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シネマブルクさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 377
性別 男性
自己紹介 映画業界で仕事している関東在住の独身です。
いつも楽しく皆様のレビューを拝見しております。

食わず嫌いはしません、オールジャンル見ます。
前評も気にしません。
常に新鮮な気持ちで作品と向き合います。

今後とも宜しくお願いします

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81.  サロゲート 《ネタバレ》 
冒頭のナレーションと事件でオチがだいたい読めてしまう。そもそも冒頭の説明ナレーションは余分である。こういうのは物語の構成上、入れない方が大抵良い。 サスペンスとしては悪くない出来だと思うが、SFと考えると設定を生かしきれていない。入り口としては申し分のない題材なだけに勿体無い。 それ以外にも「社会的な問題」や「家族・夫婦愛」そして人間の普遍的なテーマである「生きるとは何か」などなど人間に対するアンチテーゼを盛り込んでいるが、欲張りすぎて消化不良なんですよね。 最初から最後まで一本の道筋が通っていなく、途中途中に色気を出して寄り道しては また本線に戻るの繰り返し。 アクションとしてみても目新しい要素はない。ブルース・ウィリスが好きな人は観て損はないと思うが。。
[映画館(字幕)] 3点(2010-01-27 10:07:40)
82.  かいじゅうたちのいるところ 《ネタバレ》 
マックスと母親、キャロルとKWは、住む世界や外見は違えど似た者同士なのかもしれない。 自分の家族を空想として置き換えたようなかいじゅうたちの住む世界で、かいじゅうたちたちと共に過ごしたことで大切な事を学んだマックス。そして最後は母親の待つ現実の世界へ戻る。 母親が子供に読んであげるようなホントにわかり易い御伽噺のような物語でした。 かいじゅうたちの造形は子供向けファンタジーとは逆に、小さい子供がみたら怖いかと…。
[映画館(字幕)] 6点(2010-01-21 21:34:14)
83.  タクシデルミア ある剥製師の遺言 《ネタバレ》 
毒っ気たっぷりのビジュアルにまず心を奪われた。これがこの作品に一番興味を惹かれたポイントです。 物語は父子3代の人生を描いてます。最初のエピソード一兵卒の男は、ひたすら自慰をしている男で妄想癖があり下品なのだが、その妄想にでてくる世界がこれまたえげつなかったりする。最後は撃ち殺されて終わりと救いがない。 そんな駄目男によって生まれたのが大食いチャンピオンの2代目。 夫婦そろって大食いでゲロを吐きまくる。とてもじゃないが食事中には見れない。とにかくいつ何時でも物を喰っているのだ。 で3代目が剥製師。昔の自慢話ばかりする今では太りすぎて身動きのできない父親の面倒をみている。結局、愛想をつかして出て行った後は、自分が調教していた飼い猫に食われるというオチ。父親を剥製にし、そして自分自身もという最後は目を疑うほど強烈なシーンで目に焼きついてしまった。 作品全体をとおして描かれているのは誰しも持っている人間の欲望ではないだろうか。 その欲望自体も人によっては性欲であったり食欲であったりと様々でしょう。 ひとえにこの作品を評することは難しいけどもいろいろ考えさせられ、そういう意味でもすごく印象に残った傑作になりました。 
[DVD(字幕)] 8点(2010-01-16 15:28:28)
84.  マーターズ(2007) 《ネタバレ》 
何気ない会話、幸せそうな家族が迎えるよくある朝の風景である。 そこへ突如、猟銃をもった少女が、子供、女容赦なくその家族を皆殺しするという驚愕のシーンに面食らった。 こんな幸せそうな家族を襲うのは何故か?少女自身と同じ年くらいの子供までも撃ち殺すシーンがあまりに衝撃過ぎて、ちょっと頭がパニックになってしまい整理が追いつかないのだが、その関連性にすぐさま気付く。全身傷だらけの少女が逃げ惑うファーストシーンも充分インパクトある入口だったが、説明にならないエピローグをタイミングよくみせ、要所で観客の注意を惹く。この監督、実にストーリーテリングが巧みだと思った。 「奴」の正体の明かし方も言ってみれば単なる脅かしに過ぎないが、自傷行為を続ける彼女としっかり辻褄が合ってくる。 死と生の境界(或いは死後の世界)をみる術をみつけようとする変態教団の存在が明るみになるにつれ、正直、物語についていけなくなるのだが、それ以上に惹きつける要素がこの映画には備わっている。それは拷問を受け続ける少女の痛々しい姿ではなく、理想を求め続ける限りない人間の欲望を垣間見れるからではないかと思う。 覗き見るという行為そのものが快感であると同時にそれをさも擬似体験させてもらってるような感覚を与えてくれてるような気がしたから不思議だ。 クライマックスはある種のカタルシスを覚えたものだが、観る方を選ぶ、いや観てる人を選ぶといったほうが正しいかもしれない? 
