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おばちゃんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 919
性別 女性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/20084/
ホームページ http://tiaratiara.exblog.jp/
年齢 70歳
自己紹介 前からありましたっけ?[この方のレビューを非表示にする]とカスタマイズできる機能。最近ですよね? 知らないうちに進化し続けてますね、このサイト。また来ようと思います。

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41.  風立ちぬ(2013)
相変わらず、の宮崎映画。それ以上でも以下でも・・・。既視感ばかりが漂い、感動には結びつかない。戦争のとらえ方、喫煙シーン、声優の稚拙さなどに話題が集まった感がありますが、私はそれらにはとりたてて反論はありません。単に、つまんない映画だったなあ。それだけ。
[映画館(邦画)] 5点(2013-11-15 22:16:45)
42.  アウトロー(2012)
「見たくなる映画は最近殆どねえ」といつもボヤいているムスコが珍しく「見に行こうかな」と言っていたので、彼のカンに期待して確かめに行ったら、こりゃ意外な掘り出し物。「久しぶりに面白い映画を見たね」と友達も高評価だったので、ここでも絶賛の嵐に違いないと思って来てみたら、皆さん、辛口でビックリ! ・・・と思いきや急に高評価の方々が現れたので、ホッとしました。配役のバランスのよさ、やりすぎてない演出、嘘っぽくなりすぎてないアクション、テンポのよさと、いい点は色々挙げられるけど、一番はキャスティングですね。やっぱり俳優のよしあしで映画は決まってしまうなあ・・ということを改めて感じました。ヒロインも、設定が弁護士というとこは大きなポイントなんですから、大変クールでよろしいし、ロバート・デュバルのような茶目な表情のできるおじいちゃん大好き!
[映画館(字幕)] 8点(2013-02-12 08:30:39)
43.  容疑者Xの献身
演出はオーソドックスで、新味に欠けていました。見ごたえの大半は、キャスティングのよさ。堤真一は舞台で写楽の役などもやってましたが、何かにとりつかれたようなキャラクターのときの燃え方がすごい。ほかのキャストも悪くはなかったのですが、彼の存在感が大きすぎて、彼の一人勝ちのような作品。タイトルは「容疑者X」(元々の小説のタイトルはこちらだったとか)がふさわしく、主演「堤、松雪」であって、福山、柴崎は刺身のツマといった趣の作品でした。
[映画館(邦画)] 8点(2012-12-13 22:09:08)
44.  007/スカイフォール
私の007への期待は、脚本やアクションもさることながら、ジェームズ・ボンドというキャラをどれだけ堪能させてもらえるか、ということ。その点で今作はちょっと残念な感じ。ダニエル・クレイグは歴代のボンド俳優の中ではショーン・コネリーに次いで適役!と私はかねがね思っていましたが、ショーン・コネリーが他作品で歳とってからますます艶っぽくなっていったのと比べて、逆に現役ボンドなのに色気がしぼんできてしまったんですもの。ハビエル・バルデムも、登場シーンはさすがだったけど、終盤での粘り、凄みに欠けて、肩すかし。彼にももっとフェロモンを感じたかったですねえ。何か流れをなぞるのに精いっぱいで、007らしい雰囲気が、音楽以外からは感じられなかったのが残念でした。<追記>ところで、このサム・メンデスって監督はどんなの撮った人なんだっけ?と改めてリストを見て納得。「アメリカン・ビューティー」や「ロード・トゥ・パーディション」じゃあ、私の好みに合うわけなかったんだわ(笑)。
[映画館(字幕)] 6点(2012-12-07 17:40:43)
45.  ローマの休日
