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おばちゃんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 919
性別 女性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/20084/
ホームページ http://tiaratiara.exblog.jp/
年齢 70歳
自己紹介 前からありましたっけ?[この方のレビューを非表示にする]とカスタマイズできる機能。最近ですよね? 知らないうちに進化し続けてますね、このサイト。また来ようと思います。

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701.  あなただけ今晩は 《ネタバレ》 
へえ。これってカラー映画だったんですかー。たしか高校生の頃、テレビ放送で見たきりだから、今の今まで知らなかったです。ふつうに面白い映画、と思っていましたが、もう一度見てみよっかな。〈追記:30年以上ぶりで!見ました。いやあこれは、たびたびTV放送してる「アパートの・・」よりずっと完成度が高いと思います。ストーリーのありえなさ加減、そのバランスが絶妙にイイし、彼女にバラさないで終わるラストが粋ですね。「アパート・・」は後から見てガッカリしたのですが、こちらは逆に好感度アップ。1点上げます。〉 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2003-07-21 21:44:30)(良:1票)
702.  遊びの時間は終らない
モックン主演、脇役もそこそこいいコメディということで、期待しすぎたかも。笑いが不発で、ちっとも面白くなかった。(再見しましたが、感想は変わらず)
[ビデオ(邦画)] 4点(2003-07-21 21:40:29)
703.  海辺の家
地味で落ち着いた作品かと思いきや! ぜーんぜん違うんじゃないですか!これ。予定調和的であっても、こういう「ダメ人間・ダメ人生賛歌」のような映画って、わたしヨワイんです。全編通してすべて、「悪いことが良いことを導く」っていうスタンスですよね。もうメチャメチャ好み~! 早く見ればよかった。キャスティングもいいし、それぞれ抑え気味の演技もなかなかいい。私は何気ないカットに反応してしまうところがありまして、今回も、作りかけの家で夕日に向かってたたずむケビン・クラインの後ろ姿に、涙がとまらなかったです。こういうさりげないシーンもいいし、ご飯感覚のセックスみたいな「軽さ」と、人生や死をしみじみと考える「重さ」が共存している、ぶっとびのシーンもいい。リアルな「生」というものは、どちらかいっぽうだけに偏っているものではなく、まさに混沌と共存しているものなのだから。ところで、「海辺の家」という邦題がいけないんですよね。これじゃあ文芸作品かと勘違いしてしまうもの。一つ提案なんですがね、配給会社はタイトル決定前の試写会、というものをやって、そのリサーチから邦題を決めたらどうでっか? 収益を左右すること、間違いなし!と思いますよん。
8点(2003-07-21 15:24:46)
704.  アリゾナ・ドリーム
うーん、何が何だかサッパリわからないし、雰囲気も、私には合いませんでした。でも、ある友達はこの映画を大好きだと言うのです。
[ビデオ(字幕)] 4点(2003-07-21 12:53:01)
705.  オールウェイズ
スピルバーグ作品だと、どうも採点が辛口になる傾向を感じるのは、私だけ? 映像も役者もハイレベルで、いい映画でしたよ。「ゴースト」より、オトナのテイストです。 そもそもこちらが先に製作されたのだし。でも本作にはオリジナルがあって、そのリメイクらしいですね、実は。そういうのほんとに多いなあ・・。
7点(2003-07-20 21:08:31)
706.  グローリー
若く精悍なデンゼル・ワシントンをはじめ、個性的な黒人俳優たちの演技を堪能しました。マシュー・ブロデリックも、役柄に対して適切なキャスティングでしょう。この役は、幼さのあるキャラクターである必然性があったはず。どうしてケチをつける人が多いのか、フシギです。追記:白人だからこそあんなヒヨッコでも1つの部隊を任せられるという「皮肉」と、だけどそれを押し付けられる本人だってけっこうしんどいもんだぜ、好むと好まざるとにかかわらずこういうポジションにつかされるとさ、という「リアリティー」をねらったんじゃないのかなあ(ヨタヨタと頼りないのは、そういう「役」なんじゃないですか)? 単なる「正義」と「非・正義」の対立構図にしないための、若干ねらいすぎのストーリーだったと思うから、それがクサかった、というならケチをつけるのもわかるけど、マシューがダメ、というのは的外れでしょう。この「役」に対しては、マシューはピッタリのキャスティングでっせ。
