21. 突入せよ! あさま山荘事件
警察組織ってこうやって動くのかと、改めて実感。極寒の中たった一人の人質を助ける為に何人もの殉職者や負傷者を出す警察。治安維持活動を軍隊に渡さないことこそ日本の軍国化を抑制する手段だと佐々さんは言いたいんだろう。でも映画としてはちょっと長すぎたし、めでたしめでたしとは言いにくい。警察映画だね。 4点(2004-03-10 16:44:41) |
22. ギャング・オブ・ニューヨーク
《ネタバレ》 アメリカ人はもとは全て無法者だったんだと改めて気づかされる。そりゃみんな見たくないよね。一応愛国者が多いお国柄だし。一昔前ってこんなに命が軽く扱われるのかと愕然としてしまった。ラスト・サムライのような映画を作りたい気持ちもわからなくもないような。歴史がないってちょっと可哀想だ。 3点(2004-03-10 16:38:01) |
23. ボーン・アイデンティティー
《ネタバレ》 結局「とびいし作戦」(?)って何が目的だったのだ?要はCIAも所詮官公庁、予算取りが最大の問題なのか。でもローバーの大活躍っぷりでミニミニ大作戦への期待がアップ。 4点(2004-03-10 16:29:51) |
24. トゥームレイダー2
眠かった。結局女版インディージョーンズなんだろうけど強すぎて物語性がないし、インディージョーンズほどユーモアがない。悪役もナチスに比べてちっちゃい感じだし神秘性も皆無。パンドラの箱より魔宮の伝説の石ころのほうがありがたいっていうか。元恋人とか結局何がしたかったの?という感じ。前作のほうがよかった。元がゲームだからしょうがないのかなー。 3点(2004-03-10 16:27:10) |
25. 戦場のピアニスト
《ネタバレ》 才能があり、むしろ弱いために生きながらえ、そしてスポットライトの元に戻ってきたピアニストを通じて文化文明と言うものは平和の上に成り立っているということを強く感じた。そしてそれがない世界のなんと味気なく殺伐としたまがまがしいものか。 平和な世界を手に入れるということは人間としての尊厳を守ること、それは全ての人間を尊び愛することに資している。 7点(2004-03-10 16:22:14) |
26. ヘヴン
不思議な世界観。二人の世界には音がなくトスカーナの風景の美しいこと!ラストはあんぐりびっくり、え?どうなったの?不思議な作品だった。 7点(2004-03-10 16:20:11) |
27. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
《ネタバレ》 前作2つはDVDで借りて観たが完結編を映画館で見れて良かった。近年まれに見る大作。正にエンタテイメント!!細かいことを言うといろいろあるがあんなに長い話を3部作で作ったのだからいろいろ事情があったんだろう。原作のおかげだろうけど終わり方はなかなか良かった。一番感動したのはアラゴルンの戴冠式でみんながホビット4人組に頭を下げるところ。弱きものを守り侮らず信じ尊ぶことこそ平和への道なのだね。ぐすん。 7点(2004-03-10 16:17:45) |
28. ミッション・トゥ・マーズ
かの名優達が宇宙服の手だらーん状態で顔だけで演技することの難しさをめいっぱい表現していましたね。ティムロビンスは良いトコ取りでちょっとずるいかな。でもあれ外したらどうなるの?という素人の野卑な好奇心にも果敢に応えてくれたデ・パルマ監督ありがとう。そしてあんなアツアツカップルがあんな閉塞空間にいたら何か起こらないほうがおかしいですね。でも本物の宇宙飛行士さん達は性とか愛とかを超越した存在でなんとなくちょっとお坊さんみたいでつまらない気がしていたので、こういう人間くさい人たちを宇宙につれてってくれたというのが素敵でした。 ま、とにかくいろいろなチャレンジに敬意を表して・・・。 5点(2004-03-10 13:49:34) |
29. 青の炎
《ネタバレ》 原作どおりなのかもしれないけど普通警察は一度家に帰したりしないし保護者も同伴せず事情聴取というのも不自然。刑事の良い人っぷりもなんかひっかかる。(砂浜でロードレーサーって。。蜷川さんの発案?ひどい。) 加害者の苦悩は余すところ無く描かれているけれど被害者側の反応が一つも出てこないところにも違和感を感じます。いくら不良でも17歳の子が誤って殺されたわりに周囲が静か過ぎる。母も鈍すぎ。原作側の問題なのかもしれないので出演者は残念。 二宮君と山本寛才さんには拍手。 あややは口をあんなに動かしても涙が出なかったんだね。棒読みに松田聖子の野菊の墓を思い出してしまった。 4点(2004-03-05 15:19:20) |