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おばちゃんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 919
性別 女性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/20084/
ホームページ http://tiaratiara.exblog.jp/
年齢 70歳
自己紹介 前からありましたっけ?[この方のレビューを非表示にする]とカスタマイズできる機能。最近ですよね? 知らないうちに進化し続けてますね、このサイト。また来ようと思います。

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101.  花とアリス〈劇場版〉
こんなふうに映画で遊べる岩井監督には、ちょっとジェラシー。正直、前評判からはもっと気に入るかなあと思っていましたが、そこまでではなかったですけどね。でも、二人とも好きな女優です。ぜひこのお二人には国際的にももっと進出してほしいと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-03-11 14:55:19)
102.  間宮兄弟
オタクってブキミじゃないでしょう? かわいい、ふつうの人たちなんですよ~、という映画? 何かちからの抜け加減がいいですよね。だって、この映像や空気感は、「はいヨーイ!」(って森田監督がいうのかどうか知らないけど)とカチンコ(これも今の時代使うのかどうか知らないけど)が鳴ってフィルムが回り始めている中で演技してる、って感じがまるでないもの。それだけでもスゴイと思っちゃいます。別のサイトで、デビュー作「の・ようなもの」の森田芳光が帰ってきた、という書き込みを見ましたが、「あーほんとそういう感じ」と思いました。「の・ようなもの」もとぼけた感じが好きでしたが、途中からしか見てない記憶だから、今度再見してみようかな。
[DVD(邦画)] 7点(2007-02-28 11:02:21)
103.  春が来れば
チェ・ミンシクがとにかくセクスィ~なんであります。もうそれだけで、私には十分。殿方にだってあるでしょん、そういう映画。ペもイも(きゃあ、暴言!?)私にはちっともよさがわかんないけど、チェ・ミンシクはいいっす。こんな男優さん、日本にはいないすよ。まあ但しね、つっこみどころ満載なのは私も認めます。ムスコ(久々の登場!?)なんか、せっかく一緒に見てたのに途中でいなくなっちゃったし!! でもねえ若者にしかわからない味があるように、これは中年にしかわからない味かも。表現しすぎないことで余韻を感じさせてくれる作品なんですよ。でも、チェ・ミンシクのファンじゃないと、やや中途半端に感じるかも。微妙です。
[DVD(字幕)] 7点(2006-12-31 22:46:52)
104.  トンマッコルへようこそ
前半のシリアスなはずなのにクスクスおかしい展開から一転、後半はステロタイプな反戦映画になってしまい、なおかつ「滅びの美学」を正当化してしまったような展開になっているのは惜しいけど、南北分断の悲しさ、悔しさを笑いにまぶして痛切に表現した手腕は、韓国映画の底力があってこそだと感じます。この監督と、いわゆるスターさんたちではないけど素敵な俳優さんたちには、次回作にもまた期待したいものです。色々なシーンにはかなりパクリも感じられ、七人の侍のようでもあり、シェーンのようでもあり、日本の最近のスイングガールズにも似たようなシーンがあったよなあ、と。私は名作映画は実はあまり見てないので、見る人が見れば、「ヲイヲイ」と思うとこは、まだほかにもあるのかも。あ、そうですか、千と千尋の神隠しですか、なるほどね。まあしかし、映画という表現手段自体が、実はリメイクとモノマネを繰り返してきた文化だと思えば、これは許容範囲というか、むしろ微笑ましいと思える感じです。んーだけど、さとう珠緒チャン似の女の子はあんまり好みじゃなかったな。わるいけど、これでマイナス1点! このレビューはあんまりほめてるように読めないかもしれませんが、前半のクスクス笑いには9点献上いたします。
[映画館(字幕)] 7点(2006-11-02 00:30:23)(良:1票)
105.  ライフ・アクアティック
深くは説明できませんが、松尾スズキに近いテイストじゃないかと思いました。ゴージャスな配役ですね。今っぽいんでしょう、きっと。一番楽しんでたのはウィレム・デフォーかも。
[地上波(字幕)] 7点(2006-07-20 00:48:56)
106.  ダ・ヴィンチ・コード 《ネタバレ》 