[映画館(字幕)] 8点(2010-01-10 16:53:13)
85.  ヒストリー・オブ・バイオレンス 《ネタバレ》 
ヴィゴの演技が素晴らしかった。特に、トムからジョーイに変わる瞬間の表情がたまらない。息子がフォガティを撃ち殺した後のあの表情も怖かった。 最後、家族の待つ自宅へ戻って食卓につくシーン、自分の過去を悔いて、愛する妻と家族と平凡に暮らすことを夢見た男の想い、本当の父親・夫の正体を知り、過去を清算し戻ってきた父親を待っていた家族の想い、深く考えさせられるとても印象深いラストシーンです。 【14/5/10再鑑賞】
[DVD(字幕)] 8点(2010-01-07 19:42:44)
86.  アバター(2009)
予告編を観ただけでなのに「この映画はくる」。「世界歴代興行記録」を塗り替える、思ったら予感的中!いや、本当に今まで予告編だけでスクリーンの隅々まで釘付けになった事も鳥肌が立つくらいた充分過ぎる高揚感と期待感をもらったことなど無かったものだから間違いないと思った。 そして待ちわびた公開初日。『最高!!!』この一言につきる。 3Dに対して色物的な先入観や不安がありましたが、 そんな懸念は吹っ飛びました。 アバターとなって自由にパンドラの世界を駆け巡るジェイクと 劇場でこの映画の世界にどっぷりはまっていく自分がシンクロ。 本当にその場にいるかのような疑似体験、折りしも自分がアバターとなって 映画の世界へはいったような気分になれます。この世界のパノラマ表現は凄いの一言。 そして個々の生物たちの躍動感は素晴らしい! ほろっと涙できるシーンもあり、とにかく感動がいっぱい詰まった映画。  まだの人は是非劇場で、そして可能な限り3Dで体験して欲しい。 この作品を基点に、今後映画の見方が変わること間違いない。  
[映画館(字幕)] 10点(2009-12-26 19:34:13)
87.  その男ヴァン・ダム 《ネタバレ》 
悪ノリでつくった自虐的なセルフパロディかなぁと思ったけど、勿論、そういった部分もあった。けど、本作をみて益々ヴァンダム応援したくなった。 ヒット作に恵まれないのは彼が駄目だったからではなく監督が駄目だったんだよ!と言いたい(ファンとして)。 話は変わるけど、S・スタローンが監督を務める作品でものすごいキャスティングになってるらしい。ジェット・リー、ジェイソン・ステイサム、ドルフ・ラングレン、そして旧知の仲シュワちゃんやブルース・ウィリスとかも出るという。とにかくアクション・スターが勢ぞろいらしい。 で、ヴァンダムにも出演のオファーがあったんだけど断ったらしい(噂ですが。。 ものすごく大味な作品でないことを祈る! でヴァンダムさん。兎にも角にも主演作品が待ち遠しい。 個人的には「サイボーグ」でみせたキレのある格闘シーンがもう一度観たい! 彼の代表作のひとつ「ユニバーサル・ソルジャー」の最新作第3弾が控えているらしい。 期待大!
