1101. 絶体絶命2001<TVM>
正体のわかっている【激突!】といったところですかねぇしかし、そんな作品でもドイツが撮ればこんなに陰険になるんですかねぇ…って、それじゃあ明らかにドイツに対する偏見だけど、実際こういう類のドイツ映画は明らかに他よりもずば抜けてるような気がするんですよ。気のせい?でも、なかなか面白かったと言う事で7点。 7点(2003-12-08 03:50:23) |
1102. 死霊の門
邦題が死霊のなんちゃらとかいうもので、「ホラーの全ての要素を詰め込んだ最高傑作!」だとか「あの~を超えた!」とかいう誇大宣伝がなされてる作品はどれも似たりよったりで、初心者の人たちはそういったパッケージや宣伝文句に騙されてしまうんですが、これも、それらB級ならぬZ級ホラーに属する作品です。内容は、題名から想像できるものでほぼ間違いはないと思いますが、こんな作品なんかよりもっと良い映画は沢山あるので、こんなものに時間を費やして無駄にするよりはそちらをみた方がずっと賢明だと思います。 1点(2003-12-08 02:19:00) |
1103. 案山子男(OV)
えぇ、さかのぼる事今から数ヶ月前、某チャット仲間の方々が話題にしていたので興味を持ったってのがこの作品との出会いです、始めは僕もカズゥー柔術さん同様案山子を“アンザンシ”と読んでしまった1人です。が、興味を持ったのはいいもののなかなかビデオが見つからない(DVDはハメられると嫌なので買いませんでした)。そしてやっとの思いでビデオ発見、案山子を“かかし”と読む事も知り、早速レンタルして見ましたが…何といったらよいか…ハッキリ言ってつまらないんです。ストーリーも、“お茶目”でアクロバティックな案山子が襲ってくる…それだけ。なんか以前NHKでやってた怪奇ものの海外ドラマの少し派手になった版…とでも言いましょうか、夜なのにめちゃめちゃ明るい、しかも当たり前のように案山子男参上。展開は、よくある“夏の日の怪談話”をそのまま映像化したような作品で、評価できるのはオープニング・クレジットくらい。こんな作品でも、エンド・クレジットに“ダリオ・アルジェント”の名前を見つけたときは少なからず動揺しました。 2点(2003-12-08 02:07:12)(笑:2票) |
1104. エリン・ブロコビッチ
これも実話だそうな。本当に事実は小説よりも奇なりといいますが、さすがアメリカ、といったところでしょうか。この映画、主人公がとても生き生きしているし、確かに口は悪いが自分を素直に表現してると思う。それに、学歴だけが人間を判断する基準じゃないということを物語ってます。冒頭、エリン・ブロコビッチ本人が出てきたのもいいです。ただ、「アメリカ史上最高額の和解金を勝ち取った女性」ということで自分は裁判主体の話かと思ってたんで、少し当てが外れた、といった感じです。 6点(2003-12-08 01:51:32) |
1105. 学校の怪談3
ホラーというジャンルにして良いのか怪しいところですが、例によって怖くは無いです。まあ、暇つぶし程度にはなるかな…と。 3点(2003-12-08 01:40:45) |
