701. エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESS
《ネタバレ》 吉野きみ佳のパンチラ、ブラチラに萌える。菅野美穂の高笑いもグッド。 [DVD(邦画)] 5点(2008-06-17 21:41:27) |
702. 富江 tomie
《ネタバレ》 ここでの評価、相当低いようですが、そんなに悪い出来だとは思わなかった。田口トモロヲの刑事同様、観ているこちらも富江の魔性に取り憑かれ、破滅すると分かっていても彼女に会いたくなってしまう。バラバラにしても死なない富江を、桟橋で燃やしてしまうラストシーンが印象的。あの画は綺麗だな。菅野美穂はホラー映画がよく似合う。 [DVD(邦画)] 5点(2008-06-17 21:31:24) |
703. みんなのいえ
《ネタバレ》 「トイレが三つも四つもある家」のくだりは大いに笑わせてもらった。しかし、その後は、邦衛と唐沢の和解に重点を置きすぎ、「一体どんな家が建つのか?」という最もスリリングな部分が欠けてしまった。話の本筋は、あくまで「若夫婦の家を建てる」ということで通してほしかった。焦点がボヤけてしまい、いまいち消化不良の終わり方。ところで、「豪華ゲスト」という点では、『有頂天ホテル』をも越えるキャスティングが実現している。お見逃しなく。 [DVD(邦画)] 6点(2008-06-17 21:17:08) |
704. 明日の記憶
《ネタバレ》 渡辺謙の鬼気迫る熱演も見事だったが、妻役の樋口さんが印象的だった。こんなよく出来た嫁さんはなかなかいないと思うが、彼女が「大丈夫。私がついてるから」と励ますたびに涙腺が緩んでしまう。香川照之の「ポジティブ・シンキング」のくだりも泣けます。最後はほんとつらくてつらくて、滂沱の涙。大滝さんには笑わせてもらいましたが。 [映画館(邦画)] 8点(2008-06-08 06:33:06) |
705. ウォーターボーイズ
《ネタバレ》 玉木宏がアフロ役だと、最近になってはじめて気が付いた。最近は二枚目役が多いから…。やはりアフロ炎上シーンに爆笑してしまう。妻夫木クンも若いね。 [映画館(邦画)] 9点(2008-06-08 06:25:09) |
706. ひみつの花園
面白い映画ない?と訊かれたら、とりあえずこれをオススメする。 [DVD(邦画)] 9点(2008-06-08 06:20:41) |
707. フラガール
汗のにおいまでしてきそうな、蒼井優のダンスに心奪われる。 [映画館(邦画)] 9点(2008-06-08 06:19:28) |
708. ランボー/最後の戦場
《ネタバレ》 実際の戦闘では、女性や子供だって無差別に殺されるだろうし、銃弾を浴びれば、手足が吹っ飛び、さっきまで逃げ回っていた人たちが一瞬でただの肉片と化すだろう。『プライベート・ライアン』以降、戦争映画は残虐な描写をエスカレートさせてきたが、これはその到達点と言えるだろう。ハリウッドの不文律として、これまで幼い子供が殺されるシーンをダイレクトに映すことはなかったが、この映画では、臆することなく、戦争の残酷な側面を描いている。ミャンマー軍の圧倒的な暴力に対して、更なる暴力で対抗するランボーの「これが現実だ!」という心の叫びが痛いほど伝わってくる。敵を倒しても爽快感の欠片もない、身震いするほど凄まじい戦争映画の傑作。これだけ濃密な内容ながら、90分というタイトな上映時間。スタローンはまだまだイケる。 [映画館(字幕)] 9点(2008-05-30 09:47:41) |
709. ALWAYS 続・三丁目の夕日
《ネタバレ》 『ゴジラ』のパロディから始まるスペクタクルなオープニングに意表を突かれた。しかし、そこで力尽きたのか、展開は徐々にトーンダウン。必ずしも必要とは言えないエピソードも散見され、前作超えは厳しいと痛感。それでも、標準以上の出来栄えであることに変わりはない。 [DVD(邦画)] 7点(2008-05-30 09:11:54) |
710. ALWAYS 三丁目の夕日
条件反射みたいに泣けてしまう。 [映画館(邦画)] 9点(2008-05-30 09:08:17)(良:2票) |
711. アフタースクール
何を書いてもネタバレになってしまう。映画が始まった瞬間から、すべての観客は騙されている。エンドロールが流れ、客席からどよめきが起きた映画はこれが初めて。 [映画館(邦画)] 8点(2008-05-30 08:16:18)(良:2票) |
712. ディパーテッド
