81. センター・オブ・ジ・アース(ブレンダン・フレイザー主演)
ビール飲みながら、ポップコーンかじりながら、ハナクソほじりながら見られるバカ映画(いい意味で)。「息をもつかせぬ」というタイプではないですが、最後までスピーディに展開して飽きずに見られる娯楽作品です。3Dも楽しい。ディズニーシーの同名アトラクションが好きな人なら見ておいたほうがいいと思います。ひとつ難を言えば、ブレンダン・フレイザーのカラダかな(笑)。タレ乳・出腹はハリウッドアクション俳優としていかがなものかと。 [映画館(吹替)] 6点(2008-12-08 14:16:14)(良:1票) |
82. おろち
みどころは主演女優2人の本気の殴り合い。いやあ、爆笑しました。 [映画館(邦画)] 8点(2008-11-03 23:40:18) |
83. ウォンテッド(2008)
《ネタバレ》 一本の映画として考えるならば否定論もしょうがないとは思いますが、しょせんアメリカンコミックが原作だと考えれば合点がいきます。美人女優の座を一発で捨てるほどに歪んだアンジェリーナ・ジョリーの顔、物理を無視した弾道などなど「ありえなさ」にあふれてる。あまりにもバカバカしい。これはね、笑って見る映画ですよ、と悟ればとても面白い。あちこちゲラゲラ笑いました。ラストの鮮やかさに爽快感あり。 [映画館(字幕)] 6点(2008-10-06 18:45:40) |
84. パコと魔法の絵本
《ネタバレ》 最初の20分ほど、人物紹介がちょっとたるい。が、それを乗り越えると俄然おもしろくなります。ファンタジー感あふれるすばらしいCGに負けない役者たちの熱い芝居も見どころ。なんといっても役所広司がすごい。この人の俳優としての底力をまざまざと見せられた思いです。登場人物が多すぎるかな、という点でマイナス1点。 [映画館(邦画)] 9点(2008-10-06 12:19:23) |
85. 崖の上のポニョ
《ネタバレ》 宮崎監督、ジジイの妄想大爆発! そのイマジネーションの引き出しの多さに完全にノックアウトされました。どこからが現実でどこからが夢なのか、それともすべてが夢なのか、そんなストーリーの穴なんかどうでもいいぐらい、いろんなシーンにメロメロです。高波の上をポニョが走るシーンなんておしっこもらすかとおもうぐらい感動しました。ここまで妄想して、その妄想をここまで映像化できるというのは、映画文化の成熟した国の人間にしかできないことでしょう。日本人に生まれてよかったと心から想いました。 [映画館(邦画)] 10点(2008-10-06 12:12:21) |
86. 20世紀少年
《ネタバレ》 こういう映画は観客にいかに"その気"にさせるかが大切だと思う。でも見ていてまったく恐くないし、焦りもしない。「ともだち」の何が恐いのかまったくわからない。とにかく、『とんでもない大事件』が起こり、このあともそれが続いていくという切迫感の演出が足りなすぎます。映像は妙にクッキリハッキリ、ミステリー感ゼロ。唐沢の芝居はテレビドラマ丸出しで、ストーリーに対する焦燥感に欠けます(彼だけじゃなくてほぼ全員だけど)。ひとえに演出が悪いんだと思う。ていうか、竹中直人と研ナオコが出てきただけでもう真面目に見る気が失せました。CGのすごさに2点だけ献上。 [映画館(邦画)] 2点(2008-10-06 12:02:59) |
87. おくりびと
日本人の「死ぬ」尊厳をていねいに描いた秀作。冬の山形の白っぽい風景描写や、建物のちょっとした洋風趣味を取り入れたのも、映画の雰囲気を創りだすのに成功しているようです。ところどころ小っ恥ずかしいセリフがあるのと、広末の年齢不祥な演技が気になったのでマイナス1点。 [映画館(邦画)] 9点(2008-10-06 11:48:37) |