Menu
 > レビュワー
 > はち-ご= さんの口コミ一覧。4ページ目
はち-ご=さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 327
性別 女性
年齢 37歳
自己紹介 知的障害を持つ23歳女性です。
1週間に40時間働いているから多分社会人だと思うけど
今は旦那や発達障害者仲間とルームシェア生活です。

知能指数は11歳ですが、
この映画レビューサイトでは
見よう見まねで大人びた文章で気取らせて貰っています。

ちなみに登録自体は旦那がやっていますので
■妻投稿■がついているのが私です。
あ、でもそうじゃないので一人称が「僕」なのも
実は私が投稿していたものもあったり
「ドラえもん」とか「A」とか(^_^;)

インターネットの書き込みは初めてに近く
インターネットルールは一通り勉強したつもりですが、
「場の空気を読む」などの高度な技術は難しいので
そんな時にはスルーしてください。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234
投稿日付順1234
変更日付順1234
>> カレンダー表示
>> 通常表示
61.  デーヴ 《ネタバレ》 
馬鹿旦那がうぜーレビューを書いてくれたおかげで変更せざるを得なくなった妻の投稿です。この映画は政治主張云々よりも、ホワイトハウスを舞台にしたおじさんの冒険物語がメインになっていると思う。家の中で黒服の人間に連れて行かれて異世界に連れて行かれ、救急車に乗ってそこから降りて日常世界に戻る。このシークエンスは押し入れの冒険(絵本)や千と千尋、バック・トゥー・ザ・ヒューチャーと共通するものがある。こういう物語において「日常世界との剥離」そして帰った後家に帰れる「懐かしさ」冒険を終えた「達成感」そしてもうあの世界には戻れない「焦燥感」をいかに表現するかが重要だと思うが、この映画はそれをSF異次元パワーも魔法も使わないで表現しきってしまった。特に「日常へ帰る達成感と焦燥感」を救急車を降りて公園を歩いて行くだけで表現したあのシーンは素晴らしいものだと思うし、日常へ帰る前の異世界でかけられた最後のあの言葉も物凄く秀逸だと思う。■■それからこういう物語では主人公および一緒に冒険した観客が「何を得てそれを日常にどう生かしていくか」も焦点になるが、この映画で主人公が得た物は「国民の有権者としての責任」だと思う。日本において「自己責任」は弱者に対する違法行為を正当化する曖昧な概念でしかないが、アメリカは同じ政府であっても「責任」というものがくっきりかっきりしており、政治の責任は有権者ということになる。この前提で生きているアメリカ人が映画で主人公と一緒にホワイトハウスを冒険するという点で、この映画は大人のためのファンタジーアドベンチャーという地位を確立しているのだと私は思う。
[ビデオ(吹替)] 10点(2008-05-01 23:34:28)(良:1票)
62.  
妻投稿。「私たちにとって怖いのは差別される事ではなく、いないものとして扱われること」と私の先輩(知的障害者女性)は言っていた。マスコミは「頑張って健常者の仲間入りをしようとする障害者」と「悪い事しても法律で罰せられない(実際はそんなことはなく、むしろ健常者なら執行猶予になりそうな罪に実刑が下ることも多いのだが)怖い池沼」ばかりながし、健常者が知的障害者にどれだけひどいことをしているかを流さない。なぜか・・・多くの人にとって興味があるのは「知的障害者との融和」よりも「知的障害者が自分たちにどういう影響を与えるか」という事実があるからだ。つまり需要があるから供給がある・・・単純なことだ。別に悪いことではないし、この社会は健常者を基準としているのだから当たり前の事だ。■■■しかしこの映画はそんな「社会の当たり前」の嫌な面を容赦なく突きつけてくる。もちろん障害者を扱ったものではなく、オウム真理教という殺人集団を扱ったものだが、この映画は「オウムは意外と悪い集団ではないよ」ではなく、マスコミ報道や市民があの時共有していたものがいかに薄っぺらかったを、オウム事件を通じて当事者である観客一人一人に訴えているのだ。私は見ている観客の立ち位置すら否定しかねないその容赦のなさという点がマイケル・ムーアになくて森達也にあると思う。■■■オウム事件から10年、日本は成長しただろうか。発達障害者に貼られる「ゲーム脳」「準ひきこもり学生」というレッテル。だめだこりゃ・・。自閉症や知的障害の人はもう社会に理解を求める甘えは捨てたほうがいい。 おっと、そうやって孤立したらオウムみたいになっちゃう(かも?)ね。
