621. 13日の金曜日(1980)
タイトルが有名過ぎるので、観てなくても観た気になってしまいます。いや、きちんと観ましたけどね。観たけどさ…。別に特筆すべきものもないな、と。とりあえずホラー映画においていちゃいちゃするティーンエイジャーのカップルは殺される、というお約束を生み出してくれた映画ではある。 5点(2003-12-24 13:43:45) |
622. シャンヌのパリ、そしてアメリカ
印象的には普通の家族ドラマでしたね。別に文句を言うところもないけれど、取り立てて褒めるところもない。普通の出来です。それにしてもこの頃のリリー・ソビエスキーは、見る度にでかくなっていってました。 5点(2003-12-23 20:28:28) |
623. ミザリー
こういう人間、本当にいますよ。本当に始末に負えないヤバイ人というのは、普段は普通のテンションで常人ヅラして生きてるのに、突然に全く何の前触れもなくアレな感じになるんですよ。そして本人はそのおかしさを自分で分かっていないんですね。いましたよ。本当にいますよ。しかも結構うようよと。とにかく気を付けましょう。こういう人間に一旦深く関わってしまったら大変です。この作家の話は他人事ではないかも知れないですよ。 5点(2003-12-23 17:59:29) |
624. フック
わくわくしたいのに、出来ない。そんな困った作品。久しぶりに観直したら10代後半のグウィネス・パルトローが若き日のウェンディ役で出ているのに気付いた。何だか本当に今のウェンディ役のマギー・スミスと同一人物に見えた。ひょっとしてあの2人の顔立ち、似てる?この映画の主人公として自分を使わなかった、ということでマイケル・ジャクソンがスピルバーグに呪いを掛けたというエピソードには10点献上しても良い。でもいかんせん、繰り広げられるのは壮大なコント。作り手側が楽しんでいる程に観客が楽しめるかどうかはかなり微妙。私としては、まあ、こんなもんだろうな、という感じで5点。 5点(2003-12-23 17:37:27) |
625. スペシャリスト(1994)
シルベスター・スタローンはシャロン・ストーンと激しいベッドシーンを演じられるということで、もうそりゃ相当にはしゃいでいたらしい。シャロンの超ミニの喪服がクール。あんなの絶対彼女しか着れない。それが個人的にとってもツボで、その姿にはかなり惚れた。内容は相当大味だけれど、この作品に関しては細かいことを考えず、その開き直ったラジー風味を味わいましょう。 5点(2003-12-23 17:15:32) |
626. プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角
当時のモリー・リングウォルドはアメリカでは物凄いアイドル的人気で、この映画もヒットしたようですね。普通っぽい女の子なのにね。だからいいのかな。80年代ファッションは今観たらキッツイですね。あの悪趣味さというか、エグさ派手さが何かもう…時代ですね。じゃらじゃらの真珠のネックレスは20年代のシャネル風でしょう。以前日本でも80年代ファッションが流行った時、ついでにあのネックレスも街中でよく見ました。 5点(2003-12-21 21:02:42) |
627. プリティ・リーグ
この映画の主題歌が大好き。マドンナの「マイ・プレイグラウンド」。当時ラジオで聞いて、その切なさに惚れた歌。今でも歌える。 5点(2003-12-21 20:34:20) |
628. JAWS/ジョーズ
20代半ばでこれを撮ったスピルバーグの新しい才能は賞賛もの。作ったサメのセットが結局使えず、カメラアングルで怖さを煽るという手法に切り替えざるを得なかったから逆に大成功した、という偶然のエピソードも凄いと思う。映画の神が降り立ちました。でも別に特別好きではないです。「サメって英語でジョーズっていうのか~、1つ賢くなったな~」と小学生の頃に金曜ロードショーを観ながら勘違いしていたことを思い出す。海中にぶえ~っと広がる血はチョコレートソースです。もったいない。何てもったいない。 5点(2003-12-21 17:13:28) |
629. トゥームレイダー
もう本当に言い尽くされているけれど、「ヒロインがただひたすらにかっこいい」、それに尽きる作品。内容なんてないよう、ほんとそうです。アンジェリーナ・ジョリーのかっこよさ、それだけにひたすら酔いましょう。ちなみにアンジェリーナ本人が、「名誉の為に言わせてもらうけれど、胸はCGじゃなくてパットよ」と言ってました。…何だか言ってることが腑に落ちないのですが(笑)、もともと豊かな胸なんで、まあ、どうでもいいんじゃないんですか。 5点(2003-12-19 14:50:13) |
630. クリムゾン・リバー
猟奇っぷりは嫌いじゃない。狂信系サイコな展開も単純にぞくぞくするし、良いと思う。冒頭のミステリアスな雰囲気に、おっ、これはいけるかも、と見入った。しかし中盤以降はどうも繊細さに欠け、観客に不親切な展開になってしまったと思う。謎1つ1つをその時々で完璧に消化して行くのではなく、微妙になおざりになったまま、ほったらかしのまま、中途半端な状態で物語がどんどん進行して行く感じ。観終わっても何だか納得出来ない箇所が所々ある。私の脳味噌の情報処理能力が痛いせいかとも思ったけれど、友人もこの作品の展開について私と同じようなことを言っていたから、よく分からない人も多いんだと思いますよ。もうちょっと丁寧に納得出来るようにことの次第を説明して欲しかった。 5点(2003-12-19 00:45:06)(良:1票) |
