101. オクス駅お化け
《ネタバレ》 貞子っぽいものや井戸など、ジャパニーズホラーのエッセンスを感じさせる作品ですね。 ストーリーもちゃんとしていてそつがない印象。 呪いを移して復讐するってのが新要素かな。なので後味は悪くなかった。 ただ良くも悪くも怖がらせ方がこなれすぎてると言いますか定番すぎるというか、 その影響で結局のところ怖さはあまりありません。 [インターネット(吹替)] 5点(2025-01-06 10:42:12) |
102. カーム・ビヨンド/漂流者
《ネタバレ》 終盤になって組織との戦闘があり面白くはなったものの、全体としては少々長く感じてしまいました。 香港の街を大波が瞬時に襲ってこのようになったという設定なのですが、あらすじ見ると台風によるものだとか。 どれほどでかい台風ならこうなるんだろうと考えちゃいますが、水中生物とやらは一体何なのでしょう? 浸水する以前の香港でのキラキラした思い出との対比が印象的。 [インターネット(字幕)] 5点(2025-01-06 10:30:08) |
103. さまよう獣
《ネタバレ》 観終わってから女性が山崎真実さんだと気づきました。こういう映画の主演もされてたんですね。 お風呂に入るシーンが度々あるんですけど、CSでやってた「温泉に行こう」みたいなショットだなあと思いながら見てました(笑)。 ストーリーは、至ってシンプル。田舎の優しいおばあちゃんだけ癒し役。 [インターネット(邦画)] 5点(2025-01-05 18:21:55) |
104. ロスト・シティZ 失われた黄金都市
《ネタバレ》 タイトルだけ見て、勝手に冒険活劇を想像していたのですが、実際に観てみたらすごく地に足のついたリアリティのある作品でした。 実話をもとにしているとのことで、今でこそ南米には高度な古代文明が存在し緻密な遺跡が多く存在していますが それらが発見される以前は西洋の人たちは南米なんて未開人が住んでいるだけで古代文明なんてあるはずがないと思っていたんですね。 それは自分たちの宗教観等もあって偏見、先入観、差別意識そのものだった。本作の主人公は学会で南米に文明があるはずだと声高に叫んだが、 大いに笑われ、その姿勢が百年近く続いた。この主人公が結局遺跡を見つけられずに亡くなってしまうのは残念ですが、 彼がZと呼んだ場所からは実際に遺跡が発見されたとのこと。天国にも学会があるのなら、彼は今頃スターになっていることでしょう。 何にせよ人の固定観念がいかに目を曇らせるか、しかと教訓が刻み込まれた物語でありました。 [インターネット(吹替)] 7点(2025-01-03 15:13:33) |
105. ナイトスイム(2024)
《ネタバレ》 何かを得るためには何かを失う必要がある、というこの世の摂理をプールさんが教えてくれます。 テマガミってのはなんなんでしょうか。ちょっと日本語っぽい響きではありますが。 内容的にも、水は生きているというなんなとく汎神的な考えをベースにしていて、 悪魔とかを出してくるホラーとは少し色合いが異なって見えます。 まぁでもそんな怖くはなかったかな、、。何か新しい題材に挑戦するという心意気は買いたいです。 [インターネット(吹替)] 5点(2025-01-03 11:03:16) |
106. コールド・スキン
《ネタバレ》 世界観やヴィジュアルなどは好みでした。 戦時中の厳しい時代。そんな時に半魚人さんたちが出てきます。 異種との交流、でもやはりうまいこといきません。同じ人間でも殺し合ってるのですから異種となれば尚更です。 にしても姫さんの扱いの酷さは悲しかった。終盤に出てきた子供はもしや、、、。 ファンタジーですが、人間社会の寓話なのでしょうね。 [インターネット(吹替)] 6点(2025-01-02 11:27:43) |
107. ジーパーズ 恐怖の都市伝説
《ネタバレ》 タイトルとパッケージだけ見るとホラーですけど、実際に観たら完全にコメディです(笑)。 吹き替えで見ましたが声優さんが素晴らしい。 あまりにもくだらない馬鹿馬鹿しすぎる男二人の漫才劇を完全にモノにしている。 この舞台の設定を生かした気色悪くもバカすぎる下ネタのオンパレードで結構笑かしてもらいました。 のでホラー映画目当てに見た人はこの時点で失望してしまうかも知れません。 ただ後半はそれなりにスプラッターしてます。 [インターネット(吹替)] 6点(2025-01-02 11:01:33) |
108. バタアシ金魚
《ネタバレ》 いま見ると錚々たる顔ぶれなんですけど、みんな若かったからなのか、 それともこういう演出なのか、みんな素人っぽい演技ですよね。 一目惚れしてカナヅチなのに水泳部に入部して何度もアタックするという青春ど真ん中な内容で、 この素人くさいみんなの演技が逆にこの青春映画にリアルさをもたらしてる感じがして面白いです。 東幹久が真面目な顔で「俺たちはステディな関係なんだ」って言ったときは笑ってしまいました。 あと子供時代の浅野忠信が出てきたのには驚きました。こんな可愛らしい時があったのねぇと。 ほのぼのした作品ですが、いってみれば付きまといスレスレと言いますか、嫌われるためにわざと太るとか そこまでさせちゃってるのは罪だと思うんですけど、まぁおおらかな時代だったということでしょうか。 そのこも最初からずっとツンデレな感じだし、カオルも実は興味なかったんだとかお互いに距離を置こうとかいっちゃうし、 若さ初々しさ未熟さピュアさを荒削りながらも印象的に撮りあげた直球な青春ムービー。 モノレールのシーン、カットを割ってやけに凝ってる飛び込みのシーン、浅いプールで気持ちをぶつけ合う終盤のシーン などが印象に残った。 [インターネット(邦画)] 6点(2024-12-31 12:01:21) |
109. 罠 -少女の誘惑-
《ネタバレ》 のっけからモザイクシーンが出現したので驚きました。本作は本番シーンがいつくか出てきます。 ストーリーは、あるようで実はないといっても過言ではありません。ほとんどが少女の誘惑です。 一人の男が宿に泊まったらそこには無口なおっさんとパンツや胸をやたらと見せる少女がいました。 その少女の誘惑にどんどんとハマっていく。まぁそれだけですが、でも最後まで飽きずに見ることができました。 彼女はなぜあんな魔性の女になってしまったか。それは本当の愛を知りたかったから。それを鑑みると悲しい色合いを帯びてきますね。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-12-30 11:52:20) |
110. ホラーマニア vs 5人のシリアルキラー
《ネタバレ》 序盤の、パプで運悪く殺し屋の集まりに遭遇しちゃったってところが個人的にはピークでした。 正体はすぐにバレて、それからは痛々しいシーンが続くのみ。 マニアの知識を活かしてまんまとなりきっちゃうみたいな展開の方がいいのにとか思っちゃいました。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-12-29 17:04:18) |
111. 呪い村436
《ネタバレ》 救いようのない結末も含めて題材的には嫌いじゃないんですけどね。 この村もぱっと見は穏やかで綺麗な村なんですよね。それが、なんだか様子がおかしいなということになり、 いわゆる人減らしシーンで一気にピークに達します。ただ全体としてはやはりテレビ映画レベルですね。 視聴しながら、吉幾三の名曲のセリフがずっと頭の中で流れていました。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-12-28 15:19:46) |
112. サマー・オブ・84
《ネタバレ》 80年代のノスタルジー。少年たちの探偵ごっこ。 どことなくスタンドバイミーを思い起こす設定ですが、本作はまた全然別物です。 青春、そしてロマンス、中盤までは良かったものの終盤から不穏な事態に、、、。 あぁ〜、後味悪いですね。てかあの友人が殺されてしまうのはショックです。 本作のメッセージは「人を疑え」でしょうか?それが隣人であっても。 つまらないわけではないけど、見る人を選びそうですね。 [インターネット(吹替)] 5点(2024-12-26 10:36:17) |
113. コンジアム
《ネタバレ》 韓国版パラノーマルアクティビティといったところでしょうか。 全体の流れとしては、ある意味「お約束の構成」を取っていて、序盤は若者たちの和気藹々とした感じ、 ユーチューバーらしいノリをしっかり描いていく。「ホラータイムズ」っていうタイトルを度々挟んでいくわけですが、 実際に怪奇現象らしきものが起こってくるとそのノリの軽薄さが際立ってきます。 そんで最後には視聴者たちによる、やらせがバレて逃走して生放送しなくなったのかみたいな書き込みの羅列で終わる、 このなんともいえない物悲しさが尾を引いて良かったです。 怖さでいうとどうだろう、、、映画館で見たら割と怖いのかも知れませんが、 個人的には途中出てきたパンツ一丁の人にちょっと笑ってしまったのと、これはカメラの角度的に仕方ないんですが 男女ともにとにかく鼻の穴が映りまくってそれがいちいち気になってしまいました(笑)。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-12-24 14:41:30) |
114. ロボシャーク vs. ネイビーシールズ<TVM>
《ネタバレ》 良いですね。典型的なおバカ映画です。 ロボシャークのださださなCG、そしてそのロボシャークに人が襲われた時の映像のしょうもなさは たとえテレビ映画であっても失笑レベルなのは否めません。 SNS時代とはいえ、まさかこのロボシャークとSNSで繋がってメッセージのやり取りができるなんて そんなおバカ設定思いつきませんでした。 [インターネット(字幕)] 3点(2024-12-24 11:45:07) |
115. 禁じられた遊び(2023)
