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MILAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 56
性別 女性
自己紹介 「マッハ」でトニー・ジャーに一目ぼれし、今では年に数回のタイ通い。タイの映画がもっと日本公開されればいいのにと常々思っています。アクション映画はトニー以外見る気がしません。普段はどちらかと言うとドラマや社会派が好き。

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21.  DOG×POLICE 純白の絆 《ネタバレ》 
いや、あの状況なら早川君は少なくとも背中黒こげだよね。少なくとも後頭部チリチリだよね。つーか・・・なんだろ。お子様向け?シロが一生懸命走ったし、ホワイトシェパードって初めて見たので☆☆☆
[地上波(邦画)] 3点(2013-02-22 22:56:14)
22.  天地明察 《ネタバレ》 
旅行の機内で観賞。岡田君が好きなので、劇場で見逃したしわくわくして見たんですががっかりでした。歴史上の人物を描きたいのか、夫婦愛(恋愛)を描きたいのかが中途半端。主人公が子供の頃勉強を教わっていた師匠が、回想シーンとほとんど変わらず年取らずに登場とかなんか非常に安っぽいし、岸部一徳さん、笹野高文さんがいなければまとまらなかった映画です。宮崎あおいも江戸時代の女性に見えないし(アイドル演技やめろ)佐藤隆太に至ってはそのままどっかの高校の野球部監督ができそう。時代劇に出ているって自覚あるんだろうか?演出家はなにをしていたんだろう?この監督の映画は過去に「陰陽師」を見ていたけど、あれもまぁアイドル演技の人たちがいたっけな、と思い劇場で見なくてよかったと思いました。時代劇を勉強していただきたいです。あまりに軽い。しかし、時代物だからと言って重厚にする必要はないので、だったらいっそのこともっと軽快にできないものかと。中途半端でつまらなかったです。
[DVD(字幕なし「原語」)] 3点(2013-02-10 02:00:46)(良:1票)
23.  テッド 《ネタバレ》 
旅行のため乗った飛行機内で観賞。外国のエアラインだったため日本語字幕がなくて原語で見ました。なのでみなさんが言う「星一徹」「七五三」「くまもん」「熊ん(略)」の意味がわかりませんでした。原語もよくわからなかったんですが(笑)でも、こう言った映画は見ていればなんとなくわかるものだし、実際私くらいの年齢だと「フラッシュゴードン」ネタや着メロで大笑いできました。まぁ確かに下品だし(ハンドソープを顔にかけるところなんか、呆れましたけど序の口でした)テッドが可愛いからってうっかり子供と家で観ちゃったら真面目な親は慌てると思いますが、そこは良くも悪くもアメリカ映画で、なんかカラっとしているんですよね。誰しも子供の頃大切にしていたおもちゃはあるはずだし、私もまさにクマのぬいぐるみをすごく可愛がっていたんだけど、いつの間にか手放してしまって。だからホロっと泣けるシーンもありました。うまいですよねぇ、ONとOFFって言うか陰と陽って言うのか。どなたかのレビューにもありましたけど、あの頃可愛がっていたぬいぐるみに会いたいと思いましたもん。お互い年取ってひねてる部分はあっても、きっと気持ちは通じると思います。そう言う意味では本当に下品で低レベルなんだけど、面白い映画だと思います。主人公が宮川一郎太に見えて仕方なかったんですが、みなさんそう思いませんか?
