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21.  佐賀のがばいばあちゃん
単にエピソードを羅列してあるのみ。登場人物も類型的。葛藤も対立も成長もない=ドラマがない。映画にする意味なし。映画として描くなら少年が佐賀についてからの数週間、ばあちゃんや佐賀の人々と出会い、戸惑い、対立し、それを乗り越えるまでをじっくり描くべきでしょう。せっかくクラスメートと喧嘩したもののあっさり握手しちゃうし、線路を歩いて広島へ行こうとするおいしいエピソードもあっさり流しちゃうし。まわりの人もいい人すぎ。原作の知名度に頼って適当に映像化すりゃあそこそこ回収できるだろう、地元からもかなり金を引っ張れたしこんなものでいいのでは、という志の低さが露呈した駄目映画。ただ映像的な美しさはあるので+1点で3点がいいところ。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2007-08-07 11:10:05)
22.  雨あがる
これを黒澤監督で見たかったという一言。設定、キャラクター、脚本、それになによりお話全体を転がしていく空気感・リズム感などはまさに黒澤ワールド。武士の強さと誇り、それを支える妻の意地、根底にながれるさわやかな人情味、などなど傑作の要素満点です。が、物足りないのはなぜか?役者の演技もベテラン中心で悪いとも思えず、そうなるとやっぱり監督がいけないのかなあと思ってしまいます。どうにもこうにもメリハリがないような、あっさりと流れていってしまっているような印象で。やはり見せ場の後半の殺陣の前にもっと主人公の葛藤を盛り上げないとこっちにカタルシスが生まれてこないんです。お前がやってみろって言われてもできないんですけどね。小泉監督ってこの歳になるまで監督経験が無かったということで、てことはやっぱりそれだけの人だったってことじゃないのかなあ。「博士の愛した~」の薄っぺら感を思いだします。映画のおける監督の重要性を痛感させてくれる一作。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2007-08-03 12:54:32)
23.  戦国自衛隊1549
戦国自衛隊の21世紀版をつくるという発想は悪くないと思います。作り方次第ではもっともっと面白くなった筈で非常に惜しい。前作にあった歴史公証などを無視したハチャメチャ感は魅力といえば魅力でしたが欠点といえば欠点でしたので、史実との整合性をきっちり考えて、タイムスリップによる歴史のifについてもっと掘り下げれば(早い話バックトゥザフューチャーの自衛隊による戦国時代編)みたいな感じになれば結構いい線になったのではないかと思うのですが。。。いかにも富士の自衛隊演習場の中に作りましたという感じの金はかかっているが臨場感のないセット、いつも同じ演技で興ざめの江口洋介と鈴木京香、前作の魅力の一つが破滅の美学だったのですがそのあたりもないわけで、もう鑑賞時間の無駄以外の何者でもないという感じでした。江口さんは憑神でも思いましたがいつも同じ演技で、ちょっと同年代の他の役者さんに比べてもう少し考えないとなあと余計な心配をしてしまいます。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2007-08-03 12:36:18)(良:1票)
24.  それでもボクはやってない
冤罪事件の恐ろしさ・問題点というのがこの映画の表テーマなのだと思いますが、もう一つの裏テーマとして、仕事と人生の両方に人間はいかに誠実につきあっていくべきかという普遍的な問題があるように思えました。この映画で号泣したと人に言うと笑われるかびっくりされるのですが、実はラスト30分前くらいの田中哲司演ずる弁護士が瀬戸朝香弁護士に対して語るシーン、ここで号泣してしまいました。誠実で正義でありたいと思う良心と仕事に対して成果を求める職業人としての誠意の矛盾。圧巻でした。これからご覧になる方、再見される方はこのシーンに是非注目してみてください。以来、田中哲司は私のフェイバリット俳優の一人になりました。
[映画館(邦画)] 9点(2007-07-25 18:21:11)
