41. ギレルモ・デル・トロのピノッキオ
ストップモーションアニメ大好き。 手作りの温かい質感、本作ではしっかり表現されていた。 ピノッキオを動かしてくれたのはメキシコの製作者とか。 これだけの感情表現が出来るなんて、ピノッキオやゼペットがあたかも生きているよう。 CGだけでは出せない深みを存分に味合わせてもらった。 そして、声優の皆さんの演技や歌も最高♪ ユアンさんのクリケットの声、いつまでも聞いていたい。 エンドロールは続けて見るを急いでクリックし、素晴らしい歌声に聞きほれた。 ハリーハウゼンさんへのリスペクトも大いに感じられた。 豪華で贅沢な作品を作ってくれたギレルモ監督や皆さまに感謝。 大きな拍手を送りたい。 [インターネット(字幕)] 9点(2023-03-02 16:48:42) |
42. 大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス
クサガメに「ギャオス」と名付けて可愛がっています。 ガメラ対ギャオスを観たいと思いつつ、なかなかチャンスが無かった。 GYAO!で配信開始の日に鑑賞。 長年の思いが叶った。 子供向けと聞いていたのにこんなに恐ろしい作品だったとは! 記者の人は犠牲になるし超音波メスの切れ味。 戦闘機も車両も新幹線も、スパっと。 住民を震え上がらせました。 あーギャオス、あなたは強かったのね。 ギャオス退治のアイデア、幾つもあって後半は盛り上がりました。 開発に加担してる考えには賛成できないけれど。 我が家ののんきな「ギャオス」長生きしてね(笑) [インターネット(邦画)] 6点(2023-03-02 16:33:00) |
43. THE BATMAN-ザ・バットマン-
本作は暗いけれど、家のテレビでハッキリ見えた。(ここ大事) メリハリが利いた素晴らしい映像。 ロバート・パティンソンさんのバットマンは若く甘酸っぱいイメージで良かった。 ヒーローの側面よりも苦悩がこちらに伝わってきた。 セリーナはキャット・ウーマンと言うよりは「女ねずみ小僧」に見えてしまった。 アクションのキレもよく、バットマンに負けない存在感に好感が持てた。 続編にも期待です。 [インターネット(字幕)] 8点(2023-02-22 14:21:12) |
44. ガメラ対大魔獣ジャイガー
GYAO!で配信されると知り、アプリを入れて鑑賞。 何十年ぶりの大映ガメラ鑑賞にウキウキ(笑) 亀派の私にはガメラは可愛くて仕方がない。 愛らしい目にグルグル回り飛行。 そして子供の味方ですもの。 安心して応援できる。 本作では弘とスーザンの頑張りが作品を盛り上げていた。 ジャイガーの攻撃の多彩さに、アイデア豊富と感じた。 針が刺さったように見えないなど、技術の未熟は観ないようにして楽しんだ。 今一つなのは、ジャイガーが不細工なところ。 子供が入り込んでも気が付かない大人など。 しかし、このチャンスに観られて良かった。 GYAO!ありがとう。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-02-22 14:03:25) |
45. アントマン&ワスプ:クアントマニア
アントマン3作目ですが、新たなる強敵の登場、暗黒の幕開けと言う事なのか・・・ 量子世界のCGはとても綺麗だった。 スターウォーズ好きの私には、帝国軍が支配してるように思えるほど(笑) ピム博士の操縦の仕方もSFならではの面白さ。 前半の主役はファイファーさん演じるジャネット、いくつになってもお美しい。 後半は、アントマンの娘のキャシーのひた向きさが光る。 これからのアベンジャーズの有望株なのかも。 そして蟻たち大量出演の見せ場あり。 やれやれー!蟻たち!そこだーそこだー! エンドロールの2か所に映像あり。 お見逃しなく。 カーンってどこかで見たような?の謎が解けました。 相関図を整理してもう一度観ると違った視点で楽しめそう。 それもまた、楽しみです。 [映画館(字幕)] 8点(2023-02-17 14:13:12) |
46. シカゴ7裁判
ベトナム戦争の反対運動について知らないので、この作品を鑑賞。 それぞれの団体で様々な活動を行っていたらしい。 込み入っていて私には理解浅い事も多いが、戦争反対の気持ちを感じさせてくれたラストシーン、素晴らしかった。 今も世界中で戦争が起きている。 戦争反対の気持ちを諦めず、出し続けるべきだと教えてくれた作品。 [インターネット(字幕)] 8点(2023-02-10 16:09:12) |
