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MAHITOさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1907
性別 男性
年齢 62歳

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【製作年 : 1930年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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21.  望郷(1937)
暗黒街カスバのボスに君臨する一人の男の生き様と、 彼の生まれ故郷に思いを馳せる心の苦悩を描いた作品。 タイトルの「望郷」って凄くいい言葉なんだけど、郷愁を感じるには、 ジャン・ギャバンは妙に小ぎれいで青二才に見える。彼の大きな魅力である渋みは感じなかった。 終盤は男の情感がたっぷり伝わってくるのだが、ラストは少しセンチメンタルに走り過ぎかな? 総体的には、当時としては出来のいいほうの作品だと思う。
[DVD(字幕)] 5点(2011-09-07 01:40:03)
22.  M(1931)
連続殺人鬼を追う、警察と民衆の姿を描いたサスペンス。 単なる捕り物劇というわけではなく、追いつめられる犯人の心理や 民衆たちの狂気にも似た群衆心理がよく描かれていて、中々狙いの面白い作品。 ただこの年代のトーキー映画は、まだまだ生まれたての赤ちゃんといった感じで、 やはり全体の作りが甘い。殺人鬼以外の登場人物たちのキャラがはっきり確立されておらず、 非常にわかりづらいために取っつきにくい。犯人役の役者さんは個性があるし、 演出も悪くはないんだけど・・・。古い映画なので仕方ない部分はあるのかな。
[DVD(字幕)] 5点(2011-09-05 03:39:14)
23.  制服の処女(1931)
昭和6年製作の作品ということで、その邦題から日本ではかなりヒットしたらしい。 実際は少女たちの多感で繊細な姿を主に描いたもので、すごく真面目な内容の作品。 前半はややコメディータッチで寄宿舎での少女たちの日常生活を追い、 後半はヒロインの心情描写を中心にした構成。出演者たちは、あまり十代の乙女には見えない。 軍国主義という時代背景を、厳しい規則一辺倒の寄宿舎にダブらせているのかと思ったのだが、 あまり関係ないのかな。少女達が主役の青春映画としてなら、当時としては斬新だったとは思うけど。
[DVD(字幕)] 5点(2011-09-04 03:59:09)
24.  砂塵
新任保安官の活躍を描いた、ややコメディータッチの西部劇。 ガンベルトを下げない見るからに頼りなさそうな保安官、 取っ組み合いやキックまで見せてくれる酒場の荒馬姉ちゃん、 ジェームズ・スチュワートとマレーネ・デートリッヒのキャラの魅力が一番の見所。 終盤は普通の西部劇の展開になってしまったけど、全般的にユーモラスに溢れ、 肩の力を抜いて鑑賞できる娯楽作に仕上がってます。ストーリーのほうは今一つかな。
[DVD(字幕)] 5点(2011-09-02 04:15:47)
25.  透明人間(1933)
ある研究に没頭していた科学者の、悲劇の結末を描くSFホラー。 古い映画だが、特撮シーンも悪くなく、最後までちゃんと観れた。 薬の副作用で・・・という設定は今イチだが、人間の欲望に対する愚かさを しっかり描いているところがいい。ラストは思わず主人公の悲哀さを感じてしまったが、 もう少し恋人とのエピソードを絡めたほうが良かったかな。
[DVD(字幕)] 5点(2011-08-28 08:04:20)
26.  フランケンシュタイン(1931)
「フランケンシュタイン」のモンスターと言えば、やはり本作のキャライメージが一番強い。 役者さんのメイクや動きなどが凝っていて観ているだけで面白いのだが、 モンスターの悲哀さはあまり表現されておらず、内容の方は今ひとつ。大変古い映画作品だが、 どちらかと言えば娯楽系の、普通のホラー映画に近い作りといった印象の作品だった。
[DVD(字幕)] 5点(2011-08-27 16:35:33)
27.  白雪姫
ディズニー最初の長編アニメ。きれいな映像に楽しい音楽、愉快なキャラと、 「シンデレラ」や「不思議の国のアリス」等の構成と変わらない。 ストーリーは幼児向けで、白雪姫や王子様のキャラはいいのだが、 個人的に七人の小人たちはあまりかわいいとは思わなかった。 非常に古い作品だが全体の出来が良く、すでにこの時点でほぼ完成形を見せている。 ウォルト・ディズニーという人は大した人である。お子さんとご一緒にどうぞ。
[ビデオ(字幕)] 5点(2011-08-11 07:06:37)
28.  戦艦バウンティ号の叛乱
実話をベースにした、タイトル通りの内容。 荒波の中を航海するアクション的なシーンや、なぜかロマンスのシーンが絡んできたり、 終盤は人間ドラマ的な要素もありと、至れり尽くせりの内容で、その分上映時間も長く、 いかにも娯楽映画といった作り。クラーク・ゲイブルは相変わらずカッコいいんだけど、 何といっても、艦長役を演じた役者さんが良かった。ホント悪いやっちゃと思わせてくれる。 総体的にちょっとだらだら感はあるけど、たまには古い娯楽映画でも鑑賞してみてはいかが?