1106. That’sカンニング!史上最大の作戦?
《ネタバレ》 ※2021年更新 結構設定とかはヘロヘロで、「そんな労力と技術あるならもっと勉強しろよ(笑)」と突っ込みたくなるんですけど、後半のカンニング合戦がもはやスパイ映画さながらのノリで、その荒唐無稽さは結構好みだったりします。 一応、劇中の太陽フレアの云々という伏線も回収されていたり、カンニングに対する制裁も行われていて勧善懲悪というか、主人公側の勝ちにげになっていないのも逆にいいと思います(初見が小学校くらいだったので、なんでみんな留年になってんの?とか思っていましたが笑)。 ただ、久しぶりに観返してみて、安室ちゃんや某メンバーなどテレビで見られなくなってしまった人が数人いることにちょっと時代を感じてしまいちょっと寂しいですが。 [ビデオ(邦画)] 6点(2003-12-08 01:33:43) |
1107. チェリー2000
人間でないものでも愛してもらえるという当初の設定はなんとなく良かったけど、機械は機械だといって結局捨てられてしまうチェリーニ少し同情した。 5点(2003-12-07 03:28:57) |
1108. ロッキー5/最後のドラマ
ロッキーが現役から引退し、トレーナーになるので、今までとは少し変わっている設定。今回はどちらかといえばロッキーの闘いに対する情熱、そして家族の事に重点を当てて描かれていると思います。引退しているので、リングの上では闘いませんが、大事なのは心だということを教えるためのラストのストリート・ファイトもなかなか見ごたえがあると思います。 6点(2003-12-07 03:23:18) |
1109. ロッキー4/炎の友情
さすがにここまでくるとやってる事は今までと大して変わらないけど、シリーズの中では2の次に好きな作品です。すこし、冷戦の陰のような感じもしますが、この程度なら許せる範囲だし、引退しても尚闘いを求め、死ぬまで立ち向かっていったアポロ、そして、国のためでもなく観客のためでもなく“自分”のために闘ったドラゴには“漢”を感じました。最後の決戦はシリーズ中、2に次いでの名試合だと思います。 7点(2003-12-07 03:18:00) |
1110. ロッキー3
今回は、前回までのトレーナーだったミッキーから、激しい闘いの中友情が芽生えたアポロに変わってます。ミッキーの死はいただけないが、自分が全力を尽くして闘い敗れた相手がいとも簡単に負け、立ち直れないでいる相手を見たくないがために自分の技術を教え込むアポロには一言、友情の言葉を感じました。リターンマッチは前回よりは盛り上がらないけど、その後の“約束”を果たすシーンは良いシーンだと思います。 6点(2003-12-07 03:10:39) |
1111. ロッキー2
かたぎの仕事をしながらも、最後はボクシングに戻ってきてしまうと言うのも、闘士としての運命なんだと思います。アポロも、自分が強いと“認めた”相手だからこそ、判定ではなく自分の手でロッキーをノック・アウトしたいというプライドのため、リターンマッチはしないといいながら再び闘いを挑んだんだと思います。ラストの全身全霊をかけた決戦ははシリーズ1の名試合だと思います。 8点(2003-12-07 03:04:06) |
1112. ロッキー
俺も男なんで、燃えよドラゴンとこのロッキーのテーマ曲を聴いてファイティング・ポーズをとってステップを踏みたくなるうちの1人です。どん底から這い上がって、一度は見捨てられながらもミッキーにトレーナーを頼んだのも、実は何よりもロッキーが愛情を求めていたということを物語ってると思います。最後のファイトは正に壮絶。 7点(2003-12-07 02:58:23) |
1113. オーロラの彼方へ
物語のあちらこちらに伏線が隠されていて、それが一つ一つ解き明かされていくたび「そうだったのか」と思ってしまった。サスペンスではあるけれども、それだけではなく、時を超えた親子愛というヒューマンドラマも充分に描かれている。アメリカのいいところは、やっぱり家族を一番大事に思ってるところだと思います。 7点(2003-12-06 03:08:26) |
1114. 蝿の王
人間も所詮は動物。秩序や規則が存在したとしても、生きるか死ぬかの境地に立たされた場合はそんなのも全て無意味であり、ただ本能によって突き動かされるだけ。文明の恩恵を受けている我々からしてみればこれらは確かに異常であるが、それはただ僕たちが忘れてるだけで、これこそが本当に“生きる”ということなのかもしれない。 6点(2003-12-06 03:02:19) |
1115. ミッドナイトクロス
前半部分は結構だれる感じもするけど、後半にいけばいくほど緊張感が増すシナリオは見ていてとてもよかった。 7点(2003-12-06 02:54:28) |