観るチャンスは山ほどあったのに食指が動かなかったんですよ。この夏初めてCSで通しで観ました。やっぱり私には合わなかった。思った通りの結論でした。とはいえ、役を断ったというケーリー・グラントくらい色気のある男優が演じてたら、私の好みの作品になっていたかもしれません。でもそれだとかくも大勢の支持を得る作品にはなってなかったかもね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-09-26 20:07:11)
46.  ロック・オブ・エイジズ
な、長い。長すぎる。同監督作品『ヘアスプレー』のテンポのよさと比べると、長すぎて、ダレまくり。しかもキャサリン・ゼタ・ジョーンズ は『ヘアスプレー』のミシェル・ファイファーの役どころでいわば二番煎じだし、ミシェルと比べてしまうとどうしても少々、役者不足の感あり。とはいえ、元曲や元ネタがよくわかっていないオバサンでも楽しめてしまうキャラ設定やロックスピリッツ表現の確かさ、脇役のうまさなどなどは、さすがハリウッド製ミュージカル。同じ年頃のバンド小僧を描いた日本の『BECK』なんかどう逆立ちしたって足元にも及ばない。トムとアレック両名の腹ボテ(正確には、トムは胸ボテだったけど。何であんなにボインだったのかしら。あら失礼。ボインなんてもう死語かもね笑)はもちっと抑え気味でも役は十分に成立したんじゃないかと思うけど、元々がギャグ満載といった体の作品で、オジサンたちは若いカップルの引き立て役なんだから、これはこれでいいのかもね。
[映画館(字幕)] 7点(2012-09-26 19:27:20)
47.  ミッドナイト・イン・パリ
画面にもワインがたくさん出てきますが、芳醇なワインをしこたま味わった気分になる映画です。ほんとにヘミングウェイやピカソ、ダリはこんな人たちだったんじゃないかと彷彿とするような人物の創り込みと、やりすぎじゃないさじ加減がとにかく素晴らしい。昔はウディ・アレンて苦手だったんですけど、今は「すごーく好き」とまでは言いきれないのですが、この時代にすごーく大事な人、と思っています。長生きしてもらって、まだたくさん作ってほしいですね。ところで、本作は主役のオーウェン・ウィルソンがまた、いいんです。実は、彼が主役と聞かなかったら、私はDVDでいいや~と思ってたかも。いや、別にファンだったわけじゃないんですけど。ただ、あらすじを聞けば当然ウディ・アレンを投影してるに違いない役じゃないですか。ってことは、いつも演じてるような髪型をバリバリに決めた、お目目パッチリの二枚目キャラとは違う彼が見られるのでは、と期待して足を運んだのです。そしたらまさにその通り。ウディお得意のイジケ・キャラが板についていて、猫背だったり意外と短足だったりしてるとこもこの役にピッタリ。でも何より、どや俺の演技うめーだろ的ないやらしさがないとこが、すごくキュート。一気にファンになっちゃいました。<追記>後日談。一緒に見た友は「あなた笑いすぎ。どこがそんなにおかしかったの?」ですと。僭越ながら、当時の芸術家についての知識があればフツー大笑いしないではいられないと思うんですけどねえ・・。まあ、そういったとこも、ウディ・アレンへの好き嫌いに影響しているのかもしれませんね。
[映画館(字幕)] 8点(2012-07-25 21:01:28)(良:2票)
48.  スコルピオンの恋まじない
苦手、苦手と言い続けたウディ・アレンですが、ヘレン・ハントとのバランスが良くて、実はこれが一番好きかも。大上段にかまえた感じがないとこがGOOD! ほかの女優さんが演じたとしたらこの味は出なかった気がしますね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-06-22 21:27:29)
49.  50回目のファースト・キス(2004)
かつてソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニがそうだったように、相性のいいコンビっているものです。この二人でなかったら成立しないであろう企画先行?見え見えの作品ですが、ノリがよくて、かわいい!