47. ジャンゴ 繋がれざる者
クリストフ・ヴァルツさんのファンなのです。 どの場面の演技も素晴らしいと、たっぷり堪能した。 賞をいくつか受賞したそうだ。 その価値はあると思った。 白人が主のウエスタンを、黒人主人公で描きたかったのか? 主役のジェイミーさんにもうちょっとオーラがあれば、他の大物たちと対等にに立ち向かえたのかも、と感じた。 L・ジャクソンさんやディカプリオさんも憎たらしくて良かった。 [インターネット(字幕)] 8点(2023-02-10 15:35:49) |
48. 鬼滅の刃 上弦集結、そして刀鍛冶の里へ
新しいお話しの始まり。 この作品は映画というよりも、テレビアニメシリーズの「幕開け」の意味合いなのかも。 原作は未読ですがアニメシリーズは全部鑑賞済み。 良く出来ている「おさらい」を見せられながら、話しは進んでいきます。 あそこには泣けたけどもう一度劇場で泣けるとは。 声優さんの名演もあり、盛り上がりました。 ちょっとピカピカし過ぎて目が痛いです(笑) 刀鍛冶の里ではどんな活躍が?とワクワクしましたが。 今日はここまで次回をお楽しみに・・的なカンジで終了。 あれ?となりましたが、たぶん自宅で見る続きに期待が高まりました。 鬼滅の刃の応援!点数は高めです。 [映画館(邦画)] 8点(2023-02-03 14:53:34) |
49. モリコーネ 映画が恋した音楽家
モリコーネさんと言えば「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」。 この作品により、驚くほど多くの映画音楽を作っていたと知る。 モリコーネさん、自身を語るのに積極的で嘘や誇張は無く、映画っぽくポーズつけたり、お茶目。 真面目な取り組み、あふれ出る才能、やりたくない事でも我慢強い。 口笛など今までにない手法も取り入れるアイデアマン。 そして愛妻を大切にするジェントルマン。 マカロニウエスタンのフィルムが流され、劇場内の素晴らしいスピーカーの音楽に包まれると。 おお!!モリコーネさんの世界にどっぷり浸かれる。 なんと幸せな時間。 あの映画もこの作品もモリコーネさんの音楽。 あらためて知る驚きもある。 多くの監督から尊敬され、映画音楽と言うジャンルを作った巨匠のひとり。 もうひとりの巨匠、ジョン・ウィリアムズさんがインタビューで 「モリコーネは高齢なのに活動してるんだよ。」と言っていたようで、大笑いした。 ふたりの巨匠のお陰で、映画は大いに盛り上がったと思う。 私の中では、インタビュー形式の映画ではナンバー1の良作。 トルナトーレ監督にも拍手。 カメラワーク編集の素晴らしさも光った。 [映画館(字幕)] 9点(2023-01-29 14:23:30)(良:1票) |
50. 怪獣島の決戦 ゴジラの息子
ゴジラの息子の顔がユーモラスだったな・・・ それ以外はすっかり忘れていたので、新鮮な気持ちで楽しめた。 ゴジラ親子の子芝居的なやりとりも微笑ましい。 ほのぼのとした雰囲気にいきなり現れるカマキラス! 形も動きも素晴らしい、紐は何人で操作したのかしら? 飛んだり襲ったり、けっこう怖くてドキドキした。 この作品で一番のお気に入り、ゴジラがカマキラスをすくい投げ?でこれでもかと叩きつけるシーン。 スーツアクターの見せ場に拍手喝采。 そしてクモンガ! 地底から登場シーンにワクワクし、形も良かったし糸の量の多さにビックリ。 そして、スイッチ好きには研究所に満足、ゾンデの出方も可愛かった。 もちろん、前田美波里さんや俳優さんたち元気よく、楽しく鑑賞できました。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-01-22 15:58:22) |
51. 存在のない子供たち
そりゃあゼインは怒りますよ。 彼の気持ちに大いに納得、すごく共感します。 仲良しの妹は遠くに行かされてしまうし、学校へは行けないし、お腹は空いている。 ぐつぐつ、イライラ、いつも暗い顔のゼイン。 演技とは思えない、迫力ある姿に圧倒された。 ドキュメンタリーではなく撮影された作品だが、ゼイン少年も似たような境遇だとか。 作品ラストの笑顔も素敵だったし、公式サイトでこれからの人生を嬉しそうに語った姿、こちらもほっとした。 しかし、映画としては実話を織り交ぜたとしても浅いところあり、ファンタジーっぽい雰囲気は不要かもと感じた。 それでも、レバノンについて関心を持てた事、この作品に感謝している。 紛争や戦争が終結しますように、心から願っています。 [インターネット(字幕)] 8点(2023-01-22 15:33:58) |
52. モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル
万人向きではない本作、観る人を選ぶ。 私は選ばれた(笑 大真面目に力いっぱい、ふざけてるのが素晴らしい、小気味いい。 いちいち馬に乗ったふりとココナツ音を繰り返すのも律儀だなぁ。 お城も森も同じ場所のリピート多いけれど。 別の城ですとのナレーションに、騙されてやるかと思えるのも演技者みなが大仰なそぶりで面白いから。 実写とアニメがひゅっと入れ替わるけど、物語りに入り込んでいるからそれもまた楽しい。 コメディは作りてと自分の波長が合えば、笑いが止まらない。 現実は苦しい今、ゆったりのんびり笑えて至福の時間でした。 [インターネット(字幕)] 8点(2023-01-13 16:32:29) |
53. 蜜蜂と遠雷
原作未読 オーケストラの響きは素晴らしかった。 ピアノ演奏を通してのスケールの大きさ、個性のぶつかりも見どころ。 私は森崎ウィンさんのマサル役が良かった。 キラキラした瞳がピアニストを夢見る青年に見えた。 しかし、もったいないもうちょっとなのに・・映画として魅せて欲しいと感じる所あり。 栄伝母子のピアノ連弾は、ピアノ教室の宣伝映像みたいで笑顔だけどちょっとよそよそしい。 そんな訳で、成長した栄伝役の松岡さんの深い演技とかみ合っていかない。 ひとりひとりのキャラクターを自分の中で深めようと集中すると、その瞬間ぱっと綺麗な映像で次に切り替わるので、どこに力点置けば良いのか迷う。 馬のシーンは原作にあるそうですが、一番のがっかりだった。 どうして急に? せっかくお話しに乗れたところだったのに。 そして、片桐はいりさんはもっと良いところで使って欲しかった。 いろいろ不満も書きましたが、素敵な作品になれる要素が多いと感じたから。 これからは人物の内面に焦点を当てて、セリフで説明ではなく、脚本と演技とカメラワークと編集で勝負して欲しい。 期待を込めて辛口のレビューにいたしました。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-12-23 15:03:06)(良:1票) |
54. ウィロー
続編のドラマシリーズが始まるし観よう!と思ったが。 劇場で鑑賞後感動してDVDまで購入したのに、おぼろげな記憶しかない(笑) 復習しようと見始めた。 う~ん名作。 さすがロン・ハワード監督。 温かい心で作られてほっこりするシーン多し。 主役のワーウィックさんの頑張りに感心。 カーヤ役の方の、控え目な愛も心に残りました。 ヴァル・キルマーさんの笑わせる演技も良かった。 ストップモーションで動いてるクリーチャーも可愛かった。 二つ首がとても私好みだっだし。 さあこれから新たな冒険のドラマ観ます(にっこり) ちなみに配信とDVDを少し見比べましたら、映像は同じように見えました。 字幕がデコボコするぐらいの違いに感じた。 DVDはこれからも私の宝物。 [インターネット(字幕)] 9点(2022-12-19 13:24:53) |
55. アラビアのロレンス 完全版
映画ファンなのにまだ観ていなかった本作、配信されていたので早速観ることに。 1962年は私が生まれた年、こんな豪華な映画が製作されていたとは。 スケールの大きさ風景の美しさには感動した。 序曲も名曲でしばしうっとり。 しかし、今見るとなかなか進まない丁寧な作り、時代を感じる。 アラブの歴史もほとんど知らず、途中で背景などネットで調べつつ観進めた。 一気に鑑賞したら理解しないまま終わっただろうが、勉強しては少し巻き戻して観る事で理解を深めた。 配信での鑑賞の利点だと思う。 ロレンスの猛進と挫折を隠さず描いた事に共感。 人間らしい生きざま。 脇役のアラブ人も名優、名演技。 お話しに深みをもたらし、リアリティを感じさせた。 アレック・ギネスさんアンソニー・クインさんオマー・シャリフさんに拍手。 そして動物好きには見どころいっぱい。 らくだたちの頑張りにはもう脱帽です。 水無しで砂漠を横断、足の速いこと速いこと。 なんと言っても顔が可愛い。 くちびるがびろーんとして時々歯が見えちゃう。 従順な姿を見て、私もらくだに乗りたくなりました。 馬やロバも頑張っていましたね。 らくだあってこその砂漠、アラブの国々、の印象を受けました。 [インターネット(字幕)] 9点(2022-12-12 16:48:55)(良:2票) |