8点(2003-07-20 18:42:57)(良:2票)
707.  大いなる遺産(1998) 《ネタバレ》 
大好きです、こういう“フシギ”映画。これも、タイトルと中身に大きなギャップがあって、こういう「意味なし映画」が好きそうな人に届かない不幸な作品の一つではないかと・・。題だけ見たら、文芸大作みたいですものね。違うんですよー。衣装にグリーンが多かったり、ムダにナゾめいたお屋敷が出てきたり(なぜそういう場所なのかというナゾ解きはないのよ)、といったおかしな仕掛けがいろいろ。それがわざとらしくてイヤだという人もいるかもしれないけど、私は好き。ディケンズ原作ということから、以前はカビくさい感じの文芸作品かと敬遠してましたが、全然そんなことはありませんでした。ただしグゥイネス・パルトロウは私が今まで見た中でも確かにダントツにきれいですが、皆さんおっしゃっている通りミス・キャストかも。清純派の彼女に、早熟な女が持っている性的魅力や妖しさを演じさせるのは、無理がありますね。この役は複雑なキャラクターだから、清純派の香りがしているのも、わるくはないんですが・・。やっぱり演技力不足? よって、マイナス1点。
7点(2003-07-19 10:07:04)
708.  鉄道員(1956)
「ぽっぽや」は「ぽっぽや」と名乗ればいいのに、えーい、腹が立つ。そう言う私はそうよ、中年オバサン。「道」のようにエライ事に気づいちゃうと自分もガックシだから、これは見直すのをやめておこう。重苦しい家族間を癒してくれるかのような末っ子の男の子のかわいらしさが、忘れられません。冒頭シーン、よかったですね。
9点(2003-07-19 01:24:02)(笑:1票)
709.  ウェディング・シンガー
ホノボノ気分になりたいとき見るには、マアマアかな。派手にかましてる作品の多いハリウッド映画の中で、ここまで等身大の登場人物ばかりなのは、ある意味、貴重かも。ただしサンドラーの顔が生理的に受け付けない人も多いのでは? そういう人には、見続けるのが苦痛かもしれませんね。ドリューは、今まで見た中では一番かわいかった。ファンなら必見でしょう。(私自身はファンじゃないけど)
6点(2003-07-18 16:07:15)
710.  ルームメイト(1992)
これと「未来は今」を見て、ジェニファー・ジェイソン・リーに注目するようになりました。設定もけっこうありそうな話な上にあの「何かが乗り移ったような演技」だから、マジにこわかったです。主人公ブリジット・フォンダとの組み合わせもよかったですね。当時、本国アメリカでの二人の知名度の差が具体的にどのくらいだったかはわかりませんが、いわばサラブレッドであるブリジッドを配したことで、不思議なリアリティーのある作品に仕上がっていたような気がします。
7点(2003-07-16 23:00:27)
711.  グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
天才の苦悩と聞けば「ゼイタクな。勝手に悩んでれば?」と思う気持は私にもありますが、とはいえこの映画は普遍的な名作だと思います。主人公が天才的なのは、テーマをしぼりこんでいった、「あとづけ」の設定では? マット・デイモンとベン・アフレックは決して、天才だからこうだ、というふうに描いているわけではありません。自分を肯定できず、孤独という闇に迷い込んでしまった若者、というのはステロタイプですが、エピソードどまりではなく、どう乗り越えていくかまで描くのは、小説ならともかく、映画では案外難しいテーマではないでしょうか。そこに果敢に挑戦した点がまずいい。ありそうで実はなかったタイプの映画ではないかと思います。次にやはり脚本がいい。たたみこむような小ネタから、ラストのしみじみとした感じまで、言うことなし(ラストががっかりという声もありますが、私は好きです。淡々としていて)。若者二人でよくぞここまで心の機微を捉えたシナリオが書けたものだと思います。登場人物がいい人ばかり、というところはひっかかりますが、かといってバランスをとるために出すカタキ役って予定調和的。