631. GO(2001・行定勲監督作品)
正直な話、この2人はこの後別れると思う。 5点(2003-12-17 23:47:55)(良:1票) |
632. ピストルオペラ
「極彩色のフィルム・ノワール」。この形容に尽きる。ただ、その世界観にハマれるかどうかは微妙。万人受けは決してしないけれど、この麻薬風味の映像世界にハマってしまう熱烈なファンや支持者もいるだろうと思う。 5点(2003-12-17 20:16:29) |
633. オーメン(1976)
ある友人が「歯が抜ける夢を見た」と言って来たら、一週間以内に私の遠縁の誰かが死にます。それが今まで約3回。その人6月6日生まれなんですよ。きっと悪魔なんでしょうね。あと小学生の頃、休み時間に友人とオルガン弾いて遊んでたら、いきなり割って入って「オ~メ~ン」とか言って劇中の音楽らしい多重音のメロディー弾き出す電波な人がいた。その人にこの作品を教えてもらいました。とりあえず、この作品がホラー映画の金字塔の1つであるというのは知っています。でも認めつつも正直、ノー興味な作品でした。 5点(2003-12-15 23:54:35)(笑:2票) |
634. ハイロー・カントリー
失われゆくカウボーイ魂と、男の厚い友情。ファムファタール要素も。内容は別に悪くないのに、何だかどうしても印象が薄い。あまり登場人物に感情移入が出来なかったからかも。主人公がそれほど誠実な人間とも思えなかったし。それに私は断然ペネロペの方がいいと思うんだけどなあ…。でも、女が嫌う女ほど男にモテるのは、なぜか世の常。 5点(2003-12-14 15:34:23) |
635. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
正直相当怖いブラックユーモア。当時の世相でこんな映画公開して良かったんですか?やばかったんじゃないですか?あまりにもシニカルな笑いに、ついつい片頬でニヤリと思わず笑ってしまったり。でもこのところの世界情勢を見ていたら、本気で笑えなくなる。「指導者や権力者=人格者」ではない場合の方が多かったりするから。全くもって怖いですね、ほんとに。とにかく強烈な皮肉とギリギリのブラックユーモアが全編を支配する1篇。 5点(2003-12-13 21:41:35) |
636. 告発の行方
【sayzin】さんのレビューに感銘を受けました。全面賛同なので、自分のレビューはもういいや。例のレイプシーンは主演のジョディが妥協をせず、何度も何度もテイクを繰り返している内に、加害者側の役の男優の方が、「もう嫌だ、辛い」と泣き出したらしい。ちょっとした安心するエピソードではありますね。男優もノリノリでやってた訳ではないんですよ。あと、私も聞いてから数年位は信じていたのですが、あのシーンで本当に行為をしているというのは、どうやら全くのデマだそうですよ。 5点(2003-12-12 15:25:06) |
637. 耳に残るは君の歌声
本当なら2時間半から3時間強位かけて丹念に描くべき大河ドラマ的内容を、たった1時間半に簡略化してしまった、ある意味実験作。雰囲気も悪くないし、キャストも良い。なのに単純にストーリー展開が物足らず、あっけなさ過ぎる。「え!?もう終わり?」という感じ。もっと紆余曲折があるべきではないでしょうか。クリスティーナ・リッチ目当てで見たのに、断然ケイト・ブランシェットの方が目立ってしまっていた。本当にあの人はカメレオンアクトレスだ。映画ごとに別人になる。凄い。私の中で、ケイトの評価を上げてしまった一作。 5点(2003-12-10 14:20:08) |
638. ハートブレイカー(2001)
ジェニファー・ラブ・ヒューイットは本当にほっそい。ハリウッド女優とは思えない位小柄で華奢。大柄なシガニー・ウィーバーが横にいるから余計に細く見える。羨ましい限り。 5点(2003-12-09 21:21:58) |
639. キスト
死体愛というキワモノなテーマにも関わらず、下卑た感じもグロテスクさもなく、むしろ繊細で美しい。鑑賞後には崇高な余韻すら残す。決して好きな映画ではないし、多分2度と観ることはないだろうけれど、不思議で孤高な雰囲気を持つ、印象的な映画。 5点(2003-12-09 21:08:21) |
640. 娼婦ベロニカ
《ネタバレ》 厳しい人間ドラマかと思って観てみたら、ハリウッド風味の女性のサクセスストーリーに仕上がっていて、あれれ?と思ってしまった。後味良くハッピーエンドにしたかったのだろうけれど、ちょっとあのラストにはコケてしまった。あの時代あの社会的風潮で、ああはならないって…。そして中世のイタリアの話なのに、なぜかみんな全編に渡って流暢な英語をしゃべっているよ!気を付けて!…まあ、いちいち指摘するのも野暮ですけどさ。 5点(2003-12-06 14:40:09) |