21. がんばっていきまっしょい(1998)
泣きそうになりながら、オールを引くスローモーションに、ぐっときた。淡々としているのに、瑞々しい作品。 8点(2003-10-25 02:43:06) |
22. 四月物語
冷静に見れば、たいした作品ではないんだろうけど、なーんか、好きなんだよな・・。恋愛で、勇気を出してエイヤッと行動したときの、心の高揚が、ラストでよく出てる。松たか子、演技がいいとは、けっして言えないんだけど、でも、いい。エンディングの余韻の独特の後味の良さってのは、「バグダットカフェ」とそっくりだと思うんだけど、どうだろう? 7点(2003-10-24 03:24:36) |
23. たそがれ清兵衛
丁寧に作った、いい作品だと思います。でも、藤沢作品になじんだ自分には、やっぱり少し違和感があった。叙情性も、ちょっとじめっとしていたし、それに、なによりも藤沢作品独特の、とぼけたユーモアがなくて、それが残念。真面目すぎ。クライマックスのチャンバラは、凄みがあった。ラスト、わざわざ、あそこまで話を広げることないんじゃないの? 6点(2003-10-24 03:06:08) |
24. ひみつの花園
この監督の作品の中では、一番好き。痛快な笑いってんでしょうか、「そこまでやるか・・」と、はんばあきれながら、わくわくしながら見た。ラストちょっと弱いかな?でも、十分面白い! 8点(2003-10-20 19:52:35) |
25. ブルワース
おもろかった!痛快。結構、賞とかも取ってるんですね。見てるあいだじゅう、にやにやしたり、ばか笑いしてた。「幽霊になるな、精霊になれ」だっけ?あの言葉は考えさせられる。ホンとだよなあ・・。周りの目に左右され、流されて、操り人形のように「~させられて、生きる」よりは、自らの魂と意志によって、責任をもって「~して、生きる」ほうが、悔いはないよなあ。・・でも、勇気がいるよなあ・・ 8点(2003-10-20 12:05:55) |
26. バグダッド・カフェ
《ネタバレ》 はじめは、小難しいインディーズ映画かな・・と思ってみてたんだけど、途中からどんどん引き込まれていった。ピアノにじっと耳を傾けるシーンは、なんともいえない風情があって名シーン。 ラストの、あの唐突に終わるエンディングも心地よい驚きの余韻があって、しばらくその余韻を味わったりする。 気持ちが荒んだときに、DVDで時々見ちゃったりする作品。 9点(2003-10-20 11:10:21) |
27. ブレードランナー
《ネタバレ》 リアルタイムで、高校生のとき見た。リバイバルのブルースリーの映画と同時上映で、とにかく衝撃だったなあ。 前半は必死に眠気と格闘してたんだけど、途中レプリカントの女が射殺されるシーンから、一気に作品世界にのめり込んだ。 ロイが、雨に打たれながら静かに死んで行くシーンは、何度みても涙が流れてしまう。敵であれ味方であれ、命というものを大切にしたくなった気持ちが素直によくわかる。 結局、生きる長さの違いはあれ、人間もレプリカントも、同じ問題を抱えてるんだろうな。 「自分は、どこから来てどこへ行くのか?」 当時、友人と二人で見に行ったんだけど、帰り道、二人ともあまり、しゃべらなかった。陳腐な作品だと結構話題がはずむんだが、こういう傑作に出会うと、表現する言葉が見つからなくて寡黙になってしまうんだ・・ということを知った。 ・・自分に一番影響を与えた作品です。 10点(2003-10-20 10:49:54)(良:1票) |
28. ボビー・デアフィールド
ずいぶん前に見たんけど、今でも鮮明に覚えているのが、アルパチーノが彼女の前で、有名人かなんかの物まねやるんだけど、すんげ~へたくそで、それは自分でもわかってて、それでも、がんばってやってるとこ。かっこいい男が最高にかっこわるくて、それが健気で、ジーンときた。 8点(2003-06-21 09:50:59) |