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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1998
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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61.  パッション(1982年/ジャン=リュック・ゴダール監督) 《ネタバレ》 
映画への情熱が、なにより大事なんでしょうね。 大事な人より・・ 労働だからと言って、女性に過酷な撮影を強いる。  しかし、ゴダールの撮影現場でも女優は言いたいこと言うんだね。 ラースフォントリア―やフランソワオゾンの現場なんか、 女優の金切り声でいっぱいなんじゃないかな(笑)
[ビデオ(字幕)] 7点(2023-11-09 19:59:46)
62.  王と鳥 《ネタバレ》 
宮崎駿が影響を受けた作品。 カリオストロを思い出させる場面が出てきて、 自分がインスピレーションを受けた作品のDVDを ジブリ美術館で売ってるとこは、彼の作家としての誠実性を感じる。  さて本編である。 貧しい労働者カップルの中に王が嫌らしく入ってくる。 今でいう、非正規カップルに正社員が入ってくるといった感じか・・ ロボットまで出てきて、大騒ぎの後に、ラストを迎える。 恋人が幸せになるかどうかはともかく、大騒ぎの末、二人は邪魔者を退けた。 とくに恋人二人が仲睦まじくなるような様子もなく、大騒ぎの後の余韻で映画は終わる。
[DVD(字幕)] 7点(2023-09-17 13:22:52)
63.  華の乱 《ネタバレ》 
深作監督ってアクションだけかと思ったら、「火宅の人」とか 結構、文芸作品も撮るんだよね。 本作品もそう。  与謝野晶子がこんな人だったてのが驚き。 恋愛とかいう感情は、自意識とともに明治以降、 西洋から入って来たんだろうか?  吉永小百合がこんな母親を演じているのが面白い。
[DVD(邦画)] 7点(2023-09-13 09:45:04)
64.  レイジング・ブル 《ネタバレ》 
2度目の鑑賞。 かなり昔、テレビで観て以来。  何といってもデニーロの体型を見事に変えてしまった役者根性ですよね。 でも話も面白い。 八百長する前の、いい男のボクサーをボロボロにしてしまうとこがスゴイ。 若い女をモノにして、俄然、野獣のようなボクサーになります。 そしてチャンピオンになると、精神異常者みたいになってしまうデニーロ。 その演技もスゴイ。  デニーロの見せつけた役者根性が凄すぎて、後の俳優は、彼を特別視して、 後に続かなかったんじゃない?
[DVD(字幕)] 7点(2023-09-09 21:02:06)
65.  キッチン(1989) 《ネタバレ》 
ゲイたちの生活の中に女が入ってくる。 そこから生まれる森田監督らしい微妙な緊張感。  森田監督は、怖がってる距離に色々詰め込んで、映画にする。  コウイチは言う。 「距離があるから特別になった」 ん?と思う。 が、ラスト、本当に特別になった! おめでとう!コウイチ!
[ビデオ(邦画)] 7点(2023-08-07 01:50:58)
66.  ヴィデオドローム 《ネタバレ》 
特撮が楽しい。  ソフビのビデオなどにキュンと来る人たちは、 こんな時代だし、心ゆくまで特撮作って、 youtubeにアップすればいいんじゃない?
[DVD(字幕)] 7点(2023-07-27 00:30:23)
67.  青春の門 自立篇(1982) 《ネタバレ》 
信介と織江のコンビが、東京で色んな人間関係を見守る体の映画。 筑豊カップルは、揺るがない。 できれば、この後も、シリーズもので二人をずっと見続けていたかったが、 本作で終わりなのが、残念。  この映画が映画館で公開された後、小生、本作でもお馴染みのキャンパスに通ったが(但し夜間)、 「なんで早稲田に来たの?」という質問を多数投げつけられた。 「青春の門」をみて、やっと理由が分かった(笑)、 当時、このシリーズに感化されて、この大学に来たものが多かったのだ。
[DVD(邦画)] 7点(2023-06-03 23:07:36)
68.  青春の門(1981) 《ネタバレ》 
佐藤浩市、初お披露目! なんともフレッシュな記念作である。  小生も福岡ながら、この有名すぎる福岡作品をやっと初めて観た。 放映当時は、杉田かおるが脱いだと話題だったが、やっと鑑賞(泣)  いや~色んな作品観てますけど、炭鉱で働いてる映像がある映画って この原作ものくらいじゃないですかね? 世界遺産の山本作兵衛の絵くらいでしか見たことないです。 地元のローカルのニュースで、炭鉱で働いてるニュース映像をたまに見るくらいです。 貴重なシーンですね。  次の自立編は、東京の大学、しかも早稲田に行く話らしいですね。 人生劇場もそうですが、何かと義侠モノと早稲田は相性がいいのですかね?