25.  樹の海 《ネタバレ》 
萩原聖人が号泣するシーン、思わずこちらも泣いてしまいました。萩原聖人って良い役者だなあと思いました。それぞれのエピソードが絡まりあって一つのラストへ。。。という構成では全くないのでバラバラした印象にはなってしまうのですが、それぞれじんわりとした優しい目線のお話で、最後の萩原聖人の号泣シーンで、ベタですが「自殺しちゃいけない」っていう痛烈なメッセージが自然な形で心に届きます。もっと評価されても良い映画です。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-07-24 13:51:13)
26.  舞妓Haaaan!!! 《ネタバレ》 
女性が自分で自分の額に傷をつけるってところでドン引きしてしまいました。痛すぎる!中途半端に人情ものなどにせず、ギャグとオバカと悪ふざけで最後までいってくれればよかったのですが。一応感動もさせておこうかみたいな狙いが出てしまって興ざめ。
[映画館(邦画)] 4点(2007-07-23 17:36:21)
27.  憑神 《ネタバレ》 
前半、貧乏神から厄病神まではなかなか面白かったのですが。。。死神の女の子のエピソードで何が言いたかったのか?江口洋介、坂本竜馬のときと同じ演技だなあ、とか。3人の神様が順番に出てくるのではなく、一緒に出てきて、主人公共々大活躍して幕末の不安定な世にさっとさわやかな世直しの風を吹かせる、みたいな、人情喜劇に徹した方が良かったような。きっと原作は良いのでしょうね。監督も撮影も役者も悪くはないので、悪いのは企画からクランクインまで充分に脚本を練る時間を取らなかった制作サイドのビジネス優先の姿勢でしょう。「役者を抑えた、原作権も取った、夏公開だから2週間で脚本あげろ」みたいな。残念です。
[映画館(邦画)] 4点(2007-07-23 17:32:24)
28.  アカルイミライ 《ネタバレ》 
先の読めない始まり。いらいらする日常。意外な展開。感動的な予定調和で終わるのかと思わせておいてプチンと中途で終わる意外性。オダギリジョーの姿ではなく表参道を歩く高校生達で終わらせた黒沢監督は天才ではないかと観た時は思いました。他にもいろいろラストの絵は考えられたと思いますが、決して誉められた存在ではない筈の、脇役である高校生達を最後にもってきたことで、そこまで描いてきた3人の男達のドラマと映画のタイトルが観るものの心にずしっと何かを来させたのではないかと思うのです。何故なら誰でも高校生だった時はあるのだから。そう、あの頃、漠然と未来に対して抱いていたイメージは「明るい未来」ではなく「アカルイミライ」だったなあ、とデジャブ感みたいな感じで自分の中で納得してしまいました。この映画は希望の映画だと思います、ホント。「明るい未来」ではなくて「アカルイミライ」、のっぺりと記号化された抽象的な未来でしかないけれど、そこへ向かって歩いていく。うーん、この映画ほど、心には何かが届く、でもそれを言葉にはうまくできないという映画はあまり無いのではと思います。そういう意味では最も映画としては成功している映画、ということで満点です。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2007-07-23 17:22:39)(良:1票)
29.  しゃべれども しゃべれども
主役がジャニーズということで多少心配だったのですが、良い方に裏切られました。TVドラマっぽくない映画らしい映画です。都電や水上バスから観た東京の裏側の風景の美しさも良いですし、わざとらしい過剰なドラマ(突然の悲劇!みたいなアクシデントや過度なサクセス等)を排除し、淡々と進む日常の中のちょっとした変化による各人のちょっとした成長を描いていく構成も見事で、素直に感動できました。役者さんも皆良いです。落語も「まんじゅうこわい」と「火焔太鼓」にほぼ絞っていますので、この映画をきっかけに落語に触れてみようという人にも迷いがなく、落語入門者へもお勧めできます。
[映画館(邦画)] 7点(2007-07-23 17:05:56)
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