若い感性は、そういう「よくある感じ」をきらったのではないかと思います。ロビン・ウィリアムスの役がやはりキーパーソン。ヘタをすればくさくなるのに、今回は彼が抑えた演技で(アカデミー賞狙い?だったのかしら。でも狙ったからといってとれるもんでもありませんよね)、全体のトーンを乱すことなくちゃんと役その人を演じ切ったから、自然な感動が湧き上がってきました。受賞も納得です。主役のマット・デイモンは線が太いタイプなのに繊細な表情や演技のできる、これからますます楽しみな俳優の一人です。ミニー・ドライバーは、お気に召さなかった人が多いようですが、あの役にカワイイ系の女優は合いませんよ(キッパリ)。もしそういうキャスティングだったら、セリフがそらぞらしくなり、駄作になっていたことでしょう。
9点(2003-07-13 11:51:52)(良:2票)
712.  小説家を見つけたら
なんだー、「グッドウィル・・」と同じ監督だったのかー、とこのサイトで知りました。わりあいいい感じの映画、と思っていたのですが、ちょっとガッカリ。それを知らなかったら7点、といいたいところでしたが、「グッドウィル・・」が素晴らしかったから、何もこの映画をつくる必要はなかったはず、と思ってしまいます。よって、マイナス1点。
6点(2003-07-13 11:36:52)
713.  シュレック
単調なストーリーとディズニーに対するイビリ。ただそれだけって感じ。私にはディズニーに対する思い入れがほとんどないから、それで何も感じないんでしょうね。むしろディズニーファンだったら、笑えるのかも。案外、ディズニーファン向けの映画なんでしょう。
3点(2003-07-12 18:38:14)
714.  スリーメン&ベビー
元ネタであるフランス映画の着想がナイスなのだと思いますが、よかったですよね、これ。男たちが奮闘して赤ちゃんの世話をするけど、あまりつくりものっぽくない。案外リアルです。そりゃ現実は、熱を出したり、ヘンなものを口に入れたりとか、いっときも目を離せないから、アマイっちゃアマイですけど、コメディ映画でありながら、ギリギリゆるせる程度のリアリティはちゃんとキープしてるから、えらい。ちなみに、私はフランス版も見ました。映像はもっとキレイだったし、もっとホロニガで、やっぱり原作のほうがいいでき?と思ったのに、今は映像として覚えているのはこのアメリカ版のほうばかり。単にスティール写真をたくさん見たためかとは思いますが・・。
7点(2003-07-11 21:59:01)
715.  トレインスポッティング
この映画が好きと軽々しく言うと顰蹙を買うかもしれないけれど、でも好きです。但し、この映画を私なりに的確に評しようとすると、難しいなあ。時代の閉塞感にフィットした、「旬」を感じる作品だったと思うので、あっという間に色あせた感は、残念ながらあるし。時折ミュージック・クリップ的に使用される冒頭シーンをチラッと見ると、そんな気がします。ただ、見直そうにも、二度目が見られない。あのシーンで、自分も吸い込まれていきそうで。コワイよおー。<追記:これを観てクスリを始めた若者も多いのではないか、という批判も知っています。もしほんとにそうであったら、とても残念。「現実」というものの救いようのなさ・・だけどそんな中でも我々はどうして生き続けていくんだろう・・映画を教訓にするかしないかは自由ですけれど、でもね、そういうことを考える映画であってほしい、強くそう思います。とはいえ、それとは別にこの映画は「切な・カッコいい」のも事実。冷静に受け止めてほしいです。まあたいていの人はそうだろうと思うので、こういうのをロウバ心というんでしょうけど。>
9点(2003-07-10 22:33:07)(良:1票)
716.  バットマン(1989)
ゴッサム・シティ(表記はこれで合ってるのかしらん? 間違ってたらあとで直しますだす)が、なんとまあ美しかったです。アメコミなんて、とバカにしていましたが、実際に見たら、先入観はダメだなー、と痛感しました。暗さと、ティム・バートンならではの映像へのコリ方に、ゾクゾクしちゃいました。あと、主演が、元からアニメ顔?のマイケル・キートンだからこその雰囲気でもありますね。ほかの役者にしちゃダメよん。
7点(2003-07-10 20:51:18)
717.  ひまわり(1970) 《ネタバレ》 