[DVD(字幕)] 5点(2009-12-12 14:32:31)
88.  イングロリアス・バスターズ 《ネタバレ》 
2時間30分近い長尺、5章仕立てで進む物語、と事前に知っていたので「レザボア」や「パルプフィクション」など初期作品でみせたような演出なのかぁと思ってましたが、案外時系列通りでしたね(笑) タラちゃんらしく、第1章の「ナチ占領下のフランスで・・・」の字幕スーパーからはいった冒頭でニヤリとさせられ、小屋での緊迫した会話のやり取りと、派手さはないんだけど映画に一気に引き込まれスクリーンに釘付けになった自分がいました。 ただ、バスターズの活躍がもうちょっと観たかった。全体としては幼い頃、両親をナチに殺された少女の復習劇の延長にバスターズがいたという図式ともとれる。もちろん、その反対としても解釈できると思いますが。 個人的には、B・ピット扮するアルド中尉や他のバスターズ・キャラの過去などんpドラマをエピソードに加えても面白かったんじゃないかと思う。
[映画館(字幕)] 6点(2009-11-30 09:44:51)
89.  Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼 《ネタバレ》 
二重人格の殺人鬼、殺しの際の掟や手順、話しかけてくる父親の幽霊、主人公がカウンセリングをうけている点などなど某海外TVドラマ「デク○ター」にそっくり。シーズン1とシーズン2の部分部分を2時間程度にまとめたって感じかなぁ。 先に某海外ドラマを観てしまっている分、出来栄えは断然デク○ターに軍配。 全体的によくまとまっていたしじっくりと鑑賞できたので悪くはないけど「トゲ」がない印象。
[DVD(字幕)] 4点(2009-11-30 09:27:36)(良:1票)
90.  ホワイトアウト(2009) 《ネタバレ》 
“南極で起きた奇妙な殺人事件”っていう宣伝フレーズにのっかり、且つケイト・ベッキンセール主演なので劇場まで足を運んだんですが、内容はいたって普通のサスペンスでした。。 南極の厳しい自然環境というのはそれなりに旨く表現できている、犯人との死闘の際に起きる“ホワイトアウト”という現象=見えない恐怖も理解できるが、『場面在りき』で構成しているためそうなるまでの過程に工夫がないし、登場人物の行動理念にも共感できない。 個人的には飛びぬけた不条理劇でもよかったと思うが。
[映画館(字幕)] 4点(2009-11-22 12:07:35)
91.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 
女性の社会的地位や権力乱用など戦前のアメリカ格差社会の中で真実と正義を貫こうとする姿に共感です。 手助けする牧師さんや弁護士、そして学校の先生や歯医者などなど終盤にむけて段々と気持ちがこみ上げてある。今までされてきた仕打ちに対する一言であげるなら逆襲とでもいうかなぁ、その辺りの描き方が実に気持ちいい。心の中で応援しちゃいました。 結局、息子のウォルター少年は見つからずじまいだったんですが、物語の最後、刑事にむかっていう一言。今後の人生とそして我が子を想う母親の気持ちがひしひしと伝わってきて「たしかなものをみつけたの」とこの直後に続くセリフよりも先に“希望”と口づさんだ自分がいましたよ。人間によって生きる希望ってのは大事なんだと改めて感じさせてくれた作品でした。
[DVD(字幕)] 6点(2009-10-23 13:16:44)(良:1票)
92.  ジェネラル・ルージュの凱旋
前作「チーム・バチスタの栄光」は劇場で鑑賞したのですが、いまいちだっだんで今作を観るのに躊躇いがあったんですが、なんの予想以上に、前作より断然面白かったです。まず物語のテンポが非情によい。そして何よりコミカルな演出が前作では鼻についたのだが今作はすんなり笑えましたね。タイトルにもなったジェネラル速水先生役の境雅人がいい味だしてます。あのちょっとニヤついた表情がいやらしいぐらいマッチしてる。そして映画本編を楽しみつつも、現代の医療問題についても考えさせられました。