[レーザーディスク(邦画)] 8点(2008-04-06 23:47:52)
63.  冒険王
冒険王・・どんな冒険をしたんでしょうか。アクションは確かにレベルは高い。しかしこの脚本家は「ストーリーなんてどうでもいいや」と思っているようだが、実際のところ「アクション映画」「勧善懲悪映画」「ヒーロー映画」「単純ストレート映画」だからこそ脚本家はその腕を問われるのである。この映画の脚本は品がないし、意味が分からんし登場人物に感情移入出来ん。原爆を見て「日本が負ける」と喜ぶ金城武君が、この映画の面白くない原因を象徴していると思う。
[DVD(吹替)] 4点(2008-04-01 17:40:42)
64.  アルマゲドン(1998) 《ネタバレ》 
馬鹿映画。死霊の盆踊り級。あれくれ野郎が宇宙に行って岩石をぶっ壊すというガキオヤジの単純な妄想が現実化しただけの薄っぺらな悪乗り映画の分際で、派手な音楽と大げさな編集とオーソドックス過ぎる感動シーンがくっついて、ワンパンチ的に観客に向かって突進してくる。観客にとってはまさにアルマゲドンだ。そしてそんなアルマゲドン級の馬鹿映画、僕は大好きである。
[地上波(吹替)] 10点(2008-03-25 16:20:13)(良:1票)
65.  トイ・ストーリー2 《ネタバレ》 
妻投稿■■人間というものは生まれながらにして尊い存在であり、誰かの勝手な都合で殺されたり、捨てられたりされてはいけないのは、子供映画の鉄則。それを破るような登場人物は子供映画ではコテンパンにされなければいけないというのも子供映画の鉄則だ■■しかしこの映画はおもちゃを主人公にするという事で、この鉄則を破るという「子供映画にはシビアすぎるんじゃないか」と思うような芸当をしでかしている。そして私はこの芸当こそ製作陣の子供へのメッセージだと思うのです■■前作でウッディが「お前はオモチャだ」とわめくシーンがあるが、この続編作品を見てはじめて私はあれは直接観客に製作陣が言いたいことなんだと思った。映画の中で自分はバズライトイヤと勘違いしているもう1人のバズとそのパパ(笑)、捨てられるのが嫌で博物館に飾られる事で自分の価値を証明しようとするプロスペクター。それらの現実が打ち砕かれるシークエンスにおいて、「人間はその存在そのものに価値があるわけではない」という現実を映画は描いているのではないかと思うのです■■だからこそ、「走れ風のようにブルズアイ」というウッディと、「無限の世界に、供に行こう」というセリフは格好いい。前者の台詞は昔のテレビを見ているウッディと同じでも心が違う。自分がいつか無価値な存在になろうとも、そのためにどれだけ無残な最期が待っていようとも、この世に存在することが許されているうちは、「無条件の価値」に惑わされずに誇り高く生きていってほしい。これが製作陣の子供たちへのメッセージではないかと私は思った。
[地上波(吹替)] 10点(2008-03-11 12:37:54)(良:2票)
66.  ロボコップ3 《ネタバレ》 
ありきたりのアメリカ銃撃戦映画だが、ロボコップシリーズでは唯一大好きな作品。「人間になりたいロボット」というよくあるシークエンスとは逆の、「ロボットに融合された人間」という喜劇的な悲劇と葛藤、不器用さが、警察が民営化された殺伐とする大都会においてのそのそと動き回っている時点で、映画としてのひねりのなさや何かはどうでもよくなってしまう。
[地上波(吹替)] 9点(2008-03-11 00:57:57)
67.  ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記 《ネタバレ》 