あまりの評判の悪さと、ワールドカップ開幕前夜にあたったせいなのか、横浜で今いっちゃんアメニティーのよい映画館が、かわいそうにガラすき。だけど私は上映直前にすべりこんだのに、どまんなかの席で前に誰も居ないという快適な状態で鑑賞できて、ゴキゲン!  で、内容は、及第点の娯楽作。元々が大胆かつスキャンダラスな仮説なんだから、この監督らしいまっとうな作風でなかったら、現代の宗教戦争にさえつながりかねないですよね。だからまあこれでいいんでしょう。キャストが好みだったから、落ち着いて見ていられましたし。広告のトムの写真があまりに老けてたからちょっと心配しましたが、あんがい少し枯れてきた感じが悪くなかった! 一時あまり好きじゃなかったんですが、これからまた期待できそうかも。 でも、話は戻りますが、原作は未読だったものですから、モナリザに関するエピソードが単なる前フリにすぎなかったのに気づいたときは、そ、そんな・・あんまりだ!と思ってしまいました(苦笑)。
[映画館(字幕)] 7点(2006-06-09 23:13:10)
107.  バーバー
これをほかの人と一緒に見て楽しめた、という人なんて、いるんでしょうかねえ。「アメリカン・ビューティー」とかこれって、どうもそのあたりが解せない。私はいたたまれなかったですよー。そもそも映画って何のために見るんだろうか。何のために作るんだろうか。これを見て、何かプラスになったんだろうか。別に、ためになるものを見たいわけじゃないけど、自分にとってマイナスになるようなものをあえて見たいとは思わない。え? マイナスになったのか?って。よくわからない。よくわからない一品です。最近、コーエン兄弟作品があまり好きでなくなってきている自分を感じます。うまいなあ、とは思うけど、幸せな気分にはほど遠い。うまいなあというのは一度見りゃわかるから、これもたぶん、もう一度見たらさらに低い点になりそう。シニカルな作品が好きな方はどうぞ。私はもう二度と見ないだろうと思う。
7点(2004-07-18 09:33:02)(良:1票)
108.  ハイ・フィデリティ
アハハ、ふつう男ってここまで自分の心理をあからさまに言わないじゃないですか。ここまで自分のこと笑えちゃうジョン・キューザックにかえって好感持ってしまいました。みんなこれ見て勉強したらよろし。
7点(2004-07-04 22:24:54)
109.  アバウト・シュミット 《ネタバレ》 
ニコルソンの映画は「信用買い」してしまうため、ほとんど事前リサーチしていなかった。 ところが「102」と一緒に借りてきて、オットに「どっち見る?」と聞いたら、本作の中身を知ってか知らずか「102」と言う。内心はこちらを先に見たかった私。深夜に一人で見てみた。あー一人で見ることにしてよかったー・・。人と一緒に見るのはいたたまれない作品だよ、こりゃ。 思うに、点数が開いている原因は、それも一因じゃないかしら。私も誰かと一緒に見ていたら、ブーブーと文句をたれて、もっと酷評になった気がしないでもないから・・・。  で中身は、実にアイタタ・・という作品ですが、やっぱりジャックなくしては成り立たない 稀有な作品だとは思う。老いの悲しさ、情けなさを見せつけられることはほんとに苦いけれど、見てよかった。特にあのリアルな夫婦関係は、これまでの映画ではなかなかお目にかかれなかったタイプのものですね。あの奥さんが最初に登場するシーンでたいていの人はギョッとしたんじゃなかでしょうか?(笑)え?これがジャックの奥さん?ま、まさかって(笑)。でも見ていくうちに、あの奥さんの生涯ってなかなかうらやましくなってきます。キャンピングカーのエピソードやあの車の中での嬉しそうな顔、娘の結婚式に出られなかったことを思うと、ちょっと気の毒だけれど、いい一生だったですよね。夫のダメダメぶりとのコントラストがなかなか面白いし、この作品て、途中まで色々な見方ができて面白かった。  残念なのは、終盤のダサさ。ただの「イイ話」でしかなくて、カタルシスになってない。ストーリーが悪いんじゃなくて、どう見せるか、が下手。ケレンが強すぎてもシラケますが、ここまで工夫がないのもまたシラケます。どうもそのあんばいがこの監督、下手なんだなあ。惜しいです。名優に頼りすぎて自分の仕事してないよ、という批判はやっぱりあたっていると思います。 完成度においては駄作といわざるをえませんが、ほかになかったものを見せてくれた、という部分に対して6点とします。ツボにはまれば10点をつけたくなる人がいるのも、これまたよくわかります。今までにありそうでなかった面白い作品です。  (ほかの方のレビューを読んでるうちにこれは7点だ、という気になってきました。ただのおっさんの孤独をちゃんと演じられるニコルソン、だからあなたはやっぱり偉大だー!)
