1461. プラチナデータ
《ネタバレ》 DNA捜査によって捜査が万能となった近未来。そのシステムを作り上げた張本人がなぜか犯人に認定され、警察から逃走しつつ真相をたどるという展開に、「なんやこれ、まるでマイノリティ・リポートやん!」と思ってしまったのですが、唯一?違うのは二宮君が二重人格だという展開。この役はなにかと難しかったとは思うのですが、正直二宮君の演技は微妙だなと思うシーンもあり。でもトヨエツは良かったと思います。あと、ロケ地の選定が良かったですね。日本各地の良さげな場所が色々と登場していたし、プラチナデータシステムの近未来なセットもよく出来てました。 [DVD(邦画)] 6点(2013-11-03 22:03:35) |
1462. マーサ、あるいはマーシー・メイ
《ネタバレ》 これはまた評価が分かれそうな作品ですね。監督さんはこれが長編デビュー作だというから驚き。 [DVD(字幕)] 6点(2013-11-02 23:32:01) |
1463. G.I.ジョー バック2リベンジ
《ネタバレ》 見る前からだいたい想像はついてましたが、実に大味なアクション映画でしたねぇ。見終わっても何も残らないです(笑)。今回のブルース・ウィリスは、出演時間2.3分くらいかな、、、。残り尺はイ・ビョンホンのどアップで埋めてたような感じです。いくら映画の中とはいえ、ロンドンはとりあえず壊滅させられちゃったみたいなのでめでたしめでたしとは言えないような、、、。悪役のおっさんが悪のりしながら核ミサイルで各国挑発するところだけ面白かったかな、、。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-10-31 19:56:24) |
1464. オブリビオン(2013)
《ネタバレ》 世界観は結構好みでしたね~。荒涼とした地球の風景と、もの凄く未来的でハイセンスな乗り物やスカイタワーの対比。特に、一面が雲の上の世界にあるスカイタワーの風景がお気に入りです。舞台は2077年、人々が他の惑星に移り去り、人がほとんどいない地球。これがまた実にハードコアで、昔ながらのバリバリなSF設定ですね。だけど話が少し進むと、SFからラブストーリーに変化していく。そしてさらに自分の正体がわかることで、敵と味方が反転し、「自分の気持ちの通りに生きることで世界が救われる」という展開になっていく。いわば本当の自分を発見する物語になっていく。この進み方もなかなか巧いなと感じました。そしてラストには、自分とはまた別のクローンが嫁さんのところに行って、それでハッピーエンドになるっていう、これまたバリバリのハードコアSFに転結して終わる。内容的に、こういうSFらしいSFの超大作は久しく観てなかったのでそれだけでも嬉しい。後はなんといっても、「日の光の下のSF」であるという点が特筆すべきところ。近年、SFの舞台はどんよりした暗い舞台世界がお決まりだったので、青空の下、明るい光のSFというのを今やるとこれまた新鮮に感じる。それも気に入りましたね。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-10-30 12:50:57) |
1465. NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ
《ネタバレ》 前作「ミッドナイト・ミート・トレイン」は なかなかの力作で面白かったので多少期待して観たのですが、 う~ん、どうでしょう。 サイコパスのイカレ野郎が犯罪一家をあの手この手で 殺していくというだけのお話で、ストーリーも映像も 月並みな印象でした。 サイコパス野郎の己の世界観が、正直凡人には ついていけないレベルでしたし。 ただ、グロシーンなどはそれなりに「痛覚」に訴えかける 力を持っていたので、痛いのが好きな人にはおすすめです。 [DVD(字幕)] 5点(2013-10-27 17:17:12) |
1466. 華麗なるギャツビー(2013)
《ネタバレ》 バズ・ラーマンの映画って、ヴィジュアル的に派手だけど中身が薄いようなイメージがあったので、本作も最初見始めた時はその短いカットの羅列や前屈みのテンポ等、パーティーのシーンまで見て「あぁ、これもやっぱそんな感じなのかぁ」なんて思いながら鑑賞してたわけです。しかし、パーティーの「絢爛豪華なキッチュさ」や「虚無的な薄っぺらさ」はそのまま後半の内容に繋がってくる。いわば彼の映像センスが、この話に見事に相まってくるわけですね。それで話が進むごとにどんどん面白くなっていった。5年ぶりに遭った彼女とのドジっ子的なジャツビー。ギャツビーとデイジーの関係に気づいたブキャナンの反応とギャツビーとの言い争い。ギャツビーとニックの友情、そのどれもが印象深い。確かに、ギャツビー築いた豪華な住まいや生活はハリポテで空しいものであった。しかしそれらは目的ではなく、あくまでも手段であった。ただ一人の愛する女性を手に入れる為だけにすべてを賭けた男。その究極的に一途で全身全霊に突っ走った彼の気持ちはハリポテでも空虚でもなく、まさに本物の人生であた。それはある意味、男にとって羨ましくもある。ニックは、そんな彼の生き様に惹かれたのだろう。バズ・ラーマン作品の中では、本作は一番の出来だったと思う。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2013-10-26 01:52:53) |