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2013-02-10 01:47:59)
24.  WXIII 機動警察パトレイバー 《ネタバレ》 
普通に「ダブルエックススリー」と読んでました(バカ丸出し)道理でここでもタイトルで探せなかったわけだ。パトレイバーと第二小隊が活躍しなかったのでこの点数。
[DVD(邦画)] 1点(2013-01-21 02:57:06)
25.  陰陽師Ⅱ
あの4人ヘッタクソ!!ですべてが語れる映画。衣装だけはやたら豪華。だけに惜しい作品。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2013-01-15 22:27:09)
26.  リーサル・ウェポン4 《ネタバレ》 
このシリーズはすべて見ていますが、1と4が大好きです。ストーリーとしては対極なんですが、リッグズの陰と陽が見られますから。今回は初めから目が離せない展開で、お笑い要素もてんこ盛り。リッグズとマータフの掛け合いもすごく自然で見ているほうも安心できます。それ以外にもルネ・ロッソやマータフ一家の何気ない仕草もとても自然で(燃えた家から救い出されたみんながピンを抱きしめる仕草とか)撮影中は仲が良かったのかな、とか。 J・リーの流れるような美しいカンフーも堪能できました。個人的にはJ・リーとトニー・ジャーの共演がみたいです!!レオも含めて「俺たちは家族だ!」う~ん、最高!エンドロールも温かくて、こんなハリウッド映画はもうなかなか出ないでしょうね
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-11-17 01:03:32)
27.  デビルマン 《ネタバレ》 
クソ映画の金字塔みたいな言われ方をしていてずっと気になっていたのですが、満を持して(?)鑑賞。えーと、至るところで「学芸会」と言われていますが、演技経験のないアイドルにいきなりこんな作品ですから演技を責めても酷かな?と言う気はします。某大物俳優の2世も出ていましたが、彼だってかなりひどい演技でしたし。彼の役名はずっと「牛くん」だと思ってましたけど。なによりもひどいのは脚本です。これに尽きると思います。脚本家は恐らく原作を読んでいないでしょう。読んだとしても資料としての斜め読みでは。デビルマンの世界観を共有しないことには、どうしたって表面上のものになってしまうと思うのです。脚本家が原作を理解し、それを噛み砕いて演技初心者に伝える(演出)と言う土台の部分を省いたからこう言う結果になったのだと。「宇宙戦艦ヤマト・復活篇」を見たときに感じたような、戦闘シーンに見えるこだわりが人間ドラマ部分になると手抜きに見えるのは明らかに監督の力配分の悪さだと思います。公開を伸ばしてまでCGにこだわるのならば、同じ配分で人間を描かないと「ドラマ」にはなりません。永井豪が描きたかったのは、単に血みどろの悪魔の戦いではなかったはず。美樹を愛し、その美樹を失った明の涙や怒りや、疑心暗鬼に陥って人間同士が殺しあうことの愚かしさ、恐ろしさ。そう言ったものを掘り下げないからこんな結果になったのですよ。「デビルマン」と言えど、やはり土台は人間ドラマでなくては。とは言え最後まで観ることが苦痛でなかったし「模倣犯」のような原作レイプに対する怒りも個人的にはなかったので甘めでこの点数です。ただ、カメオ出演はいただけない。あんなもの安っぽくて、監督自ら話題性で引っ張ろうとしたのが見え見えです。
[インターネット(字幕)] 5点(2012-10-26 16:17:55)(良:2票)
28.  最後の忠臣蔵 《ネタバレ》 
