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MAHITOさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1907
性別 男性
年齢 62歳

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21.  ヘッドライト
泥臭い中年男の哀愁と、暗い映像がやけに物悲しいメロドラマ。 不倫愛を題材にした内容ということで、お話自体に引き込まれるような魅力は覚えないが、 一番の見所はやっぱりジャン・ギャバンの渋くて重厚な演技。寡黙で家庭に安息を見出せない、 主人公の悲哀さをたっぷりと表現してくれている。陰のあるヒロイン役の女優さんも美しい。 "ヘッドライトは、二人の行く末をも照らしたか?"が、本作のキャッチフレーズかな。 フランス映画らしく、映像から伝わる雰囲気に情緒を感じさせる作品だった。
[ビデオ(字幕)] 6点(2012-07-28 07:11:09)
22.  めぐり逢い(1957)
「名画薫る」という表現がぴったりの、クラシック映画。ややご都合主義、 中盤やや冗長という感は否めないものの、劇中に散りばめられた伏線や小道具たちが、 ラストで一気に集結するシーンには心地よささえ覚えてしまう。ケイリー・グラントもいいけど、 デボラ・カーの上品な美しさと、優しいおばあちゃん役の女優さんは特に印象的だった。 アクのない品のあるラブストーリーに、美しいメロディーのテーマ曲。名作です。
[DVD(字幕)] 9点(2012-07-22 03:19:43)
23.  浮草
これまでの安定感ある小津作品と違い、峻烈な印象を与えてくれる異色作。 ある港町を舞台にお話が展開する本作は、夏の風物詩がたっぷりと表現されており、 一座ののぼり、ポスター、花、調度などの鮮やかな色がワンポイントで画面に入ってきて、 映像がとても美しい。撮影技術が秀でているのか、目を惹く構図が多くて面白かった。 登場人物が多いにもかかわらず、主要人物や脇役に均等に出番があってバランスが取れており、 キャスティングも言うことなし。若尾文子と京マチ子の美しさには、溜め息が出るばかりだった。 しょーもない主人公のおやっさんの、侘しさや寂しさもそれなりに伝わってきます。 このあたりは小津監督の真骨頂かな。お薦め作品。
[DVD(邦画)] 8点(2012-07-21 01:23:59)
24.  陽のあたる場所
二人の女性のあいだで揺れ動く、出世欲に駆られた主人公の役を モンゴメリー・クリフトが好演。エリザベス・テイラーも今回は演技らしい演技を見せてくれるが、 サブヒロインの女優さんのインパクトが強い。ストーリーは心理サスペンスのような流れで、 先の展開に期待を持たせるのだが、後半からの主人公の行動にはちょっと疑問符があり、 ラストも今一つピンとこなかった。個人的には皮肉な結末という形のほうがよかったかな。 男性のほうが感情移入しやすいドラマ。
[DVD(字幕)] 6点(2012-06-30 05:53:11)
25.  フレンチ・カンカン
1890年代のパリを舞台にしたミュージカル映画。映像がとてもきれいで、 当時のパリの街並などの雰囲気がとてもいいんだけど、ストーリーは大方の筋以外は、 何をやってんのかよくわからない。まあミュージカルなので、あまり気にする必要はないかと。 ヒロインの女の子がとにかく愛くるしい顔立ちをしていて、ジャン・ギャバンの渋さが目立つ。 ラストは歌に踊りと大いに盛り上げてくれて、心地よさと十分な満足感を与えてくれたが、 カンカン自体があまり見る機会がないせいか、芸術的とさえ思えるほど楽しかった。 「ムーラン・ルージュ」に興味のある方はぜひ。
[ビデオ(字幕)] 6点(2012-06-10 10:58:04)
26.  帰らざる河
寡黙で物静かな西部の男のカッコよさを描いたドラマ。 ストーリーはほとんどの人が序盤で予想できるほどのストレートさで、妙味はないです。 見所は大自然を舞台にした風景と主役二人。カラーなのでとてもきれいで観やすく、 ロバートの男臭さとマリリンのコケティッシュな魅力はやはりインパクトがある。 ガンファイトはほとんどないけど、西部劇といえば西部劇らしい映画かな。