ドラえもん映画の描いた究極の夢である「自分たちの世界の構築」。「日本誕生」ではプリミティブなパラダイス、「鉄人兵団」では鏡の向こうの誰もいない世界、「創世記」では地球を丸ごと作ってしまい、そしてこの映画では星の世界に縫いぐるみとミニカーとトミカセット(僕だったら)を使って、自分たちの街を作るという夢を実現した。ごうだ建設株式会社・・・応援してたんだけどなあ。熊虎鬼五郎など、独創性を欠く敵キャラのアイデアだが、そいつらの手を逃れ自分たちの世界を守るのに何とかするというやり取りは結構面白い。最後に宇宙に飛んで行った金色の銅像は、ドラえもんに見えた「自分たちの世界の構築」という夢が飛んで行ったように僕は思えてならない。いろいろな意味で感慨深い映画だった。
[ビデオ(邦画)] 9点(2008-03-02 23:00:43)
68.  クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険 《ネタバレ》 
まさにクレヨンしんちゃんの世界観と悪い魔法使いとお城が出てくるファンタジーがいい意味で融合したエンターテイメントだ。かねがね思っていたのだが、しんちゃんの迷い込む異世界はM16突撃銃とかハマー自動車とかブラックホークとかそういうのが無駄に出てくる世界よりも、いろんな色の積み木や三角形や四角形といったお遊戯室に見えるようなサイケな幾何学模様の世界が似合っている。現実世界からそういう世界にふらふらっと迷い込み、不思議なもの怖いものに出会いながら、しんのすけらしいハラハラドキドキ感で危機を乗り越えていくのが、この映画の醍醐味であり、そうした不思議な世界にはサイケなデザインの空間があっているのではと思う。クレヨンしんちゃんの「臨場感あふれる設定」「家族愛」「ハラハラドキドキの冒険」「重厚なアクション」といった長所に「不思議さ」が加わった本作。それを子供だけの冒険にはせずにひろしやみさえにも参加させ、メモリ姫の登場と「こうして幸せに暮らしました」というオチに、僕は子供のころ組み立てた積み木の向こうに見えた世界を再び見るのだ。
[DVD(邦画)] 10点(2008-03-01 23:12:19)
69.  トイ・ストーリー 《ネタバレ》 
これはウッディーにとってもバズにとっても成長の物語だ。僕の場合、バズに感情移入してしまった。自分を英雄だと思ったがそうではない事に気がついたとき、人はどうすべきなのだろうか。これは自分が馬鹿だと気がついた時に、その後どうすべきかという事を必死で考えていた当時の僕自身に当てはまり、その時のウッディーの叫び声が僕の胸に響いてきた。そうだ、あるがままの自分に出来る事をするべきなんだ。それがわかった時、悪がき少年の家からアンディーの車を追いかけるという単純なアクションが、非常にスリルと躍動感に満ちたものになった。ロケットみたいに。もちろんバズが正義の味方と勘違いして暴走する前半のシーンも大好きだ。ヒーローにはなれない、でもヒーローが大好きな僕にとって、バズは馬鹿らしくもあり、愛らしくもあり、なおかつ等身大の存在なんだ。当時の僕をびっくりさせた最新式のCG世界の驚愕と、その映像をフルに使用したまったく新しい世界であることも踏まえ、10点満点を捧げたい。
[地上波(吹替)] 10点(2008-03-01 22:49:10)(良:2票)
70.  TAXi
これ、実は物凄い点数つけるのに迷った作品。寒いんだけど、面白くないの一言ですませられない何かを持っているんだよね。でも10点をつけるのにも「ううん」と唸り、0点をつけるのも趣旨が違ってくる。いろいろ考えた末、8点が最大の賛辞だという結論に至った。これからも続いてほしい。
[ビデオ(吹替)] 8点(2008-02-12 22:17:16)
71.  ディープ・ブルー(1999)
途中で食べられた女の人の方が美人だった。もし2を作るんだったら、かわいくてぴちぴちしたのを沢山食べさせてあげてください←【病気だな】・・。
[地上波(吹替)] 6点(2008-02-11 00:10:29)
72.  ムトゥ/踊るマハラジャ 《ネタバレ》 
