1261. がんばれ!!タブチくん!!
野球のあんまり好きではない俺でもこれはとても面白い。登場人物も実在の人々だが、巨人の星のように野球一直線なものではなく、野球を下地に敷いたギャグあるいはコメディなので、(俺のように)野球に全然興味ない&知識が皆無でも充分に楽しめる。ちなみに本物は見たこと無いので何ともいえないが、聞いた話によるとタブチくんのキャラは実物の特徴をうまく捉えているとか…。 8点(2003-10-13 04:14:51) |
1262. ヘルハウス
エクソシストと同年に公開され、共にオカルトの名作などと言われてますが個人的にはこちらの方が好き。今のような豪華なセットや目を見張るほどの技術とはとてもいえないけど、そこがこの映画の良い所であり、正統派のホラーとしては今のえせホラーの何十倍もいい。 7点(2003-10-13 03:44:02) |
1263. スパイキッズ
この作品といいジェームズ・ボンドといい、なんかスパイじゃない気がするんですが…だって隠密行動しなきゃいけないのに敵に堂々と見つかるってありえないでしょう!…と、ここまでは作品の批評、感想とは一切関係ありません。えー、見た後の感想ですが、面白かった。ストーリーとかスパイ・ツールとか突っ込みを入れればきりが無いけど別に気にならない。子供向けの映画だとかって言われそうだけどあえて言わせてもらえば「子供向けでどこが悪い!!」まぁ、俺がまだ子供って言うのもあるかもしれないが要は感じ方の問題でごんすよ。歴史的名作などが好きな人(まあ、俺もそのうちの1人なんですけどね…)は恐らくはクズ映画とか思うかもしれないけど、たまには息抜きもいいんじゃないでしょうか?? 7点(2003-10-11 00:07:14) |
1264. 28日後...
《ネタバレ》 危うく見逃して“28週間後…”のビデオリリースまで待つ羽目になりそうだった(苦笑)…この作品、バイオ・ハザードのバッタもん続編として公開しても充分イケると思うのだが…。宣伝の時点で“ホラーでもなく(ゾンビモノでないことは確か)、SFでもなく、戦争モノでもなく、黙示録でもないが、それらの要素を全て内包する人類滅亡映画”といっているが、どっからどー見たってゾンビ映画だし、新しいジャンルの映画といっていながら明らかにロメロの“ゾンビ”や“死霊のえじき”のオマージュである。冒頭の誰もいないロンドンの町並みは“死霊のえじき”の冒頭でほぼ同じシーンが登場するし、前半のスーパーマーケットでの買い物のシーンは“ゾンビ”の1シーンを思い起こさせる。それに軍が実験のために飼育している感染者は“死霊のえじき”のバブを彷彿とする。後半につれて崩れていく人間関係(作品のテーマである、真に恐ろしいのは人間であるというもの)や、エンディングでの、決して救われたわけではないが希望を感じさせてくれるところ(見境の無くなった人間同士の争いから開放されたという開放感)などもそうである。いやいや、決してけなしてる訳ではなく、それらの作品に似通っているだけといいたいだけで、内容的には結構なもの。似通っているといっても決して狙っているわけではなく(無意識にはそれらを意識しているのだろうが)ストーリーも別物で映像などにもボイル監督特有のものなので、最近乱造されているつまらないホラー(あえてこの作品もホラーとしておく)よりずっと見ごたえがある。 6点(2003-10-10 23:43:59) |
1265. 大魔神怒る
《ネタバレ》 【2023年1月5日更新】 1作目を見ていると、大魔神が出てきてしまうとそれだけで物語が終わってしまう(破壊され尽くしてしまう)ので、最後しか出てこないのはわかっているのでそれを考えるとやっぱり登場するまで長いなーとは思ってしまいます。 ですが今回の大魔神は雷鳴を呼んだり風圧で炎を消し飛ばしたり挙句炎を撃ち出したりしてシリーズ一レパートリーの多い攻撃方法でそれだけで見ていても楽しいです。 前作では前も悪もない魔神というポジションでしたが今回は明確に「悪役」のみを攻撃しているので、それはちょっとなーとも思いますが、今回も面白かったです。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2003-10-06 18:39:05) |
1266. マチルダ(1996)
《ネタバレ》 ※2021年8月24日更新 とっても笑えるコメディ。実は高校の時、これのノベライズ版(原作の方ではない)を英語の授業で読んだのが知ったきっかけ、なのですが、とにかくマチルダが可愛い。そして大人たちの良い加減さ(笑) 両親はマトモに描くと完全に虐待なのですが、それを嫌味な笑いにするギリギリのラインですし、校長に至ってはもはや「んなわけねーだろw」といいうレベル。 ある意味、怖い先生をコメディ風に脚色し、さらに「子どもから見たらこんな感じ」をうまく表現しているのではないでしょうか。 聡明なマチルダですが、時々年相応の無邪気な笑顔を見せてくれ、変にませすぎていない点も面白く観られるポイントでした。 [地上波(吹替)] 7点(2003-10-06 18:30:09) |