[DVD(字幕)] 8点(2012-06-06 21:22:26)
50.  バンク・ジョブ 《ネタバレ》 
ジェイソン・ステイサムが、何と言ってもかっこよい ~~~! 彼が「一緒に来いよ」と言ったのに単独行動だった男はやられ、新婚の奥さんに「助ける」と約束した男は本当に助けてやることができ、単なるチンピラのはずなのに最後はアクションのかっこよさを見せつける。すべては単にジェイソンをかっこよく見せるための映画かなと思いきや、入り組んだ利害関係の登場人物を手際よく見せてる脚本、キャスティング、演出の巧みさもすごい! 王室までチャカシの対象にして平然としてるあたりも、すごく大人! 無駄のない展開と、激しい起伏があるわけではないのにハラハラドキドキする独特のタッチ、音楽の使い方の的確さ。いいものを見せてもらったなー、とこのレビューを読み返していたら、「追いつめられて」の監督だったんですね。納得!!! 「世界最速のインディアン」も見てみたいです。
[DVD(字幕)] 8点(2012-06-06 21:01:12)(良:1票)
51.  レザボア・ドッグス
饒舌で、シンプルで、ほねぶとで、でもせつない。うーん、たまりません。ゴージャスでパワフルな「パルプフィクション」もいいんですけど、熱い小品であるこちちの方が、どちらかといえば好き。オープニング映像がこんなに忘れられない映画もなかなかないですね。それと、そもそもティム・ロスを好きになったきっかけも、間違いなくこれ。一言でまとめるのはとっても難しい作品ですが、初めて観たときはそりゃもう衝撃で、ゾクゾクしました。
[ビデオ(字幕)] 9点(2012-05-30 22:27:08)
52.  セルラー 《ネタバレ》 
以前このサイトで投稿者の数に比べて平均点の高い作品をラインナップしておいたリストから、これと「シビル・アクション」をレンタルしてみました。「シビル・・」は途中で飽きてしまったんですけど、これは抜群に面白かった。意外な掘り出し物。小道具の生かし方のうまさ、これでもかという小ネタのかわいらしさ、面白さ。昔「ダイハード」を初めて見てワワクしたときのような爽快感がありました。前半では「見終わったら見たことを忘れちゃいそうなくらい軽いなあ」と思っていたのですが、どうしてどうして、終盤のオチのつけどころもよかったですね。それに、見逃した小ネタあるかもしれないと思うと、また見ちゃいそう。
[DVD(字幕)] 8点(2012-05-23 23:40:17)
53.  遠い空の向こうに
前に書いたレビューは、何年か前に自粛が適当と判断し自ら削除してたみたいです(実は今日の今日までそのことを忘れてました、私。あれ~おかしいな、書いたはずなのにって。笑)。だけど、かいつまんで、やっぱり言いたい。あまりに既視感のある、定石通りのストーリー展開に私はただただシラケました。仮にそれが実話通りゆえだからということなら、なおさらよくないと感じます。映画づくりの志が低すぎると思うから。ジェイクは好きな俳優なんですけどね。
[ビデオ(字幕)] 5点(2012-05-18 21:09:43)
54.  トッツィー 《ネタバレ》 
この時期の映画で映画館で見た覚えのないものは、最初にビデオで見たのかテレビで見たのか、実は判然としません。何度か見てるのは確かですが、一番記憶にあるのは吹き替えなので、「テレビ」としておきます。本作はもちろんコメディですが、大志を抱いているのになかなか評価されない中年男性、密かに子育てをしながら女優をしているシングルマザーを配していることが、さらなるハラハラやせつない笑いを促しており、単なるドタバタコメディとは一線を画しているなあと思います。その後のさまざまな映画やドラマでこういった設定は使いたおされてますし、ありがちなパターンと見えなくもないですが、まだこの映画が製作された当時はゲイ文化やシングルマザーが取り上げられること自体が少なかったことを考え合わせると、画期的な作品だったと思います。途中ゲラゲラ笑えるシーンもいいんですが、個人的には、ダスティン・ホフマンがジェシカ・ラングのお父さんに詫びるシーン、二人が仕切り直しといった雰囲気でただ肩を並べて去っていく粋なラストシーンが、今でも好きです。(ところで、この作品のレビューを書いてなかったことを本日まで気付かなかったことは、私にとり「まさか!」でした。まだまだそんな作品もあるかもしれないなあと気付かされました)
[地上波(吹替)] 8点(2012-05-17 01:23:46)
