101. センチメンタル・アドベンチャー
可もなく不可もない仕上がりですが、誰が考えたのか邦題だけは酷いと思います。しかし泣けました。 クリントイーストウッドほど銃とハットと埃っぽさが似合う男はいない! [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-04-04 22:11:30) |
102. ベイブ
子供の頃に見ていたらどう感じただろうと考えてしまうほどの、面白く優しく教育的な面もある作品。 特にめえめえと鳴く理性的な羊が好きで、ベイブに言われトコトコと集団で移動する様は可愛くコミカルで笑ってしまう。 灰汁の強いアヒルの出番がそれなりに少ないのも良かったのかも。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2017-03-07 18:38:46) |
103. 2112年ドラえもん誕生
《ネタバレ》 あのみんなが知っているドラえもんはネジが抜けていたんだね!知らない人は見るべきです! ドラえもんの養成所でのトレーニングやオーディションでの頑張りとダメダメさ、そして「OK」を押してくれた幼少期のセワシくんとのやり取りがとても和みました。 見るとドラえもんをより好きになる。そんな作品だと思います。 [インターネット(邦画)] 7点(2017-02-20 23:45:46) |
104. ローマの休日
《ネタバレ》 オードリー・ヘプバーンの美しさと切ないロマンスがこの映画を有名たらしめているのはもちろんであるが、最終的に各々が立場を受け入れている様が印象に残った。 特に記者とカメラマンの男二人。男たちの心情は察しきれないが、難しい判断をやってのけた彼らはカッコいい男そのもので憧れます。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-16 21:45:01)(良:1票) |
105. ヒトラー 最期の12日間
映画としての面白さを求めてはいけない、ドキュメンタリー的に見るべき作品かもしれない。 戦争映画として十分な悲惨さを表現できていることと、事実としての忠実さについてドイツ内で一定の評価をされているという点で、信頼できるし教養のために見ておくべき映画だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-12 23:36:52) |
106. ドラえもん のび太のドラビアンナイト
《ネタバレ》 しずかちゃんは可哀想ですが、絵本に入ってしずかちゃんが行方不明になるというキッカケも良いし、ロードムービー的でドラえもんの道具に頼れない状況も良いです。 小さいころに見た時は、スネ夫の蜃気楼で蜃気楼という現象と言葉を覚えて、ランプの聖の門番が火の玉に襲われた時の「あじゅー、あじゅー」をやたらに真似したことを思い出し、懐かしくなりました。 大人になって改めて見るとストーリーが無理があるような気もしますが、ジャイアンがのび太をおんぶしているのも良いし、ポケットが無いドラえもんはホントにタヌキっぽい(特に腹の丸さ)など、いろいろ発見があり楽しめました。 [ビデオ(邦画)] 7点(2017-02-09 17:36:28) |
107. ドラえもん のび太と夢幻三剣士
勇ましい挿入歌も好きだし、しずかちゃんだけアンテナほくろを外してないのも良い感じだし、何よりオチがあっけないけど面白くて好きだ。 色々とネタ振りもあったりして大人になっても懐かしいだけじゃなく楽しめた。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-02-07 21:17:35) |
108. 最強のふたり
世の中に何となくある認識や、何となく認められている価値観にコメディータッチで冷や水を浴びせているのが楽しい。 特に言うと、ミュージカルかオペラかで木が歌っているのをドリスが爆笑するところは私もツボでした笑 ただこの作品は色々なドラマの要素がありすぎていて、映画としては時間が足りなくまとまっていない何を主張したいのかがボヤけた印象が残りました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-07 18:50:08) |
109. ミッドナイト・ラン
《ネタバレ》 気が合うのに楽しくやっていけないというデニーロと会計士の関係性が好きで、ラストの都合の良い決着も受け入れることが出来ます。 気軽に見られるけれど押さえる所は押さえていて、とても良く纏まっている楽しく見られる作品です。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2017-02-01 17:29:12) |
110. クール・ランニング
もちろん映画化決定となればドラマチックにならざるを得ないでしょう。細かいことは抜きにして楽しむつもりで見たらとても楽しいです。特に誰が目立つということは無いけど、それが作用して進行するに連れ一体感が出るのがとても良いです。 [地上波(字幕)] 7点(2017-01-24 21:41:06) |
111. トラ・トラ・トラ!