1467. ヒッチコック
《ネタバレ》 アンソニー・ホプキンスの下あごの膨らみ、あれは特殊メイクなんですよね?なんだかとてもリアルに出来ててよかったですねぇ。ヒッチコックといえばあのシルエットが大事ですから、そのへんを似せる工夫が見て取れます。サイコの有名なシャワーシーンですが、あれは実際には包丁が身体に刺さるショットなんてないわけですよね。だけど音とモンタージュでそういう風に見せてる。それがヒッチコックの巧さだ、みたいに映画の教科書では紹介されたりするわけです。本作を見ると、なるほど、当時はそもそもそんな残酷なシーンなんて見せられないですから、検閲が厳しかったわけですね。だから、制限された中においてどうやってより効果的に見せるか、人を怖がらせるかという試みでもあったわけですね。よく考えれば、芸術というのは制限する中において表現する試みなわけですから、映画という媒体において、表現を抑制する検閲は皮肉にも映画の芸術性を高める効果になっていたのかもしれません。まぁとにかく本作では奥さんがとても重要な役割を果たしていて、サイコはヒッチコック単独というよりも奥さんとの共同作品であったような展開も描かれていて、新しい事実を見たと同時にどの芸術家であってもパートナーの存在なくして、なんだろうなという気が致します。 [DVD(字幕)] 6点(2013-10-25 14:43:15)(良:1票) |
1468. 図書館戦争
《ネタバレ》 一言で言えば、榮倉奈々ちゃんの魅力だけで持ってるような作品です。彼女もまぁ、ドラマとかには度々出ていましたが、奈々ちゃんのキャラクターが、本作の天真爛漫な主人公と合っているのかもしれませんね。演技がとてもナチュラルで良かったです。ただ、奈々ちゃんが格闘したり銃撃戦したりしてるところの動きはいかにも女の子っていう感じで、この動きでこの役職に抜擢されるのは無理があるだろ~って正直思っちゃった。というか、そもそも検閲との闘いが「ごっこ」の域を出ていなくて、威嚇だけとか言うてる点でどうにも違和感を感じてしまう。まぁ、設定からしてあまり深く考えるものではなくて、ラブファンタジーものと考えるべきなのかも。 [ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-10-22 23:45:53) |
1469. キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け
《ネタバレ》 年をとっても相変わらず リチャード・ギアはかっこいいな~。 いやぁ、自分はギア様のファンなもので、 点数的には甘めになっちゃいます。 いや、つまんないというわけではないのですが、 カタルシスや巧みなストーリー展開があるわけでなく、 一人の男の没落模様が描かれるだけです。 その主人公がギア様なものですから、嘘に嘘を重ねる 酷い主人公であっても「なんとか助かってくれ~」って 思っている自分がいるわけです(笑)。 最後の演説の前でエンドクレジットという終わり方は 巧いですね。彼があの場でなにを言うのか、 それは観客の想像にお任せします、という感じで。 [DVD(字幕)] 6点(2013-10-22 22:50:26) |
1470. 脳男
《ネタバレ》 原作のことは知りませんが、個人的にこの「脳男」というキャラクターが結構気に入ってしまったので高得点をつけようと思います。正義の殺人マシーン。完璧な頭脳と身体能力。規則正しさとクールさ。なんだか魅力的です。映像的にもっとあか抜けて作ってくれればという思いもあるのですが、取り立てて酷い絵図らがあったわけでもないのでヴィジュアル的には可もなく不可もなくでしょうか。あ、透明な筒で書類を送る装置を使って爆弾を爆発させるシーンは割と良かったかも。あとはやっぱり松雪泰子の役者としての巧さが光りますね。さすがだなと思います。生田君も難しい役柄の割にはよくやってたと思うし。もし作れるのなら続編も見てみたいです。 [DVD(邦画)] 7点(2013-10-22 20:22:59)(良:1票) |
1471. 二郎は鮨の夢を見る
