381. 戦火の勇気
いわゆる「羅生門」ネタですが、最近で言うと「閉ざされた森」 メグ・ライアンはこういう映画は合わないのでは・・ ごく普通の女性だからまたいいのかもしれないんだけど、 どうなんだろうか??しかもまた、マット・ディモンだよ。 プライベートライアン役だったディモンは、 ライアンと同じようなおいしいトコどりの地味な役。 で、メグ・ライアンね。語呂合わせかと思ったって・・ 2点(2005-03-03 09:19:13) |
382. ベイブ
犬が旅をして飼い主の元に帰る映画より、こっちの方が好きですね。 ブタが牧場ブタっていうアイデアもすごいけど、 ブタ=食用と見ている人間に、どこからこんな映画が作れたのか。 楽しいと思いますよ。擬人化するもブタだからまたコミカルでかわいい。 4点(2005-03-03 09:18:01) |
383. ペット・セメタリー2
《ネタバレ》 ある程度ホラーは大丈夫なのですが、これは一番悪趣味なのでは? 主役にエドワード・ファーロングを使い、だまされて見た女性陣・・ いかがでした?私は彼のファンなのですが、この映画グロいです。 1も結構痛いところを切るのが気持ち悪く、でも2はそれ以上。 恐らくホラーの中で1番嫌なホラー! 精神にくるというか、死んだペットを生き返らせ、 ついには死んだ母まで! とエスカレートしてゆくファーロングの演技に全部加点! うち、うさぎや犬飼ってたんですよ。だからよけいきましたよ。 これ作ったのが女性監督ってのも怖い・・ ある意味「キャリー」と似た精神に来る、良心を踏み潰すホラー。 4点(2005-03-03 09:17:09) |
384. メンフィス・ベル(1990)
《ネタバレ》 戦争映画の中ではわりと一般的に人気のある、隠れた普通の青春映画。 でも実話なのですが、かなりリアリティのない箇所がありました。 爆弾投下のあたりだったかな・・? 絵の好きな兵士が閉じ込められる話も、アメージングストーリーで、 スピルバーグが使ってたのです。ああでもこれも実話だった。 たぶん同じネタからでしょう。 4点(2005-03-03 09:15:26) |
385. レインメーカー
《ネタバレ》 コレは監督の名とマット・ディモンだからということで見ましたが、 面白くない上に長い苦痛な映画でした。 法律関係だとやはり裁判をメインにしたほうが娯楽性がある。 ラストがまた爽やかで、「グッドウィルハンティング/旅立ち」 と同じかよ~としらけました。同じエンディング2回続けちゃだめですよ。 2点(2005-03-03 09:14:18) |
386. 交渉人(1998)
まあまあ面白い。 ケビンスペイシー目当てで見たのですが。L.A.コンフィデンシャルとだぶる。 配役も使い回ししていますね。あ、あいつがまた出てると・・ 全体的には向こうの方がよい。 ラストがこちらはいまいちでした。 犯人がわからなかったのはよいんだけどね。 なかなかうまいところをついていて、推理が楽しめました。 ただやはり役者の使いまわしが多く、個々の個性がなくなってる。 サミュエルが一番よかったです。 6点(2005-03-03 09:13:14) |
387. アラビアのロレンス
《ネタバレ》 スピルバーグ監督が監督を志すきっかけとなった作品であり、 新作映画に取り掛かる前に必ず見るという、「素晴らしき哉!人生」と、 本作「アラビアのロレンス」こちらがまだ未見でした。 まず主人公がバイク事故で亡くなること、 葬儀の席で話をする恐らくその後出てくる予定の過去の知人たち。 こんな始まりから一気に回想は第一次大戦中のアラブへ・・ 自分の足元に字幕が出てしかも目線はほとんど下。 すごい映像の作りですね。真っ白、何もない砂漠・・ まるで「スターウォーズ」「インディジョーンズ3」のようだ・・と、 一人のイギリス人兵がアラブの独立に燃える、 正義の冒険物語を楽しみにしました。