[DVD(邦画)] 7点(2023-06-01 00:07:52)
69.  ザ・フォッグ(1980) 《ネタバレ》 
今では、当たり前の演出でもある映画の中の夜の霧。  スピルバーグもよく使いますよね。 「レイダース」の冒頭や「E.T」がそうですね。 でも「未知との遭遇」で、宇宙船から下りてくる宇宙人の演出は、 本作よりも前です。  案外、カーペンターもこの演出、温めていて、スピルバーグがやっちゃったから、 もういっそ霧だけの映画を創ろうとしたのかも(笑) 発明気質のカーペンター、先を越されて、はがゆかったのかもしれません。
[DVD(字幕)] 7点(2023-05-30 22:46:14)
70.  ア・ホーマンス 《ネタバレ》 
いいですね~  制作当時の1986年といえば、アメリカのウォルターヒルが絶好調の頃。 喧嘩映画が全盛の頃、松田優作も俺も!って感じで監督したんじゃないでしょうか? (最初の方で、もろウォルターヒルじゃんって音楽の使い方してるし・・) ターミネーターも1984年だったので、かなり意識したのかもしれません。  ヤクザ映画、数多しといえど、ロボットが出てくるのは、これくらいじゃないでしょうか? 面白いB級映画だと思います。
[DVD(邦画)] 7点(2023-03-04 14:04:57)
71.  さらば箱舟 《ネタバレ》 
日本にこういう映画があったということが、まず驚き! ホドロフスキーに近い。  時間を所有する本家の男を殺した、分家の男が死ぬまでが、本編のメインストーリーである。 人殺しが死ぬまでに、どうなっていくのかを、寺山流に描写。 殺しの動機が、時間が無くなると、気持ちが静まらなくなるというとこが面白い。 その分家の男の妻が貞操帯を持っていたというのも動機の一つだろう。 (何故?貞操帯?許嫁が他にいる女だからか?)  演劇的な意味合いは良く知らないので、細かいところは分からないが、 その分家の男が、時間を本家とは別に持つことで、殺され、その妻の貞操帯が外れ、 それを本家の隠し子の男がモノにして、現代社会が生まれるという話は、いかにも一時代を湧かした作家らしい発想。 さらには石橋演じる分家の人間がやってくるあたりから、もうついていけましぇ~ん!(泣) 作家らしい発想としか言いようがありません。  ただ、神話を勉強したら意味が分かるかなとは思いました。 しかし、日本神話に真っ向勝負をかけた、寺山現代神話とも言えそうな気もします。  あの世の風景が現代社会というとこが面白く、ラストは高層ビル背景に記念写真で終わり♪ とてもユニークな作家が日本にいたというとこが発見でした。
[DVD(邦画)] 7点(2023-02-04 23:44:48)
72.  時をかける少女(1983) 《ネタバレ》 
これは封切り当時観た時は、正直、良さが分からなかった。 変な演出だなくらいしか思わなかった。  が、大林作品を多く観ていくうちに、大林マジックにも慣れ、 40年経って再鑑賞。 驚いた。 こんなに天才ぶりを発揮していた作品だったのか!?と・・  周りの多くの映画青年が、この映画に影響受けていることも改めて分かった。 自分の凡才ぶりにも気づかされた(笑)  でも、何より、この人の天才さを早いうちに気づいて、どんどん その才能を伸ばした業界の人たちの慧眼ぶりに驚いた。
[DVD(邦画)] 7点(2023-02-03 08:43:45)(良:1票)
73.  戦場のメリークリスマス 《ネタバレ》 
巨匠と言われると、誰しもが文明論映画に挑戦したくなる。 かくして、異才大島渚の放った文明論が、本作である。 「戦場にかける橋」のアレックギネスをデビッドボウイに仕立てた快作と思った。  なるほど、外国賞狙いだったか、欧米の兵士の方が人間的で共感できる。 日本兵の方が狂気的に描かれてる。  が、ここで、ちらりと日本らしさを出したのが、 クリスマスの夜、たけし演じるハラ軍曹が、酔って、今夜は 俺がサンタクロース、お前らは特赦だ、と英国兵に告げる場面である。 そこがラスト、効いてくる。  ロレンスがハラの処刑される前日、神のご加護を、と告げると、 ハラのどアップで「メリークリスマス」と言って、映画は閉じる。 どういう解釈か?は人によって違うだろうが、 僕は、日本人は、みんなが神なのだ、ということで、最後のどアップに 繋がるのだろうと、そう思った。  今夜はクリスマスイブ。 メリークリスマス♪
[ビデオ(邦画)] 7点(2022-12-24 21:26:44)
74.  サイクリスト 《ネタバレ》 