妻投稿。無茶すぎる。ありえない。これがこの映画に対する第一の印象である。インドは世界有数の格差社会。何千万人という子供が奴隷にされているような国だ。そんな国の映画の冒頭で、「欲を捨てれば世界はお前のものだ」なんて暢気な歌を歌う映画が受け入れられるのだろうか。・・・・それが受け入れられているのである。■一見歌って踊っての馬鹿映画だが、この映画は「お金のないお前たちは不幸なんだ」と言い切ってしまう世の中への挑戦。冒頭の手間かかりすぎの手書きの登場人物紹介や突如現れるハデハデダンスは、人々の心の中に忍び込む「不幸感や被害者意識」に対する宣戦布告。映画全体がいかに些細なことに意味を見出すか、いかに日常を楽しむかを日々模索する人生ランナーに対する最大限の賛辞となっている。格差や女性に対する暴力、殺人、詐欺など重いテーマを扱いながらも決して復讐殺人を達成するシーンがないのがその証拠だ。私が結構重視する分野であるアクションシーンも、香港のジャッキーやタイのトニー・ジャーと違う怪力を軸とした路線を追求しており、ラジニカーントのその後の映画でさらに洗練されている。■エンターテイメントとは何か? 私はただ笑わせるだけでなく、手に汗握る冒険のすえ幸せにするのがエンターテイナーだと思う。この映画は狂った踊りによって私に人生の楽しみ方のヒントを与えてくれた点で、私にとっては極上のエンターテイメントだ。
[ビデオ(字幕)] 10点(2008-02-10 02:48:40)
73.  奇跡の海 《ネタバレ》 
妻投稿。とりあえず自己中、排他的で独善的な宗教、狂信的な愛、他人の無茶に付け込んで欲求を満たそうとする外道、間違った方向にしか進まない人間の「良心」・・・いろいろ描かれていたが、私みたいな素人が感じることと言えば唯一、文字通り全てがイカレポンチという事だけだ。ヤンはイカレポンチ、ベスもイカレポンチ、レイプ野郎漁師もイカレポンチ、私もイカレポンチ、私の旦那もイカレポンチ、ランス・フォン・トリアーもイカレポンチ。教会の人間はまともな人間だが、イカレポンチから見ればやっぱりイカレポンチ・・・。最後の空の鐘は、何の幻覚なんだろう? 他のレビュワーの皆さんもその幻覚を見ていらっしゃるという事はひょっとして皆様も・・・? こうなったらここにイカレポンチパワーを集結させ、「死霊の盆踊り」の夜の帝王と北京原人を3体ほど召喚しましょう。あのイカレポンチ村を平定できるのは彼らしかいない・・・。
[ビデオ(字幕)] 10点(2008-02-10 02:01:18)
74.  レッド・ブロンクス 《ネタバレ》 
実はこういう映画が結構好きな僕ちんであります。田舎者が見知らぬ土地の親戚を訪ね、そこであか抜けない行動をしているうちに、知らないうちに大変な事に巻き込まれているという設定は、自閉症を患っている自分が結構体験したことに似ている。ですから親戚とだっこだっこするシーンから、チンピラに追われてガラスを投げられるシーン(旅先の興奮した夜に、外でブルンブルンとなるバイクの音つうきっかけがいい)、駐車場での追っかけっこ、マフィアが絡んできてダイヤがどうのこうので、ホバークラフトが突っ込んできて・・・という流れは、破天荒で映画のストーリーはなってないとも言えるが、逆をいえば「所詮映画じゃん」というものがなく、観客である僕のボンクラな日常からいつの間にか画面の中のヒーローと(ウルトラマンとハヤタ隊員みたいに)一体になっているというような、逆をいえばヒーローになりたいという僕の持っている厭らしき妄想的願望を叶えてくれる作品ではないかと思うのだ。そしてこれを可能にしたのが、しょっぱなのどうでもいい結婚式シーンや、敵を殺さずギャグみたいに倒すシーンなのではないかと思う。映画のバランスはともかく、観客と一体になったヒーローが残虐な敵とはいえ人を殺すと矛盾が生じてしまう。そして気持ちい勝利の後エンドールのメイキングで映画だったのだと再び確認する。これが僕のジャッキーの鑑賞法。明らかに公平中立性を欠いた間違った鑑賞法です。
[ビデオ(字幕)] 10点(2008-01-20 01:16:29)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS