101. 雨あがる
いろいろ難があってもいい。しかし最後、うっとりするよな景色を、観客にも見せてくれないと終われない。見終わったあとまだ馬が追ってくるんです。 4点(2004-04-24 21:30:25) |
102. マイ・ラブリー・フィアンセ
《ネタバレ》 ジャン・レノの中世の貴族としての演技が中途半端だったので、シナリオのまずさを救えなかった。従者は昔白黒テレビで見た「三ばか大将」の雰囲気で、子供の頃はおもしろかったけど今はもう無理。プチみかん♪さんが書かれているように、髪飾りを姫クリスティナがつまらなそうに受け取るのは監督の意図不明。もっと大切に扱って欲しかった。最後に髪飾りをつけた姫クリスティナの肖像画で終わって欲しかった。ま、それでも評価は変わりませんが。 3点(2004-04-18 06:58:51) |
103. トリプルX
痛快アクション映画。ヴィン・ディーゼルの存在感が圧倒的なのに、サミュエル・L・ジャクソンもダニー・トレホもそれぞれいい味で存在感をだしていた。いい役者がいい演技をして迫力のある映像があればホンや構成に難があっても楽しめる好例。ビキニから見せていたアーシア・アルジェントのタトゥーは妙なリアリティがあって、ヴィン・ディーゼルのタトゥーに負けない存在感あった。わたしは好きではないのですが、うまい! 7点(2004-04-18 06:15:46) |
104. サイン
《ネタバレ》 結局メル・ギブソンが信仰心を蘇らせるB級映画じゃないんだろうなと、はらはらしながら見ましたが(つまりそんな貧しい想像力を吹き飛ばす爽快なカタルシスを味わえるのかと)・・・、恐ろしいことに・・・B級だった。だいたい水が苦手な設定の宇宙人が、水の惑星にやってくるのに、宇宙服(防護服)なしなんてありえない。ホワキン・フェニックスの演技がよかったので少し救われました。 3点(2004-02-21 23:21:34) |
105. 模倣犯
《ネタバレ》 最後の赤ちゃんはピースと鞠子の子? だとしたら、鞠子の謎めいた悲しく暗い表情と、自分の行動軌跡を消去しようとしたことが伏線となるのかな。あとピースの咳はなにかの病気で余命幾ばくもないということで、自爆の伏線に・・・あり得ませんね。もどかしさが残ります。でも決定的に理解できないのは、ピースが相棒も殺そうと決意したのは、相棒が友人を守ろうとしたときだとしたら、いつ車に細工ができたんだろうということ。他のことは許せてもここだけはひっかかります。 4点(2004-01-04 23:46:46) |
106. マグノリア
《ネタバレ》 落下して銃で撃たれる人もいれば、落下して人を助ける蛙もいた。銃は反動でテレビを打ち抜くけど、確かにその人の人生は、テレビに支配された人生だった(クイズ少年も)。ふっと神の意志・愛をイメージする。それにしてもなんとも理解しかねる蛙の土砂降り。これは所詮人間ごときに神の意志・愛は理解できないと言うことか。つまり、愛は理解するものじゃなく、信じるものだというメッセージ?(陳腐だけど) 最後のカットは、薬におぼれていた娘がカメラ目線でにっこりとほほえんだ。ほっとする笑顔。全てはこの笑顔のための3時間だったか。愛を信じるものは救われる!(陳腐だけど) 3時間退屈せずに見ていました。いい映画でした。 8点(2003-12-09 22:35:10)(良:1票) |
107. スパイダーマン(2002)
《ネタバレ》 コミックの実写ものとしてとても楽しめました。蜘蛛の糸での空中移動にわくわくさせられたのでそれだけでも満足です。都合のよすぎる強引な展開は、この映画の場合むしろテンポの良さとして目をつぶります。ところでヒロインがブロンドじゃなく「赤毛」だったのは、アイリッシュ系の貧しい移民の出ということを暗示しているのでしょうか。それから、彼女が墓地でキスしたとき,ここで同一人物と気付くのかなと思ったら気づかなかった(あるいは少し遅れて気づいたようなあいまいな演技があった)のは、雨の日のキスが逆さだったからなんだと、自分で納得しています。おまけで7点! 7点(2003-11-15 11:39:37) |
108. 海辺の家
ほのぼのとして暖かな作品。伏線がもろにわかりすぎで先が読めるも、そのとおりがなぜかほっとする(腹立たしくない)。テレビのホームドラマ感覚で見てる自分に気づきました。ま、お金出して映画館で見たら・・・5点かな。 5点(2003-11-08 23:20:25) |
109. スパイダー
ストーリーの繋がりがわからなかった。私の頭では理解不能な凄い作品?それとも駄作? モーガン・フリーマンが出演することにした映画なんだから駄作ではないんだろうと、おぼろげに思うのだが。なにか(複数)を見落としているのかな?とりあえず5点。いずれ何度か見て変更あり。 5点(2003-10-26 22:59:47) |
110. パルプ・フィクション
《ネタバレ》 ひとこと、なにもかもすばらしい映画でした。ただひとつわたしが引っかかったのが、ブルース・ウイルスがマシンガンを撃ったけど、ボクサーが安全装置わからんだろうということでした。でも、トラボルタが車の中で拳銃を暴発させたところで、あっそういうことの伏線になっていたのかとか、あるいはトラボルタは暴発を教訓にできなかったから命を失ったということかなどと、一人で納得してしまいました。恐れ入りました。感覚的なところで1点減点ですが、私の中ではほぼ完璧に近い作品でした。 9点(2003-10-14 20:08:27)(良:2票) |
111. アメリカン・スウィートハート
映画館でお金払って見たら、うっ、とくる脚本だけど、キャサリン・ゼタ・ジョーンズの演技が救ってくれました。見終わった後、不快感より、まあおもしろかったんじゃない、って思えました。そろそろ、いい脚本のキャサリンが見たいと思わせる映画でした。 5点(2003-10-10 23:01:46) |
112. のど自慢
なんとぜいたくなキャストで、だけどそれなりにまとまっていて、くさいようでありながらも軽妙でおもしろい。監督のうまさが光っていました。数あるエピソードの中で、歌を取り替えた理由が・・・でわかったとき、ぐっときました。 7点(2003-09-30 23:06:09) |
113. 男と女(1966)
学生時代に夢中になって何度も見た映画です。最近スカパーで見たんですが、やはりいい!しかも、アヌーク・エーメが当時よりすてきに見えました。もちろん私が年をとったせいです。この映画だけは無条件で10点です。 10点(2003-09-15 07:26:13) |
114. タイカス
まいりました。後味悪すぎです。 1点(2003-05-28 21:42:44) |
115. 山の郵便配達
《ネタバレ》 好きな映画でした。でもどうしてもひっかかるところが・・・ 朝、出発するとき、「次男坊」が息子に付いていったらこの物語はなかったんじゃないかな。つまり、その朝父親が一緒に行くのは、父親にとっても計算外だったはず。それなら盲目の老婆に宛てた手紙はいつ、何のために用意したのか?すっきりしません。 6点(2003-05-19 22:41:50) |