すべてのイラン人が観たと言われるほど、彼の国では大ヒット作。 「カンダハール」のマフマルバフ監督作品。  妻の入院費を稼ぐために、ただひたすら止まらずに広場を自転車で回るという 見世物を行う。 イラン版「ひとりぼっちの青春」といったところ。 ただ、主人公がこれにより人生を振り返るというより、周囲が勝手に大騒ぎ。 大物興行師が絡んで来たり、遂にはお前はスパイだと阻止するグループが出て来たり、 審判役の目を盗んで休んだり、体に悪いと救急車がやってきたり、とにかくウルサイ(笑)  単調な画面になりそうなところをスペクタルな音楽で最後まで引っ張る。 アジア映画も面白い。
[映画館(字幕)] 7点(2022-11-20 18:43:52)
75.  きつね(1983) 《ネタバレ》 
問題作になったらしいですね。  でも、少女とおじさん。 平成のオタクには人気出るんじゃないかな? 「ゴンドラ」が伝説の作品になったくらいだから・・  本作は、まだ綺麗です。可憐です。
[DVD(邦画)] 7点(2022-11-02 23:33:24)
76.  コブラ・ヴェルデ 緑の蛇 《ネタバレ》 
ヘルツォークといえば、文明論映画。 ポイントは、いかに異文化でキンスキーが変わっていくとこだろうと思って観てた。  なるほど、ヘルツォーク、メロドラマみたいな異文化との女性との恋で 変わるとか、そんなことはしない。 ここでは、命の危機を、異文化(西アフリカ)の地の政争で命拾いし、 アマゾネス軍団率いて、天下をとっちゃうという話に持って行く。 しかし、奴隷のために純情なアマゾネスを利用したという形になり、彼は孤独である。  そして、母国のフランスからもおたづね者になり、 国と国の狭間でのたうちまわるのを、ラストの海と陸の間で、 波にもまれて、溺死していくキンスキーの姿に象徴的に重なる。 見事!ヘルツォークの文明論映画、みごとなオチ!
[DVD(字幕)] 7点(2022-07-10 20:26:13)
77.  ジャズ大名 《ネタバレ》 
岡本喜八さんのコメディ。  明治維新の頃、アメリカではジャズが生まれてきてた。 もしそれが日本に上陸したら、どうなるかを面白く描いた映画。 日本の音楽、祭りのノリ、それらが全部ジャズになっていくラストは、圧巻である。  文明論的、知的コメディの傑作。  実際のジャズの日本への影響は、阪本順治監督の「クラブ進駐軍」に詳しい。
[DVD(邦画)] 7点(2022-06-26 10:27:05)
78.  北斎漫画 《ネタバレ》 
田中泯の「HOKUSAI」と比べると、興味深い。  あちらの方は、名作誕生に迫ったものだが、 こちらの新藤兼人の北斎は、老境に立っても、 俄然、創作意欲がわいてくるとこに、結構力点置いてた。  タコと美女の作品誕生に拍手。 老人になってからの魔性の女との再会、若さが欲しいと いいながら、ぐったりなるところに人生の皮肉が感じられて 面白い。  滝沢馬琴との辞世の句の差に、また味わいがある。 馬琴のすました人生と、迫力ある北斎の辞世の句の比が見事。
[DVD(邦画)] 7点(2021-12-23 00:15:40)
79.  デューン/砂の惑星(1984) 《ネタバレ》 
えぇ!?あの鬼才ヴィルヌーブがリメイク!そんなに有名なドラマなのか?と思い、鑑賞。 そしたらまぁ80年代のカルチャーがこの1本から始まってたのを、この歳になって知りました(笑)  変態チックな男爵が、高貴な一族をなぶりものにしようとする。 果たして父親はその手にかかるが、復讐を誓う母子が逃げ出した先で、怪獣みたいな虫と遭遇、 その虫と共存する一族とともに立ち上がるというスペースオペラなのだ!  なぜ生命の水を主人公が飲む必然性があったのか? なぜ皇帝に戦をしかけたのか? 原作知らない私には、「?」が多かったですが、2時間たっぷり楽しめました。  感心したのが、生命の水で早産した天才肌の妹と、主人公の側近たちの話の中での様々な人生模様。 これぞ!オペラだ!特撮に凝るなら、こんな原作でやってほしい! あ、そうか!だからヴィルヌーブなのか(笑)
[DVD(邦画)] 7点(2021-11-25 00:28:18)(良:1票)
80.  さらば愛しき大地 《ネタバレ》 
柳町監督作品が好きだ。 中上健次と組んだ「十九歳~」「火まつり」が特に好きだ。 さて、本作は・・  モンスターのようなダンプに乗って、上から見下ろすような立ち位置が 主人公の気持ちをよく表している。 子を失った悲しみのあまり、浮気をし、やがてシャブ中になっていく。 観客はいたたまれない気持ちのまま、秋吉久美子と同じ目線で、 この根津の演じる男をただ見守るしかない。 段々ラストになるにつれ、根津の目力が変わっていくのがスゴイ。 この変化がわかりやすいように、木村拓哉にも似た目力の強い根津を選んだのではないか?  柳町監督の新作が観たい。
[DVD(邦画)] 7点(2021-09-18 16:13:53)
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