《ネタバレ》 ホラー映画の評価の尺度は怖いか、怖くないかで測られることが多いですけど、というか自分もそう思ってましたけど、 中田監督の最近の映画を見ていて、いやそういうわけでもないんだなって思うようになってきました。 本作は怖いか怖くないかで言ったら怖くないんですけど、別に怖がらせようとはそもそも思ってないというか。 それよりも、怪談話だからこそ扱うことができるユーモア要素を描きたいんだなという気がします。 でなきゃ芸人さんをわざわざ使ったりしないと思うし。いきなり陰陽師の呪文唱えるところとか思わず吹き出しちゃいましたけど、 孔雀王を見て育った自分としては懐かしさも感じたり。 ファーストサマーウイカが裸になって、アバターのナヴィ族みたいな風貌になるんですけど、 これもまた絵面が面白いというか、えっ、そんな体当たりなこともするんだ、みたいな。 なので、恐怖を目的に見ようとすると期待外れになると思うので、こういうユーモアを楽しむスタンスで見るのがいいと思います。 [インターネット(吹替)] 5点(2024-12-24 10:58:04) |
116. ブロブ/宇宙からの不明物体
《ネタバレ》 得体の知れない、スライムみたいな物体が地球に飛来し、人々を襲うSFパニック映画。 人間が火のスライムに襲われるシーンはどれも忘れがたく、酸でも出してるからなのかえげつないことになります。 本作は特殊メイクと美術さん、そしてスライムの動きを担当したVFXの人たちの努力の賜物と言っていいでしょう (終盤のミニチュア感だけは少々残念だが)。 大人だけでなく、いたいけな子供までスライムの犠牲にしちゃうのが特筆すべき点。 そして防護服姿の組織のヴィジュアルもイカしてます。 このような印象的なシーンの連続がティーンエイジャーたちの魅力と相まって不思議な持ち味を醸し出しています。 ローパジェット感が楽しい、まさに80年代らしい映画。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-12-23 15:48:03) |
117. サスペリア・テルザ 最後の魔女
《ネタバレ》 巨匠アルジェントも、彼の傑作と言える作品は70.80年代ぐらいに固まってますよね。 それで歳を重ねるごとに、言ってしまえば「普通のホラー映画」になっていっちゃう。 いや勿論、やりすぎなグロテスクシーンや独特なストーリーは変わらずにアルジェント節をやってるんだけど、 あの鮮烈な色彩や全体的な勢いみたいなのが確実になくなっていくんですよね。 それは人間、年取って丸くなるのと同じようなことなのかも知れませんが。 本作は、その変遷によってか表現が初っ端からダサさを感じるし、魔女のリーダーみたいな日本人女性も、 ケバメイクのヘビメタ娘みたいな風貌(最初、みそっ歯なのかと思った)。 ラストの地下洞窟でのシーンはまさにエログロナンセンスといった感じ。 関係ありませんが実の娘のヌードを撮影するというのは、父親としてはどんな感覚なのだろう、と考えちゃいました。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-12-22 15:39:02) |
118. ドラキュラ デメテル号最期の航海
《ネタバレ》 パッケージだけ見たらB級映画なのかなと思いきや、鑑賞したらちゃんとした大作でした。 デメテル号のディテール、昔の船の船内とかは眼を見張るものがありました。 ドラキュラとのことで、マント付きおじさんが出てくると思いきや、ガーゴイルみたいな怪物でしたね。 終盤の戦いはなかなか良かったと思いますが、強いていえば全体として夜中で雨が降り頻る船上での出来事なので 画面が暗くてわかりにくいシーンも多かったです。 [インターネット(吹替)] 6点(2024-12-22 13:00:07) |
119. 殺人魚獣 ヘビッシュ<TVM>
《ネタバレ》 テレビ映画とはいえ、、、へビッシュのCGが酷すぎて。昔のクレイアニメみたいな動きなんですよね。 んで人間を襲撃するわけですが、襲撃相手と一緒に映るショットが実に少ない。 これは低予算ムービーならではで致し方ない面もあるのですが、不自然すぎるへビッシュの動きと 周囲との一致のなさにどうしても入り込めなかった次第です。 [インターネット(字幕)] 3点(2024-12-22 09:55:02) |
120. 処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ
《ネタバレ》 綺麗に繋がった続編ですが、これ単体でも楽しめると思います。 そして、前作よりもむしろより面白くなっているのではとも思います。 人体の扱いが、トマトジュースやリンゴジュースでも作ってるのかぐらいの勢いで ぐちゃぐちゃやってくわけですがそれが面白いのなんの。 そんでコメディ要素もしっかりと笑えてパワーアップしてますね。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-12-21 11:02:31) |