1267. ロミオ・マスト・ダイ
リー・リンチェイ(ジェット・リー)が話の途中で食われるのが痛い。にしても、今回は、(恐らくマトリックス・リローデッドでの元ネタであろう)横に円を描きながらの連続キックや、荒れ狂いながら戦うリーが見られただけでもよしとするか… 5点(2003-10-06 01:50:23) |
1268. ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド 最終版
ナイト~が名作な事は周知の事実。しかし、この最終版に至っては当てはまらない。コピーにデカデカと“未撮影に終わった15分のショックシーンを新撮、編集したディレクターズ・カット版!”と書いてあるが、このシーンにロメロ監督は一切関与してないし、そのシーンもショックシーンでもなんでもなく、ただ話のテンポを鈍くしてるだけ…まあ、死霊のえじき最終版のようにカットされてるシーンは無いのでそれだけマシ。 3点(2003-10-06 01:42:18) |
1269. 最‘新’絶叫計画
イマジンさんとほぼ同意見。1作目はまだそれなりに新しさというものがあり、結構面白かったんだけど、今回は、何か力入れすぎて空回りしてるんだか、それともやりたいネタを片っ端からぶっこんで始末がつけられなくなったのか、ギャグが全然面白くないし、挙句の果てにはウザくなってきた。唯一面白かったところといえば、中盤あたりの幽霊とカー(車椅子)チェイスするM:I-2のパロディシーンだけ… 3点(2003-10-06 01:32:02) |
1270. 悪魔のしたたり/ブラッドサッキング・フリークス
えげつねぇ…色々とゲテモノ食いしてきたが、ここまでシドいのは珍しい。こいつは上位3位には入る。何が凄いかって、その内容。グロいだけの作品ならいっぱいあるがこいつはそれにエロが加わってほぼ病気状態。最低映画の頂点に君臨するなんて言われてるみたいだが、それは正しい。この作品に対する評価は、ゲテモノ好きの目から見れば満点、良識人の目から見れば-100点なので、間をとっても0点を遥かに下回ってしまうのであえて5点。 5点(2003-10-05 04:23:09) |
1271. 陰陽師
こりゃだめだぁ。ストーリーなどで勝負するなら結構いいものの、VFXで頑張りすぎて逆に空回りしてる。どう見たって合成ってわかるし、特殊メイクもすごく安っぽい。おまけに役者の一部演技下手…普通考えて大昔の平安時代に現代語(俺とかって言う台詞)しゃべるか?まぁ言葉は古語にするのは色々問題があるが、それにしてもシドいよ。もう少し合成の方を頑張ってくれれば少しはマシになった筈… 3点(2003-10-05 04:11:18) |
1272. ザ・ビーチ(2000)
《ネタバレ》 伝説の楽園を求めて海を渡り、ついにその楽園に到着するも実はそこは現代社会から逃れてきた人々のコミュニティであり、彼らに暖かく迎えられるもあることがきっかけでその楽園が徐々に崩壊していくというのが大まかなストーリー。波の音や満点の星空、白い砂浜や透き通るように青い海の水面などはとても美しく、個人的にはあのビーチで暮らしてみたいなと思った。映像は、独特というかどこか退廃的なもので、前半の和やかな雰囲気が後半の雰囲気をより強調している。しかし、ただひとつ難を言えばこの話、ストーリーをよく考えると、後半の悲劇は全て主人公が原因なのである。それに気付くと、後半でやけに人道的なことやもっともらしいことを言ってるのも、実はただ開き直っているだけに見えてしまい、結局今までの展開は何だったんだという風になってしまう。映像よりもプロット等を重視する俺にとってこれは致命的なマイナス要因だが、それでも一応ボイル監督独特の映像を楽しめるという事で…5点! 5点(2003-10-05 04:02:48) |
1273. ブラック・ダイヤモンド
話はほとんどスカスカですな。しかし今回もジェット・リーの体術は冴えに冴えてますな。しかしそうはっても、今までのように格闘戦をメインに据えている話でもないんで、リーのアクションが見たいなら他の作品をお勧めします。見所としてはやはりリーの格闘戦とクレジットでの掛け合い。これだけ見れば充分でしょう。 6点(2003-10-05 03:41:59) |
1274. Cut カット!(2000)
