね、これを観てから他のミュージカル映画にもハマっていきました。
8点(2004-11-02 22:15:42)(良:1票)
37.  星のない国
ジェラール・フィリップの映画初主演作だそうで、この頃はかなり若々しいです。主人公の断片的に残る過去の記憶を辿り、前世の世界にまで入り込んでいくというファンタジックストーリー。もう一つの人生やデジャヴといった摩訶不思議なテーマには惹かれるのですが、全体的に起伏がなく物語も単調に進んでいくのでやや退屈してしまいます。途中で話のタネが明らかになって先が読めてしまうのですが、それでもラストの展開には驚かされました。始終寝ぼけているかのような表情のジェラール・フィリップは見物です。
6点(2004-07-27 22:11:57)
38.  赤い河 《ネタバレ》 
出発時に牧童たちが次々に”イヤッホォー!”と叫ぶところが好きです。あとはまぁ皆さんがおっしゃっている通り、1万頭にも及ぶ牛の大暴走シーンですかね。久しぶりに「これは凄い!」と思わせられる圧巻なシーンを見ました。最後に女の言葉だけで仲直りしちゃうところなんかはちょっとあっさりしすぎのような感じもするけど、あのシーンのお陰で観終わった後にはとても晴々とした気分になって良かったです。ハワード・ホークスの西部劇はやっぱり面白い!
8点(2004-05-14 14:54:42)(良:1票)
39.  郵便配達の学校 《ネタバレ》 
『のんき大将』の方は観ていないのですが、これは短編ながらもかなり面白かったです。ジャック・タチの演技はチャップリンに通じるものがありますね。航空便に間に合うべく郵便配達の学校を出発した後、通りがかりのトラックに掴まってその荷台で郵便物の作業をするシーン。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマイケル・J・フォックスよろしく、こういうアイディアは本当に好きです。その後踏み切りに自転車を吊り上げられたりしながら、時間がないと言いつつも酒場でダンスに熱中するフランソワ氏が面白い。しかしこの『郵便配達の学校』は【野生のおっさん】さん↓の言う通り、ユロ伯父さんシリーズなどにある”ほのぼのとした笑い”とはちょっと異なるタイプのものなので、「あれ?」という印象も少なからずはありましたね。
8点(2004-05-12 20:42:42)
40.  汚名
ケイリー・グラントとイングリッド・バーグマンのキスシーンだけで、ご飯三杯はいける。
8点(2004-05-08 18:42:34)(笑:1票)
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