1201. 完全犯罪(1993)
所詮B級映画。最後、一応ドンデン返しは用意されているものの、所詮お約束程度。この点数はメイチェン・アミックの魅力だけで付けた点数です。 2点(2001-02-03 12:46:12) |
1202. 戦場にかける橋
戦争映画かと思えば、内容は全く違う。後の「ガンジー」を思わせるような“無抵抗運動”がベースになっている。そのため人殺しのシーンは全く無い。イギリス人たちのプライドで架けさせられた橋は強硬なものが完成し、架けさせた日本人は精神的に敗北を感じる。戦争と言う環境を逆手にとって、ヒューマニズムを極めた傑作である。ここにはアメリカ人も登場する。アメリカ人である彼(シアーズ大佐)は要領良く逃げ出し、架かった橋を爆破することを命じられる。はっきり言って、シアーズ大佐のくつろいでるシーンは要らない。何だか名作に水を差してる気がしてならなかったが・・・ 10点(2001-02-03 12:45:35)(良:1票) |
1203. 夜霧のマンハッタン
余りにありきたりな推理・法廷劇。大した作品だとは思わなかった。「愛と青春の旅立ち」の頃のデブラ・ウィンガーってもう一つパッとしなかったが、う~ん、なかなか可愛いじゃないか。この人、痩せてる頃もあったんだね? 6点(2001-02-03 12:44:42) |
1204. オーメン/最後の闘争
もうここまで来ればどうでも良い。しかも恋愛にくじける展開なんて能が無さ過ぎる。・・・っで、何で主演がサム・ニールなんだろう?あの可愛い男の子がこんなんになってしまうなんて・・・これこそ悪魔の仕業か? 3点(2001-02-03 11:34:47) |
1205. オーメン2/ダミアン
ただ迫力だけ。1作目の緻密なストーリー展開は遥か彼方へ・・・ 4点(2001-02-03 11:34:12) |
1206. デスペラード
全く中身は無いが、その分アクションは凄い!でも人を殺し過ぎなんじゃあ・・・ 8点(2001-02-03 11:33:32) |
1207. ラビリンス/魔王の迷宮
不思議の国のアリス実写版って感じの作品。シェニファー・コネリーが美しいのが唯一の救い。所詮、幼稚な映画って印象が拭えなかった。子供の頃に見たんだけど、“スター・ウォーズのジョージ・ルーカス”って言うのに騙されたような。この頃からルーカスマークの映画は警戒するようになった。 5点(2001-02-03 11:32:55) |
1208. ロボコップ2
ロボット同士で戦うのが“売り”と言う宣伝文句だった。しかし現代のCGに見慣れてしまった所為か、所詮「おもちゃとおもちゃをガチャンコ」させているようにしか映らなかったが・・・。あまりに裏の世界を描くことに貪欲過ぎて、暴力的シーンが鼻についた。「スター・ウォーズ」では1作目を越えたアーヴィン・カーシュナー監督も、今度ばかりは上手く行かなかったような気がしたが・・・ 7点(2001-02-03 11:32:20) |
1209. ロボコップ(1987)
日本のアニメをモデルにしているだけあって、親しみを感じてしまう。過激な暴力描写もあるが、むしろピーター・ウェラー扮するロボコップが人間性を追い求める方がテーマとなっており、決して完全無欠のヒーローではないところが何故か感動してしまった。 10点(2001-02-03 11:31:49) |
1210. ポルターガイスト3/少女の霊に捧ぐ・・・
鏡から出て来た。ただそれだけ・・・。一応、ヘザー・オルークちゃんが主役として登場しているけど、可愛そうにほっぺが紅潮していて・・・こんな状態で映画出演させる大人たちの気がしれない。サブタイトル(~少女の霊に捧ぐ~)にも見られるように、少女の死を逆手に金儲けに利用しようとしている気がして、何だか空しく思った・・・ 7点(2001-02-03 11:31:15) |
1211. ポルターガイスト2
より暴力的になった。ただそれだけ・・・。一応、ヘザー・オルーク扮する少女を、何故ポルターガイストが襲うのかと言う謎解き(?)らしきものもあるが、3作目に引き継がれなければ何の意味もない。 5点(2001-02-03 11:30:53) |
