21. 香港魔界大戦
“元彪製作有限公司”と自分の名を冠したプロダクションを立ち上げた上に初監督にして超能力を題材に扱うとは、なかなか思い切ったことしますなぁ。 作品の質としては「まあ、初監督なんてこんなもんだろ」という監督自身の声が聞こえるかのようにそれなりに面白く作ってありますし、現・ジェット・リー婦人のおっぱいに挟まれたり、ヒロインのミッシェル・リーに牛糞踏ませたりとユン・ピョウが好き放題やっております。 ジャッキー・チェンがカメオ出演しているらしいけれど、どこに出ているのか全くわからんかった。(涙) <追記> いたいた、空港でジャッキー発見!! ずいぶん地味~に出演していたんですね。(笑) 【Monochrome Set】さん、ありがとうございます。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-08-13 11:56:57) |
22. たまごっちホントのはなし
ううむ、こんな作品まで登録されているとは・・・。 ご存知、一時期ブームとなったたまごっちのアニメ映画化。 内容はたまごっちが何故地球にやってきたかを紹介する9分足らずの短編アニメです。 正直レビューするほどの内容じゃないんですが、レビュー数100突破のための踏み台となっていただきましょう。(ひ、ひでぇ…) [ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-06 08:39:56) |
23. ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ
「Z」で言えば劇場シリーズ二作目に当たる映画なんだが、「亀仙人、珍しく大活躍!」以外特に特筆すべき点はないし、とりわけ面白いわけでもない。 しかしこの映画、ある方面のファンにはハッとさせられる部分があるのだ。 それはDr.コーチンの配下のザコどもが『宇宙水爆戦』に登場する有名モンスター、メタルナ・ミュータントにあまりにもクリソツということだ! なんたること! あの古典的SF映画がこんな極東の超人気アニメにもインスピレーションを与えていたとは!! クライマックスにちょこっと登場するだけの“本家 メタルナ・ミュータント”と違い、この“ドラゴン・ボール版メタルナ・ミュータント”は手下ということもあってか、登場するなりいきなり悟飯を容赦無くボコボコにしたり、亀仙人のご自宅を訪問したりと結構出番多し。 『宇宙水爆戦』をご覧になってメタルナ・ミュータントのあまりにも酷い扱いに怒り心頭!な方は是非とも本作を見るべし! サア、私が話す事はもう何も無い。 あとは劇場版ドラゴン・ボールシリーズお約束の展開が繰り広げられるのみだ。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-06-05 04:11:41) |
24. らんま1/2 超無差別決戦!乱馬チームVS伝説鳳凰
数多い原作の未アニメ化エピソードの中でも何でこれだけ劇場用映画として制作されたのか疑問。もっとアニメ化に堪えうるエピソードが他にいくらでもあるはず。原作には登場しないキャラクターが登場したり、派手な見せ場が用意されたりと、劇場用仕様のアレンジは成されているけど、それらが有効に働いたとも言い難く、笑いにしろ、アクションにしろ、さほどの貢献はしてない。ファンなら楽しめるだろうけど、アニメ映画としては並以下。 [DVD(字幕)] 5点(2005-04-28 15:30:00) |
25. トリック・マスター
香港映画に下ネタは付き物と相場は決まっていますが…正直これは相当キツかったです。AV、ゲ×、う×こ、気色の悪い虫と、五分に一回の頻度の怒涛の下ネタ連発といった按配で、描写の生々しさも半端じゃない。特に登場人物が打撃食らう度に口から未消化のほうれん草やら米やらがいちいち飛び出してくるのは本当に勘弁して欲しい。とにかくこの映画の笑いは受け付けませんでした。チャウ・シンチーのフォロワーとして売り出し中だったニック・チョンがシンチーに変わって主役を張っていますが、シンチーのようなカリスマ性があるわけでもないので少々貫禄不足。彼はこういう映画で笑い取るよりも、ジョニー・トー映画で見られるシリアス路線の方が断然ハマリ役だと思います。 [DVD(吹替)] 4点(2009-11-08 22:33:21) |