《ネタバレ》 オリジナルファンだが、このリメイクも決して悪くはない。久し振りにスコセッシらしいバイオレンスを堪能できた。ディカプリオとマット・デイモンの配役も素晴らしく、ニコルソンに至ってはもはや言うことはない。アカデミー助演男優賞にノミネートされたマーク・ウォルバーグは、オリジナルにはない役柄で、最後まで灰色な存在が印象的だった。日本でオリジナル版が公開された時点から、ハリウッドリメイクの噂が取り沙汰されていたので、あの結末をそのまま採用されることはないだろうと踏んでいたが、因果応報のエンディングは、なかなか上手い脚色だと思う。ただ、男にだらしがない女医は正直いらなかった。そこが減点ポイントか。 [映画館(字幕)] 8点(2008-05-24 22:47:44) |
713. キング・オブ・コメディ(1982)
《ネタバレ》 パプキンの心の襞まで演じきるデ・ニーロの圧倒的な演技力には脱帽する。ジェリーからの電話を待って、公衆電話に必死でしがみつくシーンは憐れすぎて涙を誘う。問題のラストは、パプキンの妄想だと思うのだが、どうだろう?演出的にそこをはっきりさせないところも巧い。この作品は、熱狂的な映画ファンへの戒めにもなっていると思う。スコセッシの『タクシードライバー』を観て、ジョディ・フォスターのために大統領を狙撃するような人間が現実にいるような国なのだ。パプキンのような人間がいても何ら不思議はない。そして、自分にもパプキンと共通する部分を見つけたりして、ぞっとするのだ。 [DVD(字幕)] 8点(2008-05-23 07:56:59)(良:1票) |
714. ミーン・ストリート
チンピラたちの群像劇だが、そこに「ビー・マイ・ベイビー」をぶつけてくるセンスがスコセッシらしい。若き日のデ・ニーロとカイテルを観れるだけで満足。 [DVD(字幕)] 7点(2008-05-23 07:43:57) |
715. ラットレース
《ネタバレ》 普段コメディはあまり観ないのだが、これは面白かった!ビーンさんが出てくるだけで笑える。思いつく限りのギャグを全編に散りばめ、登場人物の誰かに必ず感情移入できるような群像劇に仕上げている。個人的には、ナチスネタとヘリコプターのお姉さんが良かった。最後の大団円で後味スッキリ! [映画館(字幕)] 8点(2008-05-23 07:39:34) |
716. スワロウテイル
この独特の世界観が好き。日本映画でここまでやった作品は後にも先にもこれ一本だけ。 [DVD(邦画)] 10点(2008-05-19 07:23:29) |
717. リリイ・シュシュのすべて
《ネタバレ》 リアルタイムに劇場で観た時は、素直に「すごい映画だ」と思った。その後、結婚していい年になってから再鑑賞。これは酷い映画だ。別に映画の出来が酷いわけではなく、内容があまりにも悲惨すぎる。レイプシーンの異常なまでの不快感に吐き気を覚えた。ただ、全体的に観ると、とても「記号的」な映画で、「いじめ」「援交」「レイプ」「殺人」と言った週刊誌的な内容を、凝った映像と陳腐な台詞で彩っているだけ。なので、「14歳」という独特の空気感を感じることはできるが、実はそれほど深いことを言っているわけではないような気がする。これは、若い時に観て「感じる」映画だ。ところで、蒼井優の出演シーンがあんなに短いとは意外だった。それほど彼女の存在感が抜群だったのだと、改めて実感。 [DVD(邦画)] 7点(2008-05-19 07:13:23) |
718. 花とアリス〈劇場版〉
《ネタバレ》 蒼井優の魅力に尽きる!これを観たら惚れるよ。鈴木杏も皆が言うほど悪くはない。舞台裏でのスゴイ泣き顔が良かった。岩井俊二の作品では、珍しく不快感の残らない、徹頭徹尾メルヘンな寓話だった。 [DVD(邦画)] 8点(2008-05-19 06:52:15) |
719. PiCNiC(1994)
《ネタバレ》 岩井俊二の映画は、好きな部分と嫌いな部分がいつも混在しているが、本作はその振り幅が最も大きい。物凄く不快でありながら、同時に、魂を揺さぶられるような感動を味わえる。観るときのコンディションに激しく左右されそう。あの先生は本当に気持ち悪いな。首の骨が折れる音も、インパクト大。 [DVD(邦画)] 7点(2008-05-15 23:00:52) |
720. HANA-BI
何というか、小さな子供が、自分の描いた絵を他人に見せて、「どう?上手でしょう?」と言っているような感じを受けた。巧みな編集も、たけしの絵画も確かに上手いのだが、表現者としての「我」が先に立ちすぎたような気がする。ぼくたちは美術館に来たのではなく、映画を観に来たのです。初期の集大成的作品だが、これを観るなら、デビュー作『その男、凶暴につき』で痺れろ! [DVD(邦画)] 7点(2008-05-15 22:52:44) |