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61.  タイタンの逆襲(2012) 《ネタバレ》 
キメラに、ミノタウロスに、サイクロプスに、クロノス(暴れ狂うキャラばかり)の組み合わせよりも、1つの目を使い回すグライアイの魔女や、妖艶なメデューサ、その他ギリシャ神話でなじみの多いたくさんのキャラが出てきた前回の方が面白かった。何より今回は迷宮の中に一行が入って行った時点でいやな予感。ミノタウロスが出てきて、ああ、やっぱり。ペルセウスがテセウスのお株をとってどうする(涙) ストーリーはあちこち中途半端で、特にアレスの扱いには少なからず不満もあるけれど、ラストのクロノス大暴れのシーンは圧巻で楽しめた。 また、ゼウス役のリアムとハデス役のレイフは、ふだんから友人同士で、ストーリーの重圧に耐えかねて何度か吹き出したらしい。確かにあのおじいさんの格好でカメハメ派じゃ、どっちか1人でも演技中に我に返ったらアウトかも。さらに前作のウィキによると監督曰く、神々が輝く鎧を着ているのは、「聖闘士星矢」の影響とのこと。日本人としては喜んでいいのか、このテレをどうしたらいいのか・・・・・・
[DVD(字幕)] 7点(2012-11-06 23:56:02)
62.  最強のふたり 《ネタバレ》 
「アルプスの少女ハイジ」と同じタイプの作品だと思った。はた目からは全くうまくいきそうに見えない2人が、実は呼吸がぴったりで、一度離れて改めて再会し、互いの絆をいっそう深めるというパターン。私はこの手の感動ものにとても弱い。 ドリスの笑顔もいいが、首から下が動かない重度の障害を負いながら、心の底から嬉しそうに口を開けて笑うフィリップがなんとも微笑ましい。笑顔が笑顔を引き寄せる引力のすがすがしさにあふれた佳作。最後の方で、ひげをおもちゃにするアイデアには脱帽した。  それに考えてみたらこの2人、一度も深刻な喧嘩やいざこざのシーンがなかった。凹凸の凹に凸がぴったり合わさって、誰もつけ入るような隙のない最強の「□」になった感じ。原題はIntouchable(最強のふたり)だが、 Untoucthable でも通るかも。この絆はうらやましすぎる。
[映画館(字幕)] 8点(2012-10-31 20:09:08)(良:1票)
63.  あなたへ 《ネタバレ》 
主役級の実力俳優があちこちにいて、健さんとは直接関係のない人間模様がいろいろ展開されていたのは残念。主役が他の俳優だったら、あの流れでも構わないし、本の中で同じ展開になっても大いに感動を呼ぶだろう。しかし彼が主演であれば、複合的なエピソードで感動を膨らませる必要はない。たった1つの、夫婦だけのエピソードで充分だ。それほど彼の存在感が大きいからだ。あるいは、無名の俳優が脇を固めていた方がしっくりきたと思う。 また、2通目の「さようなら」は意味深だった。「しあわせでした」「ともにいます」「ありがとう」すべて平凡だ。「さようなら」の言葉の余韻は測り知れない哀愁とミステリーを含んでいる。原作の手紙から一気にこの一言に絞った脚本はすばらしい。ストーリーには少々不満だが、健さんの魅力を十二分に味わえて、大満足の鑑賞だった。
[映画館(邦画)] 10点(2012-10-01 20:21:33)
64.  プロメテウス 《ネタバレ》 
予告編で「プロメテウス」と称された迫力満点の宇宙船とクロワッサン型のUFOに魅了され、ぜひとも映画館で視聴したいとすごく楽しみにしていたのだが、ヒトデのおばけみたいなエイリアンが出てきた時点でTKO、治療用カプセルで大暴れしていたエリザベスよろしく「わたしをここから出してくれ!」と叫びたくなった。 ぬるぬるにちゃあっと糸引くあのグロい生物を、真っ暗闇のだだっ広い劇場のど真ん中、ズームアップした3Dで見ることになると分かっていたら、絶対にDVD視聴を選んでいた(ちなみにレイトショーで観客10名だった)。 そもそもあんな強烈な捕食生物(人工的に作られたものであったとしても)がいるのなら、被捕食側の生態系もきちんと描いてくれなければ、惑星そのものも非常に薄っぺらく感じられる。その点、人間にあだなす肉食系、ロマンをかきたてる草食系の恐竜の世界を描いた「ジュラシック・パーク」は素晴らしい。 DVDをレンタルしたら、惑星の風景や砂嵐、各宇宙船の雄姿などのダイナミックな映像を繰り返し見るだろう。ストーリーが絡んでいるシーンははっきり言ってどうでもいい。ストーリーありきではなく、まず映像ありきで制作されたとしか思えないほど、キャラやテーマに重みがないからだ。そういう作品は、残念ながら見事なシーンだけ選んでぶつ切りのように楽しむしかない。
[映画館(吹替)] 6点(2012-09-06 21:08:07)
65.  わたしを離さないで 《ネタバレ》 
もしブラックジャックがこの話の中に登場していたら、「わたしにゃあ関係ないね」といういつもの冷めたセリフですましていられなかっただろう。何しろ彼は、整形手術にしろ健康な体にメスを入れるのが大嫌いだから。
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-29 14:35:50)
66.  フローズン 《ネタバレ》 
