121. バイオハザードII アポカリプス
前作の雰囲気を崩さずにテンポのよい演出でなかなか面白かったです。監督交代の違和感はそれほど感じなかったな。なんと言ってもジルがいい女でたまらなかった。登場シーンからセクシー&ワイルド。鋭い視線がたまらない。ミラ嬢は今回前作以上の露出度ですな。前作は控えめにチラリ程度だったのが今回はモロ。しかし胸自体が控えめだったが。リッカー3匹との対決シーンなどスリリングで最高。アクションもスピーディーでよいのだけど、ちょっと編集がめまぐるしくて、格好いいアクションが良く見えないぞ。生かしきれていないキャラもあり、ちょっと惜しい部分もあるのだけど力技でノリノリの演出でまずは楽しめる一本になりました。 7点(2004-09-23 22:42:42) |
122. アライバル-侵略者-
よく低評価の映画の理由が”ラストが・・”というのがありますが、オープニングがだめな映画はずっとだめです。その点この映画のオープニングは非常に惹き付けられます。花を見つけるシーン。非常にセンスがあります。ストーリーテリングも良いです。さそりのシーンもドキドキします。暑苦しい感じを良く出した色使いも良いです。そういったセンスだけでもこの映画は”買い”です。 7点(2004-08-08 22:34:46) |
123. 恋は邪魔者
なかなか面白かったな。一貫して振り付けのような所作の演技、60年代をくどいくらいに強調した演出はなかなか見もの。音楽もそれっぽくて秀逸です。ストーリーがどう、というより映画作りがしっかりとしていて感心しました。オープニングとエンディングがきっちり韻を踏んでいたりして、そういうところも60年代風で楽しい。エンディングの芸達者、レネイとイワンのダンス付きデュエットも楽しい。 7点(2004-06-05 21:22:28) |
124. ドーン・オブ・ザ・デッド
なかなか面白かったな。”テキサス・チェーンソー”がオリジナル版にあった魅力的な”怖可笑しい”ブラックユーモアを排除して恐怖演出の強調してしまったのに対してこちらはショッピングモール内での生活にある程度慣れてからのほのぼの演出もきっちりあって安心した。ロメロ版はああいうリアルな人間生活を描いていたのが凄く新鮮だったのであれは残して欲しいなあと思ってました。屋上のホワイトボードを使ってのチェス、なんて新アイディアも面白く、きっちり人間も描けてましたね。”28日後・・”同様、荒廃した町を俯瞰を多用して撮るのも大変効果的でした。最近はやりの走るゾンビも迫力満点でおっかないし、改造バスにわんさか群がる様もすごい。 ただところどころ異常に強引なつながりの編集が見られたのは残念。なんだか無理やりカットしたように見えるのと、犬を助けにいった女との無線のやりとりはありがちな上に脚本が良くなくて(不自然に説明的)ちょっとしらける。”復活の日”で無線でしゃべりながらピストル自殺する子供のエピソードを思い出す、わざとらしい演出。 しかし全体的にはロメロ版をモダンに撮りました、というレヴェルには達していると思います。ロメロ版を凌駕するまではいってないけどね。かつて新人監督の腕試しはホラーだった時代があったが最近またその傾向にあるようで楽しい。 7点(2004-05-16 23:29:34)(良:1票) |
125. ファングルフ/月と心臓
期待せずに見た”狼男フレンチ”。なかなかスタイリッシュな演出で案外楽しかったな。ジュリー・デルピーって好きだな。可愛くて、ちょっとエロくて。 7点(2004-05-05 22:54:54) |
126. フォーン・ブース
なかなか面白かったな。オチがちょっと綺麗すぎだが、まあこれだけ惹きつけるものがあれば文句なしでしょう。個人的にオチよりオープニングや過程の作りが重要と思っているので、オチがどうこうで点数を下げるのは気が引けるのです。佳作と駄作の差が激しいシューマッカー監督だけど、今回は当たりね。最近”24”ばっかり見てたから、声で”ジャック・バウアーだ!”と分かってしまった。コンパクトにまとまった良い作品です。おすすめ。 7点(2004-04-25 21:41:48) |
127. テキサス・チェーンソー
まったく新しい切り口での作品かと思ったら意外とオリジナルをそれなりに踏襲した作品になってました。ただ、カメラワークや音響や、編集テクニックなどはいかにも最近の雰囲気。ちょっとオープニングとエンディングはブレアウィッチっぽいところもくすっとさせる。怖さも期待していたほどの嫌悪感をもたらすものでもないのだけど、異様なクローズアップなどでなんだかわからんけどなんか気持ち悪い感じは出ていたと思います。しかし、前作では恐怖と笑いが背中合わせの感じがあったのが今回はリアリティを強調したかったのか妙にまともだったかな。悪役は悪役なりの愛らしさも欲しかったな。だって全員なんだかいらいらさせる奴ばっかりでさ。怖いのはもちろんだけど、非常に不愉快な感じがずっと続くんだもの。それがねらいといえば成功なんだけど、繰り返して見たいという気持ちにならない、いやな感じ。でも、そんなに悪くない、っていうか結構頑張ってたと思う。 7点(2004-03-21 22:05:22)(良:1票) |
128. バレット・バレエ
面白かったな。塚本監督らしいテンション。たまにうるさく感じるのだけど今回はめずらしくある程度の緩急があって良かった。オヤジ狩りは許せんがな。 7点(2004-01-11 01:37:08) |
129. ラスト サムライ