《ネタバレ》 銀座で鮨店を営む二郎さん。 彼はミシュランの三ツ星シェフだ。 寿司屋さんとして見ると、最低三万円からという 値段以外はいたって普通のお店に見えるけど、 ミシュラン三ツ星のお店として見ると、 かなり独特なんだろうなと思う。 なんたって、四角い器に握ったお寿司が一貫だけ 乗せられて、それをお客さんは黙々と食べるだけという、 それも早ければ15分で食べ終わっちゃうっていう。 確かに寿司は昔はファーストフードという認識 だったと思うけど、世界の三ツ星レストランと比較すると その「シンプル」さが実に特異に感じる。 で、究極的にシンプルなのに、食べると 「なぜこんなにも奥深いのか」と驚かれるそうな。 映画を見ると、お弟子さんの大変さ、そしてその大変さを ずっと何年も続けてようやく二郎さんに認めて もらえるものが作れるっていう、まさに職人の世界が 見て取れる。でも二郎さんも自分が完璧だと思ってなくて、 どうすればもっと美味しくなるかってそればかり考えてる。 そういう熱心でシビアな職人の世界が、 シンプルな中にも奥深さを感じる寿司に 繋がっているのかなと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2013-10-22 19:53:02) |
1472. 藁の楯
《ネタバレ》 カンヌであまり評判が良くなかったと聞いていたので、どんなことになってるんだろと思い観てみたのですが、エンターテイメントとして純粋に楽しめました。確かに、振り返ってみれば粗を感じるのもまた事実です。たまたま通りかかった車の主が殺された父親という展開はいくらなんでも奇遇すぎるだろとか、「あ、あそこに人がいる」という子供ばりの騙しにまんまとひっかかるSPとか。でも主役の大沢たかおをはじめ、俳優陣の熱演でそういう粗をなんとか乗り越えてる感じです。ストーリーとしては、殺人犯を守る意味がどれだけあるのかとか、被害者の加害者の関係とか、掘り下げると深淵なテーマになりそうなものなんですが、あくまでも娯楽作品としてそれほど深入りはしていません。終盤も、周りにいた多くの警察官が動かずに清丸と銘苅の活劇を見守ってる展開とか、邦画によくある展開だな~と感じながら見ていました。 [ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-10-21 18:39:20) |
1473. ジャッキー・コーガン
《ネタバレ》 「ファイトクラブ以来の衝撃!」みたいな宣伝してたので、どれどれどんだけ凄いのかと思ったら大半が会話劇の地味なお話でしたね。まぁ、多少スタイリッシュさを加味してますっていうだけで、ストーリーにひねりはない。ただ、タイムリーな大統領の演説が随所にちりばめられていて。そのへんは他に類を見ない、真っ向勝負なスタイルでしたね。この政治演説が話とどう関係してくるんだろうと思って観てたら、最後の最後にあの台詞。「アメリカは国じゃない、ビジネスだ。さっさと金よこせ!」あぁ、そういうことかぁ。皮肉と言いますか、アンチテーゼな訴え。主役がブラット・ピットなもんで、多くの人が彼の暴れ様を期待して観に行ったのかもしれないけど、内容的にはほんとミニシアター向けです、はい。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-10-18 17:37:47) |
1474. 死霊のはらわた(2013)
《ネタバレ》 あの名作ホラー映画「死霊のはらわた」のリメイクということなので、どうしても比較してしまうのですが、サム・ライミの死霊のはらわたが他のホラー映画と比べて突出している点はなにかというとそれは「勢い」だと思うんですよね。最初から最後まで、なんだかわからんけど凄まじい勢いで突っ走ってるという。そんでその勢いが凄すぎて不思議と笑えてくるという、かなり希有な作品だったと思います。本作はそれに比べると、そういう勢いみたいのはなく、良くも悪くも「きちんとストーリーを語ろうとしている」作品。そして笑えるようなシーンもほとんどなく真面目。なのでどうしてもおおもとのファンはそこにがっかりしてしまうことでしょう。ただ、リメイクとか関係なく一本のスプラッターものとして見ればなかなかの出来でした。とにかく痛いのなんのって。腕や手は千切れたり切断したりするためにぶらさがってるじゃない!と言いたくなるぐらい(笑)。釘打器攻撃もなかなかでしたし、注射針攻撃も痛々しかった。そういう痛いシーンが好きなMっ気体質の人にとってはカタルシスを全身で感じ取ることが出来るでしょう。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-10-16 19:34:28)(良:1票) |
1475. ル・コルビュジエの家
《ネタバレ》 主人公が作ったユラユラ椅子に座ってみたいと思ったのは自分だけではないはず(笑)。まぁそれはともかく、隣人トラブルを描いた映画ではありますが、単純に嫌な隣人と闘うとかいう話ではなく、もっと一筋縄ではいかない、リアリティのある内容になってると思います。隣人のおっちゃんは確かに粗暴でデリカシーのない人ではありますし、センスの悪いオブジェや花を送ってくるのとかまさにありがた迷惑なんですけど、でも本人は悪気があるわけではなさそうですし、むしろ後半では窓を細長くして曇りガラスにする提案を受け入れてるし、聞く耳を持つ人ではあるわけです。論理的にどうこうというよりも、主人公とは住む世界の違う下層の人、そういう人は生理的に嫌いだ、みたいな、好き嫌いの部類でもあったりするわけですね。そんでまた家族との関係も同時に描かれていて、娘ともうまくいかないし、なにより妻が相当な頑固者で、その狭間で苦悩する彼の気持ちもよくわかる。終盤は急展開でしたが、等身大の人間模様が描かれていて見応えはありました。 [DVD(字幕)] 6点(2013-10-15 00:38:52) |
