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六本木ソルジャーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 823
性別 男性

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481.  まぼろし
言いたいこと、やりたいことは強く切なく伝わるんだけど、あまりにも映像がつまらない気がした。最愛の人をなくした喪失感を描いた映画は数多くあるが、経験不足からかどれもピンと来ない。 頭では理解はしているものの、心のどこかで夫が生きているかもしれないと思うランプリングはとても良かった、特に警察署であそこまで客観的事実を告げられても、夫の死を否定する所とか。 旦那の母親とのやり取りも重みがある、母と妻どちらの愛が勝っているか競っている感じ。 ラストも凄くいいけど、やはり深くはまれずにただのまぼろしだろと思ってしまった。
5点(2004-05-10 23:30:56)
482.  ゴーストワールド
高校を卒業し社会に出て行かなればならないまさに子どもと大人の境目を生きている。嫌悪するような世界で、自分自身を貫こうとするも、分かり合っていたはずの親友も徐々に変わっていく。 自分自身を失いかけ、自分も変わらないといけないのかと悩んでいるときに、自分を貫いている男を発見する。 二人の奇妙な交流によって、失いかけていた自分を取り戻して、自分自身の道を生きる一歩を歩みだす。 これは誰もが経験し悩むながらも通る道で誰もが共感できるテーマではないだろうか。 ラストは「死んだんじゃないか?」ていう人もいるが自分はイーニドが途中で語った夢のように誰も自分のことを知らない街に旅立ったんではないかという気がする。あの目的地も分からないバスに乗って。
8点(2004-04-20 20:56:44)(良:1票)
483.  ズーランダー
とにかく絶妙な音楽センスが素晴らしい。 ガソリンスタンドは最高だが、パソコンもかなりツボにはまる。 キメ顔も観客にも「全部同じやんけ」と最初に突っ込ませて、最後のオチに使うのもなかなか上手い。 ベンスティラーが監督や脚本までやっているとは思わなかった。 
6点(2004-04-20 20:51:35)
484.  小説家を見つけたら
問題になった小説と同じように、書き始めは同じでも、途中から全く違う話になったという風にしたかったんしょうかね。ただグットウイルの書き出しで違うストーリーを描こうとしたら、それがセントオブウーマンになってしまったのが問題なんだけど。しかし本作を単体で見れば評価はまあまあ出来る映画。家族の問題や癌のため、自分を閉ざしていた文豪が青年との出会いで立ち直り、再び世間へ心を開き、青年の将来ある未来が閉ざされてようとしている時に文豪が「友情」という鍵で扉を開けてやるというすがすがしい気持ちにさせるストーリーにはなっている。確かにあの演壇での手紙はぼやかさずにじっくりと聞きたかったのは正直なところだが。
8点(2004-03-29 23:15:08)
485.  ボウリング・フォー・コロンバイン
極めて直球で勝負をしているという感想、もっと笑わせて変化球でアメリカの本質に突こうとしていると思いきや。 創りは決して論理的ではないけど、考えられる原因に対して反証を繰り返していき、悪影響を与えたとされるマンソンやサウスパーク作者に直接インタヴューをして実際に誰が悪いのかをこちらに考えさせるというのは出来のいい映画。 自由や権利を履き違えたアメリカ人がメディアにより恐怖を押し付けられ、汚染され、怯えている、それによって金儲けをしているやつがいるというのはなかなか興味深い主張。 人々のインタヴューでも、「敵」や「強盗」に対処するためとか言ってたが、実体のない「敵」に脅かされ、自らがヴィンラディンのような「敵」を創り出しているんだよな。 机上の空論だけでなく、ムーア自身もKマートを変えたという行動を起こしたのも拍手モノでしょう。ただ前日は無視されたため、メディアのチカラを利用している。 結局、我々も企業もムーアもメディアによって操られているのかもしれない。
8点(2004-03-22 23:38:48)
486.  スパイキッズ2/失われた夢の島
CGのしょぼさや、背景「それ絵だろ!」とかストーリーの細かい所につっ込むようなヤボな気は全くないけどやはり子供向き映画で、大人の視聴に耐えられるほどの映画ではない。 もっとバカバカしく徹底的にやるか、それとも家族愛をもっと押し出すかした方がいいのでは。 