[ビデオ(字幕)] 7点(2004-06-28 10:00:30)(良:2票)
110.  女はみんな生きている 《ネタバレ》 
とりあえず褒めてから文句を言おう。  冒頭の映像の華麗さ、音楽のキレのよさから、久々に正統派フランス映画に出会えそうな気がした(「正統派って何なのよ?」などという質問は無しよ。←図々しいパクリごめんなさい、STING大好きさん)。 日本人の感覚で言うと、この先きっと「こんなにひどい男ばかり出して、男を悪く描きすぎ」という声が上がること必至だろうけれど、さすが「男と女」に長けたお国柄だけあって、平静は男が隠している本性をズバズバとすっぱ抜いていて、小気味いい。いやもちろん、女の本性もよく描かれている。 その他、古い名画のシチュエーションをさまざま彷彿とさせる展開もあって、この監督の色んな方向に目配りの利いた実力はさらに開花し素晴らしいなあと思わせる。 キャスティングや、役者たちの過剰に力が入りすぎてないナチュラルな演技も素晴らしい。  しかし、ここからは文句。→そもそも邦題が意味不明。もう絶対にイヤだ。好きになれない。 それと、最初の室内シーンで、(漢字とか書が欧米で流行なのは聞き及んでいるけど)どう見てもサカサマになってる掛け軸が目について以降、細部についてのアラはかなり目についてしまった。 だいたいノエミはいったん心停止にまで至りリハビリだって難航していたのに、突然ふつうにしゃべり出し歩き出すんだから、とっても不自然。 彼女の独白部分もやや冗長。もっと前のほうで彼女のプロフィールを幾分かは誰かに語らせるような演出は、とれなかったものだろうか?  後半、ノエミからエレーヌの夫や息子への接近の動機や考えが不鮮明だし、あれだけ直情型の夫が最後怒りも見せずに涙まで流してしまうのも唐突。  まあでもいいんですけどね、フランス人て日本人にはほんとに理解できないところの多い人たちだから。よくわからないところも、実はフランスふうなんですよ、何となく(^_^;)。 ラストがまたフランス映画らしい鮮やかなものだったから、終わりよければすべてよしかな、と。 
7点(2004-06-17 09:56:57)
111.  デイ・アフター・トゥモロー
SFにもスペクタクルものにも特に思い入れのない私ですが、なぜいち早く映画館で、と思ったかといえば、ひとえにキャスティングです。デニス・クエイドはマッチョだけど暑苦しくないところが高好感度で、メグと別れて以来快進撃だから今度はどこまでやってくれるか!?という期待大でした。ジェイク・ギレンホールもかなり好きなんですが、まだ私の好みの作品がない、というそれぞれの期待感が募り、同世代の2人を誘って見てきました。みんなに好評。1人の「こういうのは映画館じゃないとねー!」に一同うなずく。ここしばらく映画鑑賞はたいてい一人だった私ですが、共感度の高い仲間と見に行くのはまたなかなか楽しいものですね。映像の緻密さ、迫力はもちろんのこと、自然をあなどっていると大きなしっぺ返しが来る、というわかりやすいメッセージと、パニックものなのに脅かしが過ぎない、超人的なヒーローがいるわけではなくみんな身近な人のためにこそ心をくだいている、というあたりがよかったですね。注目の2人はそれぞれよかったけど、親子というリアリティーがいまいちだったかな。スペクタクルものでもできたらそういうとこにも神経つかってよ、というのは望みすぎ? ジェイクは少し大人っぽさも出てきて、やっぱり今後ますます期待できそう。楽しみです。作品の話に戻ると、中国にしか見えない日本の光景とたどたどしいセリフに笑ってしまいましたが、邦画でもきっと似たようなことをしているに違いないわけですから、文句は言いますまい。スタッフにいかに日本人が進出できていないかの証しでもあるわけだから、スタッフ志望の日本人も、渡辺謙に負けじとがんばっておくれよー!!