[DVD(字幕)] 5点(2012-05-30 17:51:31)
27.  勝手にしやがれ
ヌーヴェル・ヴァーグの代表作で、ストーリーはほぼ0点、演出はほぼ満点という、 いかにも鑑賞者の感性で評価が別れそうな作品。ジャン・ポール・ベルモンドはまだ若くて、 本作ではとぼけたカッコよさがあり、恋人役の女の子もコケティッシュでかわいい。 初期のルパン三世が、このあたりの作品の影響を受けていることがよくわかる。 映像、音楽面でも出来はいい洒落た映画。
[DVD(字幕)] 6点(2012-05-17 08:03:38)
28.  雨月物語
内容自体は多少おとぎ話っぽい雰囲気はあるが、予想以上にシナリオの出来が良かった。 この監督さんは演出にとても安定感があるし、キャスティングに関しては言うことなし。 田中絹代の地味で堅実なキャラと京マチ子の妖艶なキャラとの対比、しっかりと描かれたテーマ、 幻想的な映像とともに完成度の高さを感じずにはいられない。この世のはかなさを描いた秀作。
[DVD(邦画)] 8点(2012-04-12 12:02:07)
29.  北北西に進路を取れ
ヒッチコックお得意の巻き込まれ型サスペンス。 アクションシーンが随所に織り込まれており、娯楽性の高い作品に仕上がっている。 悪者さんたちの目的や行動が不明瞭だったり、謎の一つも早い段階にわかってしまうのだが、 スリリングな展開には普通に満足。ちょっと上映時間が長いかなという感はあるが、 万人向けの娯楽作に仕上がってます。サスペンス・アクションものとしては、これが元祖かも? ということを考慮して+1点。
[DVD(字幕)] 6点(2012-04-11 13:10:20)
30.  上流社会
冒頭のシーンを観たときは、最高に面白いミュージカルなのでは? と思ったのだが、あとはゆったりと下降線を辿るばかりの作品だった。 どっかで観たことのあるお話だと思えば、「フィラデルフィア物語」のリメイクということで、 オリジナルが112分、ミュージカルシーンを入れた本作が107分にもかかわらず、 まだ冗長さを感じてしまう。ちなみにグレース・ケリーの歌うシーンはワンカットで、 ほとんど刺身のツマ状態だが、その美貌には相変わらず溜め息が・・・。キャスティングはいいし、 肝心のミュージカルシーンもまあまあ、映像がきれいなので鑑賞はし易いです。
[DVD(字幕)] 5点(2012-04-05 10:48:57)
31.  泥棒成金
サスペンスというよりは、ややコメディータッチの娯楽作という印象の作品。 ケイリー・グラントの外見は何となく007に見えるし、内容はちょっとルパンに似ていて、 とても取っつき易く、映像もきれいなのだが、ストーリー自体はそれほど面白くないです。 グレース・ケリーの美しさを、ずっと鑑賞していた映画だった。
[DVD(字幕)] 5点(2012-04-03 07:40:35)
32.  旅愁(1950)
一応不倫系のメロドラマだが、序盤から中盤にかけての設定がなかなか凝っており、 こちらの気を惹かせてくれる。もちろん不倫に対する教訓もしっかり織り込まれていて、 それなりの満足感は与えてくれるも、後半からは心に響いてくるような展開は見られなかった。 主役のジョセフ・コットンは悪くないけど、全体的にキャスティングの印象度は今イチ薄いかな。 イタリアの観光名所を舞台にしているので、観光旅行しているような気分は味わえる。
[DVD(字幕)] 5点(2012-03-29 01:52:53)
33.  私は告白する
神父の設定をうまく使った、サスペンスでありながら、人間ドラマにも近い作りの映画。 ロマンスをサブストーリーに物語の展開や構成等、非常に見応えのあるドラマに仕上がってます。 こんな内容の作品も作れるなんて、ヒッチコックの才能にはただただ驚くばかり。 とにかく主演のM・クリフトが抜群にカッコいい。甘いマスクにもかかわらず凛々しくて、 法衣姿がバシッとキマっている。ヒロインのアン・バクスターも上品できれい。 ロマンス絡みのシーンはさすがに粗さが目立つけど、ラストまでまったく目が離せず、 最後は思わずじーんときてしまった。メインテーマが重厚で、久方ぶりにしびれた作品。 特に男性にお薦めの逸品だが、サスペンスより普通のドラマとして鑑賞したほうがいいかも。