ところが・・ 実際政治とはそんな簡単なものではなく、この時代の歴史背景も難解で、 特に2巻目はほとんどそのことで冒険的な面白さはありません。 正直たいくつだと感じていたあの長い長い砂漠の出会いや、 旅の場面が2巻目になると恋しくなるのに気づいた。 それはロレンスがイギリスに戻ると飼い猫のような変わりようで、 また砂漠にもどりたくないと言いつつ、 戻るのはアラブと決まっている。 主役の気持ちがなんだかわかるという、 最初の長いショットが忘れかけたころに生かされる映像の力。 1巻目にはこれでもかと大げさな音楽が雄大に流れる。 それがもっと戦いが大きくなった2巻目では、音楽はないに等しい。 もしかしてこれが現実なんだと知らされているような・・ 誰しも自分の欲望はあるし志もある。国のため名誉のため自分のため。 一番自分に正直だったのは盗賊の頭だったのかもしれない。 政治の現実に嫌気がさし去っていくロレンスを、 最初に出逢ったアリが止めるがそれを諭した盗賊のアウダは、 こうなることも本能で知っていたのかもしれない。 アラブ人になろうとしてなれなかったイギリス人は、 どうみても滑稽だが笑えない苦悩がそこにはある。 助けた仲間を処刑し助けそこねた仲間を思い非情になっていく。 だが戦地から離れまたイギリスに帰れば称号はあれど雇われ兵だ。 アラブを独立させる神にもなれず、大英帝国の駒にされただけなのか。 ぶつ切りになったような終わり方も妙な余韻を残し、 さらにバイクとすれ違う幕切れはオープニングと繋がっているようで、 この主人公のその後にリンクさせているようで不気味な後味です。 [ビデオ(字幕)] 10点(2005-03-03 09:10:27)(良:1票) |
388. エイリアン
《ネタバレ》 「死霊のはらわた」などが見れるのに、 私はどうしてもこういうゲテモノはだめ。 でもまあ演出が面白く、引き締まった娯楽作になっています。 普遍的なSFホラーなのですが、エイリアンの見せ方がすごくうまい。 生理的に人間が嫌がる見せ方を持ってきましたね。 体内から肉を食い破り飛び出すエイリアンは夢に出てきそう・・ 何度見ても気持ち悪い登場の仕方、このシリーズは監督の腕試しの映画。 私的にはこの1は、ジョーズやターミネーターとよく似たホラー色の強い、 最初に観客をびびらせる映画と見ています。 6点(2005-03-01 05:44:59) |
389. エイリアン2/完全版
シリーズ中もっともファンの多いのがこれです。 あのお化け屋敷の怪物モノを、ここまで感動的に完成させました。 おそらくキャメロン監督の作品の中では1番の映画ではないでしょうか。 私は実はこの作品で泣いてしまいました。 ここまで人間は強くなれるのかと・・ めちゃ、シガニー・ウィーパーがかっこいいです。 ターミネーター2とかぶるのですが、好みはターミネーター2。 だけど向こうは複線が豪華に張られ脚本も有利。 エイリアンのなんと単純なこと。そしてそれをここまで引っ張る。 キャメロン監督の作品は、お金をかけるほどよい。 まさに大人のSF監督です。 スピルバーグ監督はまるで逆。そこが子供なのでしょうか・・ お金をかけられず無理難題があるほうが燃えて、 お金をかければそのセットを手に入れ満足しちゃうスピルバーグって・・ ただし私は困ったことに、子供監督の映画が好きなんですが・・ 見て面白いのはお金をかけたキャメロン映画なんですよね。 8点(2005-03-01 05:43:59) |
390. エイリアン3