1116. セカンド・チャンス(1983)
天国も、やっぱり情勢はつらいんですかね。映画の内容よりも、時を止めたり進めたり戻したりして遊んでる方が面白かった。案外、神と悪魔の関係もこんな感じでアット・ホームだったりして。 6点(2003-12-06 02:52:15) |
1117. グリース
あらすじも何も知らないで見たので、いきなり唄いだしたときは何事かと思ったけれども、あぁなるほどこういう映画かと思ってそのまま見ましたけど、とても面白かったです。オリビア・ニュートン・ジョンといったらジョン・デンバーの【カントリー・ロード】をカヴァーした歌手だと思ってたんで、出演してる事を知った時は「あれ、女優だったの?」と思ってしまいました。アメリカの高校生って、こんなに明るいものなんでしょうかねぇ。それはそうと、こういう時代の作品に登場するワルは今と違ってある種の“仁義”というものをきちんと持ってるような気がするんですけど、気のせいですかね。 7点(2003-12-06 02:47:20) |
1118. ザ・チャイルド(1976)
恐ろしい。人を殺していると理解しながら、それらをあえて“遊び”と呼ぶところが、無垢なゆえの残虐性ということを前面に押し出している。冒頭の実在の映像も、作品自体の伏線になっているし、終始陰のある映像や浮かばれないエンディングなど、悲惨だがとにかく心に焼き付く映画。 8点(2003-12-05 03:57:41) |
1119. ジャンヌ・ダルク(1999)
恐らく知らない人は居ないであろうフランスの英雄、ジャンヌ・ダルクを、スペクタクルなアクションやフランス特有の哲学的趣向を織り交ぜて描くなど、さすがリュック・ベッソンといったところだが、自分の国に誇りを持ち、たとえ知っていても他の言語を絶対に使わない頑固なフランス人が自国の英雄を英語で描いているとはそちらの方が少し驚きか。始めは救世主ともてはやされながら、最終的には自分の信じた王などにも見捨てられ、異端者として処刑されていく彼女は実に哀れだ。中世の教会とはかくも薄情であり、富と権力をむさぼり、自分の都合の悪いものは全て排除するという利己的な考えが充分見て取れるし、戦争とはかくも無益なもので、信仰厚きジャンヌはその十字架を背負うのにはあまりにも弱かったのだろう。 6点(2003-12-05 03:49:24)(良:1票) |
1120. 悪魔のえじき/ブルータル・デビル・プロジェクト
明らかにブレア・ウィッチ・プロジェクトを意識しているパッケージと宣伝文句。【ジャージー・デビル・プロジェクト】の一件もあるので、またもや真祖の登場か?と思われるかもしれないが、そんなの全部真~っ赤なウソ!これはドイツ製のスプラッタ映画で、ブレア~の類でないことは映画が始まってものの“5秒”で解ります。ドイツと言えばその凄まじいまでの残虐描写。この作品も確かに例外ではないんだけれども、ここまで死に方を誇張して描かれると「人間の体って、本当にこんな風になるんかい?」と違う疑問が沸いてくるのですよ。実際、この系統に無縁の友人もそう言ってましたし。でも、そんな事よりもっと凄まじいのがこの映画の展開!冒頭、ブレア~を彷彿とさせるテロップと共に始まり、いきなり第三者の視点からの映像が始まります。「え??」という言葉を尻目に3人の男が漂流して謎の島に上陸するシーンが主人公のうちの1人のモノローグによって描かれます。そして上陸するや否やジェイソンマスクを被った軍団にあっさり捕まり、1人があっけなく処刑、残った二人、そして軍団の裏切り者の東洋系青年は“狩り”の獲物にされ、森へ逃亡。そこに現るはゾンビ軍団!そしてお次はニンジャ軍団!!ゾンビの登場シーンでロメロの【ゾンビ】のアレンジが流れたり、ここで東洋系青年の仲間2人が登場してそれからの闘いが明らかにギャグ(水平飛行してくるニンジャが垂直に掲げた刀に自分から突っ込んで真っ二つになるシーンは爆笑必須のシーン!)だったりと、このあたりからストーリーが破局してきます。そしてなんと、ここで冒頭の主人公と思われていた2人があっけなく殺されてしまう!あのモノローグは何?という疑問はさておき、物語はいよいよクライマックス。装弾数無視しての銃撃戦、無敵に思われた東洋系青年が雑魚にあっさりやられるというハプニングがありながら残った仲間がようやく黒幕を倒し、「やったぁ!勝ったぁ」と夕日に向かいハイタッチ!―完!!いやぁ今までこれほど展開がコロコロ変わる映画は見た事無いです。マジで。この映画のもたらす影響を考えるとゾッとする?こんな映画に影響される奴なんて居ないでしょう。この映画を手の込んだイタズラと判断?こんなものを本物と思い込む奴は明らかに馬鹿でしょう。いやぁ本当に、恐ろしすぎて、息もできない…×→面白すぎて、息もできない…○映画です。 8点(2003-12-04 02:09:28) |