[DVD(字幕)] 7点(2012-03-24 06:51:45)
34.  傷だらけの栄光
伝記映画ということで、実在したボクサー役をポール・ニューマンが好演。 もちろんドラマとしての作りも悪くないけど、シルベスター・スタローンの「ロッキー」や、 「あしたのジョー」に通ずるシーンなどもあって、そういった点での別の楽しみ方もできます。 単純なサクセス・ストーリーものと言ってしまえばそれまでだけど、「挫折と栄光」をテーマに、 男の生き様を感じさせてくれる作品ではある。
[ビデオ(字幕)] 5点(2012-03-21 04:44:28)
35.  ノックは無用
これまで鑑賞してきたモンロー作品の中では、本作が一番主役に近い役柄かも。 シナリオ自体はそれほど悪くないと思うのだが、モンローの演技がオーバーすぎるために、 あまりにもわかりやすく、サスペンス作品としての面白さや妙味をまったく感じなかった。 彼女のファンならもちろん楽しめるだろうけど、う~ん、はっきり言ってちょっと微妙。
[DVD(字幕)] 4点(2012-03-15 21:16:49)
36.  麦秋(1951)
北鎌倉を舞台にした、小津作品では定番の父親と娘のお話。 登場人物達の日常生活を中心に描く内容は、当時の世相が垣間みれて非常に興味深いが、 鎌倉の落ち着いた風景も情緒たっぷり。役者陣たちのセリフ回しは、相変わらず面白い。 ストーリー面においては物語の起伏があまりなく、ラストも割とあっさりめ。 こういうパターンもあったのかなという点では、いい意味で時代を感じさせてくれる。 ストーリーよりも、主人公たちのキャラと家族間のペーソスに狙いを絞った構成で、 小津らしいほんわかとさせてくれる作品だった。
[DVD(邦画)] 6点(2012-03-14 06:27:56)
37.  楢山節考(1958)
楢山参りを控えた母親に対する息子の苦悩と葛藤が核になっているお話だが、 心情描写云々以前に、当然のことだけど圧迫感を感じるほど暗い。すべてがセット撮影、 演出面では歌舞伎の手法を取り入れ、舞台劇を観ているような印象を与えてくれる。 これはこれでいいと思うけど、映画でわざわざ舞台劇?という思いもなきにしもあらず。 田中絹代は相変わらずうまく、その演技は真に迫るものがあり、心にずっしりと響いてくる。 個人的には、もっと切ない雰囲気を出して欲しかったのだが・・・。
[DVD(邦画)] 6点(2012-02-29 02:33:10)
38.  欲望という名の電車(1951)
ヴィヴィアン・リーとマーロン・ブランドの演技合戦が、最大の見所の作品。 マーロンもいいけど、ヴィヴィアンの鬼気迫る演技は驚きのひと言。 ストーリーは序盤から中盤でオチまで読めてしまうけど、舞台劇を観ているような構成が、 こちらの緊張感をラストまで引っ張ってくれます。ストーリーを楽しむ映画というよりは、 完全に役者を鑑賞する映画。アカデミー主演女優賞も納得。
[DVD(字幕)] 6点(2012-02-26 02:27:06)
39.  菩提樹
トラップ・ファミリー合唱団物語の前半部を描いた作品。 映像や音楽は「サウンド・オブ・ミュージック」の比ではなく、時間も短いので、 少々駆け足感は否めないけど、「サウンド・オブ・ミュージック」では中途半端だった、 ラスト以降の場面もちゃんと描かれていて、ベタながらも心地いい感動を与えてくれます。 マリア役の女優さんもいい。名作という表現がぴったりの、とても良質な映画。
[DVD(字幕)] 7点(2012-02-18 08:11:08)
40.  醜聞(1950)
昔からこんなことがあったのねという意味では、 今鑑賞してもそれほどの古さを感じさせない、狙いどころの面白い作品。 ストーリーの流れ自体は悪くないと思うけど、三船敏郎演じる猪突猛進型の主人公はまだしも、 志村喬の弁護士役の描写の掘り下げが甘く、裁判劇としても人間ドラマとしても、 今一つ物足りなさを感じてしまう。総体的に小粒な作品という印象は拭えないけど、 それでもそこそこ楽しめる作品かと思う。
[DVD(邦画)] 5点(2012-02-13 01:14:10)
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