バーニングのクロプジーとスクリームのゴーストヘッドを足して2で割ったような(要はマスクを被った鋏男)殺人鬼が登場する、一種のスプラッタ。CGを使わずに昔ながらのメイクで勝負してるんで、最近の作品にしては根性入ってる。とはいうものの、それほどグロいというわけでもないんで、スプラッタものが初めての人にはうってつけの作品。 5点(2003-09-29 17:54:46)(良:1票) |
1275. バタリアン リターンズ
《ネタバレ》 前はこれが一番好きだったんですが、やっぱり1作目には叶わないと言う事で…。監督が“ZOMBIO/死霊のしたたり”でスチュワート・ゴードンと共にブレイクしたブライアン・ユズナへと代わってるんで、今までのようなコメディー・タッチの作品から、一気に恋愛ゾンビスプラッターなるとんでもないものに仕上がっています。シリーズ独特のコメディ・タッチの映像が好きな人は見ない方が賢明。スプラッタモノが苦手な人もしかり。それにラストはある意味ではシリーズ史上最も悲惨な終わり方をします。ちなみに2作目の時にあったような“さりげない繋がり”は今回一切登場しません。 6点(2003-09-29 17:46:31) |
1276. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地争覇
(この前ついついこの3部作のDVDを衝動買いしてしまいました)前2作ほどアクションは派手ではないですけど、それでも十分楽しめる作品です。アクションはとうとう人間業をはるかに超越し“過ぎ”てますけど、それよりも気になったのは、ウォン先生…何か前と感じが違う…。前作までは意外と硬派だったのに対し、今回はなんだかコメディータッチなのですよ!字幕で見ると案外そうでもないんですけど、吹き替えで見ると…結構イイキャラしてます(笑) 7点(2003-09-29 00:56:39) |
1277. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱
(リンチェイ主演3部作を借りたつもりが、何を血迷うたかこれの代わりに“~天地激震”なるものを借りてしまった…)天地黎明の方がアクション的には好きですけど、こちらもなかなかいい出来です。前作をはるかに超えるほどの人間離れした技がたびたび出てきますが、ワイヤーで吊ってると判りつつも積み上げられた椅子の上や梁の上での格闘戦は見ごたえ十分。その他にも、リンチェイの実力がはっきりとわかるほどに激しい棒術戦など、アクションにかけてはまさに一級品です。 8点(2003-09-29 00:43:55) |
1278. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明
初めてこの作品をビデオ屋で見かけたときに、“ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ”とあまりにも題名が似てるため、ぱちもんか?と思いましたけど、全然違う話でした(笑)…以下感想…初めのうちは真剣にストーリーを追おうとしたんですけど、後半になるにつれてなんだか馬鹿馬鹿しくなってきました。深く考えるより、目の前の映像を楽しんだほうがいいって。さすが、中国全国武術大会で5度にわたって総合優勝に輝いているジェット・リーだけあって、その体さばきはまさに本物。常に心を乱さず、正確な脚さばきで相手を蹴散らし、着地のあとは余裕の表情。辮髪も何気に似合ってるし。“マトリックス”の後の口直しに最適です。 7点(2003-09-26 00:12:38) |
1279. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
DVDが2980円だったんで思わず購入してしまいましたよ。全体的に退廃的…とまでは行かなくとも、1900年代初頭の情景とかがものすごく伝わってきます。マフィア映画はあまり見ないけど(ただ機会が無いだけ…)この映画はただのマフィア映画ではないです。絆によって結ばれた男たちの、半世紀に渡る壮大な人間ドラマです。ロバート・デ・ニーロのキャラもいい味出してたし、この作品が映画デビューとなったジェニファー・コネリーもこの頃から存在感抜群です(フェノミナの出演がこの作品より後になったのは、ダリオ・アルジェントが大先輩であるセルジオ・レオーネに敬意を払ったからだとか) 8点(2003-09-25 18:37:39) |
1280. ワンダフル・ファミリー/ベイビー・トーク3
あぁ、犬が話すやつですか。何でも3作目にして初だとかって前TVで言ってたような…本作から見たんで、いきなり3とか言われてもストーリーわかんねぇし、とか思ってたら、意外に面白かったですよ。そう、特に最初は仲が悪かった2匹の犬のいい味出してること。 6点(2003-09-24 02:58:24) |