55.  ディア・ドクター 《ネタバレ》 
公開時にレビューやあらすじをザックリ読んでた頃に思い描いた想像が、冒頭から裏切られて、ちょっとビックリ。何か変だけどニセ医者なの? どうなの?というハラハラを、あの若い医者と一緒に味わえるのだろうとばかり思っていたのです。あっら~。私はそのほうが面白いと思うけどなあ。そういう当たり前すぎる展開を嫌う監督さんなんでしょうかね。だけど、そういう作り方のほうが、観客はのめりこんで観ることができる気がするんだけど。ハナっからニセ医者と決まってるんじゃ、あとはバレてるの? いつバレるの?というハラハラしかない。私は、自分が想像したような、ねえどっちなの?どっち?というハラハラを時系列通りに味わいたかったなあ。前半、観客をそういうふうに翻弄したあげくに、気胸の施術シーンがあったり(そうなると、余貴美子の演技も逆にもっと抑え気味になってさらに生かされたのでは?・・てか、余さんほどの演技力の人の、そういうシーンこそ、見てみたかった!)、八千草の家での大葉を刻むシーンにつながったほうが、映画的スリリングは増したのでは、と思います。とはいえ、この作品は「ゆれる」よりは好みだったし、洗練されてきている感じがしました。CSでこの監督のインタビューが放送されたときの人柄が好印象だったし、邦画では貴重な実力派女性監督だから、これからもパワフルに活躍してほしいです。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-05-03 20:15:55)
56.  ブロークバック・マウンテン
何度も見ました。キャスティングいいと思う。ゲイの生きづらさもふつう以上によく描けているし、通俗的表現、情緒におぼれない描き方も秀逸だと思う。だけど何かが物足りない。「愛」のやりきれなさを描いているし、そこが評価されている本作に対して「そここそが物足りない」と言ったら不遜かと思うけど、実感はそこ。いい表情、ショットはたくさんあるけどリー監督が初期に作った「ウェディング・バンケット」などほかの作品のような切実さが私には迫ってこない。なぜなんだろう。これまでの作品から彼はてっきり真性のゲイなんだと思っていたらお子さん2人いるんですってね。私はヘテロセクシャルだからそこを批判するのはフェアじゃない気もしちゃうんだけど、彼に子どもがいると知ったら、本作はバイセクシャルの言い訳のような気がしてならないんですよね。改めて、私って純愛至上主義なのかもなあ、と思い知った次第。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-05-03 19:59:03)
57.  いつか晴れた日に
皆さんも口を揃えておっしゃっていますが、この映画のすばらしい点はアンサンブル。 中でも女優陣の演技のすばらしさで、それを生み出した最大の原動力は、脚本&主演のエマのすばらしさだと思います。 そしてもちろん、ケイトも輝いていましたね。 「タイタニック」のときのつまらなさが、ウソのようです。  また、エマの編み出したセリフ一つ一つの完璧さ!  ほんとに、エマってたいした才能の持ち主です。 特に、元ダンナのケネス・ブラナーと違って、「やりすぎでない」点が、ほんとにすばらしい!  記憶では、この映画は離婚後の作品ではなかったかと思います。 それまでケネスからふられていたような派手な役柄ではなく、彼女本来の持ち味であろう地味な役柄での本領発揮を見て、ケネスに対する「本当のわたしはこうよ」という自己主張まで感じてしまいました。 深読みのしすぎ?  でも、そういう見方もまんざら「間違い」じゃないんでは? と思います。  <追記>前々から、本作でエマは脚本賞をとったはずなのにおかしいなと思っていましたが、管理人のたかさんから、原作ものを脚色した場合の賞は脚色賞ですよ、と教えていただきました。 そんな基本的なことも理解してなかったです。すみません。 で、本作はオースティンの名作が原作ですから、脚色賞、というわけです。 下記に記載がないのは、このサイトではまだ脚色賞をデータ対象としてないかららしいです。早く採用してほしいなあ・・・。 エマが主演女優賞だけでなく脚色賞もノミネートされ、かつ脚色賞のほうは受賞したということ、ぜひ多くの人に知ってもらいたいです。 それを知った上で本作の、特にセリフに注目して見てみたら、いかに素晴らしい脚本か、ということに改めて驚かれるのではないかと思います。  私は、自分は女性ですが、実はこういうタイプの女性映画はこれまで少し苦手でした。 でも、本作のようにきちんと作られたものは見応えあるということを再認識しました。脚本のよさだけでなく、東洋人の男性監督が作ったことによって、何か不思議な重厚性が生まれた様な気がしないでもありません。 <再度、追記>その後、脚色賞受賞というデータを付け加えていただいたのですね、たかさん、ありがとう。
