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Berettaさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 195
性別 男性
自己紹介 誤読御免

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101.  椿三十郎(1962)
日本を代表する役者:渥美、勝、高倉、松田を以ってしても、この時期の三船敏郎の神がかり的な「存在感」に勝る者はない。 四十年のときを経てなおも輝き続けるいぶし素浪人。 電光石火のごとく見張りを切り殺し、若侍の下へ歩み寄りの激しいびんたのシーン。 「生きるか死ぬか」を心底分かっている男の凄みが見事に出てましたね。 いやシビレました。 こんな役者は二度と出ないでしょうね。 恐るべし!!! 三船敏郎。
10点(2004-06-28 12:55:05)(良:1票)
102.  小説家を見つけたら 《ネタバレ》 
ガス・ヴァン・サント監督、こういう作品を再び撮るってことは前作でよっぽどやり残したことがあってのことと思うけど、それでトーンダウンしちゃってどーするの。 『グッド・ウィル・ハンティング』のほうがよほど心に沁みたぞ。 ショーン・コネリーの演説も『セント・オブ・ウーマン』と全く同じじゃないか。 敢えて同じにするって事は比べてくれって事でしょ。 なのに一番大事な文章端折って見せ場で逃げてどーするの。 アル・パチーノが苦笑いしてるぞ、きっと。 バスケのライバルも彼女も、地元の仲間もほったらかし。 いったい何がやりたかったのかさっぱり分からない。 映像は綺麗で、いい雰囲気が出てたのに内容がちょっと浅かったな。〈追記〉ストーリー上で素晴らしいとされている文章をセリフに載せて現すと言うのは、受け取る側の問題もあるのでかなりリスキーなことで、聞く側のリアクションでそれを表現したのは、良く考えれば賢明な事なのかなと思い直しました。
5点(2004-06-27 15:28:18)
103.  私は「うつ依存症」の女
両親の不和から生まれたストレスの矛先が愛情の名の下に無意識のうちに子供に向けられていく。 子供にとっては逃れようにも逃れられない一番厄介な重荷だ。 子供はその重荷に答えようとして頑張る。 そして知らず知らずのうちに心が押しつぶされゆがむ。 親として気を付けなくてはならない身近な問題をトゥルーストーリーとしてフィルムに焼き付けたスタッフキャストの気概は評価したい。 キャストも脇役を含めみな良かった。 特にクリスティーナ・リッチの2面性のあるデリケートな演技は見て損は無い。 彼女には演技の幅を広げて是非とも大きな女優になってほしい。 底知れぬ魅力を感じます。 テーマの性質上見にくい内容ではあるが、熱気に引っ張られて最後まで観られた。 出来ることなら多くの人に見てほしい作品。 米国で処方されている薬の量を見ても、もはやこれは他人事ではないと思う。
6点(2004-06-26 17:09:50)
104.  雨あがる
寺尾聰の静かなたたずまいの中に一瞬背筋の冷たくなる殺気を感じました。でも、むやみに人を斬らないのがいいですね。命の重みのあるチャンバラは、たとえへっぴり腰でも緊張感があって好きです。ラストの5~6分のもたもた感はもっと何とかならなかったのかなと思った。あそこをもっとすっきりと描けばもっと評価が高くなってたはず。宮崎美子の良妻ぶりが光っていた。まさに天然記念妻。トキより貴重。しかし仲代達也はいいですね、ほんのチョィ役でもみんな持って行っちゃう。大きな役者です。
6点(2004-06-26 12:22:59)
105.  マッチスティック・メン
ん?なんか変だなーと思ってから、イヤしまったぁーっと頭を抱えるまでの展開が手際よくて見事。ニコラスはやっぱり上手いね、娘役の子も良かった。
