21. スコルピオンの恋まじない
ベテランの演技陣が、肩の力を抜いて楽しみながら演じたようで、こちらも気楽に楽しめる。シンプルでいい。 個人的にヘレン・ハントは、生活感があって、あったかみがあって、いいなあ、と思う。 7点(2003-11-28 21:35:22) |
22. 四月物語
冷静に見れば、たいした作品ではないんだろうけど、なーんか、好きなんだよな・・。恋愛で、勇気を出してエイヤッと行動したときの、心の高揚が、ラストでよく出てる。松たか子、演技がいいとは、けっして言えないんだけど、でも、いい。エンディングの余韻の独特の後味の良さってのは、「バグダットカフェ」とそっくりだと思うんだけど、どうだろう? 7点(2003-10-24 03:24:36) |
23. カウチ・イン・ニューヨーク
昔から、ジュリエットビノシュって、かわいいなあ・・と思ってたんだけど、彼女なぜか、難しげな映画や、深刻な映画ばかり出てんのね。そんな、暗い映画ばかり出らんと、肩の力抜いたラブコメなんかにもでて、明るい表情も見てみたいなあ~、と思ってたんで、これが出たときは「おお!」と、思いました。しかも、相手が、しぶいウィリアムハート!「これは、面白くなるぞ!」と、期待して見たんですが、見終わった感想は、正直、ちょっと物足りなかった。「こんだけの役者使って、こんだけ?」みたいな感じで、少々薄味。 でもまあ、ビノシュのニコニコ笑う顔見れたから、いいか! 6点(2005-02-18 23:53:58) |
24. たそがれ清兵衛
丁寧に作った、いい作品だと思います。でも、藤沢作品になじんだ自分には、やっぱり少し違和感があった。叙情性も、ちょっとじめっとしていたし、それに、なによりも藤沢作品独特の、とぼけたユーモアがなくて、それが残念。真面目すぎ。クライマックスのチャンバラは、凄みがあった。ラスト、わざわざ、あそこまで話を広げることないんじゃないの? 6点(2003-10-24 03:06:08) |
25. プリティ・イン・ニューヨーク
ミラが、普通の女の子の役を、やってるってんで、借りてみた。 おお、ホントだ!普通の恋愛映画の、普通の女の子だ。なんだか、新鮮だな~。銃をぶっぱなす訳でもないし、精神状態が飛んでる訳でもないし、衣装も普通だ! 普通の女の子の役を、ちょっと照れながらも、嬉々としてやってる感じがして、とても初々しくて、かわいらしい。 お話は、可もなく不可もなくってところ。もうちょっと、面白ければな~。 ミラの、こういう役、もっと増えんかな。 5点(2005-02-18 23:31:27) |
26. ラブストーリー
《ネタバレ》 途中までは、まあ、それなりのラブ・ストーリーとして見ていたが、後半が、やっぱり引っ掛かった。ジュナには奥さんいるし、ジュヒはテスと結婚してるんでしょう?まあ、テスはやさしいから、そういうジュヒの気持ちもひっくるめて、愛したのかもしらんけど、それにしてもなあ・・。特にジュナは、死んだ自分の骨を、ジュヒとの思い出の場所に流したんでしょう?奥さん哀れじゃん。目の見えない彼を助けて人生をともに過ごしたのは、彼の奥さんだぜ?一人息子を妊娠したときなんか、つらかったろうなあ・・だんなは、目見えないし、自分はつわりで、ゲーゲーいってるし。なんか、想像が、生々しいとこいっちゃったけど、そういう周りの真心にいっさい気づかず、お互いのロマンスと感傷に浸りきっちゃってる二人はどうなんだろうか?周りが目に入らず、イチャイチャ、チューチューやってるバカップル(でも、いいなあ・・)じゃないんだから、もっと、大人の恋をしなさい、大人の恋を。二人の子供も子供だ!普通、あんな話を聞いたら、「お母さん(お父さん)が、かわいそう!」って思うんじゃないか?ラストの「実は・・」って、ところは、もうホントに、でんぐり返しのビックリ宙返りで、げっそりだ! 2点(2004-07-20 10:37:58) |
27. ぼくんち
原作のマンガのほうは、爆笑しながら、なおかつ悲しくて涙が出たという稀有な経験をした大傑作。映画の予告編のほうも「僕たち貧乏なんですー。」「はいれ!」で、うわ~ロックンロールしてる~、と、期待で胸ワクワクしてたのに・・・な、なんだ~、この、タルイ展開は~!原作のスピード感のかけらもないじゃないか~!「生きてゆく中華料理店」のあの凄まじい生き様は、どこいったんじゃ~!こういち君の「実はいい人」というのも描き方が、あま~い!それにラストの、あの妙に捻った小ざかしい展開は、なんじゃあ~!・・・ついつい激昂してしまったが、原作と映画は別物とはいえ、あの変わりようには絶句してしまった・・。みなさん、原作は面白いっす。大傑作っす。映画で判断しないようにお願いしやす。 2点(2003-12-15 08:43:18) |
28. ミシェル・ヴァイヨン
ひさびさにムカッ腹立てながら見た。いくらマンガが原作とはいえ、レースの勝ち負けでスカッとする次元の話じゃないでしょうこれは。そういうものをレースに持ち込む精神自体がおかしい。レースやってる人とかファンは、激怒するんじゃない?これは、幼稚な刺激だけを求めた、モータースポーツに愛のない映画。ムキになって子供っぽいけど、ひさびさに腹立ったもんで、つい。 0点(2004-07-15 16:00:19) |