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Yuki2Invyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1620
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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21.  デデという娼婦 《ネタバレ》 
メチャクチャに単純な話なのですよね(いくらなんでも単純すぎねーか、というレベルで)。演技・演出・キャラクター、と諸々含めてありがちと言える範囲を逸脱するものは何ひとつ無いのです。これは少なくともラストにもうひと波乱仕込むか、あるいはデデという主人公のキャラをもう少しユニークにつくり込むか、それくらいはしないと一映画としてはキビシイでしょう。意外なホドに正統派的に美しかったシモーヌ嬢に免じて+1点で。
[DVD(字幕)] 5点(2020-12-31 01:22:34)
22.  スペードの女王 《ネタバレ》 
毎度のジュネス企画版での鑑賞になります。  原作はプーシキンの短編小説。有名なのはチャイコフスキーのオペラ版だが、あちらは個人的にはちょっと話を膨らませすぎた感があり、長くてかったるくてあまり好みでないのですよね。  この映画版は、オペラ版の設定を色々と取り込みつつも、だいぶんコンパクトに纏め直すにあたって所々修正を加えている(リーザとゲルマンの関係性を大分シンプルにした上で、リーザの悲劇的な結末はやや穏便なものに改変していたり)。前半は結構スローかつ丁寧に展開を運んでゆくが、見せ場の色々を残り30分に凝縮した終盤はスピーディに盛り上がるのでまあまあ面白い。オーラスもそこそこ劇的(まあここはオペラでも思いっ切り盛り上がる所だけど)。ただ、時代的にもそこまで演出に派手さが在る訳でもないので、現代的なプロダクションのオペラ版と比べたなら少しばかり地味に感じられるかも知れない。クラシックなスリラーとしては手堅い出来だが。
[DVD(字幕)] 6点(2020-11-21 23:59:31)
23.  ヴィナスの接吻 《ネタバレ》 
ヴィナスの彫像にキスしたら、なんとホンモノになっちゃった!とゆーのからしても、非常に軽~いノリのラブコメ。しかし、何と言ってもこのヴィナスを演じるエヴァ・ガードナーがとんでもなく美人(完全に全盛期、なのですかね)。彼女のフワフワと浮世離れした「女神」ぶりも、これまた観ていて実に微笑ましい。その上に、名曲『スピーク・ロウ』の醸し出す極上のムードも絶品(いちおう、元はブロードウェイのミュージカルというコトで)。洗練された繊細な甘さを纏う、古き良き時代の「粋」な良品。
[DVD(字幕)] 7点(2020-10-07 22:55:48)
24.  若草物語(1949) 《ネタバレ》 
つまりは「貧しい乍らも楽しい我が家」なおはなし(別にそこまで困窮してるという風にも見えないけど)。仲の良い姉妹が4人も居ればそれだけでも絶対に楽しいだろうし、そんな姉妹の恋と青春、成長と自立を描いてゆくシンプルな作品。非常に普遍的なテーマであるが故に古典ながらも感情移入は容易だと思うが、後半はだいぶん駆け足になっており、要点は伝わらなくもないが深みはハッキリ欠いている。若い女優さん達はいずれも魅力的で、特にジャネット・リーが非常にキュートだが(後の旦那との初対面のシーンは少しドキッとしました)、女性としての確かな成長を豊かに表現する主人公ジューン・アリソンも中々良い演技だったと思う。  ふと思うのは、本作が普遍的な価値を持つ作品だと言いつつも、これがどこまで「変わらぬ価値」であるのか、という点である。本作のように、自分の家族、あるいは親戚や隣人といった周囲の人々と心を通わせ合い、互いの成長を喜びとして暮らしていく、ということが、現代においてどこまで普遍的であるのか。『寅さん』を観ても思うことだが、私はこのような映画をただ過去の郷愁にしてしまうことがあってはならないと思っている。本当の意味で、広い世代に観られると良い、と感じられる作品だと思う。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-13 13:25:36)(良:2票)
25.  チャップリンの殺人狂時代 《ネタバレ》 
随所にコメディ要素を織り交ぜつつも、普通にシリアスな話にもなる話である(残虐描写が皆無だから好い様なものの、犯行自体は結構極悪)。そこはチャップリン一流に全体としてもブラック・コメディな風に仕上げられているが、個人的にはこのアンマッチさは左程好みではないのと、前半は前述どおり犯罪場面のパンチが無い上にコメディにも微妙にキレが無く、割と辛かった。中盤以降はブラックコメディ面が尻上りに向上し、その意味ではそこそこ面白いのだが。
