61. チアーズ!
青春+スポーツものは嫌いじゃないが、この作品に関して感情移入は困難。そうなんだ、よかったんじゃない?って感想。入り込めない理由も掴めないまま、要は気分的に受け付けなかったということ。高評価に疑問。 [DVD(字幕)] 5点(2008-10-07 00:55:23) |
62. ゴーストワールド
理解できるようで、やはり入り込めない映画。評価は難しい。自らに不変的で確固たる楽しみを見出せない思春期はこんなものなのだろうか?色んなことが切なくて、煮え切らなくて、淋しい。心に訴えかけるものが、ただただ淋しいと感じてしまう。 [DVD(字幕)] 5点(2008-10-02 04:45:29) |
63. アメリカン・サマー・ストーリー
青春ドタバタエロコメディに多くを語るのもどうかと思うが、内容が薄いのは言うまでもない。青春モノに露骨なまでのエロを融合させるとやはりB級感はいなめない。多少本線からはずれるが、理解のある父親はたのもしくてほほえましくて一番ツボかも。 [DVD(字幕)] 5点(2008-10-02 03:23:37) |
64. エンパイア・レコード
全編を通して音楽とともにテンポのいい展開で、世界は小さいがメッセージも読み取れると思う。ただ、抑揚に乏しいストーリーは何度も見たくなるようなものではない。考えれば考えるほど、メッセージ性もあるのかもしれないが、考えるものじゃないとやがて気付く。何人かがレビューしたように、見所はリヴタイラー、レニーゼルウィガーだけなのかもしれない。 [DVD(字幕)] 6点(2008-10-02 01:38:57) |
65. ライアー ライアー
バリバリのコメディの予感がしてしまっていたため、敬遠していた感はあるが、ふとしたきっかけで見てみることにした。だが予想以上に嫌悪感はなく、楽しませてもらった。テーマに家族愛を置いてることも嫌悪感のなかった理由でもあるかもしれないが、映画の軸のごとく、嘘はつけない。楽しかったのである。 [DVD(字幕)] 7点(2008-10-02 00:33:12) |
66. こねこ
大きな世界の大きな話ではない。ただ、猫好きとして、これはたまらない。映画としては物足りなさもあるのかもしれないが、そんなことは関係ない。猫がかわいすぎるのである。 [DVD(字幕)] 7点(2008-10-01 23:29:41) |
67. ギャラクシー・クエスト
ありえない話を軸としている点はコメディということで、目をつぶったとしても、やはり特撮モノ的な、子供だまし的な、残念な印象を持ったことは事実である。コメディであることも承知の上だったが、やはり物足りなさはあり、重厚感に欠けるストーリーもイマイチ。随所で楽しませてもらったのは確かとはいえ、心から笑える作品ではなかった。鑑賞は1度で充分。 [DVD(字幕)] 5点(2008-09-30 05:41:22) |
68. インファナル・アフェア
導入部は状況を理解するのに苦労したが、状況を飲み込んでいくとともに、ストーリーにガンガン引き込まれていく自分がいた。内通者同士のそれぞれの心情、生活がうまく描かれていたと思うし、見慣れない香港映画ということも加味して新鮮さもあった。ただ、もっともっとわかりやすく作ってもキレイな脚本は死なないと思う。ディパーテッドは未見なので、是非見てみたい。 [DVD(字幕)] 7点(2008-09-30 05:35:34) |
69. フランシスコの2人の息子
実話って意味では淡々と進んでいくストーリーに納得せざるを得ないんだろうけど、ブラジル音楽というか、カントリーミュージック?に親しみがないからか、入りこめない感はある。ブラジルの貧困層の大変さは改めて伝わってくる感じだが、実在の主人公たちを知らないので、世界中に転がってるサクセスストーリーの1つにすぎないのではと思ってしまうのはしょうがないところか。 [DVD(字幕)] 5点(2008-09-26 05:07:39) |
70. dot the i ドット・ジ・アイ
何も予備知識なしに見たからか、頭は混乱、興味をそそられ、ドンドン引き込まれていってしまった。時折怪しげなアングルの映像が横入りしてくるたび、一筋縄では終わらないのだろうとは感じていたが、結局、前半から中盤までを見ていた自分が全く違う視点で見ていたことは反論の余地がなく、見事騙されていたわけである笑。悔しいような爽快なような気分だった。でもどこか腑に落ちないような、惜しいような感覚もある。ただ悔しいが、最後で「なるほど」的印象は拭えないので及第点。楽しませてもらった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-09-26 03:18:57) |
71. 再会の街で
