61. スパイダーマン2
多くの人も書いてるとおり自分も2の方が良かったです。 電車のバトルシーンは実写でそこまでやるか、ってぐらいのCGパワー炸裂でアメリカ映画の底力を観た気がしました。 ヒロインの尻軽っぷりは相変わらず好きにはなれないが、 それ以外のドラマ要素も1より濃く描かれていたと思います。 [地上波(吹替)] 7点(2010-10-17 19:47:05) |
62. サマーウォーズ
キャラ構成、ストーリー展開等、あえて新しい事をしなかったことが、 ネット世界での戦いを更に引き立てたのか、最終的に全体の成功に繋がったように思います。 これでハッキングソフトが意思のある化け物として喋りだしたりちかしたら、普通のアニメ映画に終わっていたと思いますが、純粋にハッキングソフトとして、システムを破壊し混乱に落とし込めて行ったのが、ドラゴンボール(笑)との違いかな。 最終的に元気玉でやっつけたようなもんだけどね。 [ビデオ(邦画)] 7点(2010-08-11 22:21:09) |
63. 戦場のピアニスト
《ネタバレ》 とても良かったのだが、欲を言えば、もう少し芸術家としての苦悩を描いて欲しかった。 もちろん身を隠さなければならない状況においても芸術家として、ピアニストとしての悲哀を描くシーンはあったんだけど、 芸術家としてより、ユダヤ人として苦しんでる姿の方が色濃く描かれてたと思います。 それはそれで悪くはないのですが、「戦場のピアニスト」だなんて大層な邦題が付いてるもんだから、ラストに救われたシーンがあって良かったな、と思う反面、もっと良くなったのかもとも思いました。 全体的には、とても見応えのある映画だという評価ではあるのですが。 [DVD(字幕)] 7点(2010-01-23 12:45:43)(良:1票) |
64. カーズ
車のキャラクター達の物語とはいえ、これでもか!というほどの人情話。 車のキャラクターに置き換えなくても別にいいんじゃないの?その方が田舎の自然を強調したストーリーも映えるし。なんて思いながら途中まで観ながら思っていましたが、 クライマックスシーンの3台による優勝決定戦の流れというか、 一連の車たちとの触れ合いによって成長した主人公が良く描かれており、 話の締め方も綺麗だったので、観ながら感じていた雑念は払拭されました。 [地上波(吹替)] 7点(2009-12-07 22:20:38) |
65. ハリー・ポッターと秘密の部屋
完全お子様向けだった前作と比べるとミステリー要素を強め、大人でもそれなりに楽しめるような感じに仕上がってると思います。 [DVD(字幕)] 7点(2009-12-04 11:22:10) |
66. バイオハザード(2001)
《ネタバレ》 主人公が記憶喪失という、設定が邪魔臭かったが、後々に生かされるので、まぁ良しとしよう。 息もつかせぬスリリングな展開と、ゾンビ達が迫り来る迫力はツボをしっかり押さえてて、それなりの出来。 [DVD(字幕)] 7点(2009-10-15 20:41:04) |
67. となり町戦争
《ネタバレ》 わかりやすいようで、映画として本質が伝わりにくいストーリーでしたね。 じれったく平和ボケで他人事のように話が進んでいくのは完全に「狙い」でしょう。 今、僕らの生きている現代社会の民主主義一つにしたって、本当に誰もが、その意義を意識し参加しているのでしょうか? 一部の人間にわからないように煽動されてるのではないでしょうか? 色々、社会や政治に不満を飲み屋で、ぶちまけても行動に起こせないのは、なぜなのでしょうか? そんな日本人の感覚だからこそ作り上げられたストーリー、そして映画なのだと思います。 若松了さんの演じていたキャラクターのセリフが、いちいち突き刺さりました。 今も何処かで、宗教や民族など、いろいろなところで戦争が起きていても、 僕らは、それに傷つくことも無く、何も感じずに生きているのです。 そんな感覚を皮肉った話なので、感覚的にイラッとくる受け取り方をしてしまう方が多いのはしょうがない。 じゃあ、どうしろ?と。 それは各々考えろ!というのが、この映画の本質なのかなぁ?と僕は受け取りました。 [地上波(邦画)] 7点(2009-10-15 10:54:23) |
68. チョコレート(2001)