1212. 許されざる者(1992)
イーストウッド作品は低予算で短期間で作ろうとするので、どうしても限界が存在する。その限られた中で作られる作品がまた良かったりして。オーソドックスな西部劇を作る後継者が少なくなった現代にこの作品が登場し、それまで縁の無かったアカデミーにも受け入れられたのだろう。 8点(2001-02-03 11:29:21) |
1213. プラトーン
個人的には好きだし、かなりの問題作だと思う。しかし主人公クリスは、上官を殺害したにも拘らずこれで良いのか?と言う終り方。オリバー・ストーン自身の体験談だそうだが、尚更このことも含めて問題作なのであろう・・・ 9点(2001-02-03 11:28:37) |
1214. モーニングアフター
作品としては普通のサスペンスもの。それよりもこの作品が、アカデミー賞の紹介(プレ何とか・・・忘れた)において、ジェーン・フォンダが主演女優賞に紹介された時、見に来た観客から罵声を浴びていたことの方が印象に残っている。 5点(2001-02-03 11:27:52) |
1215. 乙女の祈り
“乙女の祈り”と言うタイトルを聞けば上品なイメージを受けるかもしれないが、その期待をことごとく打ち砕く作品。とにかく主人公の2人、ブッサイク。これがこの映画の第1印象。しかもこの二人、決してまともな普通の子ではない。相当、頭がおかしいって感じ。しかしそれがこの作品の狙いであり、ずばり狙い通りの作品に仕上がっている。 8点(2001-02-03 11:27:21) |
1216. 大統領の陰謀
マイクル・クライトンが来日した際、マスコミの過信を非難していた。その切っ掛けを作ったのがこの映画だと。当時の「ワシントン・ポスト」を再現しているそうだが、大統領の陰謀を暴いた2人の記者を英雄扱いにしている。作品としては、なかなか面白いと思う。淡々と記者が粘り強く取材をするだけの映画なのだが、他にこう言うスタイルの映画が無かっただけに共感もする。しかし何でもかんでも“報道の自由”を盾に、人のプライベートにまで入り込むマスコミを正当化してしまうのはどうか?まさか数十年後にマスコミがこうなるとは、当時の製作者たちも予想しなかっただろう。 8点(2001-02-03 11:26:35) |
1217. ゴーストバスターズ(1984)
これがアメリカンコメディなのかもしれないけど、ちょっと日本人にはつらいような・・・ 6点(2001-02-03 11:26:05) |
1218. チャップリンの独裁者
ラスト、独裁者と入れ替わり、4分26秒と言われる名演説。感動的だし、当時の社会情勢を考えると勇気ある行動(風刺映画を作ったこと)だと思う。しかしチャップリンにとって最初のトーキーと言うこともあって、何だか演技がギクシャクしているようにも見え、また台詞が屁理屈か説教にしか聞こえなかったり。そうでなくても長い映画が、尚更長く感じた。しかしパントマイムになるとなかなか面白い。有名な地球儀をお尻で空中に飛ばすシーンなど。やはりチャップリンはこうでなくっちゃ! 9点(2001-02-03 11:25:24) |
1219. 侵入者/官能の甘い罠
「郵便配達は2度ベルを鳴らす」をモチーフにしてるのでは? 低予算で作ろうとしたのが見え見えの作品で、露骨にB級映画の匂いがしていた。ラストシーンで、主人公が崖から突き落とされたとき、もう一度ドンデン返しがあるのでは?と期待したのだが・・・ 3点(2001-02-03 11:24:46) |
1220. バルカン超特急(1938)
アメリカデビュー作「レベッカ」でいきなりアカデミー賞を獲得した1940年(但し監督賞は取っていない。ヒッチコックは一生“監督”ではオスカーには縁が無かった)。その2年前にイギリスで作られた作品で、スリラーではない作品では傑作の部類に入るであろう。物語の始まりは何をやってるのか理解できないシーンが幾つかあるかもしれないが、終盤への盛り上がりと演出の妙に唸らされる。但し、むちゃ古いのでその分を差し引いて見ることを忘れないように・・・ 7点(2001-02-03 11:24:13) |