5点(2004-03-22 23:35:54)
487.  N.Y.式ハッピー・セラピー
予想通りストーリーは全くたいした事はなく、自分と向き合い、自分の性格をいい意味で改善するというメッセージ性も一応あることはあるという程度ですが、見所はいくつかある、ニコルソンの怪演と豪華な俳優陣とカメオとウエストサイドストーリーの曲だけは評価できるでしょう。 
6点(2004-03-22 23:34:15)
488.  マイノリティ・リポート
逃走劇やSFサスペンスが主題のディックの原作の映画は、キャラクターの個性に深みがないことが多いが、スピルバーグの味付けがなされたことにより、トムクルーズは息子を失った悲しみから開放されない人間らしいキャラクターになり、家族愛も描かれている。サスペンスに人間らしさが加わった良作になったと思われる。ストーリー展開もスピード感があり、余計なことを考えさせる間をこちらに与えないので矛盾を感じせずに観ることができた。コリンや手術屋、技術屋、博士など脇のキャラも意外とクセのある個性的な人物が出てくるので、チームに一人ぐらいもうちょい個性的なキャラが欲しかった。結局はマイノリティリポートなどは存在しなかったが、未来は自分の意思で変えられるということか。
9点(2004-03-16 19:59:33)
489.  アドルフの画集
画家としての道と政治家としての道の岐路に立たされたオトコの人生をもっとドラマティックに描いたほうがいいのではという気がした。 どうせマックスなんていう人間は架空な人物だし、あのバーでもし会っていたらこのオトコの人生がどう変わっていたか? あの画集にはどういう未来が描かれていたか? というような想像を掻き立てるドラマティックなラストに繋がる演出が望ましかった。 どうも自分の演説により自分の画家としての道がふさがってしまった悲劇がこちらに伝わってこない。 マックスも架空な人物なので思い切って、戦争により片腕を失い画家としての道が閉ざされてしまった挫折感を満たすために、ヒトラーに自分の未来を重ねていき、自分の内面を見つめさせることにより眠っていた悪魔を起こすような結果になったという世界を描いた方が自分的には良かった気がする。 ヒトラーを美化することが出来ないという風潮がやや中途半端なものにしてしまったのかもしれない。
6点(2004-03-04 00:05:23)
490.  たそがれ清兵衛
不器用な生き方だなあ。 貧乏で暮らしもままならず、最愛の女性の申し出も何かと理由を付けて断ってしまい、侍のくせに体裁のために刀を売って、刀もないのに藩命に背くこともできず剣豪に戦いに挑み、自分が死ぬかもしれないと感じた時にようやく自分の本心を打ち明ける。 そんな不器用な生き方でも、娘たちの成長を暖かく見守るのを楽しみに毎日の生活を送る。 時代を超えた日本人らしい良心を描いているから皆、共感できる傑作と言えるのではないでしょうか。 思えば朋江や善右衛門も不器用な生き方だった。 本心を打ち明けても時すでに遅く、それでもボロボロになりながらも自宅に戻ってきた時に朋江が待っていてくれたのは観ているこちら側としても何とも言えない嬉しい気持ちになれた。
9点(2004-03-03 23:53:09)(良:2票)
491.  ダンサー・イン・ザ・ダーク
これは裏サウンドオブミュージックでしょう。 あちらは音楽を通して人々を幸せにして、多くの人々を結び付けていく世界が描かれているが、しかしこちらは、唯一の趣味のミュージカルに興じても、脳内ミュージカルで現実逃避を図ったとしても、結局は逃避でしかなく、現実を解決できるわけでもなく、その現実という救いのない世界が襲い掛かってくる。 現実逃避しか出来なくて、病気が遺伝すると分かってても子供を産んでしまった弱い主人公だが、その責めに対して、逃げることなく自分を賭して、最後まで自己犠牲的な愛を貫いている、それが唯一の救いと言えようか。 ドヌーブの「必要なのは母」というセリフに対して、「必要なのは眼」と主張している。手術をしなければ自分と同じ道を辿るであろう運命に対して、母(現実での逃げ)よりも眼(未来)という結論こそ、セルマの見出した答えじゃないのか。 映画としては、つらい内容なので評価は別れるだろうが、他の映画とは一線を画すセンス、衝撃的なラスト、線路や稽古場で警官に連れられていくシーンなど評価すべき点は多い。 この映画を見て嫌な気分になった人は「サウンドオブミュージック」でも見て中和することを薦める。
9点(2004-02-22 02:44:58)(良:1票)
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