121. カンバセーションズ
《ネタバレ》 元恋人同士の再会というシチュエーションは好きだし、コンセプトも好き。 しかし、てっきり互いの腹のうちを探り合ったりする心理劇で展開させるのかと思いきや、結局欲求不満の二人を実験的手法で描き続けるのに終始。 せめて寝るまでの流れにもっと駆け引きがあって欲しかった。 [DVD(吹替)] 2点(2007-12-01 20:55:56) |
122. 大日本人
《ネタバレ》 松本人志・作としての正解。 基本的に筋のある物語ではなく、松本人志演じる大佐藤が巨大化して、大日本人と呼ばれる姿に変身し、襲来する怪獣と戦う、というシチュエーションを与えられた長編コント。 物語を期待して出向くと確実に裏切られます。 しかし、自分は元より堅実な物語を作るノウハウを今のところは持っていない人だろうと思っていたし、お笑い芸人・松本人志のファンなので大満足の逸品。テレビで彼や彼らの作るコントを楽しんでいた人なら満足のいく内容であることは請け合いです。 ただ、終盤大胆な表現の変化をなすのですが、それがメタフィクションを意識したものなのか、生真面目に作品然としたものを仕上げてしまう照れなのか、やはりそれ自体もネタなのか、どうにも判然としない。 笑いを狙ったにしては、その変化自体の方に意識がいっちゃうと思うんですけど。 [映画館(邦画)] 8点(2007-12-01 16:28:51)(良:2票) |
123. リベリオン
《ネタバレ》 地上波放送の吹替版で観たのですが、感情を消すというのは誤訳じゃないのでしょうか? 感情を消してしまっては思考も低能になってしまうでしょうから、世界観は矛盾だらけになってしまうと思うけど。描写にしても感情的になってんじゃん、て場面が山とありましたし。 あと最後、あの状況で実はまだ武器を持ってました、なんて解決法は著しく作品の出来を下げてしまうほどマヌケ。 [地上波(吹替)] 4点(2007-11-29 21:24:42) |
124. アイス・エイジ
ディズニー作品のような明快、単純な内容。 関係性を生む、あるいは深めるエピソード、またはバックストーリーの設定をもっと説得力あるものにしてくれなければ子供向け扱いで終わる。 [地上波(吹替)] 3点(2007-11-29 10:08:57) |
125. メトロポリス(2001)
何を語るにしても中途半端で感情移入に繋がるわけもなく、冗長。 [映画館(邦画)] 2点(2007-11-29 04:59:59) |
126. 美女缶
きっと相手の中に自分を見付けることが出来れば、誰だって愛せるのだろう。 切なさを助長させるオチもいいっ。 妻夫木版の方が断然心地よく観れますが(商品化されてないのかな?)。 そちらは20分ちょいでまとめられているし、そもそも短編的内容なのでその方がいいでしょう。 故に満点よりマイナス2点。 [DVD(邦画)] 8点(2007-11-28 23:47:25) |
127. となり町戦争
アイデア止まりの内容で何を語るにしても中途半端。 まあ、状況に翻弄されるだけですし。 「愛」なんて本質的なものではないという指摘があるような、ないような・・・。 [DVD(邦画)] 2点(2007-11-28 10:14:48) |
128. お父さんのバックドロップ
《ネタバレ》 先ずこういった設定で勝ってしまうという成り行きには否定的なので減点。 そして、父親の気持ちもわかるが、先ずコミュニケーションをとろうという姿勢(気持ちをぶつける)が重要であって、それで駄目だったから態度で示すという展開をさせるべき。 態度で示したら通じたなんてのは願望止まりの内容で、根本的問題と対峙していない。 [地上波(邦画)] 3点(2007-11-25 22:00:37) |
129. パルムの樹
世界観だけの内容。 [試写会(邦画)] 0点(2007-11-24 20:19:26) |
130. デンジャラス・ビューティー
構成は施されているもののどうにも劇的になっていない。 どういう作風に持っていきたいのか掴みかねる半端な内容が構成を形骸化させてしまうのではないでしょうか。 単にサスペンス部分を演出しきれていないのかも、 [地上波(字幕)] 5点(2007-11-24 14:33:18) |
131. 佐賀のがばいばあちゃん
エピソードの積み重ねでしかなく(エピソードというにも浅過ぎるが)、ばあちゃんの人柄一本のごり押しじゃあ・・・。そもそも人物背景も浅過ぎる。 別に悪い映画じゃないでしょうが脚本に於ける芸を評価していますので。 [地上波(邦画)] 1点(2007-11-23 23:21:33) |
132. ボーン・スプレマシー
《ネタバレ》 印象だけで言えば、かなりの好感触(演出家の手腕がかなりプラスになってると思う)。 ただ、終盤の展開の段取りがちょっと違うような・・・(暗殺者との対決としてのカーチェイス後にアボットの下へ、その後娘の下へ、という方がしっくりいくんじゃない?)。 前作同様、変な構成になっちゃってる。 まあ、記憶が戻るのを都合よく解決策(打開策)として使ってるんで、大きく減点せざるを得ない。 [地上波(吹替)] 5点(2007-11-23 22:08:20) |
133. インファナル・アフェア 終極無間
《ネタバレ》 更に披露される裏側をみせてラウの話に決着をつけただけですからね。 しかも、対決ってもんでもなく、披露しただけの内容じゃ・・・。 一作目以降は蛇足だったね。 ファン・サービスとして世界観を広げただけに終始。 [地上波(字幕)] 2点(2007-11-23 09:08:07) |
134. デジャヴ(2006)
《ネタバレ》 結局タイムスリップして事件を未然に防ぐ内容になっちゃうので前段の半端なシステムは殆どメイン・ストーリーとは関係ない(タイムスリップ前に犯人を認識させておくだけの意味)。 そもそも正義感だけでこんなことやっちゃうのには承服しかねる。 まあ、ちゃんとまとめたということで・・・。 [DVD(吹替)] 6点(2007-11-22 13:25:55) |
135. MASK DE 41 マスク・ド・フォーワン
基本的にプロレス讃歌でしかない内容。 [DVD(邦画)] 2点(2007-11-21 17:30:42) |
136. 茄子 スーツケースの渡り鳥<OVA>
多くのドラマを盛り込もうとしているものの、どれもが脈略なくムードだけで解決させてしまっている素人的作品。 前作もそうだったけど、今回は要素が増えた分、更に散漫になってしまったという欠点もつく。 [DVD(邦画)] 0点(2007-11-21 12:06:59) |
137. 突入せよ!「あさま山荘」事件
狙いはわかるものの、こういった事件を扱うのに一方しか描かないのは如何なものか。 観客がこの事件を知っていることが前提になっている。 [DVD(邦画)] 2点(2007-11-20 15:39:37) |
138. も~っと!おジャ魔女どれみ カエル石のひみつ
多くのドラマを盛り込もうとしているものの、どれもが脈略なくムードだけで解決させてしまっている素人的駄作。 細田守がどこかの記事で褒めているのを読んで観賞したのだけれど、どこに褒めるべき点があるのかわからん。 [DVD(邦画)] 0点(2007-11-20 07:01:54) |
139. 木更津キャッツアイ 日本シリーズ
すっかり茶番に成り下がってしまった駄作。 宮藤官九郎はわかってんだか、わかってないんだが一向に掴めない人だ。 [DVD(邦画)] 0点(2007-11-19 07:04:45) |
140. 千年女優
この監督は映像的ギミックにしか興味ないんだろうな、と作品を観る度に思う。 なんとも素人っぽい内容。 [DVD(邦画)] 2点(2007-11-19 06:49:04)(良:1票) |