[DVD(字幕)] 5点(2011-08-07 11:17:21)
29.  グランド・ホテル
一流ホテルにやって来た人々の人間模様を描いたドラマ。 登場人物たちはそれぞれ悩みを抱えているという設定で、各キャラ描写に問題はないのだが、 ストーリーそのものに深みがない。取り立ててグッとくるようなシーンや盛り上がりがなく、 ほぼ、どこにでもある日常的なホテル内の風景を延々と見せているだけ。 ラストのホテルマンのメッセージから考察すれば、ホテルは社会の縮図であり、 当たり前のことを自然に描くことが狙いかつ妙味だったんだよ、ということになるのだろう。 そういう風にまとめられちゃうと、中々良く出来た作品でしたと言うしかないのだが、 個人的には率直に今一つの映画だった。
[DVD(字幕)] 4点(2011-09-19 02:10:12)
30.  別離(1939)
不倫を題材にした映画。古い映画なので、起承転結の承の部分は抜け落ちてます。 音楽を通じて二人の距離が近づいていくシーンや、原題の「間奏曲」がキーポイントと、 クラシック音楽を小道具代わりにした演出には、とてもセンスの良さを感じた。 バーグマンはうっとりするほど美しいし、全編に渡って流れる音楽は心地いいし、 彼女のピアノの先生はいい事言うわで、こりゃ不倫映画の最高傑作になるかなと思ったのだが。 ヒロインの描写はまったく問題ないのに、男性側の描写があまりにも薄っぺら。 特にあのラストでは誰も納得しないだろうし、せっかくいい感じできてたのに、 これじゃすべてが台無し。嗚呼もったいなや。邦題もいただけない。それらの点を除けば、 いいシーンはたくさんあるので、興味のある方はご鑑賞あれ。
[DVD(字幕)] 4点(2011-09-13 16:37:22)
31.  モロッコ
主人公もヒロインも、似た者同士というキャラ設定のロマンスもの。 ディートリッヒもクーパーも適役に近いものはあるのだが、ストーリー自体があまり面白くない。 取り立てて際立ったヒネリや展開もなく、互いにクールなままじゃお話は進まないので、 結局は惚れた者の弱みという、ありきたりな流れになってしまう。ラストも絵的には悪くないが、 当たり前過ぎて妙味がなく、心にまったく響かなかった。このキャラ設定なら、 逆のパターンにして切なさを出したほうがまだ良かったと思う。
[DVD(字幕)] 4点(2011-09-06 20:45:21)
32.  フランケンシュタインの花嫁
前作の完全な続き物。一応テーマは友達ということで、 モンスターは言葉も覚え、一見すると、身体の大きなちょっと変なおじさんに見える。 面白いシーンもそれなりにあるのだが、おどろおどろしい前作と比べて今回はコミカルというか、 ソフトな感じに仕上がっていて、モンスターの悲しみは前作ほど感じなかった。
[DVD(字幕)] 4点(2011-08-28 09:15:58)
33.  キング・コング(1933)
時代を感じさせてくれる作品。たぶんこれが特撮映画の元祖なのだろうが、 当時はやっぱり凄い衝撃を与えたのではないかと思う。 コングや恐竜のシーンなどは子供の頃に観た古い人形劇のようで面白かったが、 この映像なら、このストーリーで十分。昭和8年の製作かあ、う~ん、凄い。
[DVD(字幕)] 4点(2011-07-30 17:11:00)
34.  女の顔(1938)
設定のちょっと変わった、サスペンスタッチの恋愛ドラマ。 顔に傷を持つ暗い性格の女というキャラを、バーグマンが演じているんだけど、 彼女の心の変化が丁寧に描かれておらず、どうにも感情移入がしづらい。 ストーリー自体もそれほど面白くなく、全般的に今ひとつの作品だった。
[DVD(字幕)] 3点(2011-09-09 05:42:54)
35.  アンナ・カレニナ(1935)
