941. 新ポリスアカデミー/バトルロイヤル
正直、この辺まで来ると「義理」で観てしまうって感じはあるんですけど、なんだかんだ言ってラストのお決まりの表彰式で流れるテーマ曲を聴いちゃうと思わずニヤッとさせられてしまう。結構好きなんですよね。 5点(2003-10-18 16:07:52) |
942. リロ&スティッチ
こーゆう話、弱いんですよねえ。子供向けの作品なんだろうけれど、大人の世界とか、あんまりきれいじゃない部分もちょっと描かれていることに好感が持てました。主人公のリロが時折見せる、ちょっと冷めたような大人びた表情も良かった。後半のアクションシーンは割と普通っぽくて(個人的には)ちょっと盛り下がってしまったし、いかにもディズニー的なハッピーエンドはちょっとどうかな?と思ったりはしたんですけど、良かったです。あとこれは本編とは関係ないんですけど、この作品のコマーシャルでディズニーの過去の作品をパロディーにしてた(DVD版に収録されています)のはちょっと意外でした。ディズニーって絶対そういうことしないと思っていたのに・・・ディズニーの体質も少しづつ変わってきてるのかなあ。 8点(2003-10-18 15:47:46) |
943. トイ・ストーリー
まず、冒頭の子供がおもちゃで遊ぶシーンで「こいつ分かってるなー」と思わされました。子供って、それこそ「アバレンジャー対セーラームーン」みたいな、自由でアナーキーな発想で遊べるんですよねー。あと、シドのとこの一見コワーいおもちゃたちが実は良い奴っていうのが良いやね。ランディ・ニューマンの音楽・主題歌も○。やっぱ子供に見せるのはこういう映画がいいなあ。 7点(2003-10-18 15:23:54) |
944. ポリスアカデミー5/マイアミ特別勤務
マホーニはいないし、個々のギャグもパワーダウンしてるんですけど、校長の天然ボケっぷりが可愛らしいんですよねえ。マイアミが舞台で水着のおねーちゃんがわんさか出てくるのは、やっぱ時代かな? 7点(2003-10-15 18:29:42) |
945. ポリスアカデミー'94/モスクワ大作戦!!
これは観ててさみしかったなあ・・・っていうよりむしろ痛々しい。やっぱし「ポリアカ」は80年代じゃないと成立しなかった映画だったと思います。 3点(2003-10-15 18:27:10) |
946. ポリスアカデミー2/全員出動!
お、いつのまにか全シリーズ登録されてますね(笑)。一作目と比べるとちょっとパワーダウンしている感じですが、新登場の悪役の彼が頑張っていましたね。しかし、「ポリスアカデミー」シリーズってどんな悪い奴でも絶対殺人と婦女暴行はしないんですよね。そこが安心できるといえば安心できるし、ノンキといえばノンキ。 7点(2003-10-15 18:24:34) |
947. ゲット・バック(1991)
ポール・マッカートニーのライブツアー映像。ベルリンの壁崩壊の映像なんかが挿入されてるところなんかに時代を感じます。 6点(2003-10-15 18:17:06) |
948. ケラーマン
《ネタバレ》 ひょっとして、「ファイト・クラブ」はこれが元ネタだったりするのかな?コミカル&シニカルで、ちょっとATGの映画みたいな感じでしたね。最初と最後に流れる曲が印象的でした。 6点(2003-10-15 18:14:23) |
949. 映写技師は見ていた
スターリンってあれでしょ、「吐き気がするほどー」でしょ?・・・というマニアックなボケは置いといて、何百万人もの人間を「粛清」したと言われるスターリンの直属映写技師だった人のお話。今で言うとまさに「北の将軍様」ですな。見応えのある話ではあったけど、最後に「愛」で安易に話のフロシキをまとめるってのは、ちと凡庸に思えてしまいました。 7点(2003-10-15 18:05:13) |
950. 股旅
生々しくもかっこ悪ーい青春時代劇。今見ると違和感を感じますが、きっとこの頃はこういうのが「時代の空気」だったんじゃないでしょうかねえ。冒頭のダラーっとした仁義は面白かったです。 6点(2003-10-15 17:29:31) |
951. 金環蝕(1975)
確かこれって実話を元にした石川達三の小説が原作なんですよね?んー、意義のある作品なんでしょうけど、人間関係が複雑すぎて、途中で「これなら原作読んだほうが早いんじゃないの?」と思っちゃったんですよ(本だったら分からなくなっても前のページを見れば済むし)。おまけに実在のモデルがいる(はず)の登場人物は全員名前が違うし。きっと元ネタの事件のことをよく知っていれば違ったと思うんですけどね。あと、映画全体の雰囲気があまりに泥臭い感じで、しかもあの金貸しの爺さんもアクが強すぎて、映画として楽しむにはもひとつでした。でも、後半の三國連太郎の演説シーンはちょっと良かったかな。 5点(2003-10-15 17:23:18) |
952. 大丈夫日記
《ネタバレ》 んっふっふ。「あの」チョウ・ユンファが主演ってのがまず可笑しいですね。あんまり香港のコメディって観てなかった方なんで、最初の内はちょっと香港映画特有のチープさに違和感を覚えてしまったのですが、あの「ベリーナイシー」な挿入歌(?)のとこあたりからツボに入ってしまった。それにしても「重婚」と聞いてたいていの人がすぐ思い出すのはアレだと思うんですけど、まさかソレをオチにしてしまうとは!しかし、あんな綺麗な2人を奥さんにしちゃうなんて、いいよなあ。 7点(2003-10-15 17:06:14) |