26. ドラゴン電光石火 '98
この時期のドニー作品はアクションの魅せ方が下手ですね。『新・ドラゴン危機一発』は平坦なカメラワーク・シーンのテンションの低さが物足りない感じを受けましたけれども、今回は細切れにし過ぎ、派手にし過ぎ。そして銃撃戦多すぎ。そんなのはいいから、もっとクンフーを見せてくれぃ。 [ビデオ(字幕)] 4点(2009-11-03 23:58:24) |
27. ドラゴン・バーニング 怒火威龍
《ネタバレ》 ドニーらが出演していなかったら日本でDVD化されることも無かっただろうなぁコレ…。アクションシーンは殺陣師の腕…というよりは役者のポテンシャルの凄さで辛うじて培っているといった感じですね。ラスボスのジョン・サルヴィッティの殺し方が意味不明。とても敵わないので、ヤケクソになってその辺に落ちてた棒切れで殴りかかってみたら、何かいつの間にか倒しちゃったみたいな…。わざわざスローモーションを多用してまで見せ付けるものでもないと思うんですが… [DVD(字幕)] 4点(2009-11-03 23:57:29) |
28. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地発狂
いきなり『少林寺』から流用したジェット・リーの修行シーンが流れてビビった。 特別出演ってそういうこと?一応ワンチャイシリーズという扱いだけど、明らかにブームに便乗した…というかパクリ。十三姨がバリバリの西洋かぶれで、カメラで周囲を混乱に陥れたり、デブの弟子・林世榮が大暴れしたり、一作目『天地黎明』との類似点がやたら目に付きます。主役の王群は他に何に出ているのか全く知らんけど、本家の黄飛鴻と比べてもなかなかイイ線いってるし、ストーリーのテンポも悪くは無いので、パクリにしてよく出来ている方。惜しいのは肝心のアクションがどうも単調で、イマイチのノレないことかな。しか、邦題の“天地発狂”ってもうなんでもありだね…。この分だと天地撃沈、天地仰天…果ては天地乱交なんていうエロパロディまで出てきそうな勢いです。 [ビデオ(吹替)] 4点(2006-10-29 00:20:18)(笑:1票) |
29. 新・ドラゴン危機一発
《ネタバレ》 最も好きなクンフーアクターの一人であるドニー・イェンの顔を「キモい」と感じてしまった、罪深き一作。「どうだい、俺って格好イイだろう?」な独りよがりなカメラワークとスローモーションの多様がやたらハナについてしょうがなかった。作品自体もブルース・リーのヒット作の題名を持ってきて「へっ、何が危機一発なんだ。」とこき下ろしたくなるようなしょぼさ。アクションもカメラワークと演出で台無し。そして「あ~、やっぱり」なヒロインの死。『セブンソード』のキム・ソヨン。『ドラゴン危機一発'97』のカルメン・リー。そして本作のアテナ・チュウ。ドニーが劇中で接吻した女性ってことごとく死んでいるのは何故なんでしょうか? 以前来日した際、インタビューで「恋愛映画をやってみたい。綺麗な女優とキスするのが仕事じゃ、アクションしているより楽だよ。」言っていたけど、それは危険極まりない要求だと思った。 [ビデオ(字幕)] 4点(2006-06-11 02:21:10) |
30. 水滸伝(1993)
《ネタバレ》 信用していた友人ロケンに裏切られ、妻や恩人を殺された主人公リンチョンが兄弟の契りを結んだ僧ローと共に戦いを挑むと云うお話だけど、『水滸伝』と謳っている割にはどうもスケール感に乏しいストーリーで至って普通の時代劇。クライマックス。ロケンを倒し、腐敗しきったこの世に嫌気がさしたリンチョンはローと共に梁山泊へ向かうことに…なるほど、これは梁山泊の英雄の一人がどのようにして仲間に加わったかを描いた物語だったわけだ。まあ、物語自体は地味の極みみたいで面白いものではないんだけど…地味に登場して、豪快に首チョンパされるツォの死に様がスゴかった。あれはイヤでも印象に残る。 [インターネット(字幕)] 4点(2006-03-03 21:39:23) |
31. ナイス・ガイ
このディティール描写のいい加減さとストーリーの薄っぺらさはあまりにも酷過ぎ。物語の要であるビデオは途中からどうでも良くなってるし、アクションがどうも“やっつけ仕事”のように思えてしまった。何よりせっかく敵役に剛柔空手の達人リチャード・ノートンを迎えたにも拘らずジャッキーとのガチンコどころかその腕前すら披露してくれなかったのが残念でならなかった。 [ビデオ(吹替)] 4点(2005-09-22 09:17:14)(良:1票) |