トルストイ原作の不倫もの。 ヒロインは序盤からほとんど苦悩する姿もなく、目が点になってしまうような素早い展開。 どうやら夫人は、自分の置かれている環境に不満があるらしいのだが、 そういった描写が浅いうえに、後手後手で表現されているため、 「ちょっと待って、奥さん!」と、いやでも突っ込みを入れざるを得ない。 後はお決まりの不倫映画のパターンで、ラストは短絡的かつ情緒などまるでなし。 十代の世間知らずの若妻ならまだしも、このあたりは時代を感じるよね。 グレタ・ガルボの演技や作品全般の演出、音楽も決して悪くはないのだが、 シナリオがこれではちょっと・・・。間違いなく、女性のほうが感情移入はできる作品でしょう。 あくまでメルヘンの世界ということで。
[DVD(字幕)] 3点(2011-08-09 03:31:30)
36.  愛染かつら 総集編
オリジナルは前編、後編、続編、完結編と制作されたらしいのだが、 フィルムが現存していないということで、「愛染かつら」はこの総集編でしか観られないらしい。 一応お話の流れはちゃんと理解できるし、うまくまとめてはいるようだけど、 やはり描写不足で正直感情移入するのは難しかった。元祖すれ違いメロドラマということで、 内容は映画というより、お昼の連続テレビドラマに近い作り。映像や音は非常に悪い。 テーマ曲の「旅の夜風」には思わずこちらも口ずさんでしまったが、 田中絹代がとても若くてかわいかった。とりあえず、個人的には十分満足できたかな。
[ビデオ(邦画)] 3点(2011-08-01 11:11:27)
37.  偽装の女
とても昭和12年に作られたとは思えない、面白い設定のラブコメディー。 現代でリメイクすれば、きっとアラサー以降の女性たちに注目されるのは間違いない。 ただ残念ながら、本作ではその設定が劇中にうまく生かされていたとは言い難い。 コメディーパートはクスッと笑える程度だし、ストーリーのほうも特別大したヒネリもなく、 至って普通のラブロマンスになってしまった。まあ製作年を考えると、仕方ないか。 そこそこ楽しめる作品だとは思うけど・・・。
[DVD(字幕)] 3点(2011-08-01 06:13:06)
38.  赤ちゃん教育
常識外れで風変わりな男女が、喧嘩をしながら恋に落ちるという、 スクリューボール・コメディ。1930年代から1940年に流行ったロマコメだそうな。 大まかな構成としては確かにその通りだったが、 ヒロインの行動があまりにも度外れているので、もう途中からついていけなかった。 タイトルの赤ちゃんとは豹の子供のこと。直接ストーリーには関係なく、 あくまでギャグとしての小道具的な役割で、ドリフのコントを連続で見せられているような感じ。 場面場面で笑えるシーンは結構あるのだが、全体的な流れとしてはあまり楽しめない作品だった。 というより、個人的に苦手なコメディ。
[DVD(字幕)] 3点(2011-07-28 05:38:46)
39.  永遠に貴方を
タイトルだけ見れば、ドラマチックなラブストーリーを想像してしまうし、 設定も変わっていて妙味がありそうなんだけど、ストーリーは実際つまらないです。 コメディー色はほとんどなし。お話の展開もやけにチャカチャカしてて、人物描写も浅薄、 心の琴線に触れるような深みは感じなかった。配役は悪くないとは思うけど、 これじゃ役者さんがかわいそうかな。クラシック映画にも、駄作はあるということで・・・。
[DVD(字幕)] 2点(2012-07-16 19:24:24)
40.  テンプルちゃんの小公女
テンプルちゃんは、昔の天才子役スターだったそうです。 4歳でショービジネス入り、6歳で大スター、8歳の誕生日には世界中から14万個の贈り物が届き、 10歳で出演料は1本100万ドル。すごい子供だったらしいのですが、全然知りませんでした。 映画はそんなテンプルちゃんを、あくまで見せるための作品に仕上がっています。 終盤は原作と変わっているし、どぎつい虐めのシーンなども省いており、 歌や踊りがちょこっと入って、おしゃまな彼女のかわいい姿が存分に見られます。 演技はそれほどうまいという印象は受けなかったけど、アイドル映画の感覚で鑑賞すれば、 それなりに楽しめるんじゃないかと。
[ビデオ(字幕)] 2点(2011-07-23 06:10:01)
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