7点(2004-06-23 00:07:17)
106.  バッドボーイズ2バッド
ホント、信じられない程つまらなかった。 よくぞこの出来で話題作としてロードショウにかけたもんだ。 映像は派手で、キレイです。でも感覚は麻痺します。 この映像では視聴限度は1~2分てとこか。 予告編くらいの長さに編集すれば、かなり傑作に見えると思う。 でもそれを140分も見せられるのは拷問に近い。 なら途中でやめればいいんだけど、このつまらなさをここに吐き出したかったので、全部見ました。 後半の死体の扱いも、全くナンセンス、と言うか「ドァホ」。 観る価値なし。 「いろんな人に警告したい」です。 人によって見方も変わると思うけど、2匹目のドジョウを当て込んだだけの稀に見るカン違い映画だと、ハゲシク思いました。
2点(2004-06-19 17:34:47)
107.  アバウト・シュミット
この親父どっかでなんかやらかすぞと、自分の親父を見るようにハラハラして見た。 複雑で多くの感情を観るものに喚起するニコルソンの演技は見事。 誰もが地平の先で、たどり着くかもしれない悩みや苛立ちの「かたち」を演出過多に陥ることなく見せてくれたので、自分の将来と重ね合わせてしんみり考えながら観ることが出来た。 どんな小さなことでもいいから気持ちが通じて、その気持ちが報われたとき、人は何よりの幸せを感じる。と言うことをニコルソンの最後の表情が静かにあらわしている。 良作。
7点(2004-06-18 11:19:21)
108.  魔女の宅急便(1989)
ディナータイプの大作ではないので食い足りなさを感じるかもしれないが、昼下がりのオープンテラスで食べる軽食ランチのつもりで観れば結構満足のいく作品だと思う。 イチゴと生クリームがはさまった甘いサンドイッチのようなテイストだが、思った以上に細工が凝っていて、味付けも繊細で、なかなか楽しめる。 キキの悩みは初めて飲んだコーヒーのようにほろ苦いが、まわりの人達が親切にもミルクや砂糖を注いでくれるので、ちょっぴり大人になるにはちょうどいい苦さになる。 ど素人の私見だけど、全編通しておろそかなカットがワンカットも無いのには驚く。 どのカットも額に入れて飾りたいくらいに素晴らしい。 ちょっとしたガラスの映りこみ、風に煽られる鳥の描写、ほうきで飛び立つ時の一瞬の緊張感など、そのディテールの面でもいい所を数えたらきりが無い。 宮崎シェフが街の名シェフだった頃の、何度でも食べたくなる名ランチセットだ。 これ以降のシェフの創作料理は良くも悪くも味が複雑になって、だんだんと高級料理になっていっちゃうんだよね。
10点(2004-06-12 20:45:32)(良:1票)
109.  飢餓海峡 《ネタバレ》 
戦中戦後の苦い空気を吸ってきた役者達の放つ演技は圧巻。 本物だ。 三国の空腹の演技一つとっても「目の前にあるものを喰わなくては死ぬ。」という状況を知らぬものには出来ない演技だと思った。 左幸子もあの時代、女一人何かにすがらずには生きてゆけない人間の弱さ、切なさを愛しい人の爪を握り締めて見事に表現していた。 伴淳の親子の絆をさりげなく表すシーンも静かに胸に沁みた。 その他の脇役も隅々まで見事だった。 奇妙な人間関係の織り成すドラマを、深い人物描写と安定感のある語り口で観るものを引き込む説得力は強烈だ。 真実はその時代の象徴である「飢餓海峡」の荒波に、全て呑み込まれてしまうというラストも印象的だった。 重厚な演出と映像で、生き残るために必死な「時代」の人間のとある生き様をまざまざと焼き付けて見せた、まぎれもない傑作だと思う。
9点(2004-06-12 13:47:34)
110.  殺人遊戯
映像的にもメンバー的にもキャラ的にもほとんど探偵物語。 優作のコメディーセンスは光っているけど映画としてはかなりパワー不足かな。 テレビで充分の内容。 手持ちカメラの揺れる映像は臨場感があってリアルだったけど、今見るとかなり雑に見える。 年に何本も撮ってた頃の作品だからしょうがないか。