この作品は仕方ないでしょう。 見てて気の毒になるほどのヘボイ脚本。 あれだけうじゃうじゃ出てきてたエイリアンが1匹しか出てこない。 1ならいいんですが2のあとなんです。 いくらシガニー・ウィーパーが坊主になろうと、 見せようがないんです。 ただし私は、デビット・フィンチャーのカメラワークが好きです。 それだけのための映画です。 だってこれをキャメロンが撮ったら、どんなにつまらないだろうか。 まあお金をかけてないだろうと思われる本作。 フィンチャー監督かスピルバーグ監督かあるいはサム・ライミ監督。 このあたりの人でなければ、変わったことに燃えないのでは (って嫌だろうな) つまりはマニアックすぎる内容で、大衆の支持を得たエイリアンは もう後戻りできなくなってしまったのです。 細い洞窟のような道を猛スピードで走るエイリアン(それも1匹)の恐怖を、 カメラそのものをさかさまにして奇をてらった演出。 私はその演出に、笑うしかなかったのです。いやぁ拍手。 4点(2005-03-01 05:43:04) |
391. アポロ13
DVDを持っていたので久々にまた見直しました。 忘れている・・・ そうか、これってサスペンスのようだけど、実話なんだって。 トム・ハンクスがまた若い!今かなり太ってるんですね。 というかもしかしたら宇宙飛行士役だったから痩せてたのかもね。 ひとつひっかかるのは、風疹って誰がかかってたのか解明されたかな? もし船内にいるあの人だったならみんな感染してたり・・ ただの誤診なんだろうか??そのことばかり気になって。 あとはまあ、映画自体が長いのと画面があまり切り替わらず、 たいくつなところがあった。 ほとんどが船内と管制塔だから・・ 大画面で見たので宇宙の景色が迫力あったのと、 ドッキング画面とかトラブル画面とか面白かった。 船内の寒さや緊迫した空気は伝わりましたが、 もっと多くの宇宙や飛んでいる映像が欲しかった。 みんなで助かる方法を考えるというのは、 生還への計画に距離はないんだと思いました。 マスコミも失敗したら即ニュースという、 人間の命を商売にするあたり現実が見えます。 特に居残り組となった、ゲイリー・シニーズが好きな演技をするので、 もっと出してほしかったなぁ・・ 彼はトム・ハンクスとよく絡んでるんですよね。 グリーン・マイル、フォレストガンプ・・ いつも出番で負けてる。でもやっぱり脇役が光る俳優です 6点(2005-03-01 05:42:03) |
392. アンナと王様
ジョディ・フォスターが美しい! 教師役ってのもぴったりです。 チョウ・ユンファは小林旭にやっぱり似てる。 包容力があって余裕を感じさせてくれます。 映像もきれいだし、このふたりがやるとリアリティもある。 でもね、リアリティがありすぎるのもね。 本当にいそうなアジアの王様といそうな女教師。 4点(2005-03-01 05:40:44) |
393. 忘れられない人
とても評判のいい悲話なんですが、 ある愛の詩現代版といった感じで、感動はなかったです。 邦題も読んでそのとおりな安易な題ですし。 結末がわかるだけに、もっともっとドラマチックな展開がほしい。 4点(2005-03-01 05:39:54) |
394. ラリー・フリント
よく私書きますが・・濃いです。 濃すぎるのです。見疲れました。 実在のエロ雑誌の編集長のドラマだったかな? もう二回見ようとは思いません。 何で見たのでしょうか?? たぶんリアリティを求めたくて、ドキュメンタリー映画を 探してたんだと思いますが・・いや濃すぎた。 2点(2005-03-01 05:39:04) |
395. いまを生きる
ラストにつきます。 それまであまり好きではないジャンルで、 先も読めるし「ああやっぱりこの生徒はこうなる」と、 たいして感情移入もしてなかったのです。 早く終わらないかな~とたいくつしてたところに、 あのラストで急にきました。 だからラストは書けません。 つまりは、ロビン・ウィリアムスばかり目立つ先生の映画が、 実は主役は意思を持つ生徒たちであったことがわかるのです。 今思えば、金八先生のようなストーリーなのですが、 これはフイをつかれて感動して泣いちゃいました。 6点(2005-03-01 05:37:59) |
396. スリーピー・ホロウ