戦争によって家族が、愛しあうどうしが、引き裂かれていく悲劇を描いた名作ですが、私は、どんなタイプの映画であれ、映画の中の人物像は、その人がどのようにナチュラルに行動し、語っているかが一番気になります。そして本作が素晴らしいと思うのは特にその点です。たとえば。ロシアで奇跡的に命びろいをした夫は、助けてくれた彼女をふりきるようなことが人間として不実であることはわかっていました。彼の切なげな無言の表情が胸を打ちます。でも自分の「本心」が行動を起こさずにはいられなかった。彼自身が本当に愛しているのは別の人だから・・。でも運命は彼らを決定的に引き裂いてしまいました。胸をかきむしられるような痛みがつらく、駅での別れのシーンは、何度見ても涙が抑えられません。ところで。私はある日たまった新聞を整理していて、読み落としていた記事を目にしました。ある教育者一家の家族愛のルポでした。ご長男が太平洋戦争出陣で亡くなり、戦友が遺品を届けに来てくれたそうなんですが、両親は会わなかったとのこと。会えなかった、のでしょう。代わりにご兄弟がお会いになったようです。このエピソードだけ書いてもよくわからないかもしれませんが、戦争の悲惨さというものはそういうことなんだと思うんです。そしてこれは私の想像ですが、ご両親の心情はその戦友の方にこそ一番わかりすぎるほどわかったのではないかと思います。まして気分を害して帰られたということはおそらくなかっただろうと思います。この記事をきっかけに改めて、この映画で、ソフィア・ローレンが帰還兵から夫の消息を聞いたとき、そのことで頭が一杯、というふうだったシーンを思い出しました。大変な思いをしてわざわざ尋ねて消息を知らせてくれた人に感謝の一言もないの?というご意見もありましたが、それはまさに平和ボケといってもいい状況にある私たちの今の感覚がそう思わせしめるのではないか、と感じます。その方の感想を非難したいわけではありません。しかし自戒も込めて思いますが、実感が狭い見方と同義である場合もあるのです。この映画は、砲弾も戦闘も描いてはいないけれど、戦争というものの実相をきちんと描いた、私たちが観続けていかなければならない名作だと思います。折りしも、昭和20年代以降まさかと思っていた、戦地への同胞の派遣が行われました。割り切れない思いでいっぱいです。
[映画館(字幕)] 10点(2003-07-10 20:33:09)(良:7票)
718.  シェルブールの雨傘
30数年ぶりで見ました。号泣。美しくせつない映画、なんて、ありきたりな言葉を書いた自分が、情けないです。こんなにせつなすぎる映画を観た事はない!!!と断言してもいいです。ミュージカル嫌いのオット、ムスコも、最後は言葉がありませんでした。時代が引き裂いた二人を痛切に描き、だけど、登場人物を公平に描いている点で、ミュージカルというか音楽映画にした意図?はとてもこの映画に合ったものだったのではないかと思います。8点としてましたが、再見にあたり、満点ではないけれど9点を献上せずにはいられません。
[地上波(字幕)] 9点(2003-07-10 20:20:26)(良:1票)
719.  マイ・リトル・ガーデン
これもこのサイトの高得点を見て、借りた1本です。珠玉と呼ぶにふさわしい、素晴らしい映画でした。見る前は、主人公はもうちょっと小さな男の子を想像していたのですが(タイトルのあまったるさのせいですね)、12歳くらいかな。彼の美しさと精神の強さに、本当に感動しました。途中までは「10点!」と思っていたのですが、ラストが説明不足かなと思い、9点にしました。映画全体の完成度からいえば10点です。
9点(2003-07-06 22:17:33)
720.  点子ちゃんとアントン
秀作「ビヨンドサイレンス」の女性監督の作品と知り、ビデオを借りました。「ビヨンド・・」同様、心がゆさぶられる作品です。「ノッキンオンヘフンズドア」など見たときも思いましたがもドイツ映画ってとても「オトナ」ですね。人間性の深さ、茶目っ気、映画ファンをくすぐるパロディーやほどほどのサスペンス、ハリウッド映画などではちょっとありえそうにない影絵のシーンなどどのシーンも楽しめました。<追記:あーあ、影絵シーンはもっと前のハリウッド映画でそっくりシーンを発見してしまった。ショック。いかにもヨーロッパ作品!と思ったのになあ・・2点下げます。登場人物の描き方、役者たちには全部満足したんですけどねえ・・。私にとり、ふつうに面白かった作品、になってしまいました。残念です。>
7点(2003-06-27 11:37:56)
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