《ネタバレ》 人種差別を扱った恋愛映画ですが、この要素がないと、ただの退屈な恋愛映画だったかもしれない。 ハル・ベリーがこの映画で評価されたのは、単に脱ぎっぷりが良いからで無く、 ラストシーンで夫を看取った看守だと気付いた上で、アイスを買って帰ってきたビリー・ボブ・ソーントンを迎え、外でアイスを食べるシーン、が評価されたのだと思います。 原題よりも「チョコレート」という邦題のセンスの良さと、 「たかが、愛の代用品」というキャッチコピー(日本版だけ?)のセンスの良さに震えが来ました。 この映画にコピーを付けるとしたら、これに勝てるコピーはないかも。 意外と窓口が広そうですが観る人を相当選ぶ映画だと思います。 浅いようで、色々と深い。 ただ、ストーリーは退屈だったけど。 [DVD(字幕)] 7点(2009-10-13 18:34:16) |
69. ザ・マジックアワー
《ネタバレ》 パラレルワールドを楽しめない人にはまったくついていけないかも。 雰囲気自体が日本映画として異質だから。かなり舞台でしか今までやらなかったような雰囲気。 日本のお話なのに、ヤクザがマフィアチックだったり、町並みも古いヨーロッパ風だったり、おおよそ映像に具現化しても、どうなんだろう?という雰囲気。 こういうのって、平気でジャンバルジャンを日本人が演じてしまう舞台人にしかない発想なのかもなぁ。 でも、シナリオの造り方は日本屈指の構造なんだよ。少なくとも「有頂天ホテル」よりは、映画としてというか、かなり話に引き込まれた。「ラヂオの時間」ほど引き込まれはしなかったけど。 落語に似た世界かも。 映画じゃないとバレてから話がだれてしまったのは、それだけ佐藤浩市さんの演技が素晴らしかったからだと思う。 「これ、ひょっとして映画じゃねぇな」 この映画を楽しめた人には、このシーンが最高の見せ場だったし、 この映画を楽しめなかった人に向けられたメッセージなのかもしれない。 [地上波(邦画)] 7点(2009-10-06 08:17:20)(良:1票) |
70. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
《ネタバレ》 正直、エピソード1を見たときは、エンターテイメントに走りすぎてて、こんなもんを描くためにスターウォーズⅠ~Ⅲの導入部分を3作に渡って作るのか、と思ってましたが エピソードⅡは、それなりにオリジナルのⅠ~Ⅲに繋がる伏線が、何気ないセリフにまで散りばめられていて、なかなか見応えがありまたね。 やっぱりエピソード1から順番に見るよりは、製作発表のされた順にⅠ~Ⅲ、エピソード1~3と観て行かないと、たぶん面白さは半減する。 まぁ、でも後だしの映画だし伏線盛り込む脚本を書くのはそんなに難しいことではないと思うので、多少減点。 [DVD(字幕)] 7点(2009-09-05 21:20:29) |
71. I am Sam アイ・アム・サム
いいお話だったと思います。 キャストの演技も、子役含めて素晴らしかったし。 ストーリー展開も、普通に退屈せず。 普通に誰かにお薦めするのに、「無難」な映画だと思います。 もう少し、「ほら泣けー、ほら泣けー」的な要素が強いと、好き嫌いのハッキリ別れる映画にはなるんでしょうけど。 [DVD(字幕)] 7点(2009-07-21 22:22:38) |
72. 友へ チング
《ネタバレ》 前半はビーバップハイスクールや岸和田少年愚連隊のようなノリで、中盤から男たちの挽歌のような熱い展開。 どっかでみたような要素も多いし、妙に洒落た撮り方を意識してる感じもあるけど、こういう男臭い話は好きです。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-12 09:35:20) |
73. 鈍獣
《ネタバレ》 舞台が元となっている映画なので、映画館でわざわざなタイプの映画ではないですが、 その分、話の作りは流石の一言。 オープニングと開始15分くらいで、随分変化球投げてきたなぁ、と思ってたのに、 終わってみれば、なかなかの「どストレート」のブラックコメディという感想に変わっていました。 撮り方が撮り方だし、脚本も、一から十まで丁寧に説明されてる話ではないので相変わらずアンチクドカンの評価は悪いんでしょうけど、入り込めたら必ず、こう言ってしまうでしょう。 「もう、おしまい?」 [映画館(邦画)] 7点(2009-05-18 22:00:00) |