4点(2004-06-11 00:51:24)
111.  CUTIE HONEY キューティーハニー
はー・・・・。お色気のボーダーラインを安全地帯のど真ん中に引いてしまったのは致命的。 ハニーがどんなに破天荒で天衣無縫に振舞ってみても、ラインからはみ出した部分は几帳面に、神経質に、キッチリと、描写シ・ナ・イ・堅気のキューティー・ハニーにはときめかないしドキドキもしません。 キューティー・ハニーは、家族で観るのが恥ずかしいくらいでなくちゃ。 サトエリ本人はまあ頑張っていた。 責任のすべては庵野先生にあるということ。 よっぽど予算が無かったのか敵の本拠地の外観デザインはあれで良かったんだろうか、それとも何か狙っていたのか、分からない。 それぞれのキャラクターはアクが強くていい感じだったけど監督自身が巧みな猛獣使いになりきれていなかったようで、キャラをつかいきれていなかった。 結局のところ期待ハズレ。
3点(2004-06-10 00:36:08)(良:1票)
112.  ブルース・オールマイティ
一人の勝手で嫌味なバカ大人がまんまと神になんかなっちゃって、浮かれてバカやっちゃうのは分かるけど、バカに気付いて改心していく過程があまりに唐突で安易なので肝心なところが印象に残らなかった。 最終的に神様の言いたかったことも、分かりきった標語でしかなく、ラストカットは安易過ぎてかえって意外だったほど。 ジムの芸達者ぶりは板に付いていてそこそこ楽しめたが、ジムにいたずらされるアンカーマンの、真顔の芸達者振りが一番笑えた。 
5点(2004-06-08 09:40:31)
113.  トロイ(2004)
合戦シーンは史上最大。 しかし人数こそ多くて壮観だったが戦いは平凡。 やってることは凄いんだけど、引いて観てしまった。 細かいカット割りで、必要以上に揺れるカメラでごまかしながら見せる合戦はもういいって感じ。 ドラマも引き込まれて熱くなるほどの重厚さは無かった。 ブラピも微妙、この程度ででいいんでしょうか、彼は。 これもやっぱり未公開シーン45分くらい入ったスペシャルエクステンデッドエディションが出るのかな。 出れば観てもいいけど、そのままならもういいかな。
6点(2004-06-07 02:21:43)
114.  用心棒
この頃の役者の顔って凄い。 技術的なものよりもっと深いところから心に迫ってくるものがあります。 火の見櫓の上でやくざのシーソーゲームを余裕で見物している面白さと、卯之助が加わりバランスが崩れ、観客もろとも高みから引き摺り下ろされる危うさも体験させてくれる、見るものを引き込む脚本がとてもうまい。 そして三十郎の胸のすく活躍。 ほんとカッコイイと思う。 テーマ曲もいい。 肩をいからせた後姿をいつまでも見ていたくなる。 言うことなしの傑作。
10点(2004-06-04 10:54:53)(良:1票)
115.  スリーピー・ホロウ
お伽話の絵の中に入ってしまったような、独特のバートンチックな映像表現には無二の才能を感じるが、ストーリーが全く面白くない。かなりスリーピー。この内容ではデップ、バートンファン以外はフォロウ出来ないだろう。なんつって・・・。シャキン、うわっ、首がー。
5点(2004-05-28 10:14:06)
116.  リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
ノーチラス号が怒涛のごとく現れたとき、その横っ腹に、「ナンデモアリ」とドでかく書いてあるのが分かったので、そこからは肩の力を抜いて思い切り楽しむ事が出来た。ディズニーランドのアトラクションのようなベニスのドミノ倒しでは、どうせCGヤレヤレ派手にぶっ壊せ状態でかなり盛り上がれた。ショーン・コネリーもやる気満々で、老いてもなおその眼光を失わず、アクションシーンを生き生きとこなしていて嬉しくなった。多くを期待しないで観れば結構楽しめると思う。何人かで「ありえねー」などとツッコミながら観るとなお良い。