[DVD(字幕)] 6点(2020-04-18 14:15:02)
26.  海の沈黙 《ネタバレ》 
極めて上質な文芸映画。ごくコンパクト、かつ非常にシンプルで明快な話ながら「人間性」というものをここまで見事に鮮烈に描き出すか、という傑作。物語(原作の小説)自体のハイ・クオリティを、理知的で静謐な優れた雰囲気で映像表現に結実させる演技・演出というのは、どちらも実に素晴らしい。メルヴィル、斯くの如し。必見。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-04-18 13:42:29)
27.  サムソンとデリラ(1949) 《ネタバレ》 
聖書の有名なお話。ただこの話は、中盤の展開が中々に無理筋で(聖書の話だからイジリようが無いし)、映画的には良い見せ場もモチロンあると言えるのだが、すんなりと納得のいく脚本づくりは相当に難しいかなあ、という印象。本作も色々とそんなに悪くは無いのだが、まあまあの域は出ない。  難しいのは百も承知だが、個人的には『ベン・ハー』をリメイクするよりこっちをリメイクして欲しい(ラストシーンは現代の技術で本気でつくったら相当な名シーンに為り得ると思うのだよね。サン=サーンスのオペラ版でも、話は決してつまらなくはないけどラストは抽象的になってどうしても拍子抜けしちゃうところだし。一度本気でつくったのを見てみたいコンテンツ)。
[DVD(字幕)] 5点(2020-04-15 18:04:03)(良:1票)
28.  イースター・パレード 《ネタバレ》 
ミュージカルとしては頭抜けて気に入っている作品で、4月には大体毎年観てる。史上最高の二大スター競演という豪華さも然ることながら、全編通してコミカルな描写も非常に楽しい。序盤、実はバリバリ踊れるガーランドがワザと頓珍漢なことをやって(完成度の低さを見せる完成度の高さ)アステアがアタフタするのからして実にコミカル。後半も程よく甘酸っぱいラブコメディで中々に心地好い。  しかし何と言っても本作の良さはダンスと歌の素晴らしさに在る。人類で唯一、地球の重力から解き放たれたアステアの華麗なステップは正に絶品。それについていけるガーランドはダンスの出来も上々ながら、彼女はとにかく歌がこれまた絶品(軽やかに歌い上げながらも奥行きのある歌声に聞き惚れる)。加えて、助演にアン・ミラーというこれも腕達者を起用する配役は、今観ると非常にゴージャスな上に役柄上でも適切であり、とてもグッド(中盤には十八番のタップダンスもタップリあってこれにも大満足)。ジンジャー・ロジャースに平謝りしつつ、このジャンルでは一番好き。
[DVD(字幕)] 8点(2020-04-11 19:15:32)(良:1票)
29.  チャップリンの独裁者 《ネタバレ》 
本作の笑いは、スラップスティックな面を多分に含みながらも、大多数は本質的に「風刺」であり、抱腹絶倒と言えるとまではいかないのが正直な所である(ヒトラーのモノマネなどはかなり笑えるが、何回も登場するたびに爆笑できるとまではいくまい)。むしろ本筋は結構シリアスな物語であり、その意味でもコメディとして観ると少し違和感を感じるといって過言ではないと思う。  本作の真の価値は、映画でヒトラーに立ち向かったチャップリンの映画人としての「心意気」にある。同じことを成し遂げた人間は、現代に至るまで皆無なのだから。
[DVD(字幕)] 9点(2020-01-19 15:43:02)(良:2票)
30.  恐るべき子供たち 《ネタバレ》 
元ネタはジャン・コクトーの小説っていう文芸映画。なんかテキパキとしていて雰囲気もイマイチな上、無邪気さ幼稚さ以外の感情の表現はさほど上手いとは言えず、少ーし上滑りな感じ。内容自体はまずまず面白いと思うのだが(シンプルながら深かった『海の沈黙』と比べると、やや複雑な物語だが)、映画化としては正直微妙な感じ。演技も少し古臭い上にやや大袈裟(特に女優)。
[DVD(字幕)] 5点(2019-12-07 17:32:43)
31.  カルメン(1948) 《ネタバレ》 
ヴィダー監督が『ギルダ』に味を占めてつくった続編だが、オペラでいう所のミカエラやエスカミーリョはほぼ出て来ず、完全にカルメンことリタ・ヘイワースの魅力に頼り切りな内容の薄さ。リタ嬢は決して悪くはない出来栄えなのだが(踊りとか、あと美脚を妖艶に魅せつけるシーンとかも良い)、如何せん他に良い点が無く、非常に退屈。直接的な濡れ場が全く無いのも正直痛すぎる。
[インターネット(字幕)] 3点(2019-11-23 11:46:11)
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