41. 鬼龍院花子の生涯
《ネタバレ》 出ずっぱりだった仲代達矢の独壇場だったのに、ラスト付近での夏目雅子の「なめたらいかんぜよ」でインパクトの全てを持っていかれました。 それほどにインパクト絶大。 まさに日本映画史に残る名台詞、名シーン。 劇中でそれまでどちらかと言えば内気な女性を演じていた夏目雅子だったのに、ドスの効いた声で「なめたらいかんぜよ」が急にきたもんだから、とにかく腰を抜かすくらいやられました! この一作品だけでみたとしても、夏目雅子は間違いなく美しく偉大な女優だったと感じます。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-11-10 20:07:49) |
42. 火宅の人
《ネタバレ》 大分むぎ焼酎二階堂のCMのようなセンスの悪い音楽。 緒形拳が実に最低な男を演じており、俳優緒形拳そのものも嫌いになった。 特に次郎を死なせるストーリーはよろしくない。 見てて何も楽しくなかった。 [インターネット(邦画)] 1点(2022-11-08 22:35:18)(笑:1票) |
43. ガープの世界
《ネタバレ》 ラストの方はびっくりしたけど、そこまでの大半は退屈だった。 退屈な人生を延々と見せられ、しかもフェミニズムや銃社会といった政治的なものも見せられた気分。 [インターネット(字幕)] 4点(2022-10-22 15:41:51) |
44. キリング・フィールド
《ネタバレ》 カメラマンの使命感とはいえ、家族と離れてまでやるべきではない。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-09-29 14:08:32) |
45. 月の輝く夜に
《ネタバレ》 全体としては楽しいのですが、いくらマザコンとは言え、兄があっさり婚約を破棄するくだりが、どうにも都合が良過ぎました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-09-11 17:10:19) |
46. 転校生(1982)
《ネタバレ》 大林監督作品は基本苦手なのだが、本作は例外的に良かった。 昭和ムード満載で懐かしさも感じた。 尾道には行った事はないのに、どこか故郷のような感じもした。 ストーリーとは関係ないが、志穂美悦子がスタイル抜群で、とても綺麗だった! [CS・衛星(邦画)] 7点(2022-09-04 10:39:12) |
47. サクリファイス
《ネタバレ》 家が燃える・・・ただそれしか印象に残っていません [ビデオ(字幕)] 4点(2022-09-02 02:51:29) |
48. ションベン・ライダー
《ネタバレ》 とにかくエネルギッシュで、とにかくつまらない映画。 内容はめちゃくちゃだが、80年代日本映画の特徴が凝縮されている。 [インターネット(邦画)] 4点(2022-06-12 00:12:17) |
49. 薔薇の名前
《ネタバレ》 スター・ウォーズとインディ・ジョーンズを足して2で割った様な作品。 そこに宗教風味をまぶしている。 更にホラー要素とスプラッター要素も追加。 要はごった煮で、どうでもいいような内容。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2021-10-18 08:05:33) |
50. ミッドナイト・ラン
《ネタバレ》 デニーロがとにかく魅力的。 見る前はアクションものかと思っていたが、ヒューマンな部分が一番良かった。 最後の別れのシーン、今の時代みたいに携帯もないから今生の別れになる訳だけど、何とも言えない寂寥感が漂い、とても味わい深かった。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-10-09 17:14:40) |
51. ウホッホ探険隊
《ネタバレ》 これ、何気に良作。 高度成長が成熟しきって、経済的に一般家庭も豊かになってきた時代、そんな日本を色濃く感じる作品。 令和のこの時代よりも、とても豊かに感じられる。 田中邦衛がモテる男で、しかもウホッホと咳をする(ウホッホなんて咳をする男はモテないだろうし、そもそもウホッホなんて咳、聞いたことないよ!)。 これがやたらにコミカルで楽しい。 離婚にいたる過程を描いてはいるが、どこか平和な空気が漂っている。 未来はどうにかなるだろうという明るい見通しと楽観的な感じが、この時代に見ると逆に新鮮だったりする。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-10-03 20:31:33) |
52. ブルース・ブラザース
《ネタバレ》 ミュージカル映画が苦手な私でも、抵抗なく楽しむことができた。 カーチェイスも盛り沢山で楽しめた。 アメ車の良さを認識できた作品。 キャリー・フィッシャーは美しい。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-09-19 00:57:07) |
53. 友だちのうちはどこ?