ここでは評価があまり高くないですね。私はドラマ版を知らないのでいたく感動いたしました。山本耕史が目当てで借りたのに、出番が少なくてショボーン。しかし役所、佐藤両氏の見ごたえある演技で飽きることなく見られました。 可音(初め見たとき「かのん」かと思って、んなわけねーと思ったら「かね」でした)役の桜庭ななみも大物相手にいいお芝居だったと思います。なんだろう、ああ言うツンデレな姫様なんですが憧れとも思慕とも恋ともつかないような思いを抱いている感情をうまく表現していたと思います。TVドラマの町娘のように、映るたびに着物が違うなんてこともなく、質素に育てられた雰囲気がとてもよかったです。滋賀で撮影したらしい背景も美しかったです。 嫁入りする道行きで次々と赤穂の侍たちが出てくるのは、なんか安っぽい青春ドラマみたいで興ざめしたかな。あと切腹シーンで仏壇に血が飛び散るのもいらないです。金田一シリーズじゃないんだから。あそこは直接見せないで、せいぜい正座する後姿を見せるだけで充分です。この映画に血は似合わない。可音が家を後にするシーンはボロ泣きでした。16年間過ごした家を振り向くところ、若旦那が迎えに出て来て孫左衛門を振り向くところ・・・二人の過ごした16年をこちらも感じることができました。最後は「ここで死なんでも」と思います。が、それが「侍」これが「忠義」だと言われればそんな気もするのです。孫左衛門にしてみれば16年前になくしていたはずの命。それを可音を守ると言う密命の下生き延びて来た。晴れて可音が嫁入りし、これでやっと殿の元に行けると孫左衛門は満足だったのではないでしょうか。エンドロールで煙出しから煙が出ているときに「え?」と思ったのですが二人が暮らして来た日々の回想のようで、それも涙を誘いました。特に二足並んだ二人の草履。可音さん、お幸せに。それが孫左衛門さんの最後の望みでしたから。
[DVD(邦画)] 8点(2012-10-19 17:52:41)(良:1票)
29.  野性の証明 《ネタバレ》 
「お父さん、怖いよぅ。誰か来るよ、大勢でお父さんを殺しに来るよ」のCMに釣られて劇場まで見に行ったクチです。薬師丸ひろこが子供ですねー。当たり前か。でも演技もしっかりしてるんじゃないでしょうか。舘ひろし若っ!すげー悪人面。松方弘樹が自衛隊の隊長みたいなんですが、口調は軍人と言うよりヤクザの親分でした。トイレから戻ってくると「あれ?これ戦国自衛隊だっけ?」お茶を入れて戻ってくると「あれ?仁義なき戦いだっけ?」と、いろんな要素を詰め込みすぎです。特にヤクザのシーンに力配分が偏っているような??監督の好みか、時代のせいか。角川に勢いがあった頃なので予算を使った大人のバカ騒ぎみたいに見えます。が、それは今観るからであって、当時はやっぱり面白かったと記憶しています。ピューっと吹き出る血が横溝作品みたいで、角川レッドが鮮やかでした。しかし、健さん今とあまり変わらないのがすごいです。かっこいいですね。  PS:アメリカさんの軍人役で「バイオニックジェミー」のゴールドマン局長が出ててびっくりしました!
[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-10-16 01:10:11)
30.  魍魎の匣 《ネタバレ》 
んー、原作を知ってるとついつい辛い点になっちゃいますよねぇ。まぁ【模倣犯】ほど腹は立たないけど。ストーリーはマッドサイエンティストと戦争で頭イカレちゃった人の猟奇殺人になってるしなぁ。千鶴子も雪江もあんながさつな奥方じゃないしなぁ、木場はあんなヤクザじゃないしなぁ、京極堂はあんなコミカルじゃないしなぁ。うーん、何であんな風になっちゃうのかな。唯一まともに見られたのは田中麗奈の敦っちゃんくらい。最後の頼子の「ほぅ」もなんか体がミロのビーナスみたいでおかしかったし。でも、匣崩壊の中でくるくる回る京極に笑っちゃったからおまけで5点。もう映画化はしないで欲しいな。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-10-10 12:14:11)
31.  コネクテッド 《ネタバレ》 
いやー、いいモン観ちゃったと言うのが鑑賞後の素直な感想です。まぁ、リウ・イェ君目当てで見たんですけど(照)どちらかと言うとぼーっとした純朴な青年を演じることの多いリウ君ですが、ここではどうしてどうして悪い奴をcoolに演じてます。うまい俳優さんです。 ストーリーは誘拐された美しすぎる科学者が、偶然繋がった電話の相手に助けを求め、息子の見送りに行かなきゃいけない主人公もお人よし全開でボロボロになりながら彼女を助けようと疾走します。途中から加わる刑事さんもなんか渋くてカッコいい。完全に巻き込まれ型映画ですが、ホント面白かったです。日本人には作れない映画かな。友達とかとワイワイ言いながら観たらいいかも。 ちなみにオリジナルは未見です。こっちで充分満足。