《ネタバレ》 コマーシャルで「月夜の晩には失くした首が蘇る」とかやってて、 これはオモシロそうだとかなり期待して劇場で観ました。 見る前から、これ見たあと眠れなかったらどうしょうとか、 ワクワクしながらそのときを待ったのです。 ところが・・ファンタジー・ホラーなんだこれ。 全然怖くないし思わず苦笑してしまい、しまいにはしらけていました。 見る前から怖いもの見たさの過度の期待。 ただ映像がきれいな童話のようなホラー。 首なし男の哀しさも伝わらず、コメディかと思いました。 これで哀しさが伝われば入り込めたのになと・・ 2点(2005-03-01 05:36:56) |
397. ファミリービジネス
この監督は娯楽に走っちゃだめですね。 この映画あたりから見る気なくなった。 脚本で見せていた社会派監督が、こんなに豪華な俳優陣でこんなに ありきたりの娯楽作を作るなんて・・・ ショーン・コネリー、ダスティン・フォフマン、マシュー・ブロドレック・・ まあフツー見たくなりますよね。 ダスティン・ホフマンみたいな俳優こそ、ルメット監督の 初期の社会派映画に使ってほしかったなぁ・・・ あ、でもアル・パチーノ使っちゃったからかぶるか。 4点(2005-03-01 05:35:52) |
398. 俺たちに明日はない
これはもう古典でしよう。 テレビでしか見たことがないのですが、時代はともかく とても面白い作品です。 よく似た映画ではトゥールーロマンスがあるのですが、 やはり刹那感やそのラストのショッキングさはこの映画が上。 犯人側の楽しさで見てしまうとわなにはまって、 後味の悪さを堪能できます。 6点(2005-03-01 05:34:38) |
399. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
《ネタバレ》 レイダースよりは面白く(贅沢すぎ)魔宮よりはハチャメチャ。 どことなく「1941」を髣髴とさせるお金の無駄使いな映画。 でもルーカスが「やろう」と言うならスピルバーグはもともと、 無駄使い大好きですから「戦車使っていい?」なんてな感じで・・ コメディもなんか全シリーズ中一番でした。 ばからしすぎて(へえ~スピルバーグの映画ってこんなにギャグ冴えてた?) と、見直しました・・って変でしょうか?? あの縛られた親子がくるくる回るアイデアって、 ばかとしか言いようがないセンス!ツボだ・・ ショーン・コネリーが真面目にやってる・・すごい! 関係ないがバンデットQを思い出した。 もう見れないリバー・フェニックスも真剣にギャグやってるしで。 実はこの最後の聖戦だけ見ていなかったのです。 面白くなさそうと思い(配役が豪華すぎ)ボックスDVDを買うと、 仕方なく4枚もついてるので一番後回しに見ることに・・・ あ、4枚目は特典のみのディスクで、これだけでもかなりの価値。 思ってたより面白く見れたのですが、中半のテンポが目茶目茶。 ああ、戦車や建物を見せたいんだ・・とストーリーそっちのけの、 冒険映画に付き合ったのです。「らくだはいらない」これもおかしい・・ 個人的に思うのですが、スピルバーグはSFよりも、 西部劇の方がうまいんじゃないかと。馬の撮りかたがうまい!(シャレか) あと、ここまでナチを毛嫌い超えて、ギャグにする人って・・・ 原作はルーカスですからルーカスもナチ嫌いなのかも。 7点(2005-03-01 05:32:06) |
400. 仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
さて苦手な中世のドラマなのですが、なかなか面白かったです。 でもそれはちょっとB級っぽくて。 「ジョジョの奇妙な物語」かと思った・・突っ込みどころもあるし、 そうゆうのでは面白いんだけど・・ ガブリエル・バーンが好きだから見たんだけどね。 ディカプリオが意外とこのての史劇に似合ってた。 ロミオとジュリエットといい、コメディとしか観ようがない・・ 2点(2005-02-25 07:19:15) |