1476. コズモポリス(2012)
《ネタバレ》 あぁ、もう駄目ですわ、、、、。クローネンバーグさんは、もはやボクのような凡人には理解出来ないほど高みの域に達してしまったのでしょうね、、。元々の作家性は昔から変わっていないように思うけど、自己崩壊は昔はヴィジュアル的に見せるのが多かった。でもここ10年ぐらい前からどんどんとジジ臭くなっていったなぁ、てのが本音です。これなんか、無味乾燥な文学的台詞がほとんどを占めてる。こんな会話聞かされても、何が面白いのよって思う。たぶん昔のファンは、彼のムツカシイ方向に行ってしまった作風についていけてない人も多いんじゃないだろうか。 少なくとも自分的には、手が届かないところまでいってしまった巨匠をただ呆然と見上げるしかなかったのである。 [DVD(字幕)] 3点(2013-10-14 00:59:20) |
1477. 15歳、アルマの恋愛妄想
《ネタバレ》 冒頭、いそいそと快楽行為に励むアルマを飼い犬が 「ふぅ~またやってるよ~、あ、母ちゃん帰ってきたで」 みたいな顔で見ているのが面白い。 どの子も思春期の少女らしい、あぶなっかしいものに 惹かれるという気持ちが上手く描かれてるし、 田舎なのでなおさら刺激がほしいんだろうなというのもわかる。 でも、こうやって思春期女子のリアルな妄想を 映像で見せてくれる作品はめったにない。 その一点だけでも、自分としては興味深かった。 あ、女の子もそういうこと考えてるんだよね、という再確認。 最初の「チ○コ押し付けられた」シーンも、 それが妄想なのか事実なのかその時点ではわからず、 後になってわかる展開も巧い。 勿論、元々好意を寄せていた男子だから許せるんだよ! 世の男子は決して真似しないように。 [DVD(字幕)] 6点(2013-10-13 19:31:40) |
1478. アイアンマン3
《ネタバレ》 ストーリーはシリーズ中一番楽しめたとは思うけど、アクションや馬鹿馬鹿しさは前作のほうが良かったかなぁ。あ、でも飛行機から落下する人々を間一髪救い出すシーンは良かったな。それから、身体のパーツパーツが凄い速度で遠くからやってきて、バチンバチン!と身体にフィットしアイアンマン化するという展開も、なんかもう無敵だな~って感じで良かったですね。あれならどんな奴が相手でも勝てそうな気がする。おませな男の子とのやりとりや、ファンだと自称する男との絡みとか、なかなか笑えました。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-10-12 22:22:47)(良:1票) |
1479. ザ・マスター
《ネタバレ》 う~、難しいですねぇ、、、。難しいというのは、話が難しいのではなくて、言わんとすることが掴みにくい、という意味です。前作『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』は何から何までよく理解出来たのですが、主役二人の関係が微妙すぎてどうにも最後まで乗れず、、、。いや、主従関係、ある種擬似的な父と息子というものだとは思うんですよ。ドッドはフレディを更正させることを目的として取り込み、フレディはドッドから逃れたい、でも逃れられないみたいな、そういうところを常に揺れ動いてる。そういう父と息子の関係を教祖と飲んだくれで表現してるんだと思うけど、、、でも度々あるあの熱い絡みと抱擁。なにが二人をそういう関係にさせてるのか、う~む。 [DVD(字幕)] 6点(2013-10-10 21:45:48) |
1480. フッテージ
《ネタバレ》 確かに怖かったですね~。あの8ミリの画質の古さが怖い。映像的に鮮明でないフィルムの世界と、薄暗い家の中がシームレスに融合し、秀逸な映像世界を構築しています。全体的に、画作りにこだわりが見て取れるなと感じます。そんでいて、ダーン!とかドーン!って音で驚かす古典的な手法も頻繁に使ってます(笑)。ストーリーとしては、正義のために本を書くのが主人公のモットーであったのに、売れない日々が続きやがて家族の平穏よりも売れることを欲してしまう。その間違いに気づき、途中で心変わりするというのが基本的な人間ドラマの核。ただまぁ、主人公が探偵のようなことをやってる割にはミステリー的な面白さは正直弱いですし、ラストの展開も「ふぅ~ん」ていうぐらいの感覚しかなかったので、話はそうたいしたものではありません。本作の見どころはやはりその秀逸な画作りによる怖さの演出と、イーサン・ホークのシリアス演技でしょう。 [DVD(字幕)] 6点(2013-10-09 23:24:30)(良:1票) |