今まで見たアメリカ戦争映画とは一線を画すものがあった。 こういった歴史的事実をモチーフにした作品で、更にそれが戦争であるとなれば、その物語性や面白さよりも実際にどの程度則ってどの程度相違があるのかということに私は着眼してしまうのであるが、現実は検証が難しい。 ただ、この作品はあらゆる面で中立な視点で事実を演出したいという意思が見え、好感が持てる。これから歴史を学んでいく人に見てほしいし、自分もその自分に見たかった。 [地上波(吹替)] 7点(2017-01-17 23:38:00) |
112. スピード(1994)
《ネタバレ》 確かに単純に面白い。しかし疲れます。幾度も訪れる困難と最後にトドメのディープキスがあります。 [地上波(字幕)] 7点(2017-01-05 23:29:09) |
113. 英国王のスピーチ
《ネタバレ》 事実に基づいている点と、最初は色々文句に近いことも言っていましたが自分のため家族のため国民のためになりふり構わず頑張って吃音を克服しようと努める国王の姿に、吃音や何らかの障害に悩まされている人はポジティヴになるんじゃないかなあというような余韻があります。私の身近に吃音の方はいないので吃音についての知識があまり無かったのですが、そういう人にこそ見てほしい作品です。理解が進むかもしれません。 そして何よりも、人が何かをする上で「自信」が大事なのがよく分かります。それを生むのは周りの環境が深く関わっていることを強く感じます。ラストのバーティの表情は、この後はより良くなっていくような明らかな変化が見てとれ印象的でした。 [地上波(字幕)] 7点(2016-12-28 18:58:01) |
114. 金融腐蝕列島[呪縛]
時を経てこういった映画は当初とは違う味わいが出てくるような気がします。私の世代では、今とは少し異なる当時の金融界が見てとれ、かつて学んだことや上の人から聞いていたことが合わさって面白く感じます。 どれだけのリアリティがあるのかは私には分かりませんが、ストーリーは展開が早く緊張感に溢れ、そこに人間の機微が加わって全く飽きずに見ることが出来ました。 旧態依然からのことを変えようとするのは大変なことを思い知らされます。90年代以降からの日本の停滞期を象徴しているのかなと色々と考えさせられる意味でも、時代を映した良作だと思います。 [地上波(邦画)] 7点(2016-12-27 21:10:59) |
115. 96時間
まさに痛快アクション。しばしば見るような上手く行き過ぎのお話ですが、何となくの満足感を頂きました。 作中のどの女性もアホそうで都合が良いように思い、後味が悪く感じました。 [地上波(吹替)] 7点(2016-12-25 21:44:10) |
116. 黒い罠
《ネタバレ》 冒頭の意味のある長回しは今見ても引き込まれました。当時見た人はさぞ驚いたんじゃないかなあ。 物語は二転三転どこへ行きつくのかと思いましたが、バーの女主人が最後に全て持って行ってしまったような強烈な後味でした。 あれだけ右往左往したような展開で93分というのに、終わってから驚きました。編集が良いのかなあ。 [地上波(字幕)] 7点(2016-12-12 18:42:56) |
117. アラビアのロレンス 完全版
映像美と音楽の相乗効果でストーリーとは離れたところでもこれほど味わいがある作品は初めてかもしれない。インターミッションでも楽しめるし、後半そのようなシーンが少なくなってちょっと残念にもなるほどでした。 そして私のような無知な者にとっては歴史を学ぶきっかけにもなりました。長編なので見る前の日は睡眠がいります! [地上波(字幕)] 7点(2016-12-03 18:26:12) |
118. 血槍富士
《ネタバレ》 時代劇と思って見ていると意外性を感じるかもしれない脚本。 主人をはじめ各々のキャラクターが相まって、とても良い話で終わると思いきや… 権八の長い槍を振り回して戦うシーンは迫力に圧倒され見入ってしまいました。そして最後の権八の姿が目に焼き付いています。 [地上波(邦画)] 7点(2016-12-03 18:03:09) |
119. ベン・ハー(1959)
まさに大作!囚人が舟を漕ぐ迫力!さらに競馬はそれを凌ぐド迫力!!(多少のチープさはあります) この映画が1959年にできたものだとは信じられない。古臭さを感じない。長さを感じない。本当に凄いですよ! [地上波(吹替)] 7点(2016-11-30 18:07:16) |
120. 細雪(1983)
《ネタバレ》 四姉妹の家は現代とはずいぶんと異なる価値観が残っていて、感情移入も無く何となしに関西弁のお喋りを聞いて見ていただけなのに、終盤の東京へ引っ越すことが決まったあたりから普遍的な兄弟愛に感情移入していき、各々がそれぞれの事情を受け入れて何かが変わっていく様がじんわりと物寂しい気持ちにさせてくれた。 いろいろと不満はあれども、ともに長年暮らした家族には、変わらない時間を求めるものなのだなあと印象付けられ、その日々は大切にしようと改めて思いました。 [地上波(邦画)] 7点(2016-11-24 23:04:22) |