ストーリーも配役も秀逸であり、音楽も映像も悪くない。失ってしまったものの大きさが、手に取るように伝わってくるが、9・11をフィーチャーする必要があったかは疑問。喪失感、絶望、逃避から明日への希望へとつなげようと、何故か穏やかな気持ちにさえなれる展開で話は進んでいく。見終えた後味は悪くないのだが、ややテーマが重い気はする。アダムサンドラーもドンチードルも好演であったと思うが、喪失感を自分のことと仮定した場合、もっともっと大きな、もっともっと確かな、「希望」を見出すシーン、セリフ、メッセージが欲しいと思ってしまうのはワガママだろうか?リヴタイラー、久々に見た気がしたけど、やや老けたね(当たり前か笑) [DVD(字幕)] 7点(2008-09-26 02:12:18) |
72. 善き人のためのソナタ
何と言えばいいのだろう。心に染み入る、印象深い作品。何故そこまでに感情が移り変わるまでの変化があったのか。理解できないようで、どこかで理解しえる自分もいる。本来人間の持つ、無償の善。とても人間味の溢れるような、考えさせられるような、それでいて深みがありすぎる割に後味は全く悪くない、色々な意味で印象深い作品であり、ラストは痛快でさえある。こんなに飾らない痛快さは見たことがない。 [DVD(字幕)] 7点(2008-09-22 03:07:49) |
73. ロミーとミッシェルの場合
評価がよかったので鑑賞したのだが、ん~、そこまで入り込めないというか、物足りなさを感じる。高校時代の汚名を挽回して痛快に笑い飛ばそうとしながらも、結局は大事なものは何か、その辺に気付く。というのは予想通りでもあり、意外性という意味でも足りなかった。男女で評価の分かれる所かもしれないが、自分には退屈だった。 [DVD(字幕)] 6点(2008-09-22 01:00:31) |
74. グラディエーター
良くも悪くも物語。群衆の意思が不可解。時間という制限のために物語をうまく進ませよう、的な意図をあそこまで露出させてしまうのはどうか(笑)。つまらなかったわけではないが、リアリティはない。1つの物語として、楽しめたのは間違いない。ただ、導入部は退屈極まりないし、綿密に練られた脚本なのかもしれないが、もう1度見たい願望はゼロ。何度見ても面白い映画、まして感動する映画とはお世辞にも言えない。 [DVD(字幕)] 6点(2008-09-20 04:21:40) |
75. HANA-BI
やりすぎ感が漂う一方、人間の不器用なまでの優しさや儚さは、とてもとても伝わってくる。最初はレンタルで見たと思うけど、地上波にしても衛星放送にしても、ほんとよく取り上げられてるよね?それだけ業界で評価が高い証拠?嫌いじゃないけど、よく見るなぁ笑。 [DVD(字幕)] 6点(2008-09-18 03:16:50) |
76. シンプル・プラン
人間の弱さ、脆さ、儚さを描いた秀作。何もそこまでと突っ込みたくもなるが、実際に起こりうる状況であるだろうことを何の不思議もなく受け入れられる気もする。ただ、1つのストーリーとして扱うには、あまりにも出来すぎな展開ではある。そしてあまりにも残酷であまりにも報われないラストである。それがメッセージでもあるかもしれないし、そうしなければ良心の呵責にさえ苛まれる作品となってしまうのかもしれない。付け加えるなら、ビリーボブの役者魂は今作でもしっかり拝める。 [DVD(字幕)] 7点(2008-09-18 03:07:36) |
77. 乙女の祈り
切々と綴られる思春期の少女の葛藤、絶望。それにしても日記を一つの軸としながらも、ある種の恐ろしさを感じた。ただ説明を多く必要とするであろう手荒い?作り方ものめり込むほどではなかった。終幕へ向かいおどろおどろしさを感じながらも、結局ラストの字幕による説明だけが全てだった気もする。実話であることに全て意味がある。 [DVD(字幕)] 6点(2008-09-18 02:55:22) |
78. デトロイト・ロック・シティ
何かにのめり込む青春時代の若者の気持ち。好きです。でもちょっと物足りなさを感じた。若いエネルギーが沸々と湧き出てくるような無鉄砲さやアツさがもっと表現されてればと感じてしまったのは同じような映画と比べてしまうからだろうか? [DVD(字幕)] 6点(2008-09-18 02:47:25) |
79. ボーン・アルティメイタム
前作、前々作は未見なのも作用してか、カーアクションだったり、カンフーアクションだったりとりあえずメチャクチャやってるわ。という印象。全編見てる人たちは満足だったのかもしれないが、この映画単体で評価するなら、とてもまた見たいとは思わない。 [DVD(字幕)] 5点(2008-09-15 02:03:23) |
80. ワールド・トレード・センター
ユナイテッド93を先に見ていたので、どうしても比較してしまう所はあった。このストーリーは実在のものであり、下手に脚色をできないデリケートなものだともわかる。でも、最後にハッピーエンドを迎える作りには嫌悪感を覚えるほど、瓦礫の下での見ているのも辛くなるようなシーンだけが胸に訴えてきた。もう一度言う。デリケートな題材ではあっただろうが、作る意味は何だったのだろうか?テロに屈しないアメリカを表現していることは理解しつつも、国籍の違う人間には多少退屈ではあった。 [DVD(字幕)] 5点(2008-09-15 01:15:40) |