”ダンス・ウィズ・ウルヴス”と”ブラック・レイン”をあわせたような映画。結構おもしろかった。ハリウッドが気を遣い金を使い作り上げた日本。ホビット庄のような畑は”ブラック・レイン”のラストのようにも見える。夕日や桜などきれいに撮ろうとしているあたりが好感が持てる。渡辺謙のキャラは魅力的だが一番リベラルな感じがして、あんまりサムライらしくないのでは。トム・クルーズの役があまり深く描かれていないのでなんだかラストはしらけるなあ。日本を細部まで気を遣って描きながらもストーリー、分かりやすいキャラ設定はハリウッド大作の王道だと思う。あくまで娯楽作として楽しめるかな。女の子は泣くよ。デートにどうぞ。 7点(2004-01-05 23:10:38) |
130. ボウリング・フォー・コロンバイン
なかなか面白かった。マイケル・ムーア自身の胡散臭さも含めて楽しめる。アメリカ人以外でアメリカ人が好きという人には今まで会ったことがない(日本人くらいだな)。そんな現実への憂いでもあるのだろう。しかしヘストン氏のインタビューの最後に少女の写真を見せるくだり、ヘストン氏とムーアのカットが何度か変わる演出が嫌だ。あそこだけ非ドキュメンタリー的な感じがしててなあ。あたかも演出!って感じだもの。あの置いてきた写真も”カット!”って終わった瞬間もって帰ってそうに感じちゃうな。 7点(2003-10-26 22:48:52) |
131. デアデビル
DVDホームシアター向きの映画。音がキーだからいろんな音を5.1で楽しむのは良いかと。しかし悪役が弱い。コリン・ファレル、悪乗りで楽しそうだが、弱いぞ。でもまあまあ楽しめたかな。良くはないけど、こんなもんでしょ。 7点(2003-10-26 22:08:39) |
132. サラマンダー
B級は応援することにしているので、そういった意味ではかなり良かったといえる。オープニングのドラゴン登場から一気に時間をふっとばす演出は冗談かと思うくらい強引。スカイダイビングしながらドラゴンを捕まえるシーンがなかなか面白い。絶対無理っぽいんだけど。居住区に漂う雰囲気や、戦車のキャタピラが骸骨をふんずけるところなんかは”ターミネーター”っぽかったり、オスがキーだとか、兵隊が墜落してモニターが消えたりとかは”エイリアン2”っぽいとかキャメロン風の演出が微笑ましい。あとは子供たちへの寸劇で”帝国の逆襲”やってるとか”ドラゴンより最悪だ、アメリカ人だ”という台詞が笑える。イギリス人はスターウォーズは好きだがアメリカ人嫌いだからなあ。 7点(2003-10-26 22:03:17) |
133. ファンタズム(1979)
当時としては随分新しいホラーだったなあ。八名信夫みたいなトールマンが出てきて銀の玉びゅんびゅん。結局延々凡庸な続編を作りつづける羽目になった監督・・・。悲しい。 7点(2003-06-20 23:36:44) |
134. ラウンダーズ
どこか物足りないが、マルコヴィッチの相変わらずの怪演。ルシアンアクセントにジャージ姿!ノートンも上手い。 7点(2003-03-03 23:00:25) |
135. リトル★ニッキー
なにも知らんでみたらなかなか面白かった。ハーヴェイ・カイテル、P・アークウェット等なかなか名のある人がでていてびっくり。タランティーノも笑わせるし、オジー・オズボーン登場には爆笑した。 7点(2002-11-04 20:52:57) |
136. レプリカント
ヴァンダム映画では最高の部類、といってもB級の枠をでない、しょぼさ含めての話だが。生まれたてクローンの猿状態ヴァンダム最高。強引な話だがなかなか面白かった。 7点(2002-10-15 23:15:03) |
137. バイオハザード(2001)
ストーリーモードでスキップしたくなるところまでゲームに似てる。なかなか面白かったよ。もってまわったような罠(レーザー光線みたいなやつ)も笑える。〇。 7点(2002-10-15 23:05:37) |
138. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
まあまあだな。ストーリーはごちゃごちゃ詰め込みすぎてせわしなくて嫌だった。辻褄合わせのためにとりあえず出しておくかって感じのキャラが数名。いろいろ唐突。でも前半の犯人探しなんて今までのシリーズではない雰囲気でちょっと面白かったね。ジャンゴのスレーブ1とのドッグファイトは迫力あってわくわく!ヨーダは爆笑。恋愛シーンは観ていられない。恥ずかしい。アナキンはただのわがままな若造だ。 7点(2002-07-20 18:59:57) |
139. ハロウィン(1978)
こわいぜ、今みても。カーペンターの映画ってどっかダサくて好きだなあ。音楽とか、すっげーダサいんだけど、やっぱこれじゃなきゃ!という愛すべきダサさ。こっから出てくるぞ!という見え見えのカメラワークとかほんと好きだ、大好きだ。昔”ジョン・カーペンター”って上手くいえなくて”じょん・かんぺんたん”とか”じょー・かんぺーたー”とかになった記憶はございませんか。 7点(2002-04-13 23:52:12) |
140. エイリアン4
おお、よくぞここまで持ち直したもんだ。なかなか面白いじゃないか。S・ウィーバーの存在感も凄いし。娯楽性のあるアクション場面もあって楽しめる。でも人間の制御下にエイリアンがあるってところが怖さを半減しているのでは。クイーンエイリアンも哀れ、最後のベビーエイリアンが死ぬところはなんか可哀想(表情が切ないね)。S・ウィーバーもそういう表情をしているので、なんか複雑な気持ちに。次は地球を舞台に大都会の追跡アクションかな。 7点(2002-04-07 16:02:55) |