32. 邪神拳
摩訶不思議感を出そうとして見事にハズしているダサい主題歌が流れるオープニングから嫌な予感はしていたんですが…やはり垢抜けない低予算ホラーアクションという感じ。それでもドニーなのでそれなりのものは見せてくれますが、今回は悪魔が相手なので流石の彼も分が悪い。彼の打点の高い蹴りを喰らっても全くビクともしないという有様はアクションの爽快感を決定的に削いでしまっています。ちょっと驚いたのはシベール・フー演じる女刑事。事件の捜査に躍起になっている様子なので存分に活躍してくれるのかと思いきや、中盤上司から咎められると「辞めさせていただきます!」「私女優になるわ」と言い出して、それっきり姿を見せない。恐らくは諸事情の降板か何かだと思うのですが…それにしてももっと上手い退場のさせ方は考えられなかったのでしょうか? [DVD(字幕)] 3点(2009-11-08 22:31:26) |
33. 少林寺十八銅人
十八銅人と聞いて『少林寺への道』や『食神』に登場した彼らの活躍なぞ、期待することなかれ。ここに登場するのは“十八銅人”というよりは“十八童人”。要するに十八人の子供たちが金粉塗りたくって立ち回りを演じるだけです…って、いたいけな子供にあんたら一体何さらししてんですかっ!?坊主を三人見かける程度で他は子供ばかりという低予算丸出しの少林寺の描写に唖然。その様子はまるでどこかの孤児院です。全体的にテンションの低い内容ですが、途中ブチ切れたビリー・チョウが子供を鷲摑みにしてブン回すという衝撃的なシーンがあり、ヒヤッとさせられます。 [ビデオ(字幕)] 3点(2009-11-03 23:53:42) |
34. ファイト・バック・トゥ・スクール2
一作目の大ヒットに気を良くした制作側がというパターンで作られた完全なる駄作。前作は「潜入捜査もの+学園コメディ」と云う強引なジャンルを、勢いで見せきった佳作だったけど、今回は何の工夫もない中途半端なギャグをダラダラ垂れ流すばかりでクスリとも笑えない。序盤のブラッキー・コーを尋問するシーンで既にダラケてたよ。唯一、クライマックスの銃撃戦は面白かった。シンチーも別人のようなカッコよさ。ミリタリー好きの監督だけあって、このシーンはすごく気合い入れてたんだろうね。ならば、思い切ってシンチー主演のガンアクション映画にした方が良かったかと思うけどさ。 [DVD(字幕)] 3点(2005-05-20 12:43:08) |
35. 霊幻道士6/史上最強のキョンシー登場!!
「観終わったらレビューしよう!」という気持ちさえも削がれる恐るべき作品。音楽を聴くと大人しくなるという設定も生かされているんだか生かされていないんだか。香港では封切当時あまりにも客が入らなくて数日で早々に打ち切られたという逸話を持つ作品だそそうだけど、それも納得のつまらなさ。 [DVD(字幕)] 2点(2009-11-23 00:50:41) |
36. レスリー・チャンの 恋はあせらず
笑えると思って借りたけどまったく持って全く笑えないし、ストーリーもダルい。唯一笑ったのは“破れコンドーム・チャン”ぐらいで出演者のファンならばどうぞという感じ。 [ビデオ(字幕)] 2点(2005-05-14 02:28:35) |
37. 黒影 -ブラック・シャドウ-
スタッフが全然知らん連中なので不安が過ったんだけどやはりダメ作だった。当時鳴かず飛ばずだったユン・ピョウが仕方なく出演した独立系プロの作品?ユン・ピョウ、晩年は苦労していたんだね。無念也 [ビデオ(字幕)] 1点(2005-03-12 12:15:08) |
38. 幻影拳 ザ・マジック・カンフー
ユン・ピョウ、ドニー・イェン競演!!これが最大の売りであるだけど、その期待に全く応えていない作品。二人の絡みを必然的に期待するものだけど、警察署内の乱闘シーンの最中、どさくさにまぎれて拳を交わした程度。というより実質的にはユン・ピョウの単独主演でドニーは助演。正直いなくてもいいキャラ。アクションも陳腐で一秒以下の単位でめまぐるしくカットが切り変わるのは参った。ものすごく見にくい。凡作。 [ビデオ(字幕)] 1点(2004-12-09 22:30:35) |