氷点下20度で居眠りをすれば、低体温に陥って死ぬだろう。リフトに乗る時点ですでに空腹の女性が2晩も耐えられるはずがない、など突っ込みどころは満載だが、ずっしりと心に残った作品だった。逃げ場のない高さから下を眺めれば飛び降りられると思うのは本当らしい。その錯覚と戦って、いかに冷静に危機を脱するかという決断力が生死を分けるのだ。リフトに乗る前に聞いた「天候が荒れる」という話をちゃんと覚えていれば、月の出ているうち、思考力、体力のあるうちに迅速に行動すべきだと分かったろう。力の勝る方の男性が支柱へ移り、スキーで一気に下山するというベストの選択肢をとれたはずなのに。リフト券の損得でプレーを要求するなど、遊び優先で冬山の怖さに少しも留意しない。自然に対する彼らの甘い認識が、来るはずもない助けを待っていたずらに時間を費やし、まさに生還できる貴重なタイミングを奪ったのだ。またスキー場を営業する立場として見れば、改善策が見えてきて面白い。営業終了時はその旨を広域放送して客の下山を促し、全リフトに人がいないか光源を搭載した車で点検する。狼が出る山ならば、ゲレンデのあちこちに避難小屋を設置し、緊急電話が無料でつながる設備を整える。自然を相手に楽しむスポーツは、サービスする側、受ける側の危機意識なくては始まらない。
[DVD(字幕)] 8点(2012-01-04 10:47:12)(良:2票)
67.  告白(2010) 《ネタバレ》 
復讐劇があまりに幼稚で品がない。きわものすぎて、受け狙いとしか思えない。倫理を外れたストーリーがいけないというつもりはないが、陰湿さばかりが腐った脂みたいにぎとぎとしてて、吐き気がする。ぴりっときいたユーモアもなければ、カッコいい悪の粋さもまるでない。そもそも成人女性が十代の子供に罠を張るなんて、設定自体がカッコ悪いので、真面目にテーマを考える気にもならない。結局「悪」をこれっぽっちも楽しめなかった。
[DVD(邦画)] 0点(2011-11-30 01:06:18)
68.  借りぐらしのアリエッティ 《ネタバレ》 
映像はとても美しいし、内容も惹きつけられたが、「借りぐらし」という言葉に最後まで引っかかった。借りてくるだけとはいいながら、あまりにも用意周到なお父さんの装備や、人間に見られないようにこそこそ動く彼らを見ていると、たとえ目当ては些細な物であっても悪質な窃盗にしか見えず、かなり不愉快だった。ジェリーがトムのチーズを狙うような茶目っ気や、ルパンがカリオストロの城壁を登っていくようなわくわく感もなく、ただただ大真面目に、冷静に、慎重に「ブツ」を持っていこうとするお父さんには、幻滅。黙って持ち出すことはしても、与えられたものには手をつけないという彼らのかわいげのない用心深さや、返すあてもなく寄りかかりっぱなしでありながら、感謝もせず人間を災いの種とし、果ては勝手に住み込んでいながら引っ越しせざるを得ないことまで人間のせいにする。何もかもがカチンときて仕方がない。一方動物は、理性がないゆえに食欲だけのつながりとして純粋に人と共生する分、よほどすがすがしい。リスクを背負ってまで人間界とつながっていたいなら、ひとかけらでも人への愛情くらい持ち合わせてほしかった。あれでは物質だけでしかつながっていない。だから素直に感動できなかった。
[DVD(邦画)] 4点(2011-11-01 22:39:11)(良:7票)
69.  ブラック・スワン 《ネタバレ》 
人を殺したと思いこんだ後のニナの、全てが吹っ切れた「悪」の演技に圧倒された。まさに猫を噛むほどに追い詰められた鼠のイメージだ。この狂気なくして、あの黒鳥のすごみは出ない。しかし、バレエは決して個人プレーではありえない芸術なのに、徹底してニナにのみ集中していた。「一人で」勝手にもだえ苦しみ、結局は満足のいく踊りを踊って、誰ともその喜びを共有することなく「一人で」満足するヒロイン。自分だけが成長し、周囲と何ら分かち合うことがない。見ごたえがあったものの、不自然で、どこか薄っぺらさが感じられて仕方がないのは、この点だ。コミックの『ガラスの仮面』では、ライバルの2女優が火花を散らすが、それだけではなく、演劇とは何か、役とは何かを深く追求した上で表現力を培っていく過程が描かれている。この作品では、仕事の重責や仲間への嫉妬、自信喪失と、個人の事情が中心となって描かれているので、プレゼンやオーディションのからむ世界なら、何でも代用が効くのではと思ってしまった。
[DVD(字幕)] 7点(2011-09-23 23:38:07)
70.  悪人 《ネタバレ》 
逃亡者の2人は浅はかすぎて、とても同情できない。ろくに知りもしない女の子を追い回したあげく、罵られて殺害、遺体を路上から投げ落としてるし、女性は出会い系サイトの男性と当日ホテル入り。すごい若者たちだ! どれほど寂しかったか知らないが、理性がなさすぎ。光代はストックホルム症候群に陥っていたのかもしれないが、本能のおもむくまま行動し、社会に多大な迷惑をかけたことを考ると、「(私たちって)悪人ですか?」 と問われれば 「甘ったれるな!」 と怒鳴りつけてやりたい。(悪人というか愚か者だよ) また、どうして灯台やら、朝日やら、ロマンティックな演出で彼らを美化しなければならないのか。いっそう彼らのひ弱さ、未成熟さが強調されてしまうのに。恋人を逃避行者にさせないため、警官たちが乱入するタイミングで祐一がわざと光代を襲ったのは上出来だけど、さっさと自首していれば、それこそ光代は無傷で済んだのだ。彼らの不器用さが感動を呼ぶのかもしれないけれど、「もうちょっとシャンとしろよ!」 といらいらしてしまうのは私だけ?
[DVD(邦画)] 3点(2011-05-21 14:31:06)(良:1票)
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