953. ボブ★ロバーツ/陰謀が生んだ英雄
「ショーシャンクの空に」レヴュー数540(2003年7月30日現在)・・・にもかかわらずティム・ロビンス初監督作である本品がいまだ未登録とは・・・。「ブルワース」なんかもそうだけど、日本だとこういう政治風刺モノはウケないのでしょうか(とはいえ、僕もつい最近観たばっかしなんでエラそうなことは言えないんですけど)。架空人物ボブ・ロバーツ(35歳の人気フォーク歌手にして大富豪)が下院選挙に挑む様子をドキュメンタリータッチで描いている作品です。風刺モノにしては誇張が少なく(歌手でもあるボブ・ロバーツの歌う歌の歌詞があまりにプロパガンダなのは除いて。ちなみに時々出てくるミュージッククリップはボブ・ディランのパロディと思われるが、僕はそれほど熱心なディランファンでないので細かいことはよく分かりません)、アメリカの選挙についてよく知らないとついていけない部分もあるんですけどね。とりあえずティム・ロビンス演じるボブ・ロバーツの「欺瞞的さわやかさ」がいかにもな感じで(多分演じてて楽しかっただろうなー)、かなりリアルな感触。 「ボウリング・フォー・コロンバイン」が好きな人なんかにはお勧めです。 8点(2003-10-14 17:47:43) |
954. どんな時も
こういう、いじめられっ子が頑張る話って結構好きなんですけど、これは今ひとつだったなあ。だいたい主人公の男の子、確かにちょっと太ってはいるけど結構ハンサムだし、勉強もできるし、そんな強いコンプレックス感じるかなあ?と思ってしまった。こういう作品を作るなら主人公役は内山君とか松村邦洋クラス(?)でないと・・・。 6点(2003-10-13 16:31:50) |
955. アベックモンマリ
うーん、せっかく面白い作品なのに、ビデオパッケージのデザインがイマイチなんで損してる気がする。ほとんど男女4人の会話で成り立ってる作品なんですけど、台詞が(日本映画にしては珍しく)すごく自然なんですよね。多分お金はあんましかかってないんだろうけど、丁寧に作ってるんだなあって感じでした。いわゆるコメディではないんですけど、思わず吹き出してしまう台詞が沢山あります。最近のインディ系の邦画や小劇場系のお芝居が好きな人にはお勧めです。 8点(2003-10-13 16:06:44) |
956. 客途秋恨
戦後の混乱期、中国人と結婚した日本人女性とその娘の物語、ということで、それなりに意義のある作品だとは思うのですが・・・。数十年ぶりに日本に帰国したお母さんの日本語が中国語の声とあまりに違いすぎてて(たぶん吹き替え)、しかもあまりにおどろおどろしい演技なもんだからちょっと引いてしまって・・・。日本語がわからなければちゃんと鑑賞できたと思うんですけどね。ちなみに70年代が舞台なのに日本の電車に「JR」の文字があるのはご愛嬌。 4点(2003-10-13 15:59:40) |
957. ベン・ハー(1925)
59年版「ベン・ハー」のレヴューでへちょちょ星人さんが仰られているのはこの作品のことですね。戦車のシーンは確かにこの時代の作品としては見事だけど、僕の場合、一本の映画としてというより、興味深い史料として観てしまいました。 6点(2003-10-13 15:50:45) |
958. 蛇イチゴ
なんだか、古典的な雰囲気と新しい感性が不思議に入り混じった作品でした。表向きは健全だけど実は破綻しかけている家庭の、何とも言えない居心地の悪さや微妙な「ズレ」の表現の仕方、笑いへの転化の仕方がとっても面白かった。役者陣もみんな良かったし、宮迫博之のひょうひょうとしてていかにもウサン臭ーいお兄ちゃんもいい味出してました。ラストは結構唐突で、一瞬「あれ?」と思ったのですが、不思議な感じの余韻が残ります。も一回ビデオで観てみたいなー。ちなみに監督の西川美和は28歳の新人。これって今の日本映画界ではかなり凄いことなんですよねえ。頑張ってほしいなー。 7点(2003-10-13 15:46:20)(良:1票) |
959. 北京的西瓜
《ネタバレ》 実話を元にした話だそうですが、うーん、どーなんだろ?主人公の八百屋のおじさんの、中国人留学生に対する献身があまりに異常に思えてしまって(家族に見放され、店も潰しそうになる)、途中で「これって実はサイコサスペンスなの?」と疑ってしまいました。あと、リアリティを追求してるのかもしれないけど、宴会のシーンなんかではワイワイガヤガヤしてるのをそのまま録音してる(らしい)ので異常に台詞が聞き取りづらい、という点も気になりました。後半はなんだか無理やりいい話にしているような感じだし、撮影中に天安門事件が起こったため中国での撮影ができなくなった事情を中途半端な形で役者に語らせているし(実験的といえば実験的だけど、問題提起ならもっと違ういい方法があるんじゃないの?と思ってしまった)、んー、どうなんだろ? 5点(2003-10-13 15:32:28) |
960. クロムウェル
映画としては見ごたえがあったけど、カソリック教徒=悪みたいな視点とか、民主主義に対する無邪気な幻想みたいなものがちょっと気になってしまいました。ちなみにクロムウェルってアイルランドではそーとーヒドイ事をしてて、いまだに嫌われているそうです。 7点(2003-10-13 15:19:07) |