56. ジュディ 虹の彼方に
ゼルウィガーさんのなりきりぶりは凄かった。 顔の筋肉を総動員してジュディになり、姿勢悪く落ちぶれたスターを表現。 そこが一番の見どころでした。 歌のシーンが一番良かった。 なにせ、脚本がちぐはぐでもったいなかった。 心情に共感できない。 期待が大き過ぎたからかも。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-11-27 16:04:26) |
57. ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー
《ネタバレ》 アベンジャーズ大好き、ブラックパンサーには感動、オコエのキャラに共感する私にはとても魅力的な作品。 チャドウィックさんの突然の訃報に動揺した私を、きちんと落ち着かせてくれました。 乗り越えて盛り上げたいとのマーベルの心意気、素敵だと思った。 本作はブラックパンサー登場が見せ場だが、王女シュリの成長物語でもある。 国としての姿勢や為政者の心構え、そして家族についても語られる。 丁寧に会話を聞いていくと、シュリの苦悩や希望が少しづつ分かってくる。 シュリをそしてワカンダをどんどん応援したくなる。 ブラックパンサーびいきの人は是非みて欲しい。 前作の観直しは必須です。 [映画館(吹替)] 8点(2022-11-11 16:36:15) |
58. RRR
期待通りのスケールの大きさ。 音響の良さ腹に響く太鼓の音。 歌の素晴らしさ、盛り上がる気持ち。 ひとつひとつは大袈裟過ぎで笑えるけど、勢いやテンポでこれも有りでしょう!と迫ってくる。 盛り上げ方が実に気持ちイイ。 えー無しでしょう、が有りになる時、自分の気持ち持っていかれた!と確信。 小躍りしたくなる高揚。 主役の二人はもう最高です! 特殊効果はあっても、撮影時のアクションで、体がボロボロになるまで頑張ったのじゃないかしら。 拍手拍手。 敵がはっきりしているのも分かりやすかった。 白人役の方々も楽しそうに演じているように見えました。 次回はどんな「無いを映像化」が見られるか、とても楽しみ。 [映画館(字幕)] 9点(2022-11-06 15:52:27) |
59. ブレット・トレイン
ぶっ飛んでる割には、観やすくて分かりやすい。 銃弾と名乗ってるが、銃より毒とか多彩な方法で攻めてくるのも良かった。 真田広之さんカッコいい(キャー!)痺れました。 ブラッド・ピッドさんのコミカルさも素晴らしい。 ちょっと違う日本の風景だったが、使われた日本名前の漢字がキレイに見えた。 私たちの周りも、もっと日本語を看板に使ったほうが美しいかもと思わされた。 監督やスタッフの日本への尊敬の念をとても感じた。 素晴らしい作りてにピッドさん風にお礼が言いたい。 「ドウモアリガトウ」 それから、私が気に入ったのはウルフ役のベニート・オカシオさん。 衣装がバリっと決まり張り切ってるのに、どこかくすっと笑えるところ。 結婚式のシーンは見応えありました。 そして、音楽も最高。 気持ちが段々高まった所に、あの「ヒーロー」 私たち世代にはもう、たまりませんね。 外国でヒットしたら日本に新幹線乗りに行きたい!と観光客増えるかしら。 そうであれば嬉しい。 [映画館(字幕)] 8点(2022-09-08 14:01:22) |
60. キングダム2 遥かなる大地へ
始まりは伍の説明などおとなしい感じ。 話しが進むにつれ、それぞれの心情にグッときてどんどん引き込まれた。 特に、縛虎申役の渋川清彦さんは威張った上官に見えたが、志の高さや優しさがわかり、そうなのかと涙した。 献身的なその姿は、秦の中でも際立っていたように思えた。 乗馬シーンで馬の扱いが一番上手かった。 かっこいい! 本作の一番好きなキャラクターになった。 それから、羌瘣役の清野菜名さん素晴らしかった。 「キョウカイ」と言う発音から鈴木京香さんを連想してしまった。 涼しい目元が魅力的だからか。 アクションも出来、涼やかな顔立ちで孤独の演技もできるとは、凄い。 そして、山崎賢人さんの熱い演技とアクションは群を抜いていた。 足の速いのはホント最高。 信の役は山崎さん以外考えられません。 今回は出番の少なかった政の吉沢亮さん、次回作での活躍が楽しみです。 [映画館(邦画)] 8点(2022-09-02 21:17:43) |