[DVD(邦画)] 7点(2009-10-18 21:11:44)
93.  ストレンジャーズ/戦慄の訪問者
「ファニー・ゲーム」の理不尽、不愉快さと「正体不明ゼム」の不気味さを足したような作品。「ファニー・ゲーム」のハネケ監督曰く「ファニー・ゲームでは、こんな暴力的な事は日常的に起こりえることなんだ」と。でこの作品、実際起こった事件を元にした映画で未解決らしい。特に観客へのメッセージ性は薄く、ひたすら怖がらせようというコンセプトに感じた。そういう意味では次第点以上の出来でドキドキしたし、ハラハラした。
[DVD(字幕)] 6点(2009-10-17 11:45:27)
94.  カムイ外伝 《ネタバレ》 
雀監督には珍しいアクション・エンタテインメントな作品でしたが、何故この作品を崔監督に任せたのかは甚だ疑問が残る。決してこの監督が嫌いなわけではないが、ドラマを撮ってるほうがいいんではないか?原作の漫画も昔チラっと観たことがある程度でしたが、すごく印象に残っていたので映画化が楽しみではありました。 さて、肝心の忍術アクションってことですが、GOEMONみたいにバリバリのCGではなく生身のアクションに少なからず拘っている点で、それなりに頑張ってるほうだと思う。けど、崔監督はアクションの演出が下手過ぎじゃないかい?なにより、カメラの寄り・引きの使い方がナンセンス。あとスローの使いすぎ。スピーディーでもなければダイナミックさも無い。まぁ、カムイの抜刀霞斬りをはじめとして秘伝忍術も原作に忠実に再現されていた点は好印象なのだが、いちちいナレーションはいらないと思う。 その他としては、舞台となった海辺の村もしっかりと景色にとけこみ、村人たちの生活感が滲みでているのはいい。この辺りの生活臭を出す演出は見事だ。ただ、船上の撮影は全編ブルーバックでしたねぇ…。ハリウッドであれば本物の海で撮影できるよう機材等も仕込むんでしょうが、予算の関係でしょうかね。他にもふんだんにCGを使ってますが、サメとか論外な出来栄え。最新のCG技術でどこまでできるかとかわかってないんですかね、崔監督は。間違ってもこれが日本映画の集大成だなんて海外を視野に入れてたら恥ずかしいわな。 そして、物語後半の抜け忍すがるの家族や村人たちがあっさりと虐殺されてしまってる点がひっかかる。もちろん、あらましを全て見せろという意味ではないけど、孤独だったカムイとその家族に生まれた絆が描かれていたわけで、最後の対決を盛り上げる意味でもあってよかったんじゃないかなと思いました。 全体的にこの物語の向かう方向性が全然見えなかったけど、それなりに楽しめたってことで。
[映画館(字幕)] 5点(2009-09-19 22:18:46)(良:1票)
95.  ドゥームズデイ 《ネタバレ》 
「ドッグ・ソルジャー」「ディセント」のニール・マーシャル監督最新作。 荒廃した近未来を舞台にしたサバイバル・アクションで「マッド・マックス2」や「ニューヨーク1997」などを彷彿とさせ(もとい監督自身が好きなんでしょう)また「28週後…」を意識していますね。銃撃戦やら剣格闘やらゴッタ煮感はありますが、個人的には好きな世界観でした。 公開前からずいぶんと期待していた作品でしたがぎりぎり次第点といった感じ。  監督が拘ったという生身のスタント・アクションですが、本家「マッド・マックス」のカーチェイスの凄みと比べると適いません。そして、最近の流行なのか、暴力シーンはかなりグロいので好き嫌いははっきり分かれます。ただ、市街地での戦闘などよくこれだけのロケ・セットを作ったなぁと感心したのも確か。 ニューヒロインのローナ・ミトラもすごくカッコイイけど、敵リーダーのソルっていうのは、ただトチ狂っているだけで、あれだけの暴徒を束ねる割りにカリスマ性が全然感じられなかったのが残念。
[映画館(字幕)] 5点(2009-09-19 21:54:22)(良:1票)