[DVD(字幕)] 8点(2012-10-09 13:24:58)
32.  山の郵便配達
こんないい映画を作る国なんだからさ、もっと仲良くしようよ
[DVD(字幕)] 10点(2012-10-09 13:15:20)(良:1票)
33.  嗤う伊右衛門
京極夏彦原作だからってグロ描写は不要ではないかな、と言うのが鑑賞後の素直な感想です。刀の切っ先でほぼ水平に斬った場合、あんなに内臓飛び出ないと思うんですよ。それとも腹圧で出ちゃうのかな?なーんて余計なことを考えさせないで欲しいです。 薄暗い感じは小雪でよかったと思いますが、どなたかも仰っていたように長身過ぎます。 ラストサムライでも思いましたけど。年齢的にアレですが原作読んだ時に岩は「戸川純だな」って思ってました。ストーリーはただでさえわかりづらい京極の原作なので、映画ではもっとシンプルに進めて欲しかったかな。2時間でまとめるわけだし。あと自分も最後の空撮は不用だと思いました。四谷って言っても江戸時代の四谷ですもん。確か当時の四谷は江戸府内ではなかったから、どっちにしろ田舎だったんだと思います。つまりは現代の東京を見せても「ふーん」くらいってことです。 個人的には今は亡き市川崑監督に撮って欲しかったかな。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2012-10-08 14:29:38)
34.  12人の優しい日本人 《ネタバレ》 
面白かったです。できれば舞台で見たかった作品。右へ倣え、総論賛成各論反対。そんな日本人気質を面白おかしく描く手腕はさすがです。 「落ち着くんだよ!ダヨ~ンのおじさん書くと!!」いいねぇ。
[ブルーレイ(邦画)] 10点(2012-10-01 14:48:27)
35.  犬神家の一族(2006)
30年ぶりのリメイクですが、何年経っても生首って作り物にしか見えないですよね。今の技術なら、もうちょっと生首っぽくできそうなのに。30年前の首はちぃちぃだったな(笑)松子、竹子、梅子の三姉妹。萬田久子の演技がひどすぎた。冨司純子、松坂慶子と並ぶのは無理でしょう。主役の冨司よりも松坂慶子の目の芝居がすごかった。数少ない映画女優の貫禄でした。前作に比べて・・・と言うのは仕方がないと思います。でも、金田一がみんなの見送りを避けるように旅立つシーンはリメイク版も好き。 最後の金田一の会釈も、ひとつの時代の終わりを感じさせてキュンとしました。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-04-24 23:10:54)
36.  十三人の刺客(2010) 《ネタバレ》 
三池監督の映画は初見でしたが面白かったです。他の作品は正直見る気しないので。 えーと、まずみなさんが仰っているいるように吾郎ちゃんの演技は目からウロコでした。 なんかこの人は活舌悪いよなぁと思っていましたけど殿様はきちんと聞き取れました。 正直あのグループの中では微妙な立ち地位置ですが、時代劇のペースがあってるのかも。残虐ぶりもよかったです。アクションシーンは駆けたり跳んだり、観ていて「かっこいい~」と思いました。トニー・ジャー大好きなので、3次元のアクションはワクワクしました。お話もそんな難しくないしこう言った破天荒な時代劇も面白いですね。 みなさんが仰ってるCGですが、あれ牛なんですか?てっきり猪かと。CGのだめっぷりに「PROMISE」を思い出しました(笑)最近はなんだか安っぽいシルク製品のCMでしか見かけなかった松方弘樹も声の張りとか殺陣とかさすがでしたし、市村正親、松本幸四郎と言った大物も見せ場がそれぞれあって安定感を与えていました。最後に伊勢谷なんですけど。アレはナニ?なんで傷跡もなく生きてんの?なんで一人だけ現代口調なの?せっかくの大物俳優の演技をぶち壊す演出のせいで、この映画のコンセプトがどっちつかずになってます。山男の加勢はあった方が絶対いいので、もっと演出を考えるべきではなかったかな? 