6点(2004-05-28 09:43:56)
117.  スペース・カウボーイ
初老の男達の青春回帰ドラマとして肩の力を抜いて見たらそこそこに面白い。ILMのCGが良いので宇宙のシーンも見ごたえがあった。ただラストから逆算して作ってペタッと貼ったようなトミーの境遇設定が、あわれといえばあわれ。宇宙から地球を眺めるシーンは、映画の枠を超えて感動的ではあった。
6点(2004-05-26 14:56:02)
118.  ラスト サムライ 《ネタバレ》 
渡辺謙という下敷きで真田広之を文鎮にしてアメリカ人が初めて筆で書いてくれた「武士道」と言う大文字。 漆塗りの立派な重箱にきちんと納まっている。 敬意を込めて盛大な拍手を送りたい。 しかし、ストーリーと言う紐がとてつもなく緩く、「おいおい何でここでこう縛るかなー、そこにそんな結びめいれないだろ普通。ハートマークまではいってるし。」という大雑把な縛りで、繰り返し持ち歩くと、紐がはずれて中の武士道までどこかへ消えてしまいそうだ。 大事に蔵にしまっておくのがいいかもしれない。 床の間に飾る「武士道」の文字は、作者に敬意を表してしばらくの間飾ることにしよう。 でも長く飾るにはやはり日本人の書いたものの方がしっくりくるような気がした。 殺陣の立ち回りのスピードと迫力はほかに類を見ない。ここだけ見ても価値はある。 いずれにせよこの作品、トム・クルーズという西洋きっての浮世絵の風呂敷に包まれている以上世界中の多くの人に見られるだろう。 「下敷き」と「文鎮」から一歩も二歩も踏み込んだ渡辺氏、真田氏の今後の活躍に期待する。  (追記)今の日本で果たしてこのテーマで撮れるだろうか。 もはや粉々になって空気の中に消えてしまい日常気付く事も無い「武士道」なる精神も、海の向こうから見るとキラキラ輝く大きなダイヤモンドに見えたのだろう。 両手に持って高く掲げ見せるような大きなダイヤモンドは、今の「日本人」には到底描けないような気がする。 皮肉だ。 (追々)やっぱりたかとオールグレンの関係はありえない。 吐き気がする。 たとえ仇であっても客人として迎えた以上凛としてもてなすのは百歩譲って道理としても、何で恋に落ちるんだよドァホ。 減点だ。
5点(2004-05-23 17:53:29)(笑:3票) (良:3票)
119.  ティアーズ・オブ・ザ・サン
確かにダイ・ハードの要素はあったね、行動の運とタイミングがもの凄く悪かったもの。医師を連れてさっさと帰ればいいのに村の上なんか飛んじゃうから見なくていいもの見ちゃって人道主義に火が付いちゃって、いばらの道をうんとこしょって感じでしょ。後は付いた火にマキをくべて火を大きくするためだけの描写の連続。そして任務と正義のはざまのやりきれない兵士の想いをややウェットぎみな戦闘シーンで見せてうるっとさせる。戦場舞台にした娯楽映画として見た。モニカの胸の開き具合もちょっとした娯楽だったし。戦争については、まあ、他の映画で考えよ。
5点(2004-05-21 13:36:36)
120.  ギルバート・グレイプ
ささやかで、身近な愛情に満ちた、良い映画だと思った。  ディカプリオの演技は完璧。無垢の力。凄いとしか言いようがない。  キャンピングカーの行列がアメリカっぽくてよかった。
8点(2004-05-20 11:15:49)
031.54%
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242.05%
352.56%
4147.18%
52814.36%
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102211.28%

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