[ビデオ(字幕)] 9点(2012-05-03 19:54:24)(良:1票)
58.  プライド(2008) 《ネタバレ》 
何なんでしょ、ここまで丁寧な仕事っぷりって。よく作りこまれていて、主役から脇役まで、キャストもそれにしっかり応えていて、すごい!としか言いようがない。2008年、もうすでに満島ひかりってここまでデキル人だったんだ!ってのも驚愕。原作は完結していない?と聞きましたから、ぜひ続編を見てみたいです。原作が少女漫画ということから敬遠する人も多いでしょうけど、主役二人が本物の歌唱力を持ってる人たちだからこその見ごたえも、オススメできます。もっとも、オーディション場面での満島ひかりのオペラ独唱はたぶん吹き替えでは?と思いましたけどね。真贋のほどはわかりませんが、仮に吹き替えだったとしても、満島ひかりの演技には何もキズはつかない。あの場面での彼女は、ナタリー・ポートマンの黒鳥さながらの迫力でした。「BECK」のスタッフ、関係者はこの映画を見て、少しは反省してもらいたいもんです。 
[CS・衛星(邦画)] 8点(2012-05-03 15:39:02)(良:1票)
59.  魔法にかけられて
ディズニーなら肩が凝らなくていいかもしれない、で見始めたらアニメだったので、ありゃ?と、あらすじを見直しました。ふーん、なるほど。家族が一緒に見ていたら、速攻でチャンネルを変えられていたかもしれません。私一人だったしスーザン・サランドンが出てるならそうヒドイこともあるまい、と引き続き鑑賞。エイミー・アダムスって、「ザ・ファイター」の彼女だったんですねえ。顔は同じでもまったく別人。当たり前か(笑)。それがわかっていてもなお、役者やのお、と感心しました。宣伝文句にあるようなセルフパロディーと捉えると、そこまで毒はないじゃん、ですが、アニメの世界を現実に置き換えるとギャグになる、ということをあっさり認めている、ディズニーの「大人」っぷりが面白いなあと思います。アニメキャラそのままのキャストと演技に笑い、ほろ苦い現実社会に笑い、そして結末がああなるとは思ってなかったから、ふつうに楽しめました。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2012-05-03 14:34:43)(良:1票)
60.  ミセス・ダウト
「クレイマー・クレイマー」と類似点があったなんて、ほかの方のレビューを読むまでまったく気づきませんでした。その部分の感想を言わせてもらうとしたら、あちらはずいぶん父親(=男性)に大甘で、しかも(実のところは)現実味の薄いストーリーと結末だったと思います。それにひきかえ、こちらはコメディーのころもに包まれてはいるけれど、女性にとっては、いくら元ダンナの気持がわかったからと言って、元の関係には戻れるわけがない、という現実をちゃんとふまえていて、でも子どもたちと父の笑顔は戻った、という、イイ結末だったと思います。母にも笑顔があったしね。一緒に住むだけが家族じゃないよ、夫婦関係はこわれても、子どもを間にはさんだ新たな関係性というものもわるくないよ、という、現代的なメッセージを含んでいたと思います。まあでも、そこに感心しての点数ではなく、単純に大笑いできる映画としての、この点数なんですけどね。(追記:CSをザッピングしていたら、これの吹き替え版が終盤にさしかかったところでした。思わずホロホロと泣いてしまいました。笑えて、泣けて、やっぱりいい作品ですね、これは。主演の二人の力量によるところも大きいとは思いますが、邦画にはなかなかこういうのがないのよねえ・・と思う作品のひとつです) ※小学生だったムスコを連れて映画館に見に行ったのに、今日の今日まで鑑賞環境をCSにしてありました。映画館に訂正します(笑)。
[映画館(字幕)] 8点(2012-04-30 01:40:01)(良:1票)
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