7点(2004-06-09 20:18:40)
112.  隣のヒットマン
へえ、「いとこのビニー」の監督さんでしたか。こっちのほうがずっと面白いじゃないですか。確かに毒にも薬にもならないけど、私はこういう映画が好き。
7点(2004-06-03 00:16:18)
113.  キッド(2000)
最初はビデオにて、次に本日BSにて再見。あの少年、格別に印象に残る子役じゃないけど、わざとらしくなくていい。かなりの芸達者だったしね。主役も、ほかの俳優だったらただの凡作だろうけど、ブルースだから惹きつけられる。クスっと思ったのは、相手役の女優がどことなくデミ・ムーア似だったことですね。まあいいんじゃないですか、こんなお話も。ディズニー映画なんだから。
7点(2004-05-04 21:58:56)
114.  ミニミニ大作戦(2003) 《ネタバレ》 
疲れ切った週末、ボーッと見るのに楽しい1本でした。キャスティング(全員、文句なし!)と、娯楽映画としての徹底ぶりがここまでイイ感じの映画も久しぶりだなあ、という感じ。似たようなリメイクものとして「オーシャンズ11」をつい思い出したけれど、ずっとノリがいいです。昔の(TVでやっていた)「スパイ大作戦」に近い感じかな。1つ残念だったのはドナルド・サザーランドが途中でいなくなる役だったこと。あの伊達男ぶりをもっと見ていたかったー。年齢を重ねるごとにさらに色っぽくなっていく男性って、いいわねー。あやかりたいもんです。ノートンはヒーローより情けない男が似合っているし、本作はプロットで楽しませる作品ですから、自己主張が強すぎない点も、とてもよかった。ああいうカタキ役って個性を出し過ぎるとかえってマンガになっちゃうと思います。あーしかし私も理解できない、この邦題。これじゃもっとオバカ映画だと思われちゃう。The Italian Jobっちゅうカッコいい原題があるというのに! 元ネタを知っている観客にアピールしたいなら(といったってこの邦題、決して有名じゃない。現在50才の私が知らなかったくらいなんだから、これで客を呼ぼうなんて魂胆、意味ないじゃん、とつっこみたいですが)、せめて副題はつけられなかったんですかね。配給会社のやることはほんっとーに!よくわからん。このサイトで何度この嘆きを書いたことか・・。マジに何とかならんもんかね?
[ビデオ(字幕)] 7点(2004-04-03 21:54:36)(良:1票)
115.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
最近見かけないTV番組ですが、美保純さんがレンタルビデオを借りて視聴、直後に感想を語る、という番組でこれを取り上げていた回に偶然見かけました。「やっぱりこれの前がよすぎて期待しすぎたかも。いまいち~」と(言葉は正確じゃありませんが)ボヤいているのを見て、「何かやけに熱く語っているなあ・・そこまで感動したアニメって何?」と思ったのが、「~モーレツ!オトナ帝国~」を見たきっかけの1つでした。当然、流れで本作も見ました。感想は、美保さんとまったくおんなじ。うーん、私にもいまいちでした。私も「オトナ帝国に軍配!」と思うけどなあ・・。こっちはあまりに設定に無理がありすぎるところがやっぱりねえ・・。
7点(2004-03-23 16:25:03)
116.  ドニー・ダーコ
点数のほとんどすべては、主役のジェイク・ギレンホールに。彼の主演による人気作「遠い空の向こうに」は私には最も苦手なタイプの作品だが、彼については新鮮な魅力が感じられると思ったし、ああいった作品に出すには惜しい個性派だと感じていた。本作を見て、これぞまさに適役だ、と。映画そのものは評価が難しい。好きでも嫌いでもない。何かわからなくもないけどなあ、という程度。たいていの場合は、主役を気に入ると映画全体を気に入ることが多いものだけれど、これに関してはそうはならなかったですね。製作者側に並々ならぬ熱意があったことはわかるけれど、そういうあからさまな熱情は、どうも苦手。本作は、とにかく今後も、ジェイク・ギレンホールという俳優を見続けたいものだ、と思わせてくれた、私にはそういう映画でした。
7点(2004-03-03 21:57:19)
117.  ボウリング・フォー・コロンバイン