96.  マックス・ペイン 《ネタバレ》 
ゲームの映画化という時点で「何を今更?」と思いつつも、やるからにはそれだけの作品なんだろうと思ってましたが、確かに中途半端な出来ですね。ストーリーは、妻を殺された夫が、単独で捜査をし復讐する、というありがちなもの。ありがち故にこの作品独自の見所が用意されてるのか、と淡い期待もハズレ。肝心の超人薬とやらもすごさが曖昧だし、ラグナロクとやらの目的も不明。映像はそれなりにスタイリッシュだけど、売りにしたガン・アクションは「シューテム・アップ」の方がまだ断然良い。
[DVD(字幕)] 3点(2009-09-13 17:32:53)
97.  ウルヴァリン:X-MEN ZERO
大好きなX-MENシリーズの最新作だけあって期待大で鑑賞。 すごく面白かった。裏切らない出来栄えに大満足でした。 尺も丁度よく、飽きさせない展開でアクションとドラマをしっかり両立させた監督の 手腕は見事。アクション畑の監督ではこうはいかないでしょう。 今後、スピンオフ作品の企画がかなりあがっているようですが、期待して待ってます。
[映画館(字幕)] 7点(2009-09-13 17:25:33)
98.  THEM ゼム(2006) 《ネタバレ》 
実際に起きた事件を基にした映画ということもあり、ラストの犯人の正体を知った時はビックリでした。パッケージには「宇宙人なのか?」なんて書いてあったけど、そこまで脚色はしないでしょ。と思っていたんで犯人はせいぜいタチの悪い大人の集団かなと予想してましたので。で、観終わって、罪の重さを認識してない子供たちに、あんな素敵な夫婦が殺されるという点で後味は悪いです。が、物語冒頭の車の事故で一気に物語りに引き込まれ、作品全体に漂う独特の雰囲気は観ていてハラハラします。時間もコンパクトに纏めているのが良い。
[DVD(字幕)] 5点(2009-09-04 10:31:56)
99.  30デイズ・ナイト 《ネタバレ》 
一日千秋の思いで公開を待ち焦がれていた本作をようやく観れた。同じ極夜を舞台にしたスウェーデン・ヴァンパイア「フロストバイト」は妙にシニカルな所があったが、こちらはとことん直球勝負。すごくシリアスな展開。極寒の地の厳しさも画面からひしひしと伝わってくるし、小さな町故に極夜を迎える準備など主人公保安官の仕事も幅広いのだろう。そして肝心のヴァンパイアだが、とにかく残虐かつ凶暴。表情も眼のあたりがすごく怖い。「我々を幻と思わせるのにどれほど掛かったか」と古くからの貴重な狩場を守る意味でも下手に仲間を増やさないなど貪欲な彼らが浮き彫りとなっている。最後の主人公が力を得てヴァンパイアのリーダーを倒すのはちょっといただけなかった。また、真っ暗闇に立ち向かう怖さ、極夜という舞台をもっと生かして欲しかったと思う。
[映画館(字幕)] 7点(2009-09-02 19:43:32)
100.  トランスポーター3 アンリミテッド 《ネタバレ》 
列車の上をジャンプしたり、方輪走行でトラックの間をすり抜けたりと、前作に負けず劣らず派手でありえないアクションは楽しました。そしてステイサムは、スーツが似合うのと頗るつえーという事を再認識しました。ただ、ストーリーとしてはいまいちでしたね。まず、娘を誘拐しておいて、わざわざ父親のいる所まで運ばせたのはなぜか?時間稼ぎなのか?要望に応じたら娘を返すつもりだったのか?或いは、テロ狙いか?この理由が、もうひとつ目的である船を上陸させる事と絡んでるんですがわかりにくい。もとい、何故、あそこまで拘るのか理解できない。そういう点では、前2作に比べはっきりしてないのが残念。でもって、悪役の最後の死に様は、ステイサムに腕輪がつけられた物語冒頭で死亡フラグ確定だし予想どおりでしたね。
[映画館(字幕)] 5点(2009-08-27 09:29:37)
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