[DVD(邦画)] 5点(2012-04-16 18:44:14)
37.  SPACE BATTLESHIP ヤマト
「あの」ヤマトをよくぞ実写化した。まずはその勇気に拍手。ヤマトと言うだけで観たい、観てみたいと思う人も少なくなかろう。 そう、ヤマトと言う偉大な作品を以ってしては、何をやろうと賞賛されるわけもない。アレがだめ、これがダメ、ここが違うなどと言い出したら、どうせ全部ダメなのだ。なぜなら、1stヤマトはそれほどまでに偉大なのだから。ハ○ジの裏番組であり、これだけ壮大なスケールを26話に縮められ、更に裏の「猿の○団」の方が視聴率がよかったなんてお寒い話しもあるんだけれども、それでもやっぱりヤマトはファンに大きな功績を残した名作であるのだ。 そのヤマトが実写化。キムタクとか黒木メイサとかそんなことはどうでもいいのである。 問題は、あのヤマトを見たときのように心が震えたか、こみあげるものがあるか、古代の「俺たちは生まれた時から勝つことを(割愛)愛し合うことだった!!」のような、子供にも伝わる言葉があるか、なのだ。どの場面でもお肌つるつる髪ツヤツヤの俳優なんかどうでもいいのである。某復活篇みたいにやたら「愛」「愛」言わないだけマシかも知れないけども。ファンはこう言った亜流を観てヤマトの偉大さを再認識するのである。 橋爪功がオリジナルの地球防衛軍司令長官になんか似てて笑えたのでそこを評価☆
[地上波(邦画)] 1点(2012-04-12 00:05:15)
38.  スケバン刑事(1991) (OVA)
懐かしい。特にこのOVAで描かれている「3匹の蛇編」はスケバン刑事・麻宮サキの最強のライバル海槌麗巳登場の話なので、監修の和田慎二先生も張り切っていたと思います。 今見ると80年代臭さはありますが、作画の丁寧さや原作に倣った台詞などファンには満足の行く作品になっています。和田先生の要望もあってサキ=伊倉一恵、神=神谷明だそうで。麻宮サキと言う孤高のヒロインを時に優しく、脆く、そして強く描いていました。 アイドルを使ったどーしようもねぇDVD観るなら、これを探して観てみてください。唸るから、思わず「かっこいい・・・」って唸っちゃうから。声優陣も豪華です。今同じキャスティングにしようとしたら、制作費のほとんどがギャラで吹っ飛んじゃうんじゃないかって気がします。実写にすると失笑を買うようなヨーヨーのシーンもこれまたかっこよく描けてます。隠れた名作です。衛星放送でやってくれないかなぁ・・・。最後にR・I・P和田先生。神恭一郎と言う人に会わせてくれてありがとう・・・。
[インターネット(字幕)] 10点(2012-04-01 02:54:40)
39.  麒麟の翼~劇場版・新参者~ 《ネタバレ》 
TVドラマの劇場版が当たり前になった昨今ですが、久々に見応えのある人間ドラマをみることができました。 主要キャストはTVと同じなので、原作を読んでいない人もすんなり世界観に入り込めると思います。あ、ちなみ私は本作は未読です。そもそもこのシリーズは”出来過ぎ刑事・加賀恭一郎〟の鋭いカンと読みで真犯人を探り当てる小説なのですが、それにしても息子の同級生に行き着くまでの過程があっさりと言うか「加賀、早っ」と言う感じでした。 過去の事件が、巡りめぐって現在の事件とリンクして行くプロットは見事でした。大したことない事件を組み合わせて、さも大事件のように見せるのは東野氏の力量たる所以でしょうか。(誉めてます)「幾何の問題に見せかけて実は関数の問題」ではないですが、この辺のプロットの巧みさは見るものを楽しませてくれます。 また、この手の劇場版は「TVで充分」と思うものも多いですが、本作に関して言えば TVでは描けない時間のかけ方をしており、作品に対する製作者のこだわりを強く感じました。作品そのものに厚みがあったように思います。 惜しむらくは原作には登場しない黒木メイサの大根ぶり(ブリ大根は好きだけど)と、 松宮のミスキャスト。溝端淳平では若すぎです。あの若さで本庁1課のデカですと??うーーーーーん。苦しい。松坂桃李も若手ながら頑張っていましたが、現役高校生となると「んー」と言う感じでした。八島の友人役の柄本時生も、あの冴えない容貌が非常に役にマッチしており、都会へ出てきて必死に働く地方の若者を体現できていたと思います。 (あのセリフ回しは演技であると思いたい) 最後に息子が水天宮にお参りへ行くシーンで、振り向くと雑踏の中に父が見えると言う演出はわかっていながらジーンとしてしまいました
[映画館(邦画)] 8点(2012-02-02 12:24:38)(良:1票)
40.  機動警察パトレイバー
大好きな作品。これを見ればいつでも元気な第2小隊の面々に会える。 今こそレイバーが欲しい。先の震災でそう思った。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2011-12-30 00:46:39)
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