ドキュメンタリーを劇映画的手法で、飽きさせることなく見せているのは見事だと思いましたが、その強引さにおいて、銃の推進派の頑固さと同等の質を感じてしまいました。 問題提起のうまさに、7点。 この監督への評価は、まだときを待ってみないと、よくわからん、という感じです。  〈追記〉最近ますますこの人は「映画・商売人」であって「映画・作家」ではないと感じるんだけど、世界的レベルで評価は高いですよねえ。 ある人にこの人のことちょっとけなしたら妙に不快感を表明されちゃって、ちょっとゲンナリ。 作品に時代的価値がないとはいわないけれど、やっぱり私はこの人に、銃の推進派と同質のファシズムのにおいを感じちゃうんだけどなあ・・。
7点(2004-02-07 17:37:33)
118.  刑務所の中 《ネタバレ》 
まっとうといわれる社会生活を送っている人は、何々会社の誰々とか、誰それの夫とか息子とか、それぞれ役割を背負って生きているわけで、そういうものがとっぱらわれた、1個人としての生き方や生活には、哀しみもあるけれど、どこか身軽さや気軽さがあるわけで、そういう日常の気楽さ、おかしさや悲しさというものが、よく表現されていました(こういうシチュエーションて、病院の入院生活なんかにもあるわけで、私は「塀の中」は知らないけれど、自分の入院体験になぞらえて、見ていました。「ファンシィダンス」のお坊さんライフにも近かったような?)。もうすぐ出所、という人のほうが元気がなかったのも、何かリアル(笑)。俯瞰でのカットとか、色々な場面で、「これってショーシャンク・・への皮肉?」と思わせる箇所も幾つかありましたね。役者さんも皆さんよかったけど、やっぱり山崎努のつぶやきや表情がすごくいい。当時ほかに出ていた映画でのストレスをここで解消していたのかナ、なんて思ったりして。でもやっぱり一番目をひいたのは食事の充実ぶりなんですけど、終盤、アルフォートをガメて部屋の仲間へのささやかなおみやげにする展開もありかと思いきや、やっぱり一人でルールを守って食べたんだなとわかり、危険を冒して?!1ヵ月に1度の(違った?まあとにかく滅多にないイベントというわけですよね)お楽しみをフイにするわけないか、と納得しました。やけに楽しそうに見えるけど、ねずみ色の囚人服、ちょっとでもラインからはずれちゃいけないとか、トイレの作りとかは、旧態依然。他の先進国の人がこれを見たら、いつの時代だよ、と思うだろうなあ、なんて。でも、そういう怒りや不満を中の人々にほとんど語らせない表現が、かっこよかったです。崔さん、ずいぶん渋くなってきて、ステキ!よ。
7点(2004-01-16 10:45:11)
119.  チャーリーズ・エンジェル(2000)
ぜつみょ~~~なキャスティングではないかと思います。主役3人のバランスのよさはもちろんのこと、そこにもってきて、サム・ロックウェル、ビル・マーレーときたらアナタ、「心得てるなー」としか言いようがない。この顔ぶれだけでまずベーシック点として5点をさしあげたいですね。これだけノリノリの、健康的なお色気・アクション・コメディにケチをつけるのは、間違いなく「ヤボ」ってもんです。楽しかった!
7点(2003-12-31 01:43:45)
120.  愛しのローズマリー
美人=性格が悪い、ブス=性格がいい・・そんな相関関係はない、ということは誰もが知っている(・・と思う。その逆も含め)。その「ありえない」ことを、「そうだ」と決め付ける、その単純さに、まず笑いが生まれる。その単純な決めつけを、さらにあーでもないこーでもないと手を変え品を変えいじるところに、爆笑が生まれる。想像した以上に面白かったです。まあいつもの作風で若干しつこいところはあるにしても、「メリー」好きの私としては、当然許容範囲内。私も、小児科再訪のシーンはジーンと来たなあ。バカスカと笑いながら、「偏見」というのは私の中にもあるよなあ、と妙に反省したりして。ファレリー兄弟も、映画と同様、「障害者ネタばかりやるヤな人たち、という外見にとらわれずによく見ると、イイ人たちなんじゃないの?」…と思われたい、のかな。でもそれじゃ、やっぱりヤな人たちだよネ。あれ、元に戻っちゃった!? ・・アハハ。なので、まあ監督が偽善ぽいという批判もわかります。そこを減点すると6点?と思ったんだけど、ジャック・ブラックが思った以上にデキル役者だということがわかり、楽しかったんで、1点オマケ!(ところで、太ってる人が見たら気分が悪いんじゃない? と言ってる人はきっと見た目のいい人なのではないかなあ。え? 私? コメントからわかるでしょ。)
7点(2003-12-16 15:11:08)(良:1票)
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