《ネタバレ》 ガキが友だちの家を探すだけの話なんだけど、出てくるおとな達がことごとく無視してくる。 一人だけ話を聞いてくれた爺さんは、もうろくし過ぎで役に立たないという難儀な話。 ラストは友だちの宿題をやってあげて、ハッピーエンドで、後味は悪くない。 [インターネット(字幕)] 5点(2021-09-04 23:19:00) |
54. それから(1985)
日本文学小説の趣きを存分に感じることができる作品だ。 ロケーションや家屋の佇まいからして、その時代の雰囲気が良く出ている。 致命傷は、脇を固めるキャスティングだろうか。 藤谷美和子や羽賀研二、森尾由美などが、現在からみればではあるが、作品の雰囲気を見事にぶち壊すキャスティングとなっている。 森田芳光の控え目な演出は冴えわたっているものの、役者選びの先見の明に関しては、否定せざるを得ない。 ただし、それらを全てチャラにするくらい、松田優作は素晴らしい。 穏やかながら、鬼気迫る演技を見せている。 [DVD(邦画)] 6点(2021-08-16 04:42:26) |
55. 背信の日々
《ネタバレ》 やりますな〜、コスタ=ガヴラス! 人種差別という問題を通して、どちらサイドに着くにせよ、殺しは避けて通れない。 いずれにせよ、人を傷つけ、人を殺す。 人種対立という問題の不毛さ、更にはそれを皮肉ったとも言える内容が凄い。 ラストはおそらく、愛した女を殺せたけど、敢えて殺されたんだろな。 愛した女を殺すくらいなら、殺された方がマシ、と。 愛した女に裏切られた男の絶望感が、ヒシヒシと伝わってくる。 切ないラブストーリーでもあり、人種差別を扱った作品でもあり。 さすがのコスタ=ガヴラスでした! [ビデオ(字幕)] 7点(2021-08-14 13:56:47) |
56. 恋文(1985)
《ネタバレ》 80年代映画ならではの独特の魅力を感じる作品。 音楽がいちいち大袈裟でチープなのも、今となっては魅力の一つ。 ストーリーは結婚式ネタが出てくる中盤までの方が、むしろ楽しめた。 結婚式のくだりは、狙い過ぎ感があったかな。 [ビデオ(邦画)] 6点(2021-08-11 23:08:45) |
57. おこんじょうるり
うわーん。。 久しぶりに目が潤んでしまった。 ひじょ~~~に、良いおはなし!! 是非みなさんも、この奇跡の短編アニメーションを観て下さい!! 確か、キネマ旬報ベストテン第一位に輝いたはず。 そんだけ凄い。 キツネが謡う、あの「じょうるり」は素晴らしい! 絶品!! [DVD(邦画)] 8点(2021-08-09 22:30:07)(良:1票) |
58. 遥かなる山の呼び声
《ネタバレ》 高倉健の「奥さん~」で始まるしぶ~い語りかけ。 「奥さん、体触ってもいいですか」。 おっと、こんなセリフはなかったね。 ところで、武田鉄矢のパートは要らん! さて、本題。 これはまさしく男女それぞれの性というものを実に雄弁に語っている。 高倉健が雨しきる夜、いきなり倍賞千恵子のもとに現れる。 最初、倍賞千恵子は高倉健をあやしみ、距離を置く。 しかし、高倉健の人間性、男らしさに触れるにつれ、次第に心を開き、ついには恋心が生まれる。 しかし、そこで高倉健は去ろうとする。 男は女に近づき、そして去る。 それを必死に食い止めようとする女。 女という生き物はなんて不思議な生き物なんだろう。 あれだけ最初は煙たがっていたのに、男が意を決して去ろうとしても、そこに食らいつく。 男はちょっとした気で近づいても、女はそれに一度取り込まれると、もう離れたくなくなる。 男の気まぐれ、女の一途な想い。 そして、一度好きになった男が殺人犯と分かっても、好きな気持ちは変わらないという、女の心の強さ。 男女がそれぞれに持つ性質を、実に分かりやすく描いていて見事だ。 最後の電車の中のシーンが、最後の最大の見せ場だが、ここは少々強引さが感じられる。 しかし、そこは山田洋次マジック! 強引だなぁ、と思わされるも、まんまと高倉健の熱い男の涙にやられてしまった。 親が無惨に死んでもこらえたその涙。 その涙も、倍賞千恵子の「待っている」の一言で、あっさり頬を伝う。 ケレンミのあるラストシーンだが、実に力強く感動に導かれた。 山田洋次監督作品としては、『男はつらいよ』シリーズを別格とすれば、本作が最高傑作かもしれない。 [DVD(邦画)] 8点(2021-08-09 18:34:09) |
59. 次郎物語(1987)
リアルタイムで映画館でみた。 内容はとにかく真面目だった。 [映画館(邦画)] 5点(2021-07-31 00:01:48) |
60. マッドマックス2
《ネタバレ》 久しぶりに素直に面白い!と思えたアクション映画。 理屈抜きに楽しめた。 蝶野正洋みたいな服を着た野郎達に、ヘンテコな車、ジェイソンのようなラスボス。 皆、キャラが立っていて面白い。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-07-15 22:58:57) |