74. 少林サッカー
《ネタバレ》 てっきり少林少女の放送が今日だと思ってスタンバってしまい本日3度目の鑑賞。 これだけ馬鹿だと肩に力入れるだけ損。笑ったモン勝ちです。 敵のオーナー?やしきたかじんに似てるなーぐらいの気持ちで観ましょう。 [地上波(邦画)] 7点(2009-04-24 22:56:10)(笑:1票) |
75. バニラ・スカイ
《ネタバレ》 いろいろ組み込んでて世界に入りにくくもあるんだけど、 良く出来た話だと思いました。 トム・クルーズの軽薄すぎるキャラクター以外は、結構それぞれが素晴らしく描かれていたと思うし、顔を潰されてからのトム・クルーズも本領発揮されてきて、登場人物も良かったと思います。 狂人の沙汰というのは、こういう感じなのかナァなんて思ってたらラストで実は延命会社の介入が入っていたとか急展開すぎて「えーー?」とも思いましたが、まぁ、それなりの伏線も張られていたし評価を下げるまでに至らないというのが感想です。 [DVD(吹替)] 7点(2009-04-06 09:48:53) |
76. スパイ・ゲーム(2001)
なかなか骨太な作りですね。 入り込みにくさを感じさせる映画ですが、物語の組み立て方は、アメリカ映画らしからぬ緻密な脚本で、序盤わかりにくいなー、なんて思いながらもいつの間にか引き込まれていました。 密室劇みたいな感じで舞台作品にもなりえそうですよね。 キャスティングもロバート・レッドフォードとブラピが、 親子に見える一瞬見えるような、そんな絆を上手く感じさせるような絶妙なキャスティングだったと思います。 [ビデオ(吹替)] 7点(2009-03-23 16:57:06) |
77. 鉄コン筋クリート
意外に、原作未読の方が多いんですね。 まぁ、アニメなんで改悪されることはないんですけど、 松本大洋が、ちょっとしたブームになった時があったので、ワタシは、その時にピンポンや青い春とか、一通り読んでたので・・・。 手垢がついてるという意見を目にしましたが原作は15年くらい前のもんですから。 今見りゃ、革新的な部分はそりゃあ、ないでしょうね。 15年前では革新的過ぎてもっと極分化してましたけど(笑。 劇場公開された時、なんで今更と思いましたが、二宮、蒼井の声優としての好演は素直に評価できますね。 [地上波(邦画)] 7点(2009-02-22 22:08:42) |
78. ワルボロ
《ネタバレ》 「古き良きヤンキー映画」を21世紀に作ってみました、的な作品。 とかいって嫌いではない自分がいるw。 欲を言えばクライマックスの乱闘シーンがあっさりしすぎてるかな。 もっと盛り上げることができていれば、それなりの評価はあったであろう。 キャストが、まぁまぁだっただけに。 [地上波(邦画)] 6点(2014-02-19 00:08:41) |
79. シービスケット
《ネタバレ》 色々と惜しい作品という印象。 映像面では、レースのシーンとかアングルといい、スピード感といい、申し分ない。 これくらい撮れるのであれば、シナリオは見直すべきだったと思う。 導入が主要人物を掘り下げるところから始まるのだが、 正直、これが結構時間を割いていてしまって、ストーリー全体のバランスが悪くなっている。必要といえば必要なのかもしれないが、 結構シービスケットが走るシーンが綺麗に撮れていたので、こんなところで時間稼ぎしないで、もっとシービスケットの活躍を単純に描いた方が盛り上がったと、個人的には思う。ヒューマニズムを大目に取り入れたのが、自分にはバランスを悪くしてしまったように思えた。 [DVD(吹替)] 6点(2013-05-07 20:55:07)(良:1票) |
80. エイリアンVS. プレデター
《ネタバレ》 結構、賛否両論の前評判のあった映画ですが、意外にも普通の出来。 もっととんでもないことやってるのかと思ってました。 まぁ、でもプレデターが急に善いモノ側になった途端、失速してしまったというか、 そもそもがプレデターみたいな導入で、 中盤からエイリアンみたいな映画になったって感じで、 シナリオに工夫がないといえばない。 まぁ、でも名作二つを重ねた作品なので普通に観れる作品に仕上ってる。 